【健診前のカロリー燃焼プログラム♪前穂・奥穂日帰り周回】涸沢フェスもやってたよ
- GPS
- 11:38
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 2,303m
コースタイム
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:39
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな発AM4:50、上高地発PM18:00のバスは26日で最後 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢からのパノラマコースは岩稜帯につき危険ということで、午前10時以降の入山が禁止となっていました この日から涸沢フェスティバルで大賑わい |
写真
感想
先週に4日間の縦走やったばかりなので、山はお腹いっぱいと思っていたのですが、下山してからガッツリ食べてしまい少々カロリーオーバー気味。しかも月曜日に健康診断も控えているので、よしガッツリ食べた分はガッツリ山に登ってカロリー消費しよう!
ということで、天気もよさそうで絶好の登山日和。早月尾根か白山別山かいろいろ思案したあげく、ここも急登で有名な重太郎新道で前穂・奥穂と周回し、涸沢からパノラマコースを歩いて帰ろうということにしました。
あかんだな駐車場にはAM4時少し前に到着。今日が4時50分発の早朝バスの最終日。これで夏山シーズンも終わりで少しさみしいですね。
ちょっと前から気になっていたのがお腹の調子。車のエアコンで冷やされたのか、どうもお腹がゆるーい感じ。駐車場のトイレで出すもの出して準備万端整えます。
お盆休みも終わって、上高地BTは先週ほどの賑やかさはありません。岳沢登山口に向かうのは私のみ。ちょっと寂しいスタートであります。
今日のテーマはカロリー消費でありますが、私のポリシーとして「山では走らない」。トレランではないのであくまで歩く速度で頑張ろうということです。
岳沢小屋までは緩い登りの連続ですので、いいペースを保って歩けました。小屋で持参したパンを食べて腹ごしらえ、重太郎新道の急登に備えます。
今日も朝からいい天気でこれはじりじりと陽に焼かれることを覚悟して小屋を後にします。重太郎新道は3年前に降りで利用したことがありますが、その時は「こんな急坂もう歩きたくない!歩くなら登りで」と思いました。
で、今日実際登ってみた感想は....
「やっぱ登りならOK!」
ぐいぐい高度を稼げて気持ちがいいんですよね。ところどころにある鎖場も登りなら快適ですが、降りはやっぱり怖いです。
思ったより早く紀美子平に到着、ここで奥穂から来られた方たちでしょうか、登山者がわんさかいてちょっとビックリ。ザックの置き場もないほど混雑してました。
前穂も3年ぶりですが、紀美子平から30分くらいで頂上に行けます。頂上到着時は残念ながらガスっぽくて遠くは望めませんでしたが、それでも涸沢、北穂と見渡せました。頂上では持参した残りのパンを食べて吊尾根から奥穂の登りに備えます。
吊尾根は岩場もあるけどトラバースの楽な道もあって快適快適。ところがここでいやーな兆候が....
それは、大キジの予感。麓で出すもの出してきたはずだったのですが、どうもこの日はお腹の調子がそもそも悪かったみたい。あの下腹がゆるーくなる感じの波が押し寄せてきます。 →ここから先キタナイ話でスミマセン(汗
これがちょうど吊尾根を歩き始めたころ。ここからだと岳沢戻るにも穂高岳山荘行くにも似たような時間。
どっちにする〜?行こか戻ろか?
思案した結果、ここで戻ったらカロリー消費できん、ということで速足で穂高岳山荘に向かうことにします。
みなさん経験あると思いますが、あの大キジの波は間隔が初めのうちは長くて、段々短くなるんですよね。
そう、その間隔が徐々に短くなってきます。
すれ違う登山者に
「こんにちは〜♪」
って明るく声かけられてもお返しする余裕がありません。
しかも岩稜帯なので野キジというわけにもいきません。普通は「頂上はまだかまだか」と登り続けるもんですが、私の場合は「穂高岳山荘のトイレはまだかまだか」っていう、実におかしなモチベーション。
あーもうだめって感じがピークに達した時、まさに奥穂のピークに到着。みなさん頂上の祠で記念撮影とかで大忙しですが、私にとってはトイレまでのただの通過点にすぎません。
頂上は一歩も立ち止まらずに、そのまま通過です。
しかし次なる試練が待ち受けていたのです、そう、それは山荘直上のハシゴ場。渋滞の名所であります。登り降りの登山者がハシゴ場で譲り合わねばならず、あそこが渋滞してたらもう助かる?見込みはありません(笑
で、ハシゴ場近くまでいっておそるおそる下を見ると....
よかった〜、今日は渋滞してない!空いてる。これは助かった〜
と思ったら。前の登山者が小学生くらいの男の子と父親の二人連れ。
子:「お父さん、ハシゴのところちょっと怖いな」
父:「自分のペースでゆっくり降りれば大丈夫だよ。3点確保だ」
子:「お父さん、下から人が来たよ。登り優先だったよね、だから待ってるね」
父:「その通りだ、○○君はエライぞ〜」
おーい。お父さーん、たしかにその通りですけど....背後にある意味遭難寸前の登山者がいるんですがーなんとかしてー!! ←魂の叫び
もうキジ撃ち発射1秒前という時に穂高岳山荘に到着。そのままトイレに駆け込んだ....
「!&`>+|=!@"*<」←表現できない音
「は〜、間に合った〜」
もう、これほどの安心感というか快感を最近味わったことなかったです。今回の登山のある意味クライマックスでありました(笑
ここから先はルンルン気分でザイテン降って、涸沢ヒュッテへ。
なーんか騒がしいなと思ったら、涸沢フェスティバルの初日。全然知らないで登ってきた。奥穂から降ってきたから分からなかったんですね。
横尾までの道は明らかに登ってくる人の数が多い。みなさんフェスティバル目当てなのでしょうか。たしかに山ガール多かったかも
徳沢では漫画の「岳」の作者である石塚真一さんのトークショーなんかもやってて、「あ〜、涸沢フェスらしいなー」
そんなにゆっくりもしてられないので、上高地までせっせか速足で歩きます。カミナリも心配されたけど、この日はその心配もなく上高地まで青空を眺めながら気分良く歩けました。
で、総歩行距離は29.5km。カロリー消費はよくわかんないけど、帰りの温泉で体重測ったら1.7kg減量。まぁまぁかな、あ?でも大キジの分足されてるか(爆
こんばんは
お邪魔します
実は私も日常的にお腹は弱い方です
なので先にトイレがしばらくない登山で
変な前兆があるときは先に正露○飲んで
固めてしまいます・・・
臨場感溢れるレコ
楽しく見させていただきました (すいません)
それにしても健脚ですね
お気を付けて
あんな体験はもうしたくありませんよね
そのためにも正露○持ち歩くようにします
今回の山行で、当たり前に感じていた山小屋の存在のありがたさを痛感いたしました
私のなんか病気のうちにも入りませんが、もっと深刻な病気の場合は、ものすごく頼りになる存在だと
スリルある体験をしないよう、体調管理には十分気をつけなくてはと思いを新たにしました
sakuraさん 毎度です!
2週続けての穂高だったんですか!!
地の利を生かしてだなぁ・・・ う〜ん、羨ましい
さて山でのウ●コ 困りますよねぇ
私の場合、生活パターンが変わる事により便秘気味になるんですが、嬉しい・緊張感から便意が促進されたりするので困りますわ(笑)
26日。 そうですね涸沢フェスをやっていた日です。
行ってみたい気持ちもあるのですが、凄い色の服装をした山ガール・山ボーイが満載で、かなり気が引けてしまって行ってません
9月の3連休は、猿倉〜白馬〜朝日〜親不知へ抜けて、サンダバードでBack to 大阪の計画となりました
sakura0725さん、お疲れ様でした。
「不自然な自然が私を呼んでいる」状態だったんですね。
自分もそんな時、うわ言のように「トイレ、トイレ」とつぶやいて歩いてたりします(笑)
でも、良かった奥穂で。
早月尾根で白山別山では確実に…野〇〇決定ですやん
sakura0725さん、二週連続 穂高でしたか
四日間の山行で十分お腹いっぱいだと思ってましたから、ビックリですよ
私も・・・この経験何度かあります
本当辛いですよね
山小屋が近くに無い山域では、野生動物と一緒で当然野に放つ訳ですが、いくら探しても”拭くものが無い”という苦い経験をした事があります
バンダナ一枚あると、何かと助かります(笑)
ButaModernさん 毎度さまです
あれって人のいない山域のほうがむしろ安心ですね
人が大勢いると、とても恥をさらせない、でもどうすりゃいいんだ〜、ってなりますよ
まぁ、早め早めの対処が肝心ということでしょうか
3連休は栂海新道ですか やりますねー
私はまだわかりませんが、裏剣方面を狙ってます。 お天気次第ですね
shirayamaさん
早月だったら、小屋より下はいいとして、上だったら対処のしようがありまへん
その時点で下山決定です
あ、別山尾根ですけど平蔵のコルにあるトイレに入ったことありますよ。野生に帰ったような素敵なトイレでした (笑
sanpo69さん
同じような経験ありますか、よかったー同志がいて
野生動物に帰ればいいんですよね、でもどっかで理性が邪魔するんです。今度はカモシカのかぶりものでもしていけば大丈夫?
別の意味で人が集まってきそう
あ!健康診断は胃カメラOK、レントゲンOKでした、血液検査は後日お知らせです。
日ごろのの影響の方が心配
こんばんは。
危機一髪!でしたね。
無事に済んでよかったです
そのあとの「ルンルン気分」。
私もよ〜くわかりますよ。
まさにこの山行のハイライトでしたね。(笑)
その頃、私はちょうど槍沢ロッジの手前あたりを歩いていました。
予定では涸沢から北穂に上がるつもりでした。
しかし直前まで迷った挙句、結局、槍へ向かいました。
もし涸沢へ上がっていたらどこかで会えたかもしれない
ですね。残念でした。
siriusさん ありがとうございます
そうでしたか、直接槍ヶ岳へ向かわれたのですね。しかしこの日の涸沢はカラフェス初日ですごい人出でしたよ
ロング縦走のペースを保つには槍へむかわれて正解だったのではないでしょうか
ロング縦走のレコ楽しみにしております
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