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Yamareco

記録ID: 2138668
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア南部縦走❣️悪沢岳32・赤石岳33・聖岳34

2016年08月03日(水) ~ 2016年08月07日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
shibashi その他1人
GPS
128:00
距離
38.8km
登り
4,284m
下り
4,278m

コースタイム

ログなし
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:晴れのち曇り
3日目:晴れ
4日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
●畑薙ダムに向かう道、アルプス公園線は落石が道路にたくさん落ちているので注意。
●登山道はアップダウンが相当キツいが 悪路はなし。
強いていえば、聖平小屋からの下り、トラバース道がかなり崩落しているので注意。
その他周辺情報 《前泊》
椹島ロッジ
https://www.t-forest.com/alpsinfo/sawarajima-lodge/
お風呂も入れる大きな施設。個室で快適でした。
椹島は 南アの上高地を目指しているとか(笑)?ウーン

《宿泊地》
千枚小屋
荒川小屋
百間洞山の家
https://www.t-forest.com/alpsinfo/climber/lodgeinfo/
椹島ロッジも含めて全て東海フォレスト運営の山小屋。
送迎バスはどこかの山小屋を宿泊利用すれば利用できる。食事は美味しく(とくに百間洞のとんかつは特筆レベル!)、システム化されていて安心。携帯充電用の電源があり、ゼリー飲料が売っていたのが便利でした。全て個室はナシ。どこもとても混み合っていました。

聖平小屋
https://hijiridairagoya.wixsite.com/hijiri
食べ放題のフルーツポンチが有名。
個室はあるが、天井が低く とにかく狭い(^_^;)

《立ち寄った山小屋》
赤石避難小屋
こちらも東海フォレスト運営。夏は管理人さん常駐。
コーヒー一杯頼むと、小屋からの絶景写真集を見せて下さり、さらにハーモニカの演奏まで披露して下さった。
南アの居酒屋、とも言われるこの人気の避難小屋に
今度はどうしても泊まりで訪れたい。
前日は大雨。夏期臨時駐車場から東海フォレストの送迎バスにて椹島ロッジ。レイン上下着込みました(^_^;)
前日は大雨。夏期臨時駐車場から東海フォレストの送迎バスにて椹島ロッジ。レイン上下着込みました(^_^;)
翌朝、かろうじて曇り。
翌朝、かろうじて曇り。
ひたすら樹林帯
眺望もほとんどないので蒸し暑いだけ。
眺望もほとんどないので蒸し暑いだけ。
早々に到着した千枚小屋でケーキセット♪のんびりできました。が、
この後また雨になり、到着する人はびしょ濡れ。小屋も満杯に.....
早々に到着した千枚小屋でケーキセット♪のんびりできました。が、
この後また雨になり、到着する人はびしょ濡れ。小屋も満杯に.....
翌朝、良い天気です。
翌朝、良い天気です。
富士山が綺麗に見えます
富士山が綺麗に見えます
さすが南アルプス
さすが南アルプス
ご来光.....
絵はがきのように美しい
1
絵はがきのように美しい
マツムシソウ
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
手前から 悪沢、赤石、奥に聖岳
でっかい!
手前から 悪沢、赤石、奥に聖岳
でっかい!
タカネツメクサ
まずは千枚岳
とはいえ 標高2880m
まずは千枚岳
とはいえ 標高2880m
ちょうど花は盛りでした♪
大好きなマツムシソウ
ちょうど花は盛りでした♪
大好きなマツムシソウ
上 イワオウギ
下 タカネビランジ?
上 イワオウギ
下 タカネビランジ?
美しいお花畑♪
丸山。どうでもよいよな名前。
でも 標高3032m
丸山。どうでもよいよな名前。
でも 標高3032m
ちょっと岩っぽくなってきました。
ちょっと岩っぽくなってきました。
青い空とのコントラストが素敵です
青い空とのコントラストが素敵です
悪沢岳、向こうに赤石が見えます。
悪沢岳、向こうに赤石が見えます。
赤石から右手の稜線を行き、谷筋を下ると百間洞山の家。そして登り返して聖岳を越えていくのが今回のルート。長大!
赤石から右手の稜線を行き、谷筋を下ると百間洞山の家。そして登り返して聖岳を越えていくのが今回のルート。長大!
富士山の美しいシルエットと雲の感じが絶妙です
富士山の美しいシルエットと雲の感じが絶妙です
美しい!
ガスってきました(^_^;)
ガスってきました(^_^;)
アケボノフウロ
綺麗なピンクです
アケボノフウロ
綺麗なピンクです
ウスユキソウ
小屋に11時に到着。一番乗りで良い場所を頂き 混雑するまで寛ぐ、早出早着パターンはなかなか快適でした♪

