仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 雷鳥に会えた盆休み
- GPS
- 80:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,244m
- 下り
- 2,239m
コースタイム
北沢駒仙小屋テン場7:15-大滝ノ頭五合目8:50-9:55小仙丈ヶ岳10:10-11:20仙丈ヶ岳12:00-仙丈小屋-12:55馬ノ背ヒュッテ13:00-仙丈藪沢小屋-13:36大滝ノ頭五合目13:45-二合目より北沢峠に向かう道を選択-北沢峠-北沢駒仙小屋テン場
8/12(日)甲斐駒ヶ岳
北沢駒仙小屋テン場6:23-6:55仙水小屋6:58-7:30仙水峠(日焼け止めを塗る)7:40-
駒津峰9:10-六方石-初心者向けの巻き道コースを選択-10:35甲斐駒ヶ岳11:20-巻き道コース-六方石12:15-12:40駒津峰12:50-13:52仙水峠14:00-仙水小屋-北沢駒仙小屋テン場
天候 | 曇り時々晴れ。夕方〜朝方は雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
高速バス: 竹橋(東京)8/10(金)22時30分発-戸台口仙流荘前8/11(土)5時5分頃着 バス: 仙流荘5時25分頃発(臨時バス)-北沢峠6時頃着 時刻表 http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_5.htm 1,300円(荷物料込) 徒歩: 北沢峠-北沢駒仙小屋テント場(約10分で到着) http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/022_kitazawakomasen.htm テント泊1人1泊500円 −−− ・帰り 南アルプス市営バス: 8/13(月)北沢峠9時45分発-広河原10時10分着 時刻表 http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_4.htm 750円(荷物料込) 広河原10時20分発-甲府駅12時15分着 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/bus_taxi2012.pdf 2,000円(利用者協力金込) 高速バス: 甲府駅14時発-新宿駅16時30分頃着(高速道路渋滞のため遅延) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・仙丈ヶ岳 初心者向けだけあって登りやすい。 森林限界を超えるまでは樹林帯を歩く。 五合目-小仙丈ヶ岳-仙丈ヶ岳ルートは眺望良しなので 景色がクリアな時間帯に歩くこと。 仙丈小屋の水場は現在枯れているので注意。 ・甲斐駒ヶ岳 健脚者向けか。 とにかく岩がゴロゴロ。 仙水小屋から森を抜けてしばらくすると大きい露岩がゴロゴロ。 露岩の上をひょひょいと歩く。 道標が見つからないからちょっと焦るが横なりに歩いていけば道標があります。 日焼けが気になる人は森を抜ける前に塗った方がいいかも。 仙水峠からは樹林帯の急登。 直射日光が当たる時の急登は辛くバテやすい。 六方石を過ぎしばらくすると岩稜直登コースと初心者向けの巻き道コースに 分かれる。 巻き道コースはザラ場メイン。 天気が良いと照り返しがすごくて目が辛い。 頂上までしんどいザラ場が続く。慎重に歩きましょう。 仙水小屋の水はむっちゃ冷たくて頭がキーーンとなります。(かき氷状態) 水をいただく時は山小屋の方に一声かけましょう。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
※まず最初に。写真の並びはちょっとランダム気味です。
後で直します。すみません<(_)>
夜行バス出発前に酔い止め薬を服用。
(たまにバス酔いして登山がしんどい時があるから)
バス内でボチボチ眠り、予定より早く戸台口仙流荘前に到着。
6時5分発のバスで北沢峠に向かう予定であったが
臨時のバスが出たのでラッキーとばかりに乗り込む。
予定より約50分早く北沢駒仙小屋のテン場に着き、宿泊申込をしテント設営。
テントはまだ少なめ。
軽く朝食をとってから仙丈ヶ岳登山に出発。
前日の天気予報では良い事を言ってなかったから
「今回の山行はレインコートを着てトボトボ登るのかな」と思っていたけど
青空も見えるしいい感じの天候。
大滝ノ頭五合目辺りからちょっと急坂になるが
日が直接当たらないため順調に登る。
森林限界に出てからすぐに日焼け止めを塗り、
ここからずっと稜線歩き。天気も良いし気分も良い。
目的の小仙丈ヶ岳が見えるから、ずっと前を見ていると
「まだ着かない」と精神的に疲れる。地面や後ろを振り返りながら確実に登る。
小仙丈ヶ岳で小休止し仙丈ヶ岳を目指す。
ここからは高山植物がたくさんあったり
雷鳥に会えたりして疲れを忘れる。
あっという間に仙丈ヶ岳に登頂(あくまでも気分)。
仙丈ヶ岳に登頂した時はガスが出てきて遠くの山々は眺めることは
できなかったけれど「予想していたより良い天気」なので満足。
昼食休憩を取ってから下山を開始。
馬ノ背ヒュッテ経由のコースを下る。
鹿避けネットが張られた道などを通り、面白い柄(目玉模様)の蝶々に会い、
眺望はあまり無いけれどこちらのコースもなかなか面白い。
樹林帯をダラダラと下山しテン場に帰還!
