表銀座でお花畑と展望を満喫!【槍ヶ岳、大天井岳】
- GPS
- 58:14
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 2,878m
- 下り
- 2,824m
コースタイム
7/30大天荘6:00−6:35大天井ヒュッテ6:40−7:15ビックリ平−9:05ヒュッテ西岳9:10−10:20水俣乗越−13:00ヒュッテ大槍13:20−14:20槍ヶ岳山荘15:35−16:05槍ヶ岳16:30−17:00槍ヶ岳山荘
7/31槍ヶ岳山荘5:45−9:00ババ平−9:30槍沢ロッジ9:45−11:20横尾11:50−12:40徳沢12:55−13:50明神館13:55−14:50河童橋−15:00バスターミナル
天候 | 7/29晴れ時々曇り 7/30晴れ時々曇り 7/31晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地−長野駅(高速バス)\2800。長野駅から新幹線。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ペンキ○印があり、道は明瞭。 ・はしごやクサリの箇所もよく整備されている為、緊張はするが危険は感じない程度。 ・槍沢〜上高地は何回か雪渓を通過、踏み跡がしっかりしてるのでゆっくり行けば問題なし。 ・水場は中房温泉の先の第1ベンチ〜槍ヶ岳まではない。山荘で水(\200/L)またはジュース(\400/500ml)を購入。 槍ヶ岳〜上高地は水場が多数あり、水の心配なし。 |
写真
感想
表銀座という華やかな響きに惹かれて槍ヶ岳を目指す。
7/29
穂高駅で定期バスの2時間待ちを覚悟していたが、うまくタクシーが相乗り出来て、予想外に早くスタートすることになった。
合戦尾根は30分間隔でベンチが有り、快適に標高を稼ぐ。
お腹が空いてきた頃に、合戦小屋に着く。
名物のスイカは一人には量が多いので、沖縄のパイナップルを頂く。
合戦小屋を過ぎるとだんだん眺望が利くようになり、多くの花や山が目に飛び込んでくるようになる。
程なく燕山荘の着く、槍の方へ目をやるが生憎雲の中で姿は見えず。
↓燕山荘からのパノラマ↓
一休みして、大天井に向けてコマクサの咲く稜線の気持ちイイ道を進む。
大天荘への分岐を過ぎてからの最後の登りは、さすがに堪えたが今日のテン場へ到着。
テント設置後、大天井岳へ。10分で山頂到着、ガスが湧いて展望はほとんどなく残念。
夕方は雷が鳴り、夕焼けはなし。
7/30
朝起きると晴れていて、今日向かう槍が朝日に映えてくっきり。
↓大天井岳から朝の風景↓
まずは大天井ヒュッテへ下り、尾根から外れた道を行く。この辺りも花がたくさん咲いている。
やがて稜線へ出ると、目の前には遮る物がなく槍から穂高がドーン!思わず唸る。
↓ビックリ平からのパノラマ↓
ここからは槍・穂を視界に入れながら稜線を進む、アップダウンが以外につらい。
ヒュッテ西岳で水を購入。昨晩のテント数は20張り、みな槍の方へ向かったという。槍ヶ岳のテン場に空きがあるのか心配。
ヒュッテ西岳を過ぎると展望の利く気持ちイイ道は一変して、クサリやハシゴの厳しいものになる。一気に200mほど降りるが、もちろん登り返さなければいけない。
きつい登りに息も絶え絶えに、やっとヒュッテ大槍に到着。この辺りから槍ヶ岳山荘までの距離が100m間隔に記してあり励みになる。
目指す槍ヶ岳も目の前に、穂先に人影も確認できるくらいだ。
槍山荘では早速、テン場の受付をする。空いてて良かった。しかし幕営スペースが狭い。
テントを張り終えて、槍の穂先へ向かう。ウワサの岩場にワクワクしながら登る。
みんなが登れるようによく整備されていて、怖い所は無く山頂へ。
またしてもガスが湧いてきて展望があまり利かないのが残念。
↓槍ヶ岳山頂からパノラマ↓
7/31
今日も朝からいい天気。遠く富士山、八ヶ岳までくっきり。
↓槍ヶ岳山荘からご来光↓
ご来光を拝んだら、槍沢を一気に下り、上高地へ向かう。
槍沢から見上げる槍穂も空の青と這い松の緑とのコントラストが抜群。
途中雪渓を何度か横切る、今年は雪が多いのかな。
チョコチョコと水場で休みながら、ゆっくり下っていると、バスの時間がちょっと怪しくなってきた。
横尾山荘でラーメンを食べてエネルギー補給をして、スピードアップと思いきや、道標を見ると「上高地まで11k」、なんとここ横尾が中間地点!がっかり。
時間と戦いながら、何とか河童橋にゴール。
バスターミナルでソフトクリームを食べて山行を締めくくりました。
山並みの景色も花もすばらしく、人気がうなずけるルートでした。
今度来ることがあったら、あと2泊プラスしてゆっくりと進んでみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する