カキ氷は食べたら肌寒くなりました。
小屋に11時に到着。一番乗りで良い場所を頂き 混雑するまで寛ぐ、早出早着パターンはなかなか快適でした♪

カキ氷は食べたら肌寒くなりました。
寝袋の頭と足を交互にして寝るほどの混雑でした。でも 元気に出発。
寝袋の頭と足を交互にして寝るほどの混雑でした。でも 元気に出発。
10時には雲の中になるという赤石ですが 今はまだ晴れてます
10時には雲の中になるという赤石ですが 今はまだ晴れてます
振り返って荒川中岳
振り返って荒川中岳
まっててくれ赤石!
まっててくれ赤石!
間に合いませんでしたー
山頂はガス.....
まだ8:20でこれです
間に合いませんでしたー
山頂はガス.....
まだ8:20でこれです
赤石避難小屋で雲が切れるのを待ちましょう
赤石避難小屋で雲が切れるのを待ちましょう
洒落たカップで美味しいちえこさんのコーヒー。
しかもの哀愁たっぷりのハーモニカ演奏にやられて号泣(^-^;
(でも 同席した若いカップルも泣いてましたよー)
洒落たカップで美味しいちえこさんのコーヒー。
しかもの哀愁たっぷりのハーモニカ演奏にやられて号泣(^-^;
(でも 同席した若いカップルも泣いてましたよー)
更に 小屋に泊まらないと見られないという絶景写真を榎田さんに見せて頂く。コーヒー一杯の客にここまでして下さる おもてなし精神に脱帽。
普段こんなことしないんだけど 榎田さんと 写真撮って頂きました♪
更に 小屋に泊まらないと見られないという絶景写真を榎田さんに見せて頂く。コーヒー一杯の客にここまでして下さる おもてなし精神に脱帽。
普段こんなことしないんだけど 榎田さんと 写真撮って頂きました♪
お人柄のあたたかさ、優しさになーんか 泣けてきちゃうんだよなー

