船窪小屋をベースに船窪岳・蓮華岳

2020年07月31日(金) ~ 2020年08月02日(日)

• GPS: 22:33
• 距離: 21.8km
• 登り: 3,298m
• 下り: 3,304m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:53
• 合計: 9:45

距離 8.5km 登り 1,994m 下り 596m

6:02 七倉登山口
7:11 唐沢ノゾキ
8:08 8:15 岩小屋
9:23 9:38 鼻突八丁（八合目）
10:50 10:56 天狗の庭
11:47 12:24 船窪小屋
12:37 12:38 七倉岳
12:46 12:47 船窪天場
12:50 12:58 船窪水場
13:06 船窪天場
13:32 13:33 船窪乗越
13:48 14:03 船窪岳
14:16 船窪乗越
15:01 15:08 船窪天場
15:20 15:38 七倉岳
15:50 船窪小屋

2日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:46

距離 8.9km 登り 1,279m 下り 1,279m

15:50 船窪小屋
6:00 6:01 七倉岳
7:47 7:54 北葛岳
9:54 10:20 蓮華岳
12:46 12:48 北葛岳
14:19 14:25 七倉岳
14:35 船窪小屋

3日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:52

距離 4.4km 登り 30m 下り 1,431m

14:35 船窪小屋
7:30 7:39 天狗の庭
8:23 8:30 鼻突八丁（八合目）
9:12 9:13 岩小屋
9:49 唐沢ノゾキ
10:43 七倉登山口
10:45 ゴール地点

天候

7月31日 曇りのち晴れ
8月1日　雨のち晴れ
8月2日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き:大阪からバスで信濃大町駅へ。大町からはタクシーにて七倉登山口へ。
帰り:七倉温泉で知り合いになった方に大町駅まで送って頂きました。そこから、電車で松本・名古屋経由大阪へ。

コース状況／危険箇所等

船窪新道を使い、船窪小屋へ。道は、整備されています。急登と木の根には注意が必要です。スタミナが無いと、景色も余り見えないのでしんどいと思います。天狗の庭からは展望が開け槍穂や高瀬ダムなどを見ることができます。
　船窪岳へは、小屋からテント場までは、特に危険な所はありませんでした。テント場から船窪岳へは、船窪乗越へのゲキ下り、船窪岳へは足元がゆるいため、滑る恐れがあるため注意。
　船窪小屋から蓮華岳。北葛岳まで小屋の方が整備されているのもあり、ヤセ尾根や梯子や鎖場はありますが問題なく行くことができると思います。七倉乗越の梯子の部分だけ注意。蓮華岳へは蓮華の大下りがあり、鎖場や急登が連続で続くので往復を考えると健脚の方以外は行かない方が良いと思います。また、針ノ木小屋も今年は開いていないので、北葛岳から先を目指す方は自己責任でお願いします。

その他周辺情報

七倉登山口すぐ横に七倉温泉があり、食事も取れます。

写真

7/31 6:00

2年ぶりに七倉に、今回は船窪新道から周回します。(この時は通行止めとは知りませんでした。)

