【糸魚川IC・雨飾山荘へ】
5時18分、北陸道・糸魚川ICを降り、梶山集落の雨飾山荘へ向かいます。駒ヶ岳の独特の山容が見えてきます。
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6/21 5:30
【糸魚川IC・雨飾山荘へ】
5時18分、北陸道・糸魚川ICを降り、梶山集落の雨飾山荘へ向かいます。駒ヶ岳の独特の山容が見えてきます。
【雨飾山荘・第1駐車場】
5時52分、雨飾山荘下の第1駐車場に到着。スペースは8台程度。私が最後の1台でしたが、奥に第2駐車場(18台)もあります。
8
【雨飾山荘・第1駐車場】
5時52分、雨飾山荘下の第1駐車場に到着。スペースは8台程度。私が最後の1台でしたが、奥に第2駐車場(18台)もあります。
さて、本日は海谷三山の周回。まずはここから自転車に乗っていま車で来た林道を下り、5.5km先の山寺集落まで戻ります。
11
さて、本日は海谷三山の周回。まずはここから自転車に乗っていま車で来た林道を下り、5.5km先の山寺集落まで戻ります。
【林道を自転車で下る】
6時03分、支度を調えてから、折りたたみ自転車にて林道を走ります。95%は下り勾配の高速ダウンヒル。
10
6/21 6:03
【林道を自転車で下る】
6時03分、支度を調えてから、折りたたみ自転車にて林道を走ります。95%は下り勾配の高速ダウンヒル。
コンクリート舗装された林道は実に快適。ただ、あまりにも加速するため、自転車のブレーキが焼き付きそうになります。「スピード注意…」
6
6/21 6:09
コンクリート舗装された林道は実に快適。ただ、あまりにも加速するため、自転車のブレーキが焼き付きそうになります。「スピード注意…」
【ふりむき峠を通過】
6時15分、自転車を押して唯一の上り坂区間を登り「ふりむき峠」を通過。ここでしばし展望を楽しみます。
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6/21 6:15
【ふりむき峠を通過】
6時15分、自転車を押して唯一の上り坂区間を登り「ふりむき峠」を通過。ここでしばし展望を楽しみます。
「ふりむき峠」から西側の白馬連峰を望みます。この時間はガスも無く、スカイラインや残雪模様がクッキリ。
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6/21 6:15
「ふりむき峠」から西側の白馬連峰を望みます。この時間はガスも無く、スカイラインや残雪模様がクッキリ。
【逆光に浮かぶ駒ヶ岳】
さらに北へ顔を向けると、根知川を挟んだ対岸には、これから登る「駒ヶ岳」が頭上に聳える。「アソコかぁ…」
22
6/21 6:17
【逆光に浮かぶ駒ヶ岳】
さらに北へ顔を向けると、根知川を挟んだ対岸には、これから登る「駒ヶ岳」が頭上に聳える。「アソコかぁ…」
根知川に架かる小さな橋を2つ渡ると、まもなく林道の下り勾配も終わり。「自転車もソコまでです…」
4
6/21 6:32
根知川に架かる小さな橋を2つ渡ると、まもなく林道の下り勾配も終わり。「自転車もソコまでです…」
【自転車終了・林道歩き】
6時35分、山寺集落の「駒ヶ岳林道」入口にて自転車をデポ。広い場所で車も数台駐車可。ここから林道歩き。
4
6/21 6:35
【自転車終了・林道歩き】
6時35分、山寺集落の「駒ヶ岳林道」入口にて自転車をデポ。広い場所で車も数台駐車可。ここから林道歩き。
ゆるい上り勾配の林道、棚田の間を縫うようにして歩きます。海谷三山から陽が昇る。「暑い1日になりそう…」
14
6/21 6:45
ゆるい上り勾配の林道、棚田の間を縫うようにして歩きます。海谷三山から陽が昇る。「暑い1日になりそう…」
駒ヶ岳林道、走行する車は1台もなく人影もありません。ただ、田圃の用水の「ガボガボ…」という音だけが響いていました。
5
6/21 6:50
駒ヶ岳林道、走行する車は1台もなく人影もありません。ただ、田圃の用水の「ガボガボ…」という音だけが響いていました。
【岩の要塞・駒ヶ岳】
林道からは駒ヶ岳が大迫力。岩の要塞のごとき山容が眼前に迫ります。(*帰宅する際に立ち寄り撮影)
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6/21 16:47
【岩の要塞・駒ヶ岳】
林道からは駒ヶ岳が大迫力。岩の要塞のごとき山容が眼前に迫ります。(*帰宅する際に立ち寄り撮影)
青ラインが自転車。「駒ヶ岳登山口」看板からは徒歩に変わり赤ライン。駒ヶ岳林道はゆるい登り勾配。看板から登山口まで2.7km。
10
青ラインが自転車。「駒ヶ岳登山口」看板からは徒歩に変わり赤ライン。駒ヶ岳林道はゆるい登り勾配。看板から登山口まで2.7km。
駒ヶ岳登山口を示す道標を横目に、林道を歩き続けます。数mだけダート区間がありますが、大部分は舗装道路。
5
6/21 7:05
駒ヶ岳登山口を示す道標を横目に、林道を歩き続けます。数mだけダート区間がありますが、大部分は舗装道路。
駒ヶ岳林道のあちこちにはササユリが咲いていました。他にアヤメやアサツキも目にしました。
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6/21 7:10
駒ヶ岳林道のあちこちにはササユリが咲いていました。他にアヤメやアサツキも目にしました。
【駒ヶ岳登山口を通過】
7時19分、林道を右折し500mほどで根知谷コース登山口を通過。駐車スペース2〜3台。簡易トイレあり。
4
6/21 7:19
【駒ヶ岳登山口を通過】
7時19分、林道を右折し500mほどで根知谷コース登山口を通過。駐車スペース2〜3台。簡易トイレあり。
この根知谷コースは、他に「大神堂ルート」とも呼ばれています。随所にこうした看板があり、表示タイムはタイト。登山口は標高約600m。
4
6/21 7:19
この根知谷コースは、他に「大神堂ルート」とも呼ばれています。随所にこうした看板があり、表示タイムはタイト。登山口は標高約600m。
序盤は広葉樹で日が差さない、湿った登山道。大岩の横を通り過ぎます。「ひっそりしてます…」
3
6/21 7:22
序盤は広葉樹で日が差さない、湿った登山道。大岩の横を通り過ぎます。「ひっそりしてます…」
ミヤマタムラソウにご挨拶。登山口付近のあちこちに咲いていました。「ここは初めてのコース。お手柔らかに…」
20
6/21 7:25
ミヤマタムラソウにご挨拶。登山口付近のあちこちに咲いていました。「ここは初めてのコース。お手柔らかに…」
展望が全く利かない、薄暗い登山道が続きます。石標があり「第三十号」と読めます。最近、誰かが歩いた跡を確認。
3
6/21 7:40
展望が全く利かない、薄暗い登山道が続きます。石標があり「第三十号」と読めます。最近、誰かが歩いた跡を確認。
【駒清水を通過】
7時41分、駒清水を通過。標高約790m。黒いパイプから水が流れ落ちています。コップが目印。
8
6/21 7:41
【駒清水を通過】
