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Yamareco

記録ID: 2144483
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ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳(夜叉神から広河原)

2019年12月12日(木) ~ 2019年12月14日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
32:06
距離
24.2km
登り
2,902m
下り
2,809m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:27
休憩
0:19
合計
8:46
距離 6.3km 登り 204m 下り 1,480m
7:36
67
8:43
8:45
152
11:17
11:34
247
15:41
14
2日目
山行
12:40
休憩
0:54
合計
13:34
距離 10.6km 登り 1,455m 下り 819m
4:20
475
12:15
12:16
81
13:37
13:46
32
14:41
14:45
36
15:21
15:30
23
15:53
15:54
9
16:18
16:46
67
3日目
山行
8:40
休憩
0:59
合計
9:39
距離 7.4km 登り 1,249m 下り 546m
5:08
125
7:13
7:24
174
10:18
10:43
48
11:31
11:51
148
14:19
14:20
24
14:44
14:46
1
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 登山後は白根天笑閣 アルカリ濃度日本二位の温泉だったはず
鷲ノ住山 登山口の案内がある
1
鷲ノ住山 登山口の案内がある
あれが吊橋かと見間違える もっと遠くにある橋だった
あれが吊橋かと見間違える もっと遠くにある橋だった
水を汲もうとすると上から降ってくる
水を汲もうとすると上から降ってくる
あるき沢橋バス停と登山口
あるき沢橋バス停と登山口
鳳凰三山のどれか 既に日暮れのように暗い
1
鳳凰三山のどれか 既に日暮れのように暗い
久しぶりに太陽を拝むと池山山頂
久しぶりに太陽を拝むと池山山頂
2日目 視界が開けたので撮る
1
2日目 視界が開けたので撮る
額縁効果を狙って撮る
1
額縁効果を狙って撮る
ボーコン沢ノ頭 この先は積雪あり
1
ボーコン沢ノ頭 この先は積雪あり
八本歯のコル手前 遭難碑があるところ
八本歯のコル手前 遭難碑があるところ
踏み跡があるので辿る
1
踏み跡があるので辿る
標識が見えると安堵する
1
標識が見えると安堵する
3日目 遭難碑のところで風が収まるのを待ちながら撮影
3
3日目 遭難碑のところで風が収まるのを待ちながら撮影
太陽が出れば風が収まると そう願うしかない
2
太陽が出れば風が収まると そう願うしかない
間ノ岳を撮るがブレる
2
間ノ岳を撮るがブレる
寒さでブレる
降りてきた大樺沢から見上げる
2
降りてきた大樺沢から見上げる
こう見ると雪少なげであるが、岩の間を踏み抜いて歩きづらい
1
こう見ると雪少なげであるが、岩の間を踏み抜いて歩きづらい
誰もいなかった

装備

備考 池山御池小屋までは水を持って上がるべきだった

感想

A4夜叉神峠に着 気温5度程度で熟睡し寝過ごす。ゲート前に工事車両が待っていて、案の定トンネル途中で迷惑をかける。鷲ノ住山は落ち葉で滑る。野呂川吊橋を渡ったところ、林道に上がる手前が難所。幅が狭く荷物を背負っての登りになる。予想通りスリップして負傷、もう帰りたくなる。あるき沢手前に水場、歩いて間もなく登山口 すぐ急登でペースダウン 標高1900あたり幕営適地 ホコリが出るキノコを見つける 倒木多い。予定を小屋泊に切り替えるが周りに積雪が無い。小屋は8〜10畳ほどの広さか 気温0度ほどで音も無く熟睡。
2日目、暗いうちに出発するが、倒木で案の定ルートロス 靴にチェーンを着ける。城峰を過ぎて幕営適地 稜線に出ると見晴らしが良い 携帯の電波を拾う いつの間にか砂払は過ぎていた。ルート分からずハイマツの上を歩くが、踏み抜いてとてもじゃないが登れない。軽身ならば行けるかと考えて、途中登りの手前でテントを設営 同時に雪を融かして水を補給。結果的にそこがボーコン沢ノ頭直下であった ボーコン沢ノ頭は広く、ケルンに書いてある方角(来た方向)を覚えておく。積雪があるがズボ抜いて歩きにくい 自らのトレースで帰りのルートを印しておく。小さいピークを左から巻いて登ると遭難碑あり、そこでアイゼン着
八本歯のコルは今の時期は容易かった。ザック無しなら前向きでも降りられる 岩を巻く時は北側に歩いて巻く 巻くルートの雪は踏み固める(ステップが崩れる)残置スリングがあるところは遠慮なく利用させてもらう
吊尾根分岐から先は風が強い。バラクラバを残してきて後悔した 夏道の柵が見えるので沿って歩くが、しばらくすると夏道は雪に埋もれている。クラストした雪壁を直登するが雪に滑り面がある この上に乗ったならば雪ごと落ちると判断 右に移動し岩を上がり尾根伝いに歩く これが正解のようだ。東側に雪庇が育っている 眺めが良く、平坦になればすぐ山頂。
山頂は風があり慌てて戻る 八本歯のコルを過ぎたころ暗くなる。暗闇の中を真っ白なライチョウが横切る。誰かのトレースを見つける ひょっとすると山荘に向かったのかと思う

3日目 A3に富士山を見るとライトの列が見える 月明りが眩しく天候も良いが風が続く おそらく稜線は風速15メートル超と思われる。今日で撤収を決めるが、来た道を戻るのはうんざりなので大樺沢を降りるルートにする 結果的にこれが間違い。遭難碑の手前で撮影タイムと名ばかりの、風が収まるのを待つ。日の出と同時に風が一瞬収まり、八本歯のコルを急いで通過する。分岐の先を下り、本来なら木の階段があるところに沿って降りる 雪を踏み抜く度に心が折れる これがモナカ雪か。谷の中を歩くのは誤り、左岸をトラバースするのが正解かと思われる 案内板を見つけて白根御池小屋方向へ。樹林帯でも風が強く、砂防ダムの水が風で逆流するのを見る

広河原から夜叉神峠に向かって林道を歩いていると、途中で工事をされていた方々に車で拾ってもらった。まさかの出来事で、大変有難かった。いつか改めて御礼がしたいところ 3日ぶりに会った人の優しさでこれまでの辛さが吹き飛んだ

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