鳳凰三山と五色滝（早川尾根は悪天候で中止）

2012年08月12日(日) ~ 2012年08月14日(火)

• GPS: 48:15
• 距離: 20.2km
• 登り: 2,119m
• 下り: 2,417m

コースタイム

12日
10:30夜叉神峠登山口-12:45杖立峠13:00-14:25苺平14:30-15:00南御室小屋

13日
5:40南御室小屋-6:45薬師岳小屋7:10-7:20薬師岳7:25-7:50観音岳8:00-9:10赤抜沢ノ頭9:20-9:35地蔵岳9:25-10:25鳳凰小屋
11:55鳳凰小屋-12:40五色滝12:55-13:45鳳凰小屋

14日
6:40鳳凰小屋-8:00燕頭山8:10-9:50西ノ平9:55-10:45御座石鉱泉

天候

12日　晴れのち曇り
13日　早朝だけ晴れのち曇り・雨(夜は大雨)
14日　雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

★夜叉神峠登山口まで
JR甲府駅からバス　1,380円
南アルプスNET
http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/index.htm

★御座石鉱泉から
JR韮崎駅までバス　1日4本　1,500円(乗車代)+200円(荷物代)
山小屋からの連絡等によりバスの大きさが変わるらしいです
私達は20人乗りの小さめのバスでした

コース状況／危険箇所等

★登山ポスト
夜叉神峠登山口

★危険箇所
なし
（でも登山道のすぐ脇が断崖絶壁になっている所もあるので転ばないよう気をつける）

★トイレ
夜叉神峠小屋　100円
南御室小屋・薬師岳小屋・鳳凰小屋　200円

★下山後の温泉
御座石鉱泉　1,260円(休憩付き)
風呂場は1つだったので男女入れ替え制（数十分待つ可能性あり）
シャワーなし、シャンプー&リンス持参した方がいい

写真

8/12 10:28

夜叉神峠登山口
駐車場は2割ほど空いていました

8/12 10:32

道は広くて歩きやすい

8/12 11:23

夜叉神峠

8/12 11:26

展望が良かったら北岳が見えるんでしょうね
(´・ω・`)

8/12 11:43

なだらかな道もありますが・・

8/12 11:57

ちょっとだけ急な道も

8/12 12:44

杖立峠と書いてあるけれど、ここは「山と高原地図」の杖立峠の場所ではなく大崖頭山の肩の場所です　だからこの先の道は右に大きくカーブし下っていきます

8/12 13:27

木もいい感じ(っ´ω｀)ノ

8/12 13:36

道に石がゴロゴロ増えてきます

8/12 13:37

山火事跡
この辺はお花がいっぱい
(*´∀`)

8/12 13:22

トリアシショウマ

8/12 13:38

イワオトギリ

8/12 13:39

シロバナヘビイチゴ

この先の苺平にもこの花が咲いているのでしょうか？

8/12 13:49

木も可愛い(・ω・*)

8/12 14:09

花？

8/12 14:25

苺平
ここは暗い感じ、花も咲いていません

8/12 14:26

2日前に行かれたヤマレコユーザーさんの8/10の山行記録の写真にはなかった葉っぱが飾られていました
(´ω｀)

8/12 14:27

この日、18時半に小屋に到着した人がいてビックリしましたが、夕食を食べていたので連絡をしたのでしょう・・

8/12 14:40

白い木と緑・黄色の苔のコントラストが美しい

8/12 15:01

下っていくと小屋が見えました！

8/12 15:01

南御室小屋
この日の宿泊者は8人でした

8/12 15:02

小屋の左側はテント場

8/12 16:54

ヘリポート

8/12 15:03

小屋の回りにはお花であふれています(≧ω≦*)

