花盛りの白山 しかし、暑かった！！

2020年08月05日(水) ~ 2020年08月06日(木)

• GPS: 19:02
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,325m
• 下り: 2,328m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 2:59
• 合計: 9:59

6:25 別当出合駐車場
6:31 6:44 別当出合
7:25 7:29 中飯場
8:02 8:08 別当覗
8:36 8:53 甚之助避難小屋
9:16 9:26 南竜分岐
10:03 10:06 南竜道・エコーライン分岐
10:23 10:44 南竜山荘
10:54 12:06 南竜ヶ馬場野営場
12:14 南竜山荘
12:22 12:24 南竜道・エコーライン分岐
12:34 12:36 南竜分岐
13:40 13:47 黒ボコ岩
13:54 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
14:07 14:24 白山室堂
15:07 白山室堂
15:31 15:36 トンビ岩
16:24 南竜山荘

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 2:28
• 合計: 8:50

7:30 南竜ヶ馬場野営場
7:39 南竜山荘
7:48 8:03 南竜道・エコーライン分岐
8:48 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
8:58 9:00 白山室堂
10:02 10:06 山頂池めぐりコース分岐
10:09 お池めぐり分岐
10:13 10:19 大汝峰南・中宮道分岐
10:35 11:13 大汝峰
11:24 大汝峰南・中宮道分岐
11:34 11:35 翠ヶ池
12:11 12:30 白山
12:58 13:31 白山室堂
13:40 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
14:06 14:16 南竜道・エコーライン分岐
14:33 14:34 南竜分岐
14:48 14:55 甚之助避難小屋
15:12 15:13 別当覗
15:31 15:36 中飯場
16:09 16:15 別当出合
16:20 別当出合駐車場
16:20 ゴール地点

天候

晴れ、一時ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別当出合駐車場

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。
行く度に登山道の整備が進んでいて歩きやすくなっています。

写真

8/5 6:26

自衛隊の方々は日帰りでした

8/5 6:43

別当出合のコロナ対策で体温測定です

8/5 6:44

晴天です

8/5 7:17

中飯場

8/5 7:18

中飯場の立派なトイレと水場

8/5 7:27

他の植物の侵入を防ぐための足拭きマット

8/5 8:14

火口から2kmの標識
白山も火山ですから

8/5 8:44

甚之助避難小屋から
別山を望む
激しい崩壊が進んでいます

8/5 9:16

アカショウマ？、イブキトラノオも混じっています
最初アカショウマと思っていましたが
トリアシショウマ（ユキノシタ科）、
アカショウマ（ユキノシタ科）、
サラシナショウマ（キンポウゲ科）、、
○○ショウマ、似ています！

