『谷川岳・国境のギザギザ尾根を越えたら灼熱の国だった(^_^;』

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,641m
• 下り: 1,695m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:28
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:52

距離 15.6km 登り 1,641m 下り 1,720m

4:12 土合駅
4:20 白毛門登山口駐車場
4:32 4:36 谷川岳山岳資料館
4:37 4:42 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
4:46 4:52 西黒尾根登山口
7:09 ラクダの背(ラクダのコブ)
7:14 7:15 ラクダのコル
8:14 8:18 ザンゲ岩
8:33 谷川岳・肩の小屋
8:38 8:49 谷川岳
9:22 谷川岳
9:28 9:33 富士浅間神社奥の院
10:04 ノゾキ
10:27 一ノ倉岳
10:47 11:02 茂倉岳
11:24 11:28 茂倉岳避難小屋
12:27 12:56 矢場ノ頭
14:31 茂倉新道登山口
14:47 水場／高波吾策像
15:03 土樽駅
15:04 ゴール地点

天候

曇り のち 晴れ 時々 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
《tosuke　mappe035》
　地元合流〜一般道（茨城からR50を西進して栃木・群馬）〜道の駅・玉村宿※1
《oobantou》
　自宅〜一般道（神奈川・東京多摩エリア・埼玉西部・群馬）〜道の駅・玉村宿※1
《全員》
　〜前橋市内※2渋川伊香保IC〜（関越道）〜水上IC〜JR土合駅※3

【駐車場】
　JR土合駅前
　（無料・30台程度・トイレあり）
　（ダートで大きな石もあるためパンク・腹擦り注意）
　前夜23：00前到着で1台。朝までに10台程度でテント4張り。
　待合室の閉鎖は継続中。

【復路】
《全員》
　JR土合駅〜みなかみ町水上地区※4〜水上IC〜（関越道）〜玉村SIC〜道の駅・玉村宿※5
《tosuke　mappe035》
　〜一般道（R50を東進して栃木・茨城）〜各自宅
《oobantou》
　〜一般道（群馬・埼玉）〜日高IC※6〜（圏央道・新湘南BP）〜藤沢IC〜自宅

※1：集合・mappe035車に集合
※2：お得タイムで食料調達(^^)
※3：車中泊
※4：日帰り温泉
※5：解散
※6：根性無し・・・

コース状況／危険箇所等

　大好きな尾根筋ルートはいくつもの道があるけれど、今回は西黒から蓬峠を成り行きで現地修正する計画は、時間経過で茂倉岳からダイレクト下山へ。
笑顔が素敵な仲間に、素敵すぎる笹の山肌を見せたかった企みは、天気も好転してまずまずな成功(^^)
　この縦走ルートは3回目（oobantou）だが、一ノ倉〜茂倉方面の夏は初めてで、いつもながら素敵さが満載だった。
　　　
【JR土合駅〜西黒尾根登山口】
　町道サイズの国道291号線を登り、湯桧曽川の橋を過ぎたあたりでスノーシェードの上のショートカット道に入り、ロープウェイ・資料館を過ぎ、山岳警備隊詰所で登山届を提出。
　ここから一般車進入禁止のゲートを抜け、国道は2回ワインディングして登山口脇に至る。
　余談だが、国道のこの先の成れの果てを歩いたことがあるが、点線国道が自然に還るプロセスを視た気がする。
　　
【〜ラクダの背〜ザンゲ岩〜△トマの耳】
　標高750mあたりの雑木林は、さくさく標高を稼げる道はブナ林が主役になり、ラクダの手前で木のトンネルを抜けると、上州の山々がドカーンと広がる。
　岩尾根歩きは、谷川岳の主峰を見上げるラクダの背へのアプローチから。鎖場が次々に現われ、谷川岳デビューの人たちは洗礼を受ける。
　名物の斜めテラスを過ぎ、ザンゲ岩で告白したら、まもなく天神岩からのルートと合流するケルンが大きく見え始め、すぐにトマの耳に登れる。
　　
【〜△オキの耳】
　見事な双耳峰は東側にハングしたコルを過ぎてすぐ。
　
【〜奥の院〜ノゾキ〜△一ノ倉岳〜△茂倉岳】
　ゆるゆると奥の院の鳥居まで進むと、そこから尾根筋の小刻みなアップダウンが続く。
　ノゾキあたりは、眼下のギザギザがビビリなoobantouを竦ませ、魔の山と呼ばれたクライミングルートの終着と岩にはめ込まれた慰霊標を過ぎ、急斜面を登り返したら、山頂は平和そうな一ノ倉岳に至る。
　ゆったり下り、谷川岳には不似合いな広めの湿地尾根を過ぎ、笹音がうれしい尾根を少しだけ登り返して茂倉岳。
　　
【〜茂倉岳避難小屋〜△矢場ノ頭】
　県境尾根に別れを告げ、新潟側への下山を開始。
　全面が笹の山肌を見下ろしながら下り、すぐに立派な避難小屋に至る。
　下り一辺倒の北西向かいの尾根は、笹にナナカマドやシャクナゲが混じりはじめ、二度目の短い登り返しで矢場の頭に至る。
　　
【〜茂倉新道登山口】
　尾根筋は北東に変り、低木が並びはじめたら、すぐに森になる。
　木の根っこのメッシュ、大きめの段差を繰り返す尾根道は、森が深くなるとともに緩斜面になり、ブナの美林になる。
　関越高速道路の爆音が聞こえはじめ、森が益々深くなったら、突然、道がフラットになって緑のトンネルの出口が現われる。
　　
【〜JR土樽駅】
　だだっ広い駐車場を過ぎ、道がアスファルトになったら高速道路管理用の道に合流して川を渡る。
　その先は一般道（狭い県道）を歩き、清水トンネル出口の下で川端康成先生気分に浸ったら土樽駅に至る。

その他周辺情報

【買い物】
　ラストコンビニは登山口の10ｋｍ（湯檜曽地区）手前のファミマ。
　
【日帰り温泉】
　みなかみ町営・湯テルメ谷川。
　（630円・アメニティ有）

写真

7/19 3:45

【土合駅】
　エネルギー注入！！

7/19 4:20

【湯桧曽川】
　堰堤から谷底に流れ落ちる轟音に喜ぶ二人。
　西丹沢へも連れて行きたいのうー

7/19 4:42

【指導センター】
　届の提出完了！

7/19 4:50

【西黒尾根登山口】
　少し遅めのスタートになったので、厳剛新道からこっちへ変更―

7/19 5:33

【西黒尾根】
　人生初のアミノバイタルを飲んだ顔。
　粉薬が飲めず、カプセルのダメだそうな。
　普段の態度のデカさからは想像もつかんが(^○^)

7/19 5:50

【西黒尾根】
　曇り空がキレそうな予感―
　白毛門の下には、武尊山から流れ落ちたような滝雲が溢れている(^^)

7/19 6:19

【西黒尾根】
　緑のトンネルを抜けると・・・(^○^)

7/19 6:28

【西黒尾根】
　いよいよ、谷川岳の洗礼が始まるー

7/19 6:31

【西黒尾根】
　曇り予報とは裏腹に急に晴れてきた！！
　根拠はないけど、そんな予感がしてたんだよ(^^)

【西黒尾根】
　鎖さんの始まり〜

7/19 6:50

【西黒尾根】
　愉快なコンビは、修羅場でも笑いが絶えない(^○^)

7/19 6:55

【西黒尾根】
　花の尾根始まる(^○^)

7/19 6:57

【西黒尾根】
　オヒサマの射し始めは黄金色の輝き(^^)

7/19 7:07

【西黒尾根】
　スパルタトレランカップルの夫に遭遇―

7/19 7:12

【西黒尾根】
　「魔女の家の花のようだ」とtosuke(^○^)

7/19 7:24

【西黒尾根】
　いよいよテラスへの鎖場―

【西黒尾根】
　ルンゼから無事脱出！(^^)　

7/19 7:58

【西黒尾根】
　名物テラスの斜度はほとんど無いが、錯覚でビビリ中―

7/19 8:00

【西黒尾根】
　名所でお決まりのコレ(^○^)　　

7/19 8:04

【西黒尾根】
　錯覚ってなかなか覚めないんだよね(^^;

7/19 8:05

【西黒尾根】
　紫って高貴な気分にさせてくれる(^^)

【西黒尾根】
　ザンゲ岩の前で懺悔中ー
　「いつも態度のデカくてすみません」

7/19 8:29

【西黒尾根】
　おー、西黒の終着が見えたぜ！

7/19 8:44

【トマの耳】
　ファーストピークゲット！！
　上越の山並みは、いつの間にかガッスガス・・・

7/19 9:05

【オキの耳】
　トマを背景に(^^)v
　ガスがビュンビュン流れて、美景はコマ送りー

7/19 9:26

【奥の院】
　今日も安全に下りられますように(^人^)

7/19 9:30

【〜一ノ倉岳】
　器用にスイスイと下りてくる。
　後で知ったんだけど、けっこうキツかったそう(^_^;

7/19 9:38

【〜一ノ倉岳】
　ご冥福をお祈りしながら、覗き込んでみた・・・

7/19 9:41

【〜一ノ倉岳】
　キスゲとトンボが似合う季節になったなー

7/19 9:52

【〜一ノ倉岳】
　ビビリンボーなのに、またココにきてしまう。

7/19 10:13

【〜一ノ倉岳】
　登り返しにかかる・・・ふうふうが止らんな・・・

7/19 10:21

【一ノ倉岳ピーク】
　魔の山のピークに立つ！
　ビビリンボーチームなので、ここにクライミングで来ることは無いな・・・

7/19 10:27

【一ノ倉岳〜茂倉岳】
　西へ延びる谷川連峰の主脈尾根―
　雲がなければ十重二十重の緑の山並みが見れるのだけどね(^^)最後にフル縦走したのは5年前だったかな。
　ここは、一番大好きな景色の1つ(^^)

7/19 10:29

【〜一ノ倉岳】
　見せたかった稜線―やっと(^○^)

7/19 10:31

【一ノ倉岳〜茂倉岳】
　尾根筋は雲の製造マシーン。
　大好物のシーン(^^)

7/19 10:48

【茂倉岳ピーク】
　男前に囲まれる紅一点！

7/19 11:26

【茂倉岳の直下】
　笹の美肌を振り返る。
　今度は、もっと気持ち良く馬蹄形の笹道を歩こうねー

7/19 11:31

【〜矢場ノ頭】
　一気の下降開始！

7/19 11:41

【〜矢場ノ頭】
　雲の合間から、山の笑顔とシンクロしたような笑顔(^▽^)

7/19 11:50

【〜矢場ノ頭】
　この日、最初で最後の先頭〜イイ笑顔！(^○^)

7/19 11:55

【〜矢場ノ頭】
　ここだけシャクナゲが咲いていた！！
　香りは散っていたけど、二人は山では初対面(^^)

7/19 12:27

【矢場ノ頭ピーク】
　いや〜、下ってきたねぇー

7/19 12:32

【矢場ノ頭ピーク】
　やっぱり持ってたか・・・
　でも、これくらいなか(^^)

7/19 12:36

【矢場ノ頭ピーク】
　終盤戦でメインランチ！
　もちろんネギ無し製品(^○^)
　日本最古のカップ麺はカップスターだと思ってたヤツ1人。

7/19 12:54

【矢場ノ頭ピーク】
　本日ラストピークは、馬蹄形と上越のマッターホルンを背景にー(^-^)

7/19 13:36

【〜土樽登山口】
　理科の勉強中―
　某中学校では、カエルの解剖時の麻酔はデコピンだけなのだそうな・・・(￣。￣;
　詳細は黄色いほうに質問してください。

7/19 13:52

【〜土樽登山口】
　器用にするすると下りてくる(^^)

7/19 14:04

【〜土樽登山口】
　ブナ美林の美人―

7/19 14:20

【〜土樽登山口】
　ブナのトンネルを歩く姿を撮ったつもりだったけど・・・

7/19 14:28

【土樽登山口】
　おつかれ〜
　がんばったね！！

7/19 14:51

【新清水トンネル】
　こっちは昭和製の長いヤツでした(^_^;

7/19 15:03

【土樽駅】
　ゴール＼(^o^)／

7/19 15:06

【土樽駅】
　くーーー！って感じだね〜>_<

7/19 15:22

【土樽駅】
　おなじことしてる・・・

7/19 15:39

【土合駅】
　戻ってきました〜

7/19 15:43

【土合駅】
　かなり疲れてるのに、果敢にモグラ探検―

7/19 15:53

【土合駅】
　分水嶺の国境稜線から地下深くまで頑張ったねー

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SC-02J samsung

装備

個人装備

ザック：チャチャ35 靴：ツォロミー3

感想

oobantou

　7/19(日)、大好きな谷川岳は念願叶って、天気は良い方にハズレてくれました！(^○^)
　　　
　　　
【山行記】
　　
　大好きな尾根筋ルートがいくつも
　西黒から馬蹄へのうれしい尾根歩きは
　オヒサマとともに気温が急上昇に
　美笹の茂倉岳から美ブナの森へ
　　
　笑顔が素敵な仲間に
　素敵すぎる笹の山肌を見せたかった企みは
　天気も好転してまずまずな美景
　下った越後の谷は
　川端先生と真逆に灼熱の空間