(キタザワブシ)トリカブト

8/12 15:04

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 15:04

ミヤマショウド

8/12 16:18

シロバナヘビイチゴ

8/12 16:19

ヤマハハコ

8/12 16:52

タカネニガナ？

8/12 16:19

水が豊富で3箇所から出ていました

8/12 17:27

夕食
メインのおかずは酢豚！

8/12 15:38

私達が寝た部屋　カーテンを閉めて個室のように使えました！　掛け布団は羽毛です(d´∀`*)

8/13 4:59

朝食
美味しくいただきました
(*´∀｀)

8/12 16:03

薬師岳に向かいます
(*｀・∀・´*)

8/13 5:42

滑って少し歩きにくかったです

8/13 6:06

晴れていて嬉しいなぁと思っていたけど・・

8/13 6:32

進行方向の空は白い(��ェ��*)

8/13 6:34

砂払岳

8/13 6:34

けなげだけど、たくましく咲いている白い
タカネビランジ

8/13 6:39

ピンク色のタカネビランジ

8/13 6:36

振り向くと今まで歩いてきた山が見える！
真ん中は辻山

8/13 6:43

木立を入ってすぐの所に小屋が見えます

8/13 6:45

薬師岳小屋
ここで10月まで働くというお兄さんとお話をしました

8/13 7:11

小屋を出るとすぐに雨が降ってきたので(´Д`゜qレインウエアの上だけ着ます

8/13 7:15

雲の中・・

8/13 7:18

薬師岳山頂
広い！！！

8/13 7:19

天気が良ければ展望が素晴らしいんでしょうね・・(・ω・｀)

8/13 7:23

ケルン

8/13 7:29

こんな感じ　観音岳は見えません・・・

8/13 7:38

足跡や岩の赤印を頼りに歩いていきます

8/13 7:53

観音岳

8/13 7:55

写真を撮ってもらいました(・∀・)

8/13 7:56

鳳凰三山の最高峰です
2840m(8900ft)

8/13 8:00

今度は地蔵岳へ

8/13 8:14

どこを歩くかよく分からず岩の上をバランスをとりながら直進するFumiちゃん
右側を迂回する歩きやすい道があったので私はそちらへ

8/13 8:16

こうして見ると人って、ちっぽけです
アルプスの雄大さを感じます

8/13 8:20

鳳凰小屋へ近道の分岐の所

ここにザックが3つデポしてありました(・ω・)

8/13 8:23

こちらを行くと鳳凰小屋へ

8/13 8:24

私達は地蔵岳に向かいます

8/13 8:29

段差のある岩場に苦戦
(・ω・｀)

8/13 8:36

晴れていたらオベリスクが見えるんでしょう・・

8/13 8:43

でも南アルプスを歩くのを楽しんでいる私達
(*´ω｀)

8/13 8:45

そしてたくさん咲いているお花にも癒されます

ヤマホタルブクロ

8/13 8:50

天気が良くなくてもお花で癒され(負け惜しみ?(-∀-`; ))

ヒナコゴメグサ

8/13 9:03

頑張って岩も登ります
(*｀・∀・´*)