7時41分、駒清水を通過。標高約790m。黒いパイプから水が流れ落ちています。コップが目印。
登山口から駒清水までは20分。ちょうど一汗掻いた頃に通過します。水を補給しました。「うまいね…」
6
6/21 7:43
登山口から駒清水までは20分。ちょうど一汗掻いた頃に通過します。水を補給しました。「うまいね…」
駒清水を通過すると、しだいに登山道の勾配がキツくなってきます。「いよいよロープ場も現れてきましたね…」
4
6/21 7:46
駒清水を通過すると、しだいに登山道の勾配がキツくなってきます。「いよいよロープ場も現れてきましたね…」
【地形図とは異なる登山道】
根知谷コースは、地形図とは異なるルートを歩きます。赤ラインが私のGPSログの軌跡です。
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【地形図とは異なる登山道】
根知谷コースは、地形図とは異なるルートを歩きます。赤ラインが私のGPSログの軌跡です。
そして地形図上の登山道と接近する辺りから、道は険しさを増します。道幅は狭まり、ハシゴも現れます。
4
6/21 7:58
そして地形図上の登山道と接近する辺りから、道は険しさを増します。道幅は狭まり、ハシゴも現れます。
【見晴らし岩を通過】
8時00分、「見晴らし岩」を通過。露岩の上に出て展望が開ける。標高900m。
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6/21 8:00
【見晴らし岩を通過】
8時00分、「見晴らし岩」を通過。露岩の上に出て展望が開ける。標高900m。
「見晴らし岩」は白馬連峰への展望台で、午前中は順光。他に、明星山や青海黒姫山、戸倉山や善光寺山などが望めました。
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6/21 8:01
「見晴らし岩」は白馬連峰への展望台で、午前中は順光。他に、明星山や青海黒姫山、戸倉山や善光寺山などが望めました。
●*真那板山・山ノ神尾根
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●*真那板山・山ノ神尾根
●●*白馬岳・旭岳・鉢ヶ岳
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●●*白馬岳・旭岳・鉢ヶ岳
●●●*雪倉岳・朝日岳
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●●●*雪倉岳・朝日岳
●●●●*黒負山・聖山
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●●●●*黒負山・聖山
見晴らし岩から東方面を撮影。正面に見えるのは、労山バンドへと続く「コブ尾根」ではないかと思われます。
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6/21 8:02
見晴らし岩から東方面を撮影。正面に見えるのは、労山バンドへと続く「コブ尾根」ではないかと思われます。
見晴らし岩を通過後、岩壁に沿うような登山道に変わります。赤ペンキに従い、展望の利かない登山道が続く。
5
6/21 8:23
見晴らし岩を通過後、岩壁に沿うような登山道に変わります。赤ペンキに従い、展望の利かない登山道が続く。
【島滝沢いっぷくを通過】
8時25分、「島滝沢いっぷく」を通過。小さな沢が流れます。渡渉はしません。
5
6/21 8:25
【島滝沢いっぷくを通過】
8時25分、「島滝沢いっぷく」を通過。小さな沢が流れます。渡渉はしません。
足元から沢までは切れ落ち、3mほど落差があります。そこまで下りるのが煩わしいため、水補給せずに先に進みました。
3
6/21 8:26
足元から沢までは切れ落ち、3mほど落差があります。そこまで下りるのが煩わしいため、水補給せずに先に進みました。
【左大フェースの直下】
8時34分、大岩壁「左大フェース」の直下に来ました。沈黙が漂う中、頭上を見上げます。「不気味だ…」
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6/21 8:34
【左大フェースの直下】
8時34分、大岩壁「左大フェース」の直下に来ました。沈黙が漂う中、頭上を見上げます。「不気味だ…」
遠景写真がコチラ。現在、左大フェース基部の左端にいます。この後「労山バンド」を斜上します。
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遠景写真がコチラ。現在、左大フェース基部の左端にいます。この後「労山バンド」を斜上します。
ここが根知谷コースのクライマックスでしょう。岩壁の途中に岩棚が帯状に張り出し、そのバンドをルートにしているのです。
5
6/21 8:35
ここが根知谷コースのクライマックスでしょう。岩壁の途中に岩棚が帯状に張り出し、そのバンドをルートにしているのです。
【労山バンドを登る】
労山バンドを登ります。草ヤブがせり出す登山道。意外に急登で設置ロープを頼ります。「急ですね…」
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6/21 8:35
【労山バンドを登る】
労山バンドを登ります。草ヤブがせり出す登山道。意外に急登で設置ロープを頼ります。「急ですね…」
【反対側は樹林帯】
バンドだからといって、足元が切れ落ちているわけではない。岩壁の反対側は樹林帯となり、視界を遮ります。
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6/21 8:40
【反対側は樹林帯】
バンドだからといって、足元が切れ落ちているわけではない。岩壁の反対側は樹林帯となり、視界を遮ります。
労山バンドにて後方を撮影。垂直に立ち上がる岩壁のシルエットが、青空に浮かぶ。
13
6/21 8:36
労山バンドにて後方を撮影。垂直に立ち上がる岩壁のシルエットが、青空に浮かぶ。
【オーバーハングした岩】
バンドの斜上が続きます。ハシゴを越えると、オーバーハングした岩の下をくぐる登山道に変わります。
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6/21 8:52
【オーバーハングした岩】
バンドの斜上が続きます。ハシゴを越えると、オーバーハングした岩の下をくぐる登山道に変わります。
【危マーク区間】
この辺りは戸隠山「百間長屋」のごとき様相。岩に固定されたロープを手がかりに、ジワジワと高度を上げます。
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6/21 8:53
【危マーク区間】
この辺りは戸隠山「百間長屋」のごとき様相。岩に固定されたロープを手がかりに、ジワジワと高度を上げます。
