ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2452508
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

離山経由の地蔵岳

2024年06月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.1km
登り
2,071m
下り
2,067m

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
0:17
合計
9:36
6:39
55
スタート地点
7:34
41
8:15
8:25
27
8:52
152
11:24
11:30
12
11:42
113
13:35
32
14:07
14:08
40
14:48
45
15:33
42
16:15
ゴール地点
時間帯は写真情報を登録
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
精進ヶ滝駐車場
コース状況/
危険箇所等
〇精進ヶ滝駐車場〜P1499m
吊り橋から暫く歩いたところから取り付くが、特に目印なし。急斜面のため、歩きやすい所を歩く。岩がゴロゴロしているところもあったので落石に注意。
〇P1499m〜P1898m
尾根上に大きな岩があり、障害物となっているため、必要に応じてかわすか乗り越える必要がでてくる。P1898m近くになると笹の斜面となる。先駆者が歩いたと思われる踏み代もしくは獣道が若干残っている。
〇P1898m〜P1914m
痩せ尾根になっていくため、踏み代これまで明瞭なところが多い。最初の鞍部へのクライムダウンパートが慎重さを要する。登り返しもザレているため、注意が必要。
〇P1914m〜離山
ここら辺から石楠花が鬱陶しくなってくる。急登り区間を抜けるとP5。P5点からのクライムダウンは最初のクライムダウンより更に慎重さを要する。状況次第でFIXロープ対応。P4からの下りは白ザレの急斜面でほぼ懸垂下降対応。P3は左から上手く巻くと噂の穴に目掛けて降るパートの位置に辿り着く。下りは状況でFIXか懸垂下降。P2下りは白ザレの見晴らしの良いパート。白ザレを下って再び登り返すと晴れて離山に到着。ロープワークとルーファイと登攀力とクライムダウン、藪に心折られないメンタル、体力と総合的に求められるものが多いパート。
〇離山〜地蔵岳
白ザレを下降後、地蔵岳に繋がる尾根に乗った後はひたすら登り。踏み代(獣道)を上手く使えば藪漕ぎはある程度やらず抜けられることが多い。地蔵岳付近はからはハイマツ漕ぎ(乗り)となり、踏み抜きをやらずに済むルート取りや観察力が求められる。
〇地蔵岳〜鳳凰小屋〜西ノ平〜精進ヶ滝駐車場
快適な登山道。鳳凰小屋は工事中だったが、水場は利用可能だった。
吊り橋。滝は見に行かずに目指すはいざ離山。滝はまた今度。この時に時計を忘れたことに気づき、せっかくの貴重なログデータが取れずに残念無念。
2024年06月15日 06:39撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 6:39
吊り橋。滝は見に行かずに目指すはいざ離山。滝はまた今度。この時に時計を忘れたことに気づき、せっかくの貴重なログデータが取れずに残念無念。
どうせ道無き道を進むのだから行きたいところ行ったらいいじゃないか〜ということで適当に登りやすい所から登る。このあとあまりの急登りぶりに滝汗でした。
2024年06月15日 06:42撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 6:42
どうせ道無き道を進むのだから行きたいところ行ったらいいじゃないか〜ということで適当に登りやすい所から登る。このあとあまりの急登りぶりに滝汗でした。
こういう人工物を見るとかつては何かやってたんだろうな〜と思いを馳せる。
2024年06月15日 07:15撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 7:15
こういう人工物を見るとかつては何かやってたんだろうな〜と思いを馳せる。
P1499手前。滝見台から取り付く場合はここを目指して上がってくるのではないかと思う。
2024年06月15日 07:30撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 7:30
P1499手前。滝見台から取り付く場合はここを目指して上がってくるのではないかと思う。
P1499m。当然ですが何もない・・・
2024年06月15日 07:34撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 7:34
P1499m。当然ですが何もない・・・
この辺りから岩が良い感じで行く手を阻んでくる。
2024年06月15日 07:39撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 7:39
この辺りから岩が良い感じで行く手を阻んでくる。
分かりやすい踏み代。獣道かな?
2024年06月15日 08:02撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:02
分かりやすい踏み代。獣道かな?
三角点。
2024年06月15日 08:15撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:15
三角点。
熊小屋と書かれていた模様。ここまでは体力一本勝負のパート。
2024年06月15日 08:15撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:15