8/13 9:10

赤抜沢ノ頭に到着
風が強いので岩陰で休憩している男性が2人いました

8/13 9:12

もう行く気はないけど、早川尾根をちょっと偵察

8/13 9:13

早川尾根へ

8/13 9:14

ますます天気も悪くなっていて、早川尾根の先が全く見えません

8/13 9:34

赤抜沢ノ頭から地蔵岳に向かいました

8/13 9:35

お地蔵さんがいっぱい

今でも時々下からお地蔵さんを運んでくる方がいるそうです

8/13 9:39

やっとオベリスクが見えた〜嬉しいd(*´▽`*)b

8/13 9:41

単独の男性と、Fumiちゃんが途中まで登っています

8/13 9:56

鳳凰小屋へ
ここの下りは楽チンで楽しい　登りは大変そうだけど

8/13 10:00

森の中へ

8/13 10:14

この橋を渡ると小屋までは10分ほど

8/13 10:26

鳳凰小屋に到着
まだ午前10時過ぎなので、すごくゆっくり出来る〜

8/13 10:37

テント場

8/13 10:40

テラスもあって素敵な雰囲気

8/13 11:33

箱庭のようで、ここもお花がいっぱい

ミヤマアキノキリンソウ

8/13 11:33

ヤナギランの蕾

小屋のスタッフが庭にいっぱい植えたので、開花したら見事でしょうね！

8/13 10:46

泊まる部屋は2階にあります
私達は1番乗りだったので窓側にしました

8/13 10:37

ドンドコ沢コースへ行って、五色滝を見に行きます

8/13 12:04

こちらも岩の印のとおりに歩きます

8/13 12:38

五色滝
滝つぼまで下ります

8/13 12:41

想像以上に大きくてビックリ

8/13 12:46

滝壷から見上げる、圧巻！

8/13 12:49

滝つぼのそばの岩にハート模様のコケ

8/13 13:28

小屋まで戻る途中
オベリスクが見えた〜

8/13 10:38

小屋まで戻ったら、回りを探検ヽ(・ω・。)
観音岳方面に少し行きました

8/13 13:48

アルミのハシゴは何だろう？と思ったら・・登山道にありました　ハシゴ倒れたりしないのかな？

8/13 13:50

こちらから見ると小屋がいい雰囲気

8/13 17:30

夕食は美味しくて有名なカレー（辛口です）とお吸い物

8/14 5:31

朝食
生卵なので、玉子かけご飯にしました！

8/14 6:36

御座石鉱泉に下ります

8/14 6:38

歩き始めてすぐ

8/14 7:01

雨なので、ほとんど写真は撮れなかった・・

8/14 7:33

道が水浸しで大変でした

8/14 7:45

右側は断崖絶壁なので、ちょっと緊張します

8/14 7:59

燕頭山
広いです、ベンチもあります

8/14 8:36

旭岳
この右に祠があります

8/14 8:58

「七合目」と書いてある
でも他の標識にはありませんでした

8/14 9:20

急坂を降りるのは滑って緊張したけど、この花を見てホッとしました
(ミヤマ)ヒメシャジン

8/14 9:53

西ノ平
奥のほうに青い人工物(ブルーシート)が見えました
山と高原地図にも奥に向かう道が書いてあるけど、木がいっぱい倒れていて行けませんでした

8/14 10:05

工事中の案内

8/14 10:14

山の中にこのようなのを見てビックリ
登山口からは20分以上登ったところ

8/14 10:42

やっと着いた〜
ヽ(´・ω・`*)

8/14 12:23

御座石鉱泉
靴を洗ったり、ベンチでご飯を食べたり、中の座敷で休憩しながらテレビを見ることも出来ます

8/14 14:36

甲府駅で、ほうとうと鳥もつ煮とビールで乾杯

撮影機器：

α NEX-3 SONY

感想

ポピー🦉popie

★ルートについて
私もFumiちゃんも初めての南アルプス。

せっかく休みもあるし、これも初めての2泊3日。

元の計画は・・・1日目は夜叉神から登り、南御室小屋まで。

2日目は鳳凰三山を歩いて、早川尾根に行き早川尾根小屋に泊まって

3日目は広河原峠まで戻り、広河原に降りる。

ヤマレコの記録を読んでいると、「高嶺」の先は急斜面を降りる・三点確保が必要と書いてあったので

もし悪天候ならエスケープルートとして、2泊目は鳳凰小屋に泊まり（予約していなくても宿泊可）

最終日に御座石鉱泉へ下山する事にしていました。

★お盆の山
12日は日曜日だしお盆だし、甲府駅から広河原行きのバスはすごい並んでいるんだろうと思いながらバス停に行くと

なんと！10人もいない！不思議！！(・´ω`・)結局1台のバスにちょうど座れるくらいの人でした。

南御室小屋の宿泊も満員かも！と覚悟していたけど、宿泊者は8人。小屋の人に聞いたら

毎年お盆の時期は年配者が来ないそうで・・すいているんだとか！

★実際の山歩き
1日目・・夜叉神峠登山口から南御室小屋までの標準コースタイムは5時間30分。

でもヤマレコで皆さんが書かれているように、私達も4時間くらいで着いちゃいました。

2日目・・早朝は晴れていたけど、7時を過ぎると雨(´・ω・｀)