岩屋の中に設置された看板。ここは別称「青年団バンド」とも呼ばれるようです。「ロックバンドみたいだ…」
7
6/21 8:54
岩屋の中に設置された看板。ここは別称「青年団バンド」とも呼ばれるようです。「ロックバンドみたいだ…」
バンド区間の後半は、足元がザレています。滑り止めのために積まれた土嚢を足がかりに進みます。
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6/21 8:54
バンド区間の後半は、足元がザレています。滑り止めのために積まれた土嚢を足がかりに進みます。
後方を撮影。頭上に大きくせり出す岩屋根がいまにも崩れるのではないか、と不安いっぱいでした。
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6/21 8:56
後方を撮影。頭上に大きくせり出す岩屋根がいまにも崩れるのではないか、と不安いっぱいでした。
9時02分、バンドをパスするとすぐに沢音が聞こえ始め、水場を通過。渡渉は問題ありません。
7
6/21 9:02
9時02分、バンドをパスするとすぐに沢音が聞こえ始め、水場を通過。渡渉は問題ありません。
駒ヶ岳で出会った花たち1
ミヤマカラマツ
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6/21 9:03
駒ヶ岳で出会った花たち1
ミヤマカラマツ
駒ヶ岳で出会った花たち2
グンナイフウロ
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6/21 8:34
駒ヶ岳で出会った花たち2
グンナイフウロ
駒ヶ岳で出会った花たち3
ヤマツツジ
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6/21 8:15
駒ヶ岳で出会った花たち3
ヤマツツジ
駒ヶ岳で出会った花たち4
ヤマボウシ
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6/21 8:08
駒ヶ岳で出会った花たち4
ヤマボウシ
【すくみのテラスを通過】
9時06分、「すくみのテラス」に来ました。第2展望台とも呼ばれ、標高1260m。
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6/21 9:06
【すくみのテラスを通過】
9時06分、「すくみのテラス」に来ました。第2展望台とも呼ばれ、標高1260m。
すくみのテラスは、駒ヶ岳南西壁に突き出た断崖。その先端まで踏み跡アリ。「高度感にクラクラする…」
9
6/21 9:07
すくみのテラスは、駒ヶ岳南西壁に突き出た断崖。その先端まで踏み跡アリ。「高度感にクラクラする…」
断崖の先端から眼下を見下ろします。600m下まで切れ落ちる。早朝、自転車で下ってきた林道が小さく見えます。
6
6/21 9:08
断崖の先端から眼下を見下ろします。600m下まで切れ落ちる。早朝、自転車で下ってきた林道が小さく見えます。
【テラスから雨飾山】
南に目を移すと、雨飾山の北面が聳える。雨飾山荘の赤い屋根も小さく見えます。
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6/21 9:07
【テラスから雨飾山】
南に目を移すと、雨飾山の北面が聳える。雨飾山荘の赤い屋根も小さく見えます。
●*天狗原山・笹平・雨飾山
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●*天狗原山・笹平・雨飾山
●●*眼下に林道
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●●*眼下に林道
●●●*白馬連峰・戸倉山
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●●●*白馬連峰・戸倉山
●●●●*犬ヶ岳・白鳥山
15
●●●●*犬ヶ岳・白鳥山
すくみのテラスからは登山道が左に折れ、駒ヶ岳南西壁を外れます。勾配が一気にゆるみ、山頂がみるみる近づいてきます。
6
6/21 9:38
すくみのテラスからは登山道が左に折れ、駒ヶ岳南西壁を外れます。勾配が一気にゆるみ、山頂がみるみる近づいてきます。
【コース合流地点を通過】
9時45分、海谷山峡パークからの西海コースと合流。「山頂での話し声も聞こえてきます…」
5
6/21 9:45
【コース合流地点を通過】
9時45分、海谷山峡パークからの西海コースと合流。「山頂での話し声も聞こえてきます…」
【駒ヶ岳に到着】
9時46分、駒ヶ岳の山頂に到着。標高1487.2m。登山口からは2時間30分でした。
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6/21 9:46
【駒ヶ岳に到着】
9時46分、駒ヶ岳の山頂に到着。標高1487.2m。登山口からは2時間30分でした。
駒ヶ岳山頂はまあまあ広さ。山頂標柱と小さな祠があります。南側の頸城三山方面の展望が開けています。
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6/21 9:46
駒ヶ岳山頂はまあまあ広さ。山頂標柱と小さな祠があります。南側の頸城三山方面の展望が開けています。
●*火打山・焼山・富士見峠
21
●*火打山・焼山・富士見峠
●●*進路の鬼ヶ面山 方面
16
●●*進路の鬼ヶ面山 方面
●●●*白倉峰・奥に乙妻山
9
●●●*白倉峰・奥に乙妻山
●●●●*笹平・雨飾山
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●●●●*笹平・雨飾山
北東側には海谷山塊「阿彌陀山」「烏帽子岳」のトゲトゲしい姿。左奥には「鉾ヶ岳」を望みます。
12
6/21 9:47
北東側には海谷山塊「阿彌陀山」「烏帽子岳」のトゲトゲしい姿。左奥には「鉾ヶ岳」を望みます。
駒ヶ岳山頂では、西海コースから登ってきた男性2人とおしゃべりしながら、10分ほど休憩しました。
6
6/21 9:47
駒ヶ岳山頂では、西海コースから登ってきた男性2人とおしゃべりしながら、10分ほど休憩しました。
これから向かう鬼ヶ面山を眺めます。初めての縦走路。タフだと聞いています。「不安いっぱい…」
6
6/21 9:47
これから向かう鬼ヶ面山を眺めます。初めての縦走路。タフだと聞いています。「不安いっぱい…」
【鬼ヶ面山へ向かう】
9時57分、駒ヶ岳を後にして鬼ヶ面山へ向かいます。まずは東峰1498mを目指し急斜面を下ります。
5
6/21 9:57
【鬼ヶ面山へ向かう】
9時57分、駒ヶ岳を後にして鬼ヶ面山へ向かいます。まずは東峰1498mを目指し急斜面を下ります。
小鞍部より後方を撮影。駒ヶ岳の山頂、そしてたったいま下ってきた斜面が見えます。
4
6/21 10:05
小鞍部より後方を撮影。駒ヶ岳の山頂、そしてたったいま下ってきた斜面が見えます。
