扇沢から針ノ木岳、蓮華岳

2012年09月15日(土) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,030m
• 下り: 2,019m

コースタイム

行程：10時間50分（含休憩1時間20分）
04:40登山口 - 05:45大沢小屋 - 08:05針ノ木峠08:15 - 09:00針ノ木岳09:30 -
10:10針ノ木小屋10:15 - 11:10蓮華岳11:20 - 12:15針ノ木小屋12:30 -
14:25大沢小屋14:35 - 15:30登山口

※ルート図で大沢小屋の南側、沢沿いを歩いているようになっていますが、これはGPSログが間違いです。
実際は登山道を歩いています。GPSのログがなぜずれてしまったのか不明です。

天候

晴れのち曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・コンビニ
　　豊科IC（2012年10月7日から安曇野IC）から向かう場合、国道147号を超えるとコンビニは少ないので、
　　国道147号周辺で立ち寄ったほうがいいでしょう。
・扇沢までのアクセス
　　扇沢までは片側1車線の広い舗装路です。昼間は大型バスも多く走ります。
　　帰りは下りになるので、スピードの出しすぎに注意です。
・扇沢駐車場
　　柏原新道入り口周辺の駐車場をこえると扇沢駅があります。
　　扇沢駅に近い方から有料駐車場（24H, 1,000円）が4段、向かって右が入り口です。
　　その下に無料駐車場、向かって左が入り口です。
　　9/15（土）は、早朝4時15分ごろに無料駐車場はすでに満車。上部の有料駐車場に駐車しました。
・トイレ
　　最上段の有料駐車場にトイレがあります。また、扇沢駅の建物内、向かって右よりにもトイレがあります。

コース状況／危険箇所等

針ノ木雪渓は上部の一部を残すのみ。雪渓歩きはありませんでした。

・登山口、登山ポスト
　　扇沢駅の一般車通行止めのゲートの左側に登山口があります。
　　そこに登山ポストあり。入り口にテントもあるので、日の出後は、入山チェックしている
　　かもしれません。登山届はあらかじめ準備して提出するか、その場で記入することになるでしょう。
・登山口〜大沢小屋
　　登山道は車道をショートカットするようになっているので、作業用広場までは登山道、
　　車道どちらを歩いても同じ場所に着きます。作業用広場は車道がトンネルに入る手前にあります。
　　森の中の登山道。歩きやすいです。特に危険個所はありません。
・大沢小屋〜針ノ木峠
　　とてもよく整備されています。
　　雪渓は歩けないため、斜面を少し上がった夏の巻道になります。
　　雪渓尻から上部は一部道が細いところがあるので、踏み外しや、すれ違いに注意してください。
　　ノドの下部から高巻きルートに入るところは鎖場です。足場のステップが切ってあるので、
　　登り降りしやすいです。
　　大岩から先は、結構な急登りになります。最終水場の水はとてもおいしかったです。
・針ノ木峠〜針ノ木岳
　　針ノ木峠からすぐのところが急な岩場です。また、針ノ木岳まではザレています。特に下りは
　　注意してください。
・針ノ木峠〜蓮華岳
　　針ノ木峠からすぐのところが急な岩場です。2754ピークまでは、岩場やザレている箇所があるので
　　注意が必要です。
　　2754ピーク〜蓮華岳山頂間は、気持ちの良いなだらかな稜線歩きです。
　　登山道を外れないようにしましょう。

針ノ木小屋のHPも参考にしてください。
http://www.harinoki.com/index.html

写真

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まだ暗い中、扇沢を出発。

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このゲートの左側に登山道入り口があります。

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車道から登山道に入る場所に「登山道」看板があります。

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登山道入口の看板と登山ポスト。

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沢筋の視界が開けたところ。東の空が明るくなってきました。

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沢筋にはペンキのマークがついています。

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目指す針ノ木岳がはるか遠くに見えます。

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沢筋には木の橋が架けられています。
手すり付で、安心して渡れます。

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気持ちのいいブナ林を抜けると大沢小屋。

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大沢小屋の重厚感のある道標。

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葉っぱが色づき始めています。

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サラシナショウマ

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雪渓尻までは山の斜面を歩きます。

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梯子は壊れていますが、しっかりした足場があるので大丈夫です。

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オヤマリンドウ

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赤石沢

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登山道の草木は瑞々しい感じでした。

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ヤマハハコ

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針ノ木岳山頂付近に朝日が当たり始めました。

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谷の上部、雪渓のあるところがノドになります。

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イワショウブ

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ノアザミ

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これから開花するノアザミ

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シナノオトギリ

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登って来た扇沢方面。
爺が岳南峰がくっきりと見えます。

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ミヤマシシウド

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ノアザミがたくさん咲いています。

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ゴマナ

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タカネイブキボウフウ

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ミヤマトリカブト

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花畑の中の歩きやすい登山道。

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赤く色づいている。ナナカマドかな？

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ミヤマアキノキリンソウ

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ヤマハハコ

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ホタルブクロ

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雪渓尻で左岸に渡り、登っていきます。

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モミジカラマツ

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ノド下部に少し残った雪渓

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この雪渓の上部で右岸に渡ります。

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振り返って、扇沢方向。
砂礫の細い登山道。すれ違いに注意。

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ノドの渡渉地点。

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増水していなければ、問題なく渡れます。

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ここから高巻。鎖場が少し続きます。

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足場が切ってあり、登り降りしやすいです。

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高巻からの雪渓。

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稜線から朝日が出てきました。

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ミヤマコゴメグサ

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ミヤマアキノキリンソウ

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ヨツバシオガマ

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ヨツバシオガマ

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ウサギギク

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ミヤマアキノキリンソウ

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ミヤマアキノキリンソウの花畑。

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ウメバチソウ

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高巻を超えると再び左岸に渡ります。

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イワツメクサ

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登山度は、季節外れのこいのぼりが目印。

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ミヤマダイモンジソウ

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花畑が続きます。

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ミヤマリンドウ

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青空と山のコントラストが美しい。
少し雲が出てきました。

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クロウスゴ

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最終水場。
水量少ないですが、とてもおいしい水でした。

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徐々に斜度がきつくなり、高度感が増してきます。
きつい登りですが、
この稜線の絶景に元気づけられます。

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スバリ岳。
手前の木々がいい感じで影になりました。

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枯れ沢をひたすら登っていきます。

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何度も振り返って。

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峠が近づいてきました。

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最後はジグザグ道です。

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針ノ木小屋が見えた！！

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ようやく針ノ木峠到着。
ハイペースで登ったので、太ももとふくらはぎが
かなり疲労した。

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針ノ木小屋。きれいな外観です。

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針ノ木小屋の窓からこの光景が見られます。

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針ノ木小屋の入り口。

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針ノ木峠からの穂高、槍方面の大パノラマ。
中央が槍ヶ岳です。

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南西方向には薬師岳、水晶岳も。

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針ノ木峠から北側の展望。
手前の岩小屋沢岳の右に鹿島槍ヶ岳。
左は、五竜岳、唐松岳、白馬岳でしょうか。

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爺が岳に続く稜線が美しいです。

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ここから針ノ木岳に向かいます。

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槍の穂先も見えました。

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正面の奥に見えるのが燕岳かな。

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北アルプスの大展望を楽しみながら登っていきます。

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針ノ木峠からしばらくは少し急な岩場が続きます。

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振り返ると、針ノ木小屋ははるか眼下に。
正面には蓮華岳がそびえます。

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イワギキョウの群生

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イワギキョウ

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針ノ木岳は右奥の頂です。

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針ノ木岳からスバリ岳の東斜面はカールが美しい。

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少しずつ雲が湧いてきました。

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ベニバナイチゴ

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コルの向こうに剱岳が姿を現しました。

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ザレた道を進みます。

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歩いてきた登山道。
その向こうに蓮華岳。

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扇沢に続く谷と北アルプスの山並み。
いい眺めです。

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針ノ木岳山頂まであと少し。

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針ノ木岳山頂！！
山頂標はかなり傷んでいます。

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西側の展望。
これを楽しみにしていたんです。
立山、剱岳と黒部湖。
素晴らしい眺め！！！

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立山のどっしりとした佇まいが分かります。

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少雨のため、黒部湖の水位はかなり下がっています。
遊覧船も欠航。

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南西側は薬師岳、水晶岳、鷲羽岳の展望。

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南側は槍・穂高の展望。

東側は蓮華岳の展望。

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北側の展望。

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いつか爺が岳に続くこの稜線を歩いてみたい。

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荒々しい岩稜のスバリ岳。

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なので、スバリ岳への道はかなり険しそう。

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三角点と立山。

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少し休んでいる間に雲がみるみる湧いてきました。

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急いで蓮華岳に向かいます。

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針ノ木岳の山頂部はまだ青空。

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でも、谷から雲がみるみる上がってきます。

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蓮華岳の北側にも雲がかかり始めました。

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針ノ木峠のテン場。
晴れていれば眺めは最高。

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針ノ木峠まで下山。

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ここから、蓮華岳に登り返します。

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針ノ木峠から蓮華岳に向かう登山道も最初は急登です。あっという間に針ノ木小屋は眼下に。

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はるか先に見える頂は2754ピークです。
あそこまでの登りがきつい。

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ピークを目指して頑張ります。

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稜線の向こうに見える薬師岳。

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ガスの切れ間に針ノ木岳山頂が見えます。

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蓮華岳山頂はまだ遥か先。

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正面奥に山頂が見えます。
そこから右に続く尾根は「蓮華の大下り」。

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赤く色づいている草も。

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稜線の小ピークに生える植物、青空と雲。
印象に残る風景です。

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気持ちのいい稜線歩き。
ガスさえなければ。。。

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山頂まであとわずか。

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蓮華岳山頂です！！

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三角点。ガスに包まれました。

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山頂から少し下ったところに神社が祭られています。

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コマクサの花の残り。
今度は、コマクサの咲く時期に来てみたい。

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葉っぱも徐々に色づいてきています。

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ウラシマツツジの紅葉。

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チングルマの実。

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緑から赤色に。

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ガスの中の山肌。

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顔に見える？？？

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眼下に見える針ノ木小屋。
急勾配なのが分かります。

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針ノ木小屋まで下りてきました。
このベンチで下山前の一休み。

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ガスガスの中、下山します。

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クモマニガナ

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ノドあたりで雨に降られました。

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でもガスを抜けると雨はやみました。
滑らないように慎重に下山。

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紅葉している葉っぱも。

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美しいブナ林。

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車道に出るころ、再び雨が。
最後は車道を歩き、扇沢駅が見えてきました。

9/16 19:24

扇沢駅に到着。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z50 カシオ

D700 ニコン

感想

hmnt

3連休の初日、展望が良く北アルプスの中でも比較的空いていると思われる針ノ木岳、蓮華岳を選びました。

扇沢に早朝4時すぎに着いた時点で、すでに無料駐車場が満車という、驚きの状態で先が思いやられました。しかし、扇沢の混雑はどこへやら、針ノ木岳への登山道は人が少なく、登り・下りともとても静かな山歩き。さらには、針ノ木岳、蓮華岳の山頂は両方とも独り占めでの休憩。贅沢なひと時でした。

みんな柏原新道やアルペンルートで立山方面に向かったのでしょうか？不思議です。
針ノ木小屋周辺で小屋泊、テン泊と思われる人はたくさん見たので、うまく時間をずらすことができたのかもしれません。


この時期、針ノ木雪渓はほとんど無くなり、雪渓歩きはありません。そのかわり、9月中旬だというのに、予想外に花が咲き誇っていて、うれしい誤算。それに、針ノ木岳山頂に着くまで、抜けるような青空。たくさんの花と最高の展望の中、歩くことができなので、長い登りもそれほど苦になりませんでした。

10時ころには雲が湧いて、蓮華岳頂上での展望が得られなかったのと、下りで少し雨に降られたのが残念だったかな。でも3連休に混雑とは無縁の山歩きができたし、針ノ木岳山頂までの前半部分で、十分楽しめたので、良しとしましょう。

このコース、変化に富んだ登山道と風景でとても楽しかった。

雪渓とコマクサの時期にまた登ってみたいし、針ノ木岳からスバリ岳、赤沢岳を経由して種池山荘に抜ける尾根道もいつか歩いてみたい。何度でも訪れたくなる良い山でした。