念願の青森遠征(白神岳・岩木山・八甲田山)
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コースタイム
白神岳登山口駐車場 06:33 → 登山口 06:51 → 二股分岐 07:16 → 大峰分岐 09:26 → 09:43 白神岳山頂 09:50 →
09:53 山頂避難小屋 10:17 → マテ山分岐 11:11 → 二股分岐 12:06 → 登山口 12:26 → 駐車場 12:33
2日目(岩木山):
百沢スキー場P 06:24 → 姥石 07:11 → 08:00 焼止小屋 08:17 → 08:53 錫杖清水
08:59 → 種蒔苗代 09:19 →
09:41 岩木山・山頂 10:35 → 焼止小屋 11:40 → 姥石 12:06 → 12:40 百沢スキー場P
3日目(八甲田山):
酸ヶ湯温泉P 06:05 → 07:30 仙人岱ヒュッテ 07:32 → 08:16 大岳山頂 08:19 → 08:35 大岳避難小屋 09:09 →
10:38 酸ヶ湯温泉 10:48 → 10:52 駐車場
天候 | 1日目 : くもり、のち晴れ (但し、標高1,000m以上は終日ガス) 2日目 : 晴れ(但し、山頂は終日ガスの中) 3日目 : くもり、にち晴れ(但し、標高1,400m以上終日ガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白神岳 : 白神岳登山口駐車場利用 無料 岩木山 : 百沢スキー場駐車場利用 無料 大岳山 : 酸ヶ湯温泉駐車場利用 無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・白神岳 登山口より山頂まで危険個所なく歩き易いコースだが、思ったより距離があり歩き応えがある。 二股ルートは現在通行が出来ないようでマテ山ルートを通るように指示書きが登山口の記帳所に掲示されていた。 ・岩木山(百沢コース) 登山口より焼止まり避難小屋までの間は歩き易いハイキングコースだが途中粘土質の箇所があり雨の後は滑りやすくなりそう。 避難小屋より上は沢筋に沿って左岸・右岸と入れ替えに登るが降雨時は滑るので注意が必要。 錫杖清水の上は雪渓に覆われていて、左岸の笹薮に高巻くトレースがあるが、 トレースに従うとトレースが段々と薄くなり行き詰まり、結局、雪渓の上を歩くようになった。 鳳鳴ヒュッテより山頂までの間が岩・石がゴロゴロの合間を縫って上り下りするようになる、ゆっくり慎重に一歩づつ。 ・八甲田山(大岳) 酸ヶ湯温泉登山口より地獄谷までの間は人の背丈より高い笹が被さっている箇所が多くプチ藪漕ぎもあり、 雨が降った後や早朝は朝露でかなり濡れる。 地獄谷手前、笹がせり出していて足元が良く見えない箇所、沢側に滑落しないように注意が必要。 仙人岱の水場より上はお花畑となり登山路が岩ゴロゴロになってくると山頂が近い。 山頂より上毛無岱までの間は特に問題ないが、上毛無岱以降、下毛無岱にかけて木道の上を歩くが雨の時は滑るので注意が必要。 木道の上ではストックを使わないようにしましょう。 下毛無岱よりちょい下って酸ヶ湯温泉、最後の下りは慎重に。 ・登山ポスト 1) 白神岳登山口では記帳所があり、入山時・下山時にそれぞれ時間を記帳した。 2) 岩木山百沢コース、今回は百沢スキー場からで登山ポストは見当たらなかった。 以前、下の岩木山神社より登った際にも登山ポストは見当たらなかった。 3) 大岳(八甲田山)の場合は酸ヶ湯温泉旅館入口に登山ポストがあるが、ここで登山届を提出した場合は下山後に必ず連絡するように但し書きがあった。 温泉旅館より上の酸ヶ湯温泉駐車場より直接登山口に入る場合には登山ポストがなかったようです。 今回は3日分の行程を記載した登山計画書を前もって青森県警本部地域課宛にファックスで提出し、 下山後(帰宅後)、予定通り下山した旨の連絡を行った。 ・下山後の立寄り入浴 1) 1日目 白神岳 : 深浦入口にある不老不死の湯 600円/大人 2) 2日目 岩木山 : 酸ヶ湯温泉 玉の湯 600円/大人 3) 3日目 大岳山 : 猿倉温泉 500円/大人 |
写真
感想
山を始めて二月半程たった2009年11月初旬、たまたま家人の用があって青森県黒石市を3泊4日の日程で訪れた。
家人は友人との用事があり私はただのアッシー、
それで思いついたのは暇な時間を岩木山&八甲田山へ登ることで紛らわそうと云う妙案だった。
ところが、岩木山神社の境内に停めた車が揺れ動くほどの強風にビビり、登る前から敗退。
翌日は酸ヶ湯温泉まで車で行ったが、段々吹雪状態になり、道はツルツル。
駐車場でスパッツを付けて出発の準備をしていたところに、
インフォメーションセンターの入口の鍵を開けに来た酸ヶ湯温泉の方が私の車に寄ってきて、
「夏タイヤじゃ駄目だよ、今日はドンドン降るんだ、あんたが山から下りて来られてもこのタイヤじゃ山を下れなくなる。」
「何日ここで足止めを喰う事になるか分からないよ」と云うような内容を青森弁(津軽弁?)で捲し立てられ、
這う這うの体で逃げ出した。
落胆して車で黒石方面に下山中、遠くに岩木山が下三分の二ほど見えていたので、黒石市。弘前市を通り越して岩木山へ。
