記録ID: 243728
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
【三之瀬から七ツ石尾根】 和名倉山 〜 カバヤの頭 〜 将監峠
2012年11月09日(金) [日帰り]
埼玉県
山梨県
- GPS
- 11:20
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
◎[往路] 三之瀬[民宿・みはらし](5:00) → ※牛王院下(5:30) → ◇58/62表示(5:58=6:04)
→ ※十字路(6:27) → 牛王院平(6:40=6:47) → 山の神土(6:52) → ※リンノ峰西下(7:28)
→ ※西仙波(8:00) → 東仙波(8:12=8:17) → ※焼小屋ノ頭(8:32=8:36) → ※八百平(9:21)
→ 川又分岐(9:33) → 二瀬分岐(9:46) → ※千代蔵休場(9:53) → 和名倉山(10:05)
−− keyさんのバーナーで湯を沸かし、熱々のなめこ汁、お稲荷さん、コーヒー −−
◎[復路] 和名倉山(10:55) → 二瀬分岐(11:06) → 川又分岐(11:15) → ※八百平(11:24)
→ ※焼小屋ノ頭(11:58=12:08) → 東仙波(12:18=12:20) → ※カバヤの頭(12:46=12:50)
→ 東仙波(13:13) → ※西仙波(13:18) → ※リンノ峰西下(13:44) → 山の神土(14:23)
→ 牛王院平(14:30) → 将監峠(14:41=14:58) → ※十字路(15:20) → ◇58/62表示(15:33)
→ ※牛王院下(15:53) → 三之瀬[民宿・みはらし](16:20)
−−− ☆★ 所要時間:11時間20分 ★☆ −−−
※:現地での表示はありません。
→ ※十字路(6:27) → 牛王院平(6:40=6:47) → 山の神土(6:52) → ※リンノ峰西下(7:28)
→ ※西仙波(8:00) → 東仙波(8:12=8:17) → ※焼小屋ノ頭(8:32=8:36) → ※八百平(9:21)
→ 川又分岐(9:33) → 二瀬分岐(9:46) → ※千代蔵休場(9:53) → 和名倉山(10:05)
−− keyさんのバーナーで湯を沸かし、熱々のなめこ汁、お稲荷さん、コーヒー −−
◎[復路] 和名倉山(10:55) → 二瀬分岐(11:06) → 川又分岐(11:15) → ※八百平(11:24)
→ ※焼小屋ノ頭(11:58=12:08) → 東仙波(12:18=12:20) → ※カバヤの頭(12:46=12:50)
→ 東仙波(13:13) → ※西仙波(13:18) → ※リンノ峰西下(13:44) → 山の神土(14:23)
→ 牛王院平(14:30) → 将監峠(14:41=14:58) → ※十字路(15:20) → ◇58/62表示(15:33)
→ ※牛王院下(15:53) → 三之瀬[民宿・みはらし](16:20)
−−− ☆★ 所要時間:11時間20分 ★☆ −−−
※:現地での表示はありません。
天候 | 高曇り時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◎ 3:40=4:20,「道の駅・たばやま」にて 早い朝食&身支度をし、再び車を走らせ 「大常木トンネル」,「一之瀬高橋トンネル」をくぐって 直ぐのカーブから 右折します。 (一之瀬方面の看板有り) 狭い幅員ながらも 舗装された林道を、「一之瀬」へ向け車を走らせます。 民宿の看板が出始め、カーブ地点にある「将監登山道入口」表示を過ぎて すぐの 三之瀬「民宿・みはらし」に 4:50着。 ・・・・・(まだ真っ暗のため、料金500円の支払いは 下山してから) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ 10/15,10/24に続く、この1ヶ月間で3回目の「和名倉山」行きと なりました。 「七ツ石尾根」の紅葉も終わり、枯葉の積もる"初冬"の装いと なりました。 しかし山麓では、まだまだ見事な紅葉でした。 −− ☆★ ルート全般 ★☆ −− ・主要3ルート(三之瀬、二瀬、ヒルメシ)のうち、距離は一番長い のですが、標高差が約760mと小さいので 一番所要時間が短くて 明瞭で景色が良く、かつ安全なコースです。 ・吹上ノ頭〜八百平間の 倒木の苔むした登山道で、やや不明瞭な ところがありますが、方向を間違わなければ、多少外しても 問題はありません。 ・全体的には尾根の西側を巻く部分が多いので、「リンノ峰」や 「吹上ノ頭」などは、現地に於いては解りません。 ・武甲山、雲取山、三ツ山、飛龍山や 奥秩父方面の景色が良く、 岩稜有り、シャクナゲトンネル有りで、楽しいコースです。 −− ☆★ 三之瀬 〜 山の神土まで ★☆ −− ・まだ山の端も明るくならない真っ暗な5:00、ランプを点けて出発。 ・将監峠入口の鎖ゲートから、幅員3m程度の作業道(将監峠道)を 入って行きます。 何か工事中で、キャタピラの跡が、路面に付いています。 ・「七ツ石尾根」は、この作業道から左へ入るのですが、左折地点の 「牛王院下」は、特に表示がありません。 途中で 似たような左折地点が出てくるので、早く左折しないように 注意が必要です。 ・「三之瀬」から30分位過ぎた 大きくY字路のところで、 「七ツ石尾根」に入っていきます。 スズタケの良く刈られた、広い尾根道です。枯葉が積もっています。 ・東の空が白んできて、周囲の唐松の赤茶けた色が目に飛び込んで きました。やがて、東の空が真っ赤になってきました。 ・「七ツ石尾根」は、秩父側からの「ヒルメシ尾根」や「二瀬尾根」に 比べたら、全く問題のない程 軽快です。 ・すっかり明るくなり、「七ツ石尾根」の登りが緩くなってきて、 鹿のネット扉が現れました。 3ヶ所のネットの開け閉めをし、県境の「牛王院平」指導標に出ます。 「県境尾根」は、"防火帯"として 幅広く草原のように草が刈って ありました。 ・ここから程なく、「山の神土」に着きました。 −− ☆★ 山の神土 〜 東仙波まで ★☆ −− ・「山の神土」が標高1,972mもあり、ここまで来れば、標高的には ほぼ楽勝?ですが、距離はまだ かなりあります。 ・「西御殿岩」東側のフラットな巻き道を進むと、やがて右側が 開けてきて、笹が一面に広がる 最初のピークが見えてきます。 ・この後の△の「リンノ峰」も西側を巻くので、気が付かないうちに 北の尾根に出ます。 唐松林から やがて岩稜となったり、アズマシャクナゲのトンネルも 出てきます。 振り返ると、「竜喰山」の右に真っ白な「富士山」が。 また右側には、手前から飛龍山、三ツ山、雲取山等が次々に見え、 そのうち左側には、三宝山、甲武信岳、木賊山、遠く国師ヶ岳 はては、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳が白く見えてきました。 こんな山岳風景が、ず〜っと続きます。 ・しかし足元は、時として左側が 鋭く落ち込んでいるヶ所があります。 ・「西仙波」は岩峰で、道標がありません。 僅かで「東仙波」です。三等三角点があり、和名倉山が段々迫って きます。 −− ☆★ 東仙波 〜 和名倉山まで ★☆ −− ・西側の「八百谷」あたりの、素晴らしい紅葉が目に入ります。 その上に、甲武信岳などです。この景色が、ずっーと続きます。 ・「焼小屋ノ頭」は道標はありませんが、それとわかります。 「吹上ノ頭」は西側を巻き、「八百平」が近づくにつれ、シラビソの 中の原生林に入って行きます。 この辺りが、幽玄で "奥秩父"を 味わえるところです。ですが、 ちょっと迷うところがあります。 ・「八百平」は、「和名倉山」に来る人が テント泊地として利用する ことが多いようです。 ・「川又分岐」〜「二瀬分岐」は単純な登りですが、ややきつく 感じられました。 ・「二瀬分岐」〜「和名倉山頂」へは、「千代蔵休場」から あえて 直接上方へ登り、昔あった尾根ルート?で 三角点に達しました。 しかし、まったく登山者が入っていないので ルートが無く、実に 幽玄な反面 かえって 歩行が困難です。 ・山頂には、前回(2012/10/24)に無くなっていた「仁田小屋 登山口」道標が 復活?しました。 −− ☆★ [復路] 和名倉山 〜 [カバヤの頭] 〜 [将監峠] 〜 三之瀬まで ★☆ −− ・[復路]も 相変わらず、眺めは最高でした。 ・「東仙波」で12:18分、まだ時間が早くて勿体ないので、東側の 「カバヤの頭」へ "寄り道"をすることとなりました。 見ると、"短い笹の草原"が ずっーと続いています。そこに、獣道風の"線"が 鮮やかに付いています。 ・「カバヤの頭」は、石杭が有り クマザサと樹木に覆われ 僅かに 南側が開けるのみの山頂。 しかし、往復約1時間で 眺めの良い爽快なピストンとなりました。 ・「将監峠」へは、県境尾根の「牛王院平」から西へ、"防火帯"に 沿って 進みます。 夏だと"草原"なのですが、「将監峠」の南斜面は すっかり黄色と なって、ゴルフコースのようで、趣がありませんでした。 ・「将監峠」からの下りは 幾つものルートがありますが、 一番西よりの「牛王院平」の鹿ネットに 沿うそうに南下し、十字路地点で「七ツ石尾根」に出て、16:20分 無事「三之瀬」に到着しました。 |
写真
撮影機器:
感想
◎ "立冬"も過ぎ、紅葉のすっかり終わった "小春日和"の「和名倉山」でした。
全山、カラマツの 赤茶けた色で 彩られていました。
帰路、車のライトに照らされた 国道の411号周辺では、素晴らしい
紅葉の真っ盛りのようでした。
・10/15,10/24,今回と3回続いた この一ヶ月間の「奥秩父最大の山塊・
和名倉山」の "主要3ルート登山"は、一区切りがつきました。
「仁田小屋ルート」や「ナシ尾根ルート」等は、来年に持ち越しです。
◎ 9/13日以降「和名倉山」に入山して 遭難された74歳の方、未だに
行方が解りませんが、今も「警察山岳救助隊」の方が、捜索を
されているようです。
◎ 「三之瀬」を訪れたのは、大学4年生の 1969年10月23日、丹波 〜
前飛龍山 〜 飛龍山 〜 将監峠(泊) 〜 唐松尾山から 下山して以来の
実に43年振りのことです。
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ご無沙汰しています。
fuyaさんの記録を参考に和奈倉山にテント泊で行こうと思っていたのですが、今日17日の予報が悪かったので中止としました。(代わりに酉谷山へ)
記録を拝見すると、どうしても行きたくなったので雪の降らないうちにとは思っているのですが、天候が悪くなった今日は、タワ尾根でもとんでもない風に吹かれたので、新緑のころになるのかも知れません。
chiroroさん こんにちは。
アルプスや北海道から、ようやく"ホームグラウンド"に 戻ってきましたね。
この1ヶ月は、「和名倉山」に 取り憑かれました。
通称"ぼた餅山"でして、そのアプローチの長さには 参りました。
いっしょに行った"相棒"のピッチが速いものですから、余計疲れましたよ。
ご承知のとおり「和名倉山」では、9/13以降 74歳の方の遭難がありまして、
捜索のため 警察の山岳救助隊が 時折入山しております。
クマも居そうです。お気を付け下さい。
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