7/31 6:01

七倉ダム。

7/31 6:02

トンネル入りすぐに登山口があります。

7/31 6:06

この標識からすぐに急登が始まります。

7/31 6:26

7/31 6:46

雨の後もあり、木の根には注意が必要です。

7/31 6:49

梯子などありますが整備されているので助かります。

7/31 7:20

7/31 7:29

7/31 7:31

唐沢のぞきに到着しましたが、唐沢岳はあまり見えません。

7/31 7:36

7/31 8:04

ようやく唐沢岳を確認できました。

7/31 8:10

7/31 8:11

岩宿舎です。

7/31 8:52

7/31 8:54

空が近づいてきました。

7/31 9:14

ここから鼻突八丁で、急登が続きます。

7/31 9:21

7/31 9:30

7/31 9:48

唐沢岳と奥は表銀座の山々かな。

7/31 10:13

7/31 10:17

樹林帯抜けます。

7/31 10:19

樹林帯抜けると、北葛岳が。

7/31 10:33

眼下には七倉ダム。

7/31 10:33

7/31 10:36

7/31 10:41

天狗の庭に到着。

7/31 10:41

曇っていますが、高瀬ダムと槍穂方面。

7/31 10:44

高瀬ダムをアップ。

7/31 10:48

7/31 10:55

7/31 10:59

もう少しでお花畑と船窪小屋。

7/31 11:23

この先がお花畑です。

7/31 11:24

チングルマかな。

7/31 11:28

7/31 11:28

花の名前が分かりません。😣

7/31 11:29

7/31 11:30

チングルマとイワウチワかな。

7/31 11:32

イワハゼ。

7/31 11:33

⁇

7/31 11:34

7/31 11:35

7/31 11:36

7/31 11:41

七倉ダムと大町方面。

7/31 11:43

7/31 11:43

不動岳。

7/31 11:44

かなり崩落が進んでいます。

7/31 11:45

7/31 11:45

7/31 11:46

船窪小屋到着。

7/31 11:47

小屋の前のコマクサ。

7/31 11:47

小屋のスタッフに聞くと船窪岳から先は崩落により行けないとのこと。仕方なく、予定を変更。

7/31 12:24

コマクサと不動岳。

7/31 12:24

船窪岳の第1ピークまでは行けるとのことでとりあえず行くことに。

7/31 12:33

7/31 12:33

7/31 12:42

左の雲がかかっているのが針ノ木岳。右は蓮華岳。間に、

7/31 12:43

針ノ木小屋がありますが、今シーズンは開いていません。

7/31 12:44

階段を下りるとテント場。

7/31 12:47

テント場から水場に行けます。

7/31 12:53

こちらはあの危険な水場ではありません。夏場初旬は、ここの水を使います。(しばらくすると枯れるらしい。)