幸いにも昨日のような風は吹いていない、ただ、小雨が舞っているだけなので初岩木山目指してドンドン登った。
しかし、姥石から先は雪となり、登山道両脇の熊笹のハッパについた雪が重たそうに垂れ下がり、
それがちょうど私の顔から胸の辺り・・・、両手でかき分けながら、
コースタイムをかなりオーバーして焼止めヒュッテにたどり着いた。
しかし、その時点で100均で買った手袋は濡れて外側は半ば凍り掛けていた。
当然、手は冷たくなり、替えの手袋も持たない初心者・・・、敗退・・・。
そんな事があった岩木山&八甲田山、いつの日かリベンジと思い、
弘前工業大学のライブカメラで毎日何度も岩木山の姿を見ながら機会を待った。
正直、長時間運転することが億劫な私にはソロでこの距離を往復する計画を立てる勇気がない。
今回 O-sanと云う私には神様のように思える素晴らしい助っ人が現れた。
晴れての青森遠征、リベンジ山行の計画が可能となった訳である。
ところが、肝心のO-san、7月初旬からのヒマラヤ遠征で体調を崩され、今回の青森遠征に同行できるかギリギリまで不安が残った。
前日になって、「大丈夫、行きましょう」との連絡に私は小踊り状態。
7月26日(木)、早めに仕事を終えて、19時に新宿駅でO-sanをピックアップし、一路車は青森へ。
しかし、青森は遠かった、ナビをセットした時点で到着予想時刻は午前6時でした。
交代で運転しながら秋田道経由、白神岳登山口駅近くに着いたのは翌朝4時30分頃、
しかし、ここで問題発生! 朝食&行動食を買うコンビニが見当たらず!
取り合えず10数キロ先の深浦町まで車を走らせたが結局コンビニはなかった。
更に、無補給で来た車の残油も乏しくこれ以上走る余裕がなく登山口へ引き返す。
歩いて数分でコンビニ、車で走れば24時間営業のガススタンドが至る所に、そんな生活に慣れ親しんだ生活、今回はビックリでした。
白神岳に取付いて標高1,000m以上になるとガスで真っ白、おまけに風が強く、残念ながら何も見えずに下山。
楽しみにしていたブナの原生林も見るに至らなかった(涙)。
下山後、十二湖に寄り有名な青池も見たが、これも曇っている為か思ったより青く見えず・・・、残念。
エンストギリギリでガススタンドに飛び込み給油、55Lのタンクに58L入りました。
給油口のパイプ一杯まで入れてくれたようですが、ホントギリギリだった。
深浦町の不老不死温泉で汗を流し、靴下とCWXのタイツを洗濯し、
翌日の岩木山を考慮し、鰺ヶ沢町経由で約80勸榮阿型化螻諒檗
翌日は天気も良さそうで期待に胸を膨らませたが・・・、
登るにつれて岩木山もガスで真っ白、昨日の白神岳と同じ、強風とガスで涙〜。
おまけにツアー登山と思われる団体さんがこれでもかって云う位に続々と到着、我々は諦めて撤収!
下山後は酸ヶ湯温泉まで足を伸ばし翌日に備える。
3日目の朝、予想に反して曇り空、大岳は雲の中でテンション激下がり。
早池峰への転進を suggestするO-sanに、ここまで来たからには登るしかないしょと出発。
しかし、無情にも3日目の大岳山までガスと強風、今日も全く何も見えません・・・
半ば落胆しながら下る途中の上毛無岱・下毛無岱の景色でかろうじて癒される。
晴れてはきたが山頂方面は終日ガスの中。
結局、3日間通して山頂からの景色は何も見えず、山の写真は全く撮れていない、
ちょっぴりと酸っぱいリベンジ山行となりました。
猿倉温泉で汗を流し、O-sanが行った事のない奥入瀬と十和田湖を見て帰途につきました。
帰り疲れて眠いところ、O-san運転頑張ってくれました、帰宅したのは23時58分のシンデレラタイム。
今回はO-sanが居たから実現出来た青森遠征、O-sanありがとうございました。
今回の青森遠征、グルメツアーには程遠く、節約主義で3日間、計8食全て自炊としました。 メニューは下記の通り。
27日
朝 インスタントラーメン
昼 ホワイトツナパスタ 3.5人前
夜 焼肉、モヤシ・ピーマン・キャベツ、他にトマト・キュウリ with Miso
28日
朝 白飯、ベーコンエッグ、ほうれん草の味噌汁、サバ缶、サンマ蒲焼缶、バナナ
昼 焼きそば 3人前(豚肉300g、キャベツ、シメジ入り)、トマト・キュウリ with Miso
夜 ダンパー(ナンのようなもの)、カレー、生野菜、ロースハム、マッシュポテト・ツナ入り、バナナ
29日
朝 うどん3人前、バナナ
昼 そうめん、スイカ、トマト&キュウリ with Miso
食材は酒・ツマミ類を除いて割り勘で3,000円づつ、おなか一杯で良かった。
高速代、燃料代等の交通費も割り勘で15,000円づつ、格安で行けた青森遠征でした。
しかし、注意点としては、
.灰鵐咼砲ない。
秋田道終点下車、能代市のローソンより鰺ヶ沢町入口のサークルケーサンクス迄、
70勸幣紊發隆屬縫灰鵐咼砲盍泙瓩凸覺屐α當に開いているお店がない。
鰺ヶ沢町より岩木山迄に約50劼隆屬砲發覆、止むを得ず弘前市に向かって10劼曚媛爾蠅胴堝或を購入したほど。
もし、コンビニがあったら、次の店に寄ろうではなく、バックしてでも見つけた店によるべし。
◆/写覬超箸離ススタンドがない。
早めの給油を心がけるべし。
で、O-san、物は相談ですが、来年は岩手・秋田方面への遠征、一緒にいかがでしょうか?