熊小屋と書かれていた模様。ここまでは体力一本勝負のパート。
ここら辺から踏み代が比較的明瞭。先駆者のものか?獣道か?
2024年06月15日 08:19撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:19
ここら辺から踏み代が比較的明瞭。先駆者のものか?獣道か?
さらに明瞭な踏み代。
2024年06月15日 08:21撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:21
さらに明瞭な踏み代。
ここから白ザレが登場。
2024年06月15日 08:24撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:24
ここから白ザレが登場。
特に何事もなくP1914。
2024年06月15日 08:52撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 8:52
特に何事もなくP1914。
藪の密度がだんだんと濃くなってきました。
2024年06月15日 09:30撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 9:30
藪の密度がだんだんと濃くなってきました。
下りも登りも斜度が立ってきて、登攀っぽくなってきました。
2024年06月15日 09:48撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 9:48
下りも登りも斜度が立ってきて、登攀っぽくなってきました。
最初の嫌なクライムダウン。慎重さが求められました。
2024年06月15日 09:49撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 9:49
最初の嫌なクライムダウン。慎重さが求められました。
お次のクライムダウンは白ザレの急斜面。チェーンスパイクで何とかロープ無しで下れないかと悪戦苦闘しましたが、最後の3mで結局出すことになりました。(敗北感・・・)
2024年06月15日 10:17撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 10:17
お次のクライムダウンは白ザレの急斜面。チェーンスパイクで何とかロープ無しで下れないかと悪戦苦闘しましたが、最後の3mで結局出すことになりました。(敗北感・・・)
写真で見ると大したこと無さそうですが、岩に足をかけるところがほとんどなく、岩肌がボロボロ崩れるので、次回来ることがあれば迷わずロープ出しです。
2024年06月15日 10:31撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 10:31
写真で見ると大したこと無さそうですが、岩に足をかけるところがほとんどなく、岩肌がボロボロ崩れるので、次回来ることがあれば迷わずロープ出しです。
右のスラブ岩が見事だったので写真撮っておきました。
2024年06月15日 10:31撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 10:31
右のスラブ岩が見事だったので写真撮っておきました。
このルートの有名なところ?。ロープがすぐ出せる状態だったので、とりあえずロープ投げてFIXで下ることに。
2024年06月15日 10:42撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 10:42
このルートの有名なところ?。ロープがすぐ出せる状態だったので、とりあえずロープ投げてFIXで下ることに。
斜面の砂が思ったより深くて滑り止めになってくれたので、これってロープ必要なかったのではという結果に。
2024年06月15日 10:52撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 10:52
斜面の砂が思ったより深くて滑り止めになってくれたので、これってロープ必要なかったのではという結果に。
このスラブは登りました。左側に巻いてくることもできそうでしたが、日帰り装備なので練習も兼ねて、可能な範囲で直登しました。
2024年06月15日 11:01撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:01
このスラブは登りました。左側に巻いてくることもできそうでしたが、日帰り装備なので練習も兼ねて、可能な範囲で直登しました。
ここもこのルートの有名ところ?見通しが良いので、ようやくご褒美にありつけた感じでした。
2024年06月15日 11:09撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:09
ここもこのルートの有名ところ?見通しが良いので、ようやくご褒美にありつけた感じでした。
下る方向間違うと詰んでしまうことが分かったので、慎重に下りました。
2024年06月15日 11:14撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:14
下る方向間違うと詰んでしまうことが分かったので、慎重に下りました。
2024年06月15日 11:24撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:24
普段とは違う方向からオベリスクが見えるので、ちょっと斬新な光景でした。
2024年06月15日 11:24撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:24
普段とは違う方向からオベリスクが見えるので、ちょっと斬新な光景でした。