そして東峰への登り返し。スリップしやすい岩場。3重のロープを手がかりによじ登ります。
4
6/21 10:06
そして東峰への登り返し。スリップしやすい岩場。3重のロープを手がかりによじ登ります。
【千丈ヶ岳南西壁】
左奥には海谷渓谷を挟んだ対岸、千丈ヶ岳の南西壁が見えます。「荒々しいです…」
8
6/21 10:10
【千丈ヶ岳南西壁】
左奥には海谷渓谷を挟んだ対岸、千丈ヶ岳の南西壁が見えます。「荒々しいです…」
左斜面をトラバースしていると、シラネアオイの群落に出会いました。
36
6/21 10:13
左斜面をトラバースしていると、シラネアオイの群落に出会いました。
この縦走路、ロープに全体重を掛けなければ登れないような急斜面がいくつも現れます。「危ないです…」
7
6/21 10:31
この縦走路、ロープに全体重を掛けなければ登れないような急斜面がいくつも現れます。「危ないです…」
【縦走路が途切れる】
いつしか東峰1498mを通過。すると突如、縦走路がと途切れた箇所に出ました。奥には鬼ヶ面山が浮かびます。
16
6/21 10:34
【縦走路が途切れる】
いつしか東峰1498mを通過。すると突如、縦走路がと途切れた箇所に出ました。奥には鬼ヶ面山が浮かびます。
【難所・東峰のキレット】
足元をよく見るとピンと張った設置ロープ。その先はスパッと切れ落ち、下まで見えません。「ゴクリ…」
12
6/21 10:37
【難所・東峰のキレット】
足元をよく見るとピンと張った設置ロープ。その先はスパッと切れ落ち、下まで見えません。「ゴクリ…」
【危マークの場所】
この場所は駒ヶ岳山頂部から下る岩場区間。山と高原地図で「危マーク」が記されている難所です。
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【危マークの場所】
この場所は駒ヶ岳山頂部から下る岩場区間。山と高原地図で「危マーク」が記されている難所です。
ようやくここが難所「東峰のキレット」だと気づく。後ろ向きになり、根知谷へ向けて断崖を下降。ロープがギリギリと鳴る。
11
6/21 10:39
ようやくここが難所「東峰のキレット」だと気づく。後ろ向きになり、根知谷へ向けて断崖を下降。ロープがギリギリと鳴る。
そこから数本の鎖とそれに結ばれたロープを手がかりにしてトラバース気味に下る。さほど難しくない。
6
6/21 10:40
そこから数本の鎖とそれに結ばれたロープを手がかりにしてトラバース気味に下る。さほど難しくない。
鎖にしがみつきながら真横の断崖を撮影。鎖やロープが設置してなければ、ココを通過するのはかなり困難。
11
6/21 10:41
鎖にしがみつきながら真横の断崖を撮影。鎖やロープが設置してなければ、ココを通過するのはかなり困難。
【東峰のキレット・核心部】
最も難しかったのは最後の高さ3mほどの垂直な壁。足場が見つからない。靴裏のフリクションを利かせながらズリ落ちてクリア。
19
6/21 10:43
【東峰のキレット・核心部】
最も難しかったのは最後の高さ3mほどの垂直な壁。足場が見つからない。靴裏のフリクションを利かせながらズリ落ちてクリア。
その後も断崖の基部をトラバースして鞍部へ向かうが、もうこの辺りは大したことありません。「やれやれ…」
7
6/21 10:43
その後も断崖の基部をトラバースして鞍部へ向かうが、もうこの辺りは大したことありません。「やれやれ…」
トラバースしながら進行方向を撮影。断崖の向こうに鬼ヶ面山・北峰。「尾根伝いに左へ回り込むようです…」
13
6/21 10:44
トラバースしながら進行方向を撮影。断崖の向こうに鬼ヶ面山・北峰。「尾根伝いに左へ回り込むようです…」
【東峰のキレットをクリア】
もう安全だという場所で後方を振り返る。東峰のキレットは、まるで不敵な笑みを浮かべているようだった。
8
6/21 10:44
【東峰のキレットをクリア】
もう安全だという場所で後方を振り返る。東峰のキレットは、まるで不敵な笑みを浮かべているようだった。
左手側、ヤブの向こうに阿彌陀山が近づきます。その左奥の烏帽子岳は隠れてほとんど見えなくなりました。
10
6/21 11:04
左手側、ヤブの向こうに阿彌陀山が近づきます。その左奥の烏帽子岳は隠れてほとんど見えなくなりました。
ヤセ尾根、ロープ場、急斜面がランダムに現れます。どれほど難しいわけではありませんが、消耗が激しい。
6
6/21 11:06
ヤセ尾根、ロープ場、急斜面がランダムに現れます。どれほど難しいわけではありませんが、消耗が激しい。
【北峰に登山道なし】
11時19分、鬼ヶ面山・北峰が正面に来ました。あのピークへの登山道は無く、右から巻いて進むことになります。
7
6/21 11:19
【北峰に登山道なし】
11時19分、鬼ヶ面山・北峰が正面に来ました。あのピークへの登山道は無く、右から巻いて進むことになります。
足元を見ると、ギンリョウソウが咲いていました。
「全くここはタフな山ですね…」
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6/21 11:13
足元を見ると、ギンリョウソウが咲いていました。
「全くここはタフな山ですね…」
【北峰・登れるか?】
北峰ピークを巻いていると、奥に「鬼ヶ面山・南峰」が見えてきました。「お昼にはまだ早い。北峰にアタックしてみよう…」
4
6/21 11:28
【北峰・登れるか?】
北峰ピークを巻いていると、奥に「鬼ヶ面山・南峰」が見えてきました。「お昼にはまだ早い。北峰にアタックしてみよう…」
【北峰・ヤブに敗退】
北峰を巻いた先の鞍部より北峰ピークを目指しましたが、ヤブがひどくて敗退。「余計なことしたね…」
8
6/21 11:35
【北峰・ヤブに敗退】
北峰を巻いた先の鞍部より北峰ピークを目指しましたが、ヤブがひどくて敗退。「余計なことしたね…」
【南峰・縦走路を外れる】
鬼ヶ面山「南峰」は、縦走路をすこし外れた位置(ブルーの丸印)にアリ。地形図の登山道とは異なるので注意。
8
【南峰・縦走路を外れる】
鬼ヶ面山「南峰」は、縦走路をすこし外れた位置(ブルーの丸印)にアリ。地形図の登山道とは異なるので注意。
南峰直下の登り。縦走路を外れて岩場の急斜面の登り。「また急斜面です…」
5
6/21 11:42
南峰直下の登り。縦走路を外れて岩場の急斜面の登り。「また急斜面です…」
【鬼ヶ面山・南峰に到着】
11時43分、鬼ヶ面山・南峰に到着。標高1580m。北峰より10mほど低い。駒ヶ岳から2時間でした。
7
6/21 11:43
【鬼ヶ面山・南峰に到着】
11時43分、鬼ヶ面山・南峰に到着。標高1580m。北峰より10mほど低い。駒ヶ岳から2時間でした。
【鬼ヶ面山でランチ♪】
雨飾山荘を出発して6時間。険しいルートでひや汗もいっぱい掻きましたので、塩分補給です。
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6/21 11:49