7/31 13:00

こちらが日本一危ないと言われる水場ですが、使っていた水場が崩れて復旧していません。

7/31 13:06

登山道に戻り、船窪岳を目指します。

7/31 13:07

クルマユリ。

7/31 13:12

針ノ木岳。

7/31 13:13

蓮華岳。

7/31 13:17

登山道脇は、崩れ細尾根になっています。

7/31 13:20

船窪岳から不動岳は、かなり崩壊が進んでいました。

7/31 13:22

船窪岳まで行くのにかなり下ります。

7/31 13:32

7/31 13:36

針ノ木岳の雲が取れました。

7/31 13:50

高瀬ダムと表銀座の山々と雲がかかった槍穂。

7/31 13:50

頂上に到着。

7/31 13:55

7/31 14:02

正面に船窪小屋が見えます。

7/31 14:05

この方向から見る北葛岳は鋭角で格好いい

7/31 14:20

7/31 14:22

針ノ木岳がやけに格好いい😄。

7/31 14:29

槍ヶ岳の雲も取れました。

7/31 15:03

7/31 15:06

7/31 15:10

先程登った船窪岳。

7/31 15:31

七倉岳山頂から蓮華岳と北葛岳。

7/31 15:32

針ノ木岳と蓮華岳。

7/31 15:48

小屋は戻ってきました。

7/31 15:50

7/31 16:01

小屋の中は庵があり

7/31 16:01

ランプがありほのぼのとしています。

8/1 4:50

小屋の前で撮って頂きました。

8/1 4:54

2日目の朝。真ん中が槍ヶ岳で、左の尖ったのが前穂高です。その間に北穂と奥穂が重なって見えます。

8/1 4:58

8/1 5:48

本日は、北葛岳方面へ。

8/1 5:49

出発直後、🌈が見えました。

8/1 5:49

船窪小屋と🌈。

8/1 5:50

8/1 5:55

その後天気は急変☔️です。

8/1 6:00

8/1 6:01

8/1 6:01

8/1 6:08

8/1 6:11

☔️の中、細尾根を慎重に。

8/1 6:15

8/1 6:22

ワイヤーを使い慎重に。

8/1 6:34

今度は、ロープやワイヤーがかけられた所を下り。

8/1 6:44

細尾根を進みます。

8/1 6:51

七倉乗越へは、鉄梯子を下ります。

8/1 6:55

8/1 6:58

北葛岳へも急な登りが続きます。

8/1 7:24

☔️があがり、青空が。

8/1 7:30

8/1 7:33

太陽も顔を出しました。

8/1 7:36

さぁ、北葛岳頂上も目前。

8/1 7:39

頂上に到着。頂上からの景色がこれまた凄い‼️

8/1 7:39

槍穂から野口五郎岳。

8/1 7:46

北側は、蓮華岳。

8/1 7:46

針ノ木岳に剱岳。

8/1 7:46

野口五郎岳・三ツ岳・赤牛岳手前に不動岳。

8/1 7:46

船窪小屋も確認できます。

8/1 7:47

餓鬼岳と唐沢岳更に奥には表銀座の山々が。

8/1 7:51

左から鷲岳・立山・剱岳と針ノ木岳。

8/1 7:57

思ったより早く着いたので、蓮華岳へピストンします。

8/1 8:14

8/1 8:26

北葛乗越到着。蓮華岳はいきなり鎖の岩場から始まります。

8/1 8:39

凄く迫力がある岩場です。その奥に蓮華岳の頂上が。

8/1 8:55

8/1 9:05

コマクサの群生が見えるとが岩場から徐々に砂利へと変わりました。

8/1 9:06

8/1 9:07

8/1 9:12

頂上まではまだまだ。

8/1 9:14

8/1 9:20

ミヤマダイコンソウかな。

8/1 9:22

タカネバラ⁇

8/1 9:30

蓮華の大下りには、コマクサをはじめ沢山の花々が咲いています。

8/1 9:37

その中に白のコマクサを見つけました。😊

8/1 9:40

8/1 9:41

頂上の標識が見えてきましたが、結構あります。

8/1 9:47

8/1 9:51

8/1 9:54

三角点にタッチ。

8/1 9:55

蓮華岳に登頂できました。

8/1 9:56

期待していた、鹿島槍ヶ岳や後立山の山々を見ることはできませんでした。

8/1 9:56

針ノ木小屋方面、こちらもガスで小屋も針ノ木岳も見えません。

8/1 9:58

8/1 10:11

下山開始。コマクサを見ながらゆっくり下ります。

8/1 10:19

8/1 10:22

8/1 10:22

8/1 10:25

蓮華頂上方面。

8/1 10:35

アップで白コマクサ。

8/1 10:37

8/1 10:48

8/1 10:50

8/1 10:53

8/1 11:11

8/1 11:14

8/1 11:37

雪渓が残っていました。

8/1 11:42

北葛乗越から先も厳しそう。

8/1 11:42

8/1 11:54

鎖場まで戻りました。ここが、一番の注意ポイントです。

8/1 11:54

ガスで見えませんが、北葛乗越からは、急登が続きます。

8/1 12:08

針ノ木岳にかかっていたガスが取れました。本当に格好いい。

8/1 12:13

8/1 12:28

8/1 12:46

北葛岳頂上に戻ってきました。ここまでの急登でかなりへばりました。

8/1 12:46

8/1 13:11

8/1 13:26

8/1 13:27

行きはガスで見えませんでしたが、七倉岳から北葛岳の間で1番危険な場所です。

8/1 13:34

8/1 13:55

8/1 14:03

8/1 14:07

8/1 14:19

8/1 14:24

8/1 14:33

8/1 14:36

無事、小屋に到着。

8/1 16:27

剱岳。

8/1 17:00

今晩は、外で食事を頂きました。アケビの天ぷら美味しかったです。

8/1 17:38

今日登った、蓮華岳と北葛岳。ここから見てもかなり距離があります。

8/1 17:41

8/1 17:41

槍穂をアップ。