コメント
この記録に関連する登山ルート
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頼もしい相棒さんのおかげで見事に東北遠征成し遂げましたね(*^o^*)自分は青森まで軽自動車で若い時に旅しましたが山は登りませんでした…自分もいつか登ってみたいです(≧∇≦)15000円…格安でしたね(^w^)…でも景色は残念でしたね…(>_<)
鯵ヶ沢、ワサオくんのいるとこですね。
青森や北海道の山にもいつかチャレンジしてみたいものです。
料理がおいしそうです♪
スイカにそうめん。いつか山の上で食べたい(笑)
松本も随分と暑いようですが、青森も暑かったです。
麓に下りると30−32度くらいあって、それでも日陰に入ると凌ぎやすい。
都市部の暑さとはやはり違うようです。
でも、いずれの山も山頂は強風とガス遠くまで出かけた割にはちょっと残念でした。
ワサオくんって何のことか分からずに調べてしまいました。
テレビを観ない私には何のことかチンプンカンプンでした。
知っていれば見に立ち寄ったかも?
s3214さんも日本アルプスの主要な山を踏んだ後は色んな山に出かけるといいですよ。
と云っても、私もまだ駆け出しですが・・・。
スイカにそうめん、前から考えてたメニューだったんです。
暑い時には美味しいですね。
noborundaさんこんばんは。
リベンジでしたか。
敢え無く敗退とは、noborundaさんにもそんな時代?があったんですね 驚)
ガスはなんとも残念でしたが
白神山地、いつかは行きたい場所のひとつです
ところでo-sanヒマラヤお疲れ様でした。
7000M(でしたっけ)の世界のお話聞きたいなあ〜〜
体調は大丈夫ですか??
noborundaさんまた 誘って下さい。あっ でもOKです^−^
今考えると随分簡単に敗退したなぁって思いますが、
あの時は焼止りヒュッテから上の登山道が雪被ってどこが道か分からなかった。
とってもビビりましたよ、それに手は冷たくなっていく一方だし・・・
ちゃんとした地図も持たず、当然コンパスなんて知らなかったですからね。
青森遠征、いつかまた(天気の良い時に)行ってみたいです。
O-sanの体調、青森遠征ですっかり復活したようです。
次回の飲み会、声掛けますね!
お疲れさまでした(^^)/
私たちも、いつかは登りたい・登るぞの百名山です
しかし、いつ・どこから そんなエネルギーが
生まれて・・消化し・・次々と生まれてくるのですか
爪のアカを少しでいいです、是非送って欲しいもの
です 煎じて飲みたいです!!
あ、いや・・・そんなぁ〜。
ただ、毎週登っているとじっとしていられなくなって・・・
こんな気力があとどれくらい続くものか、正直自分でも分かりませんが。
行ける内、行きたいと思える内は続けてみようかと思ってます。
腰の方はいかがでしょうか、早く山に戻れるといいですね。
ものすごい亀レスとなってしまいまして申し訳ありません
岩木、白神、八甲田いずれも有名な山ですよね〜。三山めぐり、お天気が今ひとつというのも悔しいですね。
これだけ遠出されたのに
でも、コンビニが無いことといい、浮世離れした山行で逆にすごいと思います
今週の北鎌尾根、凄いですね〜。
天気も良さそうですし、青森でのフラストレーションを払拭できるといいですね
レコ、お待ちしています
お立ち寄り下さいましてありがとうございます。
青森の憂さを今週の北鎌で晴らせたらと思ってます。
しかし、青森にあれだけコンビニが無いってのは驚きました。
勿論街寄りには結構ありましたが、日本海を北上する時には何にもなくて・・・
地方への山行の際には注意すべき事なのでしょうね、きっと。
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