【鬼ヶ面山でランチ♪】
雨飾山荘を出発して6時間。険しいルートでひや汗もいっぱい掻きましたので、塩分補給です。
鬼ヶ面山・南峰のピークは狭く、定員は3〜4人。登山者があまり訪れない雰囲気が感じられました。
11
6/21 12:07
鬼ヶ面山・南峰のピークは狭く、定員は3〜4人。登山者があまり訪れない雰囲気が感じられました。
【東海谷山稜の展望】
鬼ヶ面山からは360度視界が開けています。特に東海谷山稜の展望がスバラシイ。左が鉢山、右奥が昼闇山。
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6/21 11:59
【東海谷山稜の展望】
鬼ヶ面山からは360度視界が開けています。特に東海谷山稜の展望がスバラシイ。左が鉢山、右奥が昼闇山。
【海谷山塊・阿彌陀山】
そして海谷山塊と言えばこの「阿彌陀山」でしょう。名前もさることながら、そのトゲトゲした山容が存在感抜群。
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6/21 11:59
【海谷山塊・阿彌陀山】
そして海谷山塊と言えばこの「阿彌陀山」でしょう。名前もさることながら、そのトゲトゲした山容が存在感抜群。
●*鬼ヶ面山から山座同定
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●*鬼ヶ面山から山座同定
●●*阿彌陀山・刈羽黒姫山
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●●*阿彌陀山・刈羽黒姫山
●●●*鉢山・昼闇山・焼山
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●●●*鉢山・昼闇山・焼山
●●●●*鋸岳・天狗原山
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●●●●*鋸岳・天狗原山
【後方・駒ヶ岳方面】
いまほど縦走してきた後方を振り返ると、駒ヶ岳や東峰の姿。奥には青海黒姫山が霞みます。
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【後方・駒ヶ岳方面】
いまほど縦走してきた後方を振り返ると、駒ヶ岳や東峰の姿。奥には青海黒姫山が霞みます。
【鬼ヶ面山からの雨飾山】
さらに南側を眺めると、雨飾山の北面が大きい。中央の尾根が雨飾山荘からのコースになります。
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6/21 11:50
【鬼ヶ面山からの雨飾山】
さらに南側を眺めると、雨飾山の北面が大きい。中央の尾根が雨飾山荘からのコースになります。
雨飾山北面の神難所沢をズーム。沢のところどころが雪渓で埋まっています。
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6/21 12:00
雨飾山北面の神難所沢をズーム。沢のところどころが雪渓で埋まっています。
これから歩く縦走路、奥のピークが鋸岳。難所の垂直ハシゴが待ち受ける。「緊張してきました…」
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6/21 12:01
これから歩く縦走路、奥のピークが鋸岳。難所の垂直ハシゴが待ち受ける。「緊張してきました…」
【鋸岳へ向かう】
12時12分、鬼ヶ面山を後にして「鋸岳」へ向かいます。急な岩場を下り、縦走路に合流。「クッ!」
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6/21 12:12
【鋸岳へ向かう】
12時12分、鬼ヶ面山を後にして「鋸岳」へ向かいます。急な岩場を下り、縦走路に合流。「クッ!」
【シンボル的なピナクル】
鬼ヶ面山・南峰から東へ派生する尾根を急降下。登山道脇にピナクルが出現。「シンボリックだ…」
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6/21 12:20
【シンボル的なピナクル】
鬼ヶ面山・南峰から東へ派生する尾根を急降下。登山道脇にピナクルが出現。「シンボリックだ…」
ピナクルの向こうには、青空と湧き始めたガスが見えました。「先に進みましょう…」
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6/21 12:21
ピナクルの向こうには、青空と湧き始めたガスが見えました。「先に進みましょう…」
【唯一のんびりできる区間】
小コブを1つ越えると、目の前に巨大な岩峰が近づきます。あの岩峰までの400mが本コースで唯一「ホッ」とできる区間。
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6/21 12:32
【唯一のんびりできる区間】
小コブを1つ越えると、目の前に巨大な岩峰が近づきます。あの岩峰までの400mが本コースで唯一「ホッ」とできる区間。
鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち1
タニウツギ
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6/21 12:29
鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち1
タニウツギ
鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち2
ツバメオモト
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鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち2
ツバメオモト
鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち3
ウラジロヨウラク
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鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち3
ウラジロヨウラク
鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち4
イワカガミ
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鬼ヶ面山→鋸岳 区間
出会った花たち4
イワカガミ
【アイゼンの出番ナシ】
わずかに雪渓が残っていました。この日、雪渓を歩いたのはこの1箇所だけ。アイゼンの出番ナシでした。
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6/21 12:37