離山を下って振り返るともはや壁のような巨岩群。
2024年06月15日 11:37撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:37
離山を下って振り返るともはや壁のような巨岩群。
この辺りで水が出ているので、水分補給が可能かと。
2024年06月15日 11:42撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:42
この辺りで水が出ているので、水分補給が可能かと。
この付近の通り道が崩れているので、横断するときは注意が必要。
2024年06月15日 11:45撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:45
この付近の通り道が崩れているので、横断するときは注意が必要。
滝の名前が不明ですが、落ち口から水が落下していてなかなか面白い光景でした。
2024年06月15日 11:52撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 11:52
滝の名前が不明ですが、落ち口から水が落下していてなかなか面白い光景でした。
長い登りの道中で石楠花漕ぎがそこそこ発生しました。これもバリエーションルートを往く者の避けられない宿命・・・
2024年06月15日 12:39撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 12:39
長い登りの道中で石楠花漕ぎがそこそこ発生しました。これもバリエーションルートを往く者の避けられない宿命・・・
ようやく高度がオベリスクと近くなってきましたが、ここから長いハイマツ漕ぎの始まり・・・
2024年06月15日 13:00撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:00
ようやく高度がオベリスクと近くなってきましたが、ここから長いハイマツ漕ぎの始まり・・・
残雪。
2024年06月15日 13:06撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:06
残雪。
ようやく観音岳が見えてきたので、あと少し。
2024年06月15日 13:25撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:25
ようやく観音岳が見えてきたので、あと少し。
三角の道標。何が書いてあったのだろう・・・
2024年06月15日 13:32撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:32
三角の道標。何が書いてあったのだろう・・・
レリーフとお地蔵さん。離山方面から来てないとまずお目にかかれないものですね。
2024年06月15日 13:32撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:32
レリーフとお地蔵さん。離山方面から来てないとまずお目にかかれないものですね。
ようやく見慣れたオベリスク登攀の狭き穴。自身の登攀力を試してみようかと思いましたが、計画時間超過と早く下山したいモードに入っていたので、またの機会に。
2024年06月15日 13:35撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:35
ようやく見慣れたオベリスク登攀の狭き穴。自身の登攀力を試してみようかと思いましたが、計画時間超過と早く下山したいモードに入っていたので、またの機会に。
これまで通ってきたところを振り返る。ぱっと見だと大したこと無さそうに見えるのですが、あの一帯ハイマツ越えがとにかく面倒。
2024年06月15日 13:36撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:36
これまで通ってきたところを振り返る。ぱっと見だと大したこと無さそうに見えるのですが、あの一帯ハイマツ越えがとにかく面倒。
北岳方面はまだ残雪がありそうな雰囲気。
2024年06月15日 13:37撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:37
北岳方面はまだ残雪がありそうな雰囲気。
なお、他のハイカーは誰一人いませんでした。
2024年06月15日 13:41撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 13:41
なお、他のハイカーは誰一人いませんでした。
鳳凰小屋はただいま工事中。水場は使える模様。
2024年06月15日 14:08撮影 by  iPhone 15, Apple
6/15 14:08
鳳凰小屋はただいま工事中。水場は使える模様。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ ヘルメット 30mロープ ハーネス スリング カラビナ チェーンスパイク

感想

一度は踏破してみたかった離山から地蔵岳に行ってきました。日帰りか野営するかで悩みましたが、日帰りできるならあえてぼっち野営する必要もないか(あと経費節減のため)と思って日帰り踏破を選択したら、これがまあまあきつくて地蔵岳に着く頃には体力的にも精神的にもヘトヘトになってしまい、もう下山したい気持ちで一杯になっていました。現地で色々と判断しながら道なき道を登ったり下ったりするのはホントに疲れるな〜と改めて感じさせられた山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:189人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら