夏、爺ヶ岳!(雷鳥親子のお散歩観察)
- GPS
- 09:34
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,755m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
爺ヶ岳南〜北峰はガレ場急登部分があるので落石注意。 登山ポスト:爺ケ岳登山口にあり(登山相談所も開設されてます) トイレ:扇沢有料駐車場の一番奥にあり(キレイです) 下山後の温泉:信濃松川のすずむし荘¥500 下山後の甘味:北アルプス牧場直売店の生乳ソフト¥300 |
写真
感想
今回は初めての山「爺ケ岳」。夏山シーズン真っ只中、お花も多く、景色も良く、ライチョウにも会えるかも・・・ということで決定。昨年一緒に燕岳へ登ったスキークラブの先輩も同行。
夜中0時30分頃、扇沢駐車場に着いたのだが、既に無料駐車場には数台しか空きがない。前日から山に入っている人たちが多いのだろう。さすがに立山への入口扇沢だ。
朝5時に予定通り駐車場を出発。10分ほど戻るような形で爺ケ岳登山口へ。登山口には登山相談所が開設されていて、係の方が登山届けの記入を呼びかけている。ここで記入してきた登山届を提出してGo!
★登山口〜ケルン〜種池山荘
かなり長い間樹林帯の中おを歩くが、景色の良い箇所も多く退屈しない。道もよく整備されていて長時間歩きの割には疲れずに歩ける。小さな雪渓を渡ってしばらくすると稜線歩きになり、種池山荘が目の前に現れる。山荘のまわりはお花がいっぱい。
★種池山荘〜南峰〜中峰
山荘を出てすぐに一面のチングルマ畑。こんなにたくさんのチングルマが咲いているのは今までみたことがない。このエリアを出るとしばらく花が少なくなるが、代わりに剣岳がドーンと姿を現す。改めて、立山方面と近いんだなぁと実感。もちろん立山も間近に見える。今日は天気もいいし景色は最高。後ろを振り返ると富士山もバッチリ!
★中峰〜北峰
この辺りイワツメクサやチシマギキョウが群生。チシマギキョウの紫色が上品ですごくキレイ。
しかし、北峰への登り口が分からない。登れるところは全て「進入禁止」となっている。幸い、近くに自然保護観察員の方が見えたので聞いてみると、現在は北峰へは登れなくなっているとのこと。
そんな話をしていると突然ライチョウ登場!ウソッ?こんなピーカン酷暑の日に?まさか?何と、おチビちゃんも一緒だ!
サービス精神なこの親子ライチョウ、すぐ近くまで近寄ってきて写真撮影をさせてくれる。ライチョウのヒナを初めて見たけど、まん丸で超カワイイ〜♪
観察員の方の話によると、北峰付近では、今年はこの親子しか姿を確認できていないとのこと。お話を聞いている最中にもノスリが上空を飛んでいく。ライチョウも気づいているのか?ハイマツに姿をかくした。他の兄弟たちはノスリなどの天敵にやられたのか?それともうまく生きられなかったのか?自然界っていうのは、私たちには想像もつかないくらい厳しい世界なんだろうなとつくづく思う。
今日は、お花も景色も、そして予想外にライチョウにも会えて大満足の山歩き。しかし、山歩きは楽しいことばかりでもない。先週できた足マメの保護でテーピングをしていたのだが、それが微妙に靴の中であたるのだろうか?途中から両足小指
の爪辺りが非常に痛くなり下山にたいへん苦労してしまった・・・。下りがこんなにキツかったのもまた初めての経験だ。
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