【アイゼンの出番ナシ】
わずかに雪渓が残っていました。この日、雪渓を歩いたのはこの1箇所だけ。アイゼンの出番ナシでした。
【海谷渓谷との分岐】
12時56分、小ピーク1458mを通過。海谷渓谷との分岐点。看板があまりにも小さい。私は縦走路を直進。
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【海谷渓谷との分岐】
12時56分、小ピーク1458mを通過。海谷渓谷との分岐点。看板があまりにも小さい。私は縦走路を直進。
【旧ルートは進入禁止】
13時12分、大きな岩壁に突き当たる。トラロープが張られ、奥へは進入禁止。直進はおそらく旧ルート。
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6/21 13:12
【旧ルートは進入禁止】
13時12分、大きな岩壁に突き当たる。トラロープが張られ、奥へは進入禁止。直進はおそらく旧ルート。
【第2の難所へ向かう】
ここからいよいよ第2の難所エリア。現在地が赤い点。右斜面トラバースの先に、核心部「20m鉄ハシゴ」が続く。
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【第2の難所へ向かう】
ここからいよいよ第2の難所エリア。現在地が赤い点。右斜面トラバースの先に、核心部「20m鉄ハシゴ」が続く。
旧ルートをスルーし、まずは右斜面トラバースにて少し高度を下げる。トラロープ、足場はしっかりしている。
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6/21 13:14
旧ルートをスルーし、まずは右斜面トラバースにて少し高度を下げる。トラロープ、足場はしっかりしている。
【第2の難所・キレット】
13時15分、目の前にキレットが現れる。危マークの難所。垂直の鉄ハシゴにて尾根上を目指すことになる。
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【第2の難所・キレット】
13時15分、目の前にキレットが現れる。危マークの難所。垂直の鉄ハシゴにて尾根上を目指すことになる。
3重に束ねた設置ロープを手に、キレット基部までアプローチ。まだまだ足元は広い。耳をつんざく蝉の声。緊張感をあおる。
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6/21 13:17
3重に束ねた設置ロープを手に、キレット基部までアプローチ。まだまだ足元は広い。耳をつんざく蝉の声。緊張感をあおる。
スラブの手前からアンカーボルトが設置されている。試しに足を乗せてみたが、想定以上に狭くて華奢だった。
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6/21 13:18
スラブの手前からアンカーボルトが設置されている。試しに足を乗せてみたが、想定以上に狭くて華奢だった。
いよいよスラブに差し掛かる。足元は外傾しており、足場はよくない。不安だが、アンカーに頼らざるを得ない。
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6/21 13:18
いよいよスラブに差し掛かる。足元は外傾しており、足場はよくない。不安だが、アンカーに頼らざるを得ない。
1箇所、アンカーが破損していた。手で動かしたらグルグル回った。こんななまくらに足を置くわけにはいかない。
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6/21 13:19
1箇所、アンカーが破損していた。手で動かしたらグルグル回った。こんななまくらに足を置くわけにはいかない。
設置ロープとアンカーでスラブを斜上した先、垂直のハシゴに近づく。針金とロープで何重にも固定されている。
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6/21 13:19
設置ロープとアンカーでスラブを斜上した先、垂直のハシゴに近づく。針金とロープで何重にも固定されている。
【20mの鉄ハシゴ】
13時20分、20mの鉄ハシゴを登る。「カン、カン…」と乾いた金属音。
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6/21 13:20
【20mの鉄ハシゴ】
13時20分、20mの鉄ハシゴを登る。「カン、カン…」と乾いた金属音。
いまこの瞬間にハシゴが崩れ落ちるのでは無いか?奥穂高岳「重太郎新道」の鉄ハシゴでも、ここまでの緊張感は無かった。
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6/21 13:20
いまこの瞬間にハシゴが崩れ落ちるのでは無いか?奥穂高岳「重太郎新道」の鉄ハシゴでも、ここまでの緊張感は無かった。
ハシゴにしがみついて後方を撮影。急勾配となったスラブが渦巻き、根知谷の底まで落ち込んでいた。
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ハシゴにしがみついて後方を撮影。急勾配となったスラブが渦巻き、根知谷の底まで落ち込んでいた。
【第2の難所をクリア】
13時25分、鉄ハシゴを登り切り、難所のキレットをクリア。上からのぞき込んだが、ハシゴ下部は見えなかった。
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6/21 13:25
【第2の難所をクリア】
13時25分、鉄ハシゴを登り切り、難所のキレットをクリア。上からのぞき込んだが、ハシゴ下部は見えなかった。
この岩峰の基部をトラバースし、そしてハシゴで尾根に辿り着いた。奥には鬼ヶ面山が聳えていた。
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6/21 13:30
この岩峰の基部をトラバースし、そしてハシゴで尾根に辿り着いた。奥には鬼ヶ面山が聳えていた。
【危マーク・位置確認】
この第2の難所位置を確認。海谷渓谷分岐「P1458m」と鋸岳のちょうど中間地点。
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【危マーク・位置確認】
この第2の難所位置を確認。海谷渓谷分岐「P1458m」と鋸岳のちょうど中間地点。
難所をパスしてからも、急斜面や岩場はまだまだ続きます。ロープ場やハシゴが次々に現れます。
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6/21 13:26
難所をパスしてからも、急斜面や岩場はまだまだ続きます。ロープ場やハシゴが次々に現れます。
「落ちたらアウト」といった、スッパリと切れ落ちた箇所も複数ありますが、危マーク箇所ほどの難度はナシ。
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6/21 13:30
「落ちたらアウト」といった、スッパリと切れ落ちた箇所も複数ありますが、危マーク箇所ほどの難度はナシ。
【難しいよりもタフな山】
本コース、危険箇所の通過が難しいよりも、「急なアップダウンが多くてタフな山」という印象の方が強いです。
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6/21 13:32
【難しいよりもタフな山】
本コース、危険箇所の通過が難しいよりも、「急なアップダウンが多くてタフな山」という印象の方が強いです。
【小ピークが2つ続く】
13時33分、1つ目の小ピークを登ると、すぐ目の前に2つめの小ピークが現れます。あの向こうが鋸岳です。
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6/21 13:33
【小ピークが2つ続く】
13時33分、1つ目の小ピークを登ると、すぐ目の前に2つめの小ピークが現れます。あの向こうが鋸岳です。
2つ目の小ピークはロープを手がかりに、左斜面の岩場をトラバース。そこからピークへ向けて斜上。
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6/21 13:34
2つ目の小ピークはロープを手がかりに、左斜面の岩場をトラバース。そこからピークへ向けて斜上。
【海谷山塊・鉢山】
トラバース途中、左手側の海川を挟んだ対岸に「鉢山」が大きい。鉢山西壁や海老凜瞭が大迫力。
2020年06月29日 14:37撮影
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6/29 14:37
【海谷山塊・鉢山】
トラバース途中、左手側の海川を挟んだ対岸に「鉢山」が大きい。鉢山西壁や海老凜瞭が大迫力。
【鋸岳が見えてきた】
2つ目の小ピークに登ると、縦走路の奥に鋸岳が現れました。「ようやくここまで辿り着いた…」
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6/21 13:46
【鋸岳が見えてきた】
2つ目の小ピークに登ると、縦走路の奥に鋸岳が現れました。「ようやくここまで辿り着いた…」
●*進行方向 鋸岳山頂
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●*進行方向 鋸岳山頂
●●*奥に高妻山・堂津岳
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●●*奥に高妻山・堂津岳
●●●*大曲り・雨飾山
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●●●*大曲り・雨飾山
●●●●*大綱コースの尾根
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●●●●*大綱コースの尾根
【鬼ヶ面山の展望ポイント】
2つ目の小ピークより後方を振り返る。鬼ヶ面山が最もよく見えたのはこの場所でした。
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【鬼ヶ面山の展望ポイント】
2つ目の小ピークより後方を振り返る。鬼ヶ面山が最もよく見えたのはこの場所でした。
鋸岳に向かいます。2つめの小ピークからは、岩の急斜面を設置ロープで下る。小鞍部を通過。「またロープです…」
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6/21 13:49
鋸岳に向かいます。2つめの小ピークからは、岩の急斜面を設置ロープで下る。小鞍部を通過。「またロープです…」
そこからロープを手がかりに草ヤブの最後の急登。タイツ姿でしたが、アザミがチクチクしました。
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6/21 13:59
そこからロープを手がかりに草ヤブの最後の急登。タイツ姿でしたが、アザミがチクチクしました。
斜面を登り切ると、奥に鋸岳山頂。男女お二人が休憩中。私に手を振ってくれました。「オーイ!」
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6/21 14:01
斜面を登り切ると、奥に鋸岳山頂。男女お二人が休憩中。私に手を振ってくれました。「オーイ!」
【鋸岳山頂に到着】
14時03分、鋸岳山頂に到着。標高1631m。この日で一番高いピーク。根知谷コース登山口からは7時間。
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6/21 14:03
【鋸岳山頂に到着】
14時03分、鋸岳山頂に到着。標高1631m。この日で一番高いピーク。根知谷コース登山口からは7時間。
【周囲の山々はガス】
鋸岳山頂からは360度の大展望のはずですが、いまは季節が梅雨。周囲の山々にはガスがかかっていました。
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6/21 14:03
【周囲の山々はガス】
鋸岳山頂からは360度の大展望のはずですが、いまは季節が梅雨。周囲の山々にはガスがかかっていました。
後方、歩いてきた縦走路を振り返ると、先ほどのお二人が雨飾山荘へと下山し始めていました。
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6/21 14:08
後方、歩いてきた縦走路を振り返ると、先ほどのお二人が雨飾山荘へと下山し始めていました。
【急斜面を下る女性】
ロープで後ろ向きになって急斜面を下る女性。ゆっくりと足を運んでいました。「さて、私も帰ろうかな…」
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6/21 14:08
【急斜面を下る女性】
ロープで後ろ向きになって急斜面を下る女性。ゆっくりと足を運んでいました。「さて、私も帰ろうかな…」
【鋸岳より下山開始】
14時12分、鋸岳より下山開始。これから下る尾根の向こうに、車を止めた雨飾山荘が小さく見えます。
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【鋸岳より下山開始】
14時12分、鋸岳より下山開始。これから下る尾根の向こうに、車を止めた雨飾山荘が小さく見えます。
鋸岳の山頂直下、急斜面となった岩場を下ります。ロープや鎖を手がかりにして200mほど高度を下げます。
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6/21 14:16
鋸岳の山頂直下、急斜面となった岩場を下ります。ロープや鎖を手がかりにして200mほど高度を下げます。