次回は必ず宿泊したいです。
あ、ただ トイレは過去最高に臭かった..... ヽ(;▽;)ノ
お人柄のあたたかさ、優しさになーんか 泣けてきちゃうんだよなー

次回は必ず宿泊したいです。
あ、ただ トイレは過去最高に臭かった..... ヽ(;▽;)ノ
山頂に戻りましたが 晴れそうにないので、出発。
山頂に戻りましたが 晴れそうにないので、出発。
赤石、とは この石の色から?
海底にあった石とは驚きです。
赤石、とは この石の色から?
海底にあった石とは驚きです。
この道は晴れていれば天空の縦走路、らしい。ざんねーん☆
この道は晴れていれば天空の縦走路、らしい。ざんねーん☆
ちなみに 12〜13キロの装備でした。MAMMUTのおニューのザックは使い勝手が悪くてこれが最初で最後になりました。
ちなみに 12〜13キロの装備でした。MAMMUTのおニューのザックは使い勝手が悪くてこれが最初で最後になりました。
小屋手前のトリカブト
小屋は スタッフが病気で-1、たったの3名。そして定員40名の施設に宿泊者100人超。NHKのロケで金子貴俊さんや小林千穂さん、そのスタッフと、大学生の団体も。
受付スタッフがすでに半キレになっていて怖くて質問もできない雰囲気。
小屋手前のトリカブト
小屋は スタッフが病気で-1、たったの3名。そして定員40名の施設に宿泊者100人超。NHKのロケで金子貴俊さんや小林千穂さん、そのスタッフと、大学生の団体も。
受付スタッフがすでに半キレになっていて怖くて質問もできない雰囲気。
でもぎゅうぎゅうの空間でお隣は、 関西の山岳会つながりの3人組。楽しいお話に笑いました。この時 初めて山岳会に興味を持ちました。
そして とんかつはパーフェクトでした♪ 過去最高山小屋ゴハン!
でもぎゅうぎゅうの空間でお隣は、 関西の山岳会つながりの3人組。楽しいお話に笑いました。この時 初めて山岳会に興味を持ちました。
そして とんかつはパーフェクトでした♪ 過去最高山小屋ゴハン!
翌朝、5時。3人組にこの後のタフさ加減をさんざん聞いた筈ですが、まだのんきな顔してます(笑)
後ろは大沢岳。行かなくてよかったー
翌朝、5時。3人組にこの後のタフさ加減をさんざん聞いた筈ですが、まだのんきな顔してます(笑)
後ろは大沢岳。行かなくてよかったー
富士山とご来光
聖岳、おっきいです
まずは中盛丸山 2807m
聖岳、おっきいです
まずは中盛丸山 2807m
登り返して 子兎岳2738m
全然コウサギじゃねーという声が聞こえてきます(笑)ザレの直登はなかなか気持ちよかった♪
登り返して 子兎岳2738m
全然コウサギじゃねーという声が聞こえてきます(笑)ザレの直登はなかなか気持ちよかった♪
遠くに仙丈ケ岳、塩見岳、北岳、悪沢岳
遠くに仙丈ケ岳、塩見岳、北岳、悪沢岳
兎岳 2818m 名前だけ可愛い。
さて、とうとうラスボス聖岳は目前
兎岳 2818m 名前だけ可愛い。
さて、とうとうラスボス聖岳は目前
しかしでっかい!
しかしでっかい!
連なる南アルプスの稜線.....
いつか全山縦走とか できる時がくるでしょうか?百間洞にはそんな強者がたくさんいました。
連なる南アルプスの稜線.....
いつか全山縦走とか できる時がくるでしょうか?百間洞にはそんな強者がたくさんいました。
目の前にあるのですが
山頂も奥聖も 遠い.....
目の前にあるのですが
山頂も奥聖も 遠い.....
兎岳、登りはザレでしたが 下りはなかなかの岩場です。
兎岳、登りはザレでしたが 下りはなかなかの岩場です。
しかも どこまでも下りますぅ(^_^;)
しかも どこまでも下りますぅ(^_^;)
赤石、今日はまだ晴れてます
コルから聖岳への登り
赤石、今日はまだ晴れてます
コルから聖岳への登り
なかなかタフです(^_^;)
なかなかタフです(^_^;)
赤石が綺麗です。
しかしあまり余裕はありません(^_^;)
赤石が綺麗です。
しかしあまり余裕はありません(^_^;)
やっと、山頂。
お約束通り10時過ぎているので、赤石には雲。
お約束通り10時過ぎているので、赤石には雲。
なかなかの達成感です
なかなかの達成感です
よせばいいのに 奥聖にも来ちゃいました。
よせばいいのに 奥聖にも来ちゃいました。
展望は前聖とそんなに変わらなかったような.....(^_^;)
展望は前聖とそんなに変わらなかったような.....(^_^;)
そして下りは嫌いなザレ。
このいい感じの稜線が見えたらそろそろ終わり。
そして下りは嫌いなザレ。
このいい感じの稜線が見えたらそろそろ終わり。
小聖岳。
疲れているとここから小屋までがとても遠く感じました。
もう余裕がなくて写真はなし(笑)
小聖岳。
疲れているとここから小屋までがとても遠く感じました。
もう余裕がなくて写真はなし(笑)
最終日下り。沢沿いの休憩に良い場所。
最終日下り。沢沿いの休憩に良い場所。

感想

南アルプス南部は途方もなく雄大な山域でした。
簡単には山頂に立てない、だからこその達成感。
だからこそ手にすることかできる自信。
素晴らしい経験でした(^-^)

登頂した百名山は3座でも 3000m超の7座含み10座くらいは縦走していますか.....
そして 縦走とはいえピークとコルの高低差が激しく400mくらいはザラです。
とにかく体力そして気力(笑)やー きつかった☆
けど、その分 楽しかったです(^-^)♪
無理せずに刻んで山小屋4泊したのも気持ちの余裕ができたし、小屋でのんびり贅沢な時間を過ごせてよかったと思います。

今回は私の大好きな岩陵帯は少なかったのですが 新たに砂地の急登の快感に開眼☆
ゆっくり同ペースでちゃくちゃくと登る、その気持ち良いこと!スロージョギングと似た快感物質が出るみたいです。
どうしましょうか?
また山が楽しくなっちゃいました♪

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