疲れで相方と共に頭痛気味。
テント内で少し横になっていると雨が降ってくる。
ちょっと憂鬱な気持ちのまま17時に夕食。
ネット通販でゲットした「航空自衛隊小松基地隊員給食カレー」を食べる。
肉がでかい!トマトの酸味が主張してくるから「すっぱ辛い」味。
このすっぱ辛さで元気が出る。さすが自衛隊。
いつも食べるレトルトカレーとは違う美味しさ。
キュウリ・トマト・魚肉ソーセージのサラダと共に完食。
そして19時前に就寝。
(テン場の消灯は19時とトイレの貼り紙に記載。
19時過ぎても起きてる人達は多かったけど。)
−−
翌朝、雨は上がっていた。
簡単に朝食を済ませ甲斐駒ヶ岳登山に出発。
樹林帯を歩き、仙水小屋を過ぎ森を抜けると景色が広がり、
ゴロゴロした露岩の上を歩く。
仙水峠からはまた樹林帯に入り、しばらくすると急坂。
そこに直射日光も加わり私がバテ始める。
休憩を細かくし、行動食+アンパンを押し込んで体力回復。
駒津峰、六方石を過ぎると直登コースと巻き道コースの分岐点。
直登コースに行く体力はあるけど、
登りに手こずって周りに迷惑をかけたら…と不安になったので
無難に巻き道コースを選択。
巻き道といってもザラ場+急坂もありキツいキツい。
白い岩と白い砂の照り返しもある。
一歩一歩確実に登る。
そして甲斐駒ヶ岳登頂。
ガスって景色はほとんど見えず。
昼食を取り(他人のカップラーメンの匂いで食欲が一層湧く)下山開始。
登りと同じ道を下る事はつまらないから通常しないのだが、
今回は何となく同じ道を戻ることにした。
登りは辛かったけど下りは何か楽〜。
テン場帰還後相方はビール、私はバヤリースで乾杯。
しばらくすると雨が降ってくる。
テントの外でご飯を食べられないのはちょっと切ない。
この日は頭痛もなく夕食の坦々麺(餅入り)+サラダ(ツナ追加)を余裕で完食。
向かいのテントの5人くらいの男女(特に女性達)がちょっと癪に障る。
無駄に高いテンションで声が大きい。
そのテンションのせいか分からないが、
消灯後に「おいうるさいぞコラ」と誰かにどなられて
一気にシーーンっと静かになった。
(私はたまたま起きてボーッとしていた)
関係のない私もどなり声にビビってしばらく眠れなかった(T-T)
マナー違反の男子学生達もいたし、
盆休みはこういう周りが見えない弾けた人達が増えるのか。
−−−
最終日はゆっくり目覚める。
テントの雨粒を払い撤収。
北沢峠から甲府駅へ向かい、
名物ほうとう(夏なのに熱いものを…と相方に咎められるが美味しかったから良し!)を食べて帰宅。
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