南側、斜面の奥に先ほどまでいた鋸岳山頂が見えます。下山路は、山頂から鬼ヶ面山側に少し戻った位置から下り始めます。
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6/21 14:15
南側、斜面の奥に先ほどまでいた鋸岳山頂が見えます。下山路は、山頂から鬼ヶ面山側に少し戻った位置から下り始めます。
シロウマアサツキでしょうか?赤い蕾を目にしました。斜面のアチコチで風に揺れていました。
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6/21 14:22
シロウマアサツキでしょうか?赤い蕾を目にしました。斜面のアチコチで風に揺れていました。
【下の方はザレ斜面】
この急斜面、下ってくるにつれてザレ場が多くなってきました。スリップにご注意を。
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6/21 14:18
【下の方はザレ斜面】
この急斜面、下ってくるにつれてザレ場が多くなってきました。スリップにご注意を。
14時27分、山頂直下の急斜面を下りきる。その場所にヒメウツギが咲いていました(^^)/
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6/21 14:27
14時27分、山頂直下の急斜面を下りきる。その場所にヒメウツギが咲いていました(^^)/
この大きな岩の蔭に群生。
「おかげで気持ちがフレッシュになれました…」
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6/21 14:28
この大きな岩の蔭に群生。
「おかげで気持ちがフレッシュになれました…」
14時52分、何ということもない登山道を下り、最低鞍部1290m「雨飾山との分岐」を通過。
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6/21 14:52
14時52分、何ということもない登山道を下り、最低鞍部1290m「雨飾山との分岐」を通過。
【第2の沢を通過】
15時10分、ゆるい登山道を下り、水場「第2の沢」を通過。雪渓は無く、渡渉も楽勝。たっぷり水を補給。
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6/21 15:10
【第2の沢を通過】
15時10分、ゆるい登山道を下り、水場「第2の沢」を通過。雪渓は無く、渡渉も楽勝。たっぷり水を補給。
第2の沢を渡渉後、すぐさま前方から別の沢音が聞こえてくる。ロープで急斜面を下り、「丁の字沢」へ下降。
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6/21 15:20
第2の沢を渡渉後、すぐさま前方から別の沢音が聞こえてくる。ロープで急斜面を下り、「丁の字沢」へ下降。
【丁の字沢・美しい沢】
15時22分、水場「丁の字沢」に到着。後方に鬼ヶ面山を望む美しい沢でした。
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6/21 15:26
【丁の字沢・美しい沢】
15時22分、水場「丁の字沢」に到着。後方に鬼ヶ面山を望む美しい沢でした。
「丁の字沢」にも雪渓は無く、渡渉も問題ありません。第2の沢よりも水量は多く、ザバザバと水が流れ落ちていました。
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6/21 15:23
「丁の字沢」にも雪渓は無く、渡渉も問題ありません。第2の沢よりも水量は多く、ザバザバと水が流れ落ちていました。
丁の字川から先は、ゴロゴロした岩の登山道。トラバースしたかと思ったら、登り返しもありました。
3
6/21 15:32
丁の字川から先は、ゴロゴロした岩の登山道。トラバースしたかと思ったら、登り返しもありました。
【鬼ヶ面山と鋸岳】
トラバース途中に右手の視界が開け、鬼ヶ面山と鋸岳の並ぶ姿が望めました。「アソコを歩いたんだ…」
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6/21 15:34
【鬼ヶ面山と鋸岳】
トラバース途中に右手の視界が開け、鬼ヶ面山と鋸岳の並ぶ姿が望めました。「アソコを歩いたんだ…」
登り返しを終えた後、気持ちのいいブナ林。野鳥のさえずりを聞きながら、ゆるい登山道を下りました。
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6/21 15:48
登り返しを終えた後、気持ちのいいブナ林。野鳥のさえずりを聞きながら、ゆるい登山道を下りました。
【鋸岳登山口を通過】
16時05分、鋸岳登山口を通過。上流の堰堤を横目に、橋で鉱度倉沢の左岸へ渡ります。
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6/21 16:05
【鋸岳登山口を通過】
16時05分、鋸岳登山口を通過。上流の堰堤を横目に、橋で鉱度倉沢の左岸へ渡ります。
橋を渡ったら、左岸沿いの作業道を下ります。右手側の先に、雨飾山第2駐車場も見えてきました。
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6/21 16:07
橋を渡ったら、左岸沿いの作業道を下ります。右手側の先に、雨飾山第2駐車場も見えてきました。
【雨飾山荘・下山終了】
16時09分、雨飾山荘前の第1駐車場に到着。早朝にココを出発してから周回におよそ10時間かかりました。
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6/21 16:09
【雨飾山荘・下山終了】
16時09分、雨飾山荘前の第1駐車場に到着。早朝にココを出発してから周回におよそ10時間かかりました。
この時間になると辺りに人影は無く、わずかに湯治場特有の「ジョボジョボ…」というもの寂しい音がだけが響いていました。
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6/21 16:18
この時間になると辺りに人影は無く、わずかに湯治場特有の「ジョボジョボ…」というもの寂しい音がだけが響いていました。
【バックショット】
目標だった海谷三山縦走が果たせてよかった。最後は駒ヶ岳の大岩壁を眺めてフィナーレです。
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6/21 16:47
【バックショット】
目標だった海谷三山縦走が果たせてよかった。最後は駒ヶ岳の大岩壁を眺めてフィナーレです。
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