8/5 9:18

ハクサンフウロ

8/5 9:25

甚之助避難小屋から上は 見晴らしも良く 花も多くて気持ちの良い山道です

8/5 9:27

甚之助避難小屋と別山（山頂に見えるのは手前にある御舎利山）

8/5 9:41

ミヤマアキノキリンソウ　背景に甚之助避難小屋

8/5 9:47

オオシラビソ（アオモリトドマツ）は雪の多い日本海側に生育していて、ここ白山が分布の西端だそうです

8/5 9:58

右端の別山から油坂の頭までの稜線はけっこう危険なガレ場が続きますが 高山植物が咲き乱れています　また行きたいな！

8/5 10:02

ニッコウキスゲ

8/5 10:11

南竜ヶ馬場へ

8/5 10:13

ミヤマダイモンジソウ、タカネニガナ

8/5 10:13

ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ

8/5 10:14

立派な木道は高速道路！

8/5 10:41

ハクサンフウロ

8/5 10:45

クルマユリ

8/5 10:46

ミソガワソウ

8/5 10:51

チングルマ

8/5 10:53

テン場のまわりも花盛り

8/5 10:58

南竜のケビン　貸し切りの山小屋

8/5 10:59

中はピカピカです　今回は寝具・マット持参

8/5 12:04

イブキトラノオ

8/5 12:24

エコーラインにはニッコウキスゲの大群落

8/5 12:39

小さな池がチラホラあります

8/5 12:42

モミジカラマツ　葉っぱがもみじ

8/5 12:43

オオレイジンソウ

8/5 12:45

エゾシオガマ

8/5 12:47

シモツケソウ

8/5 12:54

ヨツバシオガマ

8/5 13:01

ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ

8/5 13:13

オタカラコウ

8/5 13:17

ミヤマダイコンソウ

8/5 13:18

シモツケソウ

8/5 13:19

ヤマハハコ

8/5 13:24

シモツケソウ

8/5 13:25

ハクサンフウロ

8/5 13:26

イブキトラノオ

8/5 13:30

クルマユリ

8/5 13:31

8/5 13:32

ハクサンフウロ

8/5 13:33

タカネナデシコ

8/5 13:36

黒ボコ岩の下は満開の高山植物たち

8/5 13:44

ハクサンフウロ、ミヤマキンバイ

8/5 14:03

室堂の近くで イワギキョウ の登場

8/5 14:06

クルマユリ

8/5 14:09

無いと思っていた生ビールがありました！

8/5 14:11

ありがたく頂きました

8/5 14:23

イワギキョウ

8/5 14:46

コイワカガミ

8/5 14:52

クロユリ

8/5 14:54

コバイケイソウは今年は花無し

8/5 15:07

白山室堂ビジターセンター

8/5 15:07

宿泊棟

8/5 15:14

ハクサンコザクラ

8/5 15:19

チングルマ

8/5 15:19

御前ヶ峰は雲の中

8/5 15:30

ハクサンシャクナゲ

8/5 15:32

トンビ岩

8/5 15:35

ハクサンシャクナゲ

8/5 15:51

チングルマ

8/5 16:06

チングルマの綿毛

8/5 17:35

ハクサンコザクラ

8/5 17:38

ハクサンコザクラとミヤマキンバイの群落

8/5 20:08

なんとかネオワイズ彗星も写っていました
この後、西からの雲が広がってきたので撤収

8/6 6:16

ケビンの前で朝食準備

8/6 7:23

南竜ケビン（貸し切り小屋）1棟が2つに分割されているので、10室あります

8/6 7:33

ハクサンコザクラ　日射しが当たると輝きます

8/6 7:36

南竜山荘

8/6 7:37

南竜ヶ馬場は水が豊富です

8/6 7:59

エコーライン分岐

8/6 8:29

弥陀ヶ原の一角に辿り着きました

8/6 8:47

エコーライン分岐

8/6 8:58

白山室堂では関所で検温　ご苦労様です

8/6 9:16

クジャクチョウ　願いが通じて 羽を広げてくれました

8/6 9:20

クロユリ

8/6 9:41

チングルマ

8/6 9:51

ミヤマキンバイ

8/6 10:01

百姓池と大汝峰

8/6 10:13

大汝峰に登ります