しかも観音岳を過ぎたころから稜線は、ザックカバーが飛ばされそうなくらいの強い風！

雨は小雨か止んだりだけど、ガスで100m以上先も見えないし地蔵岳からは鳳凰小屋へ−。

小屋に着いたのは午前10時過ぎ(・∀・；)オーナーに事情を話すと快く宿泊OKしてくれました。

雨も大したことないので、五色滝を見にいくことにしましたヽ(;*´ω｀)

でも一緒にいるFumiちゃん、今年はハイキングを2回くらいでしっかりした山歩きはしていなかったし

1日目から「荷物が重い！」と辛そうに何度も言っていて・・夜もあまり寝れていないのもあって

疲れのせいか？何度も転ぶ！！ヽ(´Д｀;　ゴロゴロと転がってしまったり、急斜面にザックから落ちそうになったのが

ハイマツのおかげで大丈夫だったり、あわや！崖から落ちる！と思って私は悲鳴を上げてしまったり・゜・(；´゜д゜)

Fumiちゃんは「そんな驚かなくても大丈夫だよ！」と言ってたけど、転ぶ姿を見ている私は本当に心配で

最終日無事に下山出来て、心から安堵しましたよ！(´・ω・｀)

そして天気が悪かったから元の計画より余裕なルートになったので、

かえって天気が悪くてよかったんじゃないかと思った‖*´ω｀)それに予定が変わって鳳凰小屋に泊まったから

Fumiちゃんにとっては、いい事があったもんね！d(*´▽`*)b

★小屋について良かったところ
南御室小屋・・部屋がいくつにも分かれていて個室のよう♪　掛け布団は羽毛♪
鳳凰小屋・・庭のテラスが素敵♪　
どちらの小屋もスタッフの方々は気さくで優しくて、楽しいひとときを過ごせました♪

★下山後の御座石鉱泉について
髪の毛と体を洗って、さぁ湯船へ！と足を入れたら熱い！熱い！ヽ(゜Д゜≡゜Д゜)/

どうしよう？と見回すと、風呂場入り口に水場があり大きなバケツもある！

何度も何度もバケツに水を汲んで浴槽まで運んで水を入れて、やっと湯船に入れました(-∀-`; )

私達の直前に入られた男性は、足だけ湯船につかったと言ってました・・。

★一期一会
南御室小屋で同じ日に宿泊した男性3人組。翌日は鳳凰小屋まで何度も会いました♪

観音岳と赤抜沢ノ頭の間にある、鳳凰小屋への分岐地点に3人のザックがデポしてあり地蔵岳まで往復してました、

分岐点からだと1時間以上かかる・・もしかしてデポする場所を赤抜沢ノ頭と間違えたのでしょうか・・？(笑)

鳳凰小屋のコタツのある談話室でお話した男性4人組。次の日の下山は青木鉱泉へ。

私達は御座石鉱泉だったけど、韮崎行きのバスが同じで、しかも甲府駅で途中下車し

鳥モツ煮のお店を探しているところまで偶然に同じでした(笑)

結局、一緒にお店でお酒とモツ煮、蕎麦やほうとうを食べながら山の話をしました、

楽しかったです！そして多めにお金を払って下さり、ありがとうございました！

もう2度と会う事はないだろうけど、どこかの山で会えるといいね！一期一会だね！

と言ってお別れしました。山のこういう所も楽しいなぁと思います(´・∀・｀*)