8/1 18:29

ランプが灯り、日が沈んでいきます。

8/2 4:44

最終日、今日は朝から良い天気です。

8/2 4:46

立山・剱岳も雲無く良く見えます。

8/2 4:47

槍穂や野口五郎岳方面も雲一つなく。

8/2 4:47

赤牛岳や不動岳方面。

8/2 4:48

そして、朝日が間もなく昇ります。

8/2 4:53

8/2 4:54

8/2 4:54

8/2 4:54

8/2 4:55

8/2 4:57

8/2 4:57

8/2 4:59

北葛岳と蓮華岳が赤々に。

8/2 5:02

8/2 6:52

朝食後、いよいよ下山開始。

8/2 6:52

この景色も見納め。

8/2 6:52

8/2 6:54

また来ます。😊

8/2 6:54

何度も写真を撮り進みません。

8/2 6:55

8/2 6:55

8/2 6:55

8/2 6:55

チングルマはワタゲでお花は終わっています。

8/2 6:56

8/2 6:57

有難うございました。

8/2 6:57

8/2 6:58

餓鬼岳と唐沢岳、こちらも行きたいです。

8/2 7:04

8/2 7:04

槍穂。中央に北穂山荘が見えました。

8/2 7:08

8/2 7:08

左奥に水晶岳、中央手前に前烏帽子、その右手に烏帽子岳。

8/2 7:09

槍ヶ岳をアップに。北鎌尾根を確認することができます。

8/2 7:15

八ヶ岳連峰も確認する事ができました。

8/2 7:17

8/2 7:22

8/2 7:22

高瀬ダム。

8/2 7:26

8/2 7:26

船窪小屋は、この稜線に。

8/2 7:31

8/2 7:31

烏帽子岳と不動岳。不動岳の左側に少し南沢岳が少し見えます。

8/2 7:32

餓鬼岳から唐沢岳です。唐沢岳上空に荷を運ぶヘリコプター🚁が。

8/2 7:40

8/2 7:40

8/2 7:41

さぁ樹林帯に突入です。

8/2 7:48

8/2 7:51

8/2 8:02

樹林帯の間から。

8/2 8:06

8/2 8:09

8/2 8:18

これが本当に見納め。

8/2 8:31

8/2 8:36

8/2 10:03

8/2 10:39

無事下山しました。

8/2 10:43

8/2 10:44

8/2 10:47

8/2 10:49

七倉温泉で、3日間の疲れを流します。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

mahykaru

　当初の予定は船窪小屋に泊まり、烏帽子岳への周回を予定していました。下調べ不足で、船窪岳から船窪第2ピーク間が崩落により通行止めになっている事を、船窪小屋に着き話を聞くまでは知りませんでした。
　仕方なく、船窪岳まで行くことにしました。途中、日本一危ないと言われる水場に行きましたが、そちらも崩落で使えないようになっていましたが、もう一か所の水場で水分補給をしました。船窪岳までは地盤が緩くかなり登り下りがありハードでした。
　2日目は、朝から雨で北葛岳をピストンし、下山する予定でしたが、北葛岳着く頃には晴れ、蓮華岳まで足を伸ばしました。(北葛岳以降は自己責任でお願いします。) 蓮華岳の南側斜面はコマクサがたくさん咲いていてその中で白コマクサを見ることができ良かったと思います。ただ、蓮華の大下りはかなりハードで健脚向きです。北葛乗越からの登りではヘロヘロになりました。
　船窪小屋は、初日が1人しか宿泊者がいなかったので、スタッフの方々と就寝時間までお話し今までの山小屋泊と違った時間を過ごせ楽しかったです。2日目は、土曜日もあって10人位登山者が泊まっていました。　
　また夕食は外で頂き、2日目は天気が良く、槍穂から裏銀座の山々、立山・剱岳、針ノ木岳・蓮華岳を見ながら食べる食事は最高でした😊。
　2日目の出発時に、虹🌈が、また、最終日は、朝日が雲海の中から出てくるのを見ることができました☺️。七倉温泉では、温泉で知り合った方に大町駅まで送って頂きました。今回、当初組んでいた工程と変わってしまいましたが、今までにない楽しい思い出を作ることができました‼️

コメント

g-wonder1956

七倉.蓮華往復!! スゴイ
こんにちは、mahyharu さん。2日の朝、隣でラジオ体操をしていた者です。
楽しくお話ができて嬉しかったです。

前日、小屋前で、近場を散歩してきたような足どりで戻ってこられた
mahyharuさんとすれ違いました。 まさか蓮華岳まで行って来られたなんて
ビックリです。

そして、たくさんの写真と解説をレコに上げてくださって私たちにとっても
記念になりました。ありがとうございます。

コロナ禍や悪天続きでだいぶ山から遠ざかってましたが、北アルプスの絶景と
mahyharuさんはじめ山好きの方々と歓談できて最高の山歩きでした。
またどこかで!!

mahykaru

Re: 七倉.蓮華往復!! スゴイ
　コメント有難うございます。まとまりが無く長くなってしまいましたが、参考になり良かったです。今回の目的は船窪小屋に宿泊、そして烏帽子岳への周回でしたが下調べ不足で小屋に着くまでわかりませんでした😅。それでも、今回は天気が良く、槍穂から剱岳までの展望、それに沢山の高山植物も見れ最高の登山になりました。
　蓮華岳までのピストンは、かなりハードで暑さと急勾配で休憩を何度も入れたのですが、七倉岳を越え小屋が見えた時は、ホッとし元気が出ました☺。
　山での歓談は私も大好きでついつい話し込んでしまいます。また、どこかでお会いしましたらぜひお声掛けして下さい。足を止めない程度にお話します😌。

グリーン☕⛷

情報ありがとうございました。
はじめまして。
船窪岳から船窪第2ピーク間が崩落により通行止めになっているとは知りませんでした。危なかった・・・。大変助かりました。
ありがとうございました。

mahykaru

Re: 情報ありがとうございました。
　はじめまして。登山に行く前に気づいて良かったです😊。船窪小屋のブログにも書いています。今年は、色々制限がありますが、気をつけて登って下さい。また、参考にさせてもらいます。