8/6 10:22

イワオトギリ

8/6 10:38

白山 大汝峰山頂 2684m

8/6 10:39

翠が池　水面が輝く

8/6 11:23

イワギキョウ

8/6 11:25

大汝峰

8/6 11:30

イワツメクサ

8/6 11:36

翠ヶ池

8/6 11:39

イワギキョウ

8/6 11:41

翠ヶ池

8/6 11:42

岩の間を通ります

8/6 11:44

紺屋ヶ池　きれいな水色

8/6 11:49

8/6 12:01

8/6 12:09

御前峰から見た大汝峰

8/6 12:12

白山 御前峰山頂 2702m

8/6 12:42

カンチコウゾリナ？

8/6 12:45

イワギキョウ

8/6 12:52

ハクサンフウロ

8/6 12:53

クルマユリ

8/6 13:48

ヒメクワガタ

8/6 14:07

カライトソウ

8/6 14:15

ニッコウキスゲの大群落

8/6 14:28

シモツケソウ

8/6 14:52

ヤマハハコ　甚之助避難小屋まで戻ってきました

8/6 16:05

戻ってきました

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

omurat

ようやく梅雨も明けて、晴天が期待できる2日間。白山へ行ってきました。

コロナ対策で山小屋宿泊でもシュラフとマット持参、食事はレトルト、館内に入るには消毒用アルコール所持、マスク着用と厳しい状況です。何より感染が怖い！
だから初の南竜ケビンを予約、夕食だけ利用しました。

南竜山荘の夕食はなんと10人弱、ケビン利用は2組だったようです。
テントはかなり多かった。

別当出合は平日早朝なのに路上駐車がかなり多く、これは大変と思いましたが、駐車場はまだまだ空いていました。路上駐車が多いのは、日帰りの方が多いのと駐車場が満杯だと勘違いされたのか。

砂防新道はくる度に道の整備が進んでいて、とても歩きやすい道です。
しかし暑い！
甚之助避難小屋あたりまでは標高も低く、花も少なく、汗だくになって歩きました。

南竜への分岐からは高山植物のお花畑が続きます。
ゆっくり写真を撮りながら南竜へ行き、宿泊手続き。
大荷物を置いて、軽装で分岐まで戻り、黒ボコ岩経由で室堂へ。
ガスが湧いてきて幻想的な花々を撮影しながら登っていきました。

室堂では、なんと無いはずの生ビール！
しばらく付近で高山植物の写真を撮って、トンビ岩コースで南竜へ戻りました。

17時から夕食。
小屋のレトルト夕食はカレーとハンバーグ、それにごはん2パックとシュークリーム。
付いていた500円のクーポンは缶ビールに！

20時頃から星景写真の撮影。次第に雲が出てきたので、月が出る前に終了。

翌朝はゆっくりの出発でした。
朝から快晴です。日射しが違うから、花たちも違って見えます。

まずはエコーラインとの分岐に大荷物をデポし、軽装でエコーラインへ。
すごく整備された登りやすい道です。ニッコウキスゲの群落が目立ちます。
あっという間に弥陀ヶ原、そして室堂到着。
今日は生ビールはあきらめて、お池巡りへ。

大汝峰からの逆コースは初めてです。

数年前にハクサンコザクラの大群落があったところはもう終わりかけ。
それでもコイワカガミ、ハクサンコザクラ、クロユリ、チングルマ、ミヤマキンバイ、、などなど、、、
たくさん咲いています。

大汝峰山頂に到着。
翠ヶ池が真下に見えます。ガスが下から湧いてきましたが、流れていきます。
水面の波紋がきれい！

池の間を散策しながら御前峰へ。
あたりの池はきっとすべてが火口の跡。
厚い溶岩流だとか、荒々しい景色はまさに火山の火口の中です。
逆コースは上りもややゆるいようで、少し楽なような気がしました。

御前峰からは北アルプスが雲の合間に顔を出していました。

室堂で昼食。
大汝峰で水を入れたアルファ米。
消費期限を2年半過ぎたものですが、昔のアルファ米と違って匂いもなくとってもおいしい。
脱酸素剤のおかげなのでしょうか、素晴らしい！
生ビールを飲みたいところですが、下山後の楽しみにとっておきました (^^ゞ
室堂のトイレはとってもきれいになっていました。

快適なエコーラインで下ります。
分岐にデポした荷物を背負ってさらに下ります。

やっぱり甚ノ助避難小屋あたりから、暑さが増していき、オーバーヒート寸前です。
汗だくになりながら別当出合にゴールしました。

別当出合からの白山登山道は、年々整備が進み、水場もおおよそ歩行1時間ごとにあり、初心者にお勧めの「花の名山」だと思います。