雨の雲の平から爆風の裏銀座へ【過去レコ】〜トホホ！オレは何しに来たんだ！

2013年08月19日(月) ~ 2013年08月22日(木)

• GPS: 80:00
• 距離: 43.5km
• 登り: 3,599m
• 下り: 3,416m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:00

6:10 新穂高温泉バス停
7:00 中崎橋
7:10 笠新道登山口
7:20 7:35 わさび平小屋
7:55 小池新道入口
8:35 8:45 秩父沢出合
9:55 10:05 シシウドヶ原
10:45 11:00 鏡池
11:50 12:00 弓折乗越
13:10 ゴール地点

2日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:50

5:30 双六小屋
5:50 双六岳巻道分岐
6:35 6:40 双六岳
6:55 中道分岐
7:40 7:45 三俣蓮華岳
8:00 三俣峠
8:30 8:50 三俣山荘
9:20 9:30 黒部川水源地標
11:00 11:10 祖父岳分岐
11:47 12:00 雲ノ平テント場
12:20 ゴール地点

3日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:30

5:45 雲ノ平山荘
6:45 6:50 祖父岳分岐
7:15 7:20 祖父岳
8:00 岩苔乗越
8:45 8:50 水晶小屋
9:25 9:30 水晶岳
10:05 10:15 水晶小屋
10:50 東沢乗越
12:10 12:15 真砂岳分岐
12:50 12:55 野口五郎岳
13:15 野口五郎小屋
13:15 宿泊地

4日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:15

5:35 宿泊地
7:40 7:55 烏帽子小屋
8:45 8:55 三角点
10:30 10:50 ブナ立尾根取付
11:50 高瀬ダム濁沢登山口
11:50 ゴール地点

天候

19日（月）晴れ
20日（火）曇りのち雨
21日（水）雨のち曇り爆風
22日（木）曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは新穂高温泉まで夜行バス。
帰りは高瀬ダムからタクシーで大町温泉郷の薬師の湯まで。

写真

8/19 5:59

新穂高のバス停のあたりから。笠ヶ岳見えているんです。

8/19 7:45

林道から小池新道に…。暑いです。

8/19 8:33

西穂のあたりが見えているのかな？

8/19 8:33

秩父沢かな？。夏山ですね〜！。

8/19 9:48

あの鞍部を越えると鏡平。

8/19 10:32

槍もなんとか見えていますね。

8/19 11:12

鏡平のあたり。稜線は西鎌尾根かな？

8/19 11:27

今回、一番景色がよく見えたのがこのあたり？

8/19 11:33

下に見えるのが鏡平。

8/19 12:03

向こうは穂高連邦ですね。

8/19 12:03

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ。弓折乗越のあたり、お花畑も出てきます。

8/19 12:07

稜線に出ました。

8/19 12:22

こっちは笠ヶ岳の方向です。

8/19 12:24

花見平のお花畑。鷲羽岳も見えています。

8/19 12:26

チングルマとハクサンイチゲ。

8/19 12:30

夏山ですねー！

8/19 12:33

花見平の雪田です。

8/19 12:52

双六池が見えてきました。あと少しです。この後の写真は、ガラッとトーンが変わります。どう撮っても青空が写り込まない！

8/20 6:38

はい、翌日からはほとんど灰色の世界です。

8/20 8:00

見どころはせいぜいこれくらい。

8/20 8:32

おっ、三俣山荘のあたり、ガスが切れている！。…って、期待したけれど、これは天気回復じゃーなくって、地形的にガスが切れているだけみたいです。

8/20 9:41

黒部の源流を渡って雲の平へ…。

8/20 10:16

コバイケイソウ、すごーい！

8/20 10:31

その次はチングルマ。

8/20 10:38

スゴイスゴイ！

8/20 10:49

もう8月は下旬近くなんだけど、雪渓の消えたところなんかまだまだ見頃なんですね。

8/20 11:45

雲の平のテント場に寄ってみます。

8/20 11:55

あっ！、黒部五郎！、なんて期待したんですが…、

8/20 12:13

このあとしっかり本降り！。午後からはずっと小屋で雨音を聞いていました。

8/21 5:55

翌日はさらに…。

8/21 9:27

水晶岳も…、無残です。

8/21 10:11

これだけが慰め。

8/21 10:18

それでも雨、上がったみたいです。

8/21 11:28

でも、ガスは取れません。

8/21 12:52

おまけにすごい風！

8/21 13:54

この日もお昼で行動停止。野口五郎小屋でまったり…というかガックリ！。それでも、少し見えてきました。

8/21 13:57

ちょっと稜線に出てみます。こっちは燕の方向かな。反対側はスゴイ風でした。

8/22 5:40

あーあ、もう最終日だよ！。なんだかサエない山行だったな〜なんて…。

8/22 5:45

まだまだ風は強いけど、雨は降ってない。遠くは雲の中だけど、これから歩く稜線はなんとか見えています。あれは三ツ岳ですね。

8/22 5:46

野口五郎を振り返ります。

8/22 6:00

西の方向はこんなアヤシイ雲が…。

8/22 6:04

せいぜい、この稜線歩き楽しみましょう。

8/22 6:43

行く手には…。

8/22 6:44

振り返ると…。

8/22 6:44

左を向くと…。

8/22 6:57

三ツ岳の巻き道、いろいろな花が咲いていました。

8/22 7:17

三ツ岳から下って、あの稜線を歩いて烏帽子に向かうみたいです。

8/22 7:19

コマクサも咲いていたりして…、

8/22 7:26

…それなりに楽しい道でした。

8/22 7:35

烏帽子岳が見え隠れしていました。

8/22 7:44

高瀬ダム湖が見えてくると、そろそろフィナーレ。

8/22 7:54

烏帽子小屋のテント場。いい感じですね。

8/22 7:59

烏帽子小屋です。

8/22 8:01

小屋の前、チシマギキョウ？。

8/22 8:51

ああ！、下ってしまうんだよ！。なんだか、どうしようもない気分です。

8/22 10:58

ああ！、下っちゃったよ！

8/22 11:50

今頃青空なんか見せるなよ。…天気予報では明日からまた天気悪くなるって…。それで、少しは救われた気分です…、…って、性格悪いですね。

撮影機器：

EX-Z1080 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

tsu-pm

　過去レコシリーズ、ジジイも参戦しています。…って、これまで、比較的マイナーな山ばっかりアップしていましたが、ここいらで、ちょっとハデ目な山も…、…ってことで…。

8月19日（月）
　あるぺん号、全く眠れませんでした。何しろ、途中休憩ばっかり、そのたびに照明がついて…。
　この日はそれなりに天気が良かったんです。…っていうか、4日間の中で一番よかった。まだまだ花もきれいだったし、山々も良く見える。おまけに山小屋も空いていました。でも夕方にはそろそろ悪天候の前触れが…。夕焼けとか、全くナシ。

8月20日（火）
　明け方の雨は止んだのですが、あたりはガスガス。それでも雲と平に着くまではなんとか天気も持ちました。雲の平のキャンプ場のところからは黒部五郎が見えたりして…。
　でも、小屋に着くなり、降り出します。午後はのんびり雲の平を散策しようなんてタクラミ、見事に外れます。そして、この雨は丸一日続きます。

8月21日（水）
　結局、あきらめて雨の中を出発。水晶岳も雨とガスの中、やっと雨が上がったのが真砂岳のあたり。でも、その先の野口五郎岳あたりからは爆風です。野口五郎の小屋に逃げ込んで、昼食、その後もずっと強風吹き荒れていました。野口五郎の小屋、ちょっと薄暗いけど、食事はなかなかでした。何より、空いています。夕食をとったのは5人ぐらいでした。

8月22日（木）
　朝になっても風は止まないが、天気は回復しそうです。遠くの峰は見えないけど、歩いて行く尾根とか三ツ岳あたりはよく見えます。でも、もういい！、早く下ろう…って、寄り道しないで烏帽子小屋からブナ立て尾根を下ります。3大急登というけれど、下った分には、それほど時間かかりませんでした。釣り橋を渡ると堰堤で、そこに、タクシーがいます。途中で一緒になったオジサンと割り勘で大町温泉、薬師の湯まで。2人なので3300円で済みました。

　何とも言えない後味を残した山行でした。雲の平でのんびりしたい！、もうずいぶん前に（20代のころ）行った雲の平再び！、そんな思いで挑んだ山行です。2日目か3日目かどっちか晴れればいいや…って…、それが見事に大ハズレ！。あの、1日目の晴天が、2日目か3日目だったら…、ゼンゼン違っていたでしょうから…。
　…ってことで、やっと思いがかなったのが3年後。雲の平でまったりできたし、水晶岳も3度目でやっと晴れました。
　行かなきゃ〜よかった、なんて思った山行best1かな…？。それでも、今こうやって写真見ていると意外と…。…こんなご時世だからかな？