立山〜薬師岳（室堂〜折立）・・馬場島〜中の湯が繋がりました

2020年08月13日(木) ~ 2020年08月15日(土)

• GPS: 23:44
• 距離: 35.3km
• 登り: 3,006m
• 下り: 4,078m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:12

距離 5.9km 登り 820m 下り 556m

10:52 室堂
11:41 11:43 室堂山展望台
12:28 浄土山
12:39 浄土山南峰
13:01 13:16 一の越山荘
13:53 14:01 雄山
14:16 14:22 立山
14:35 雄山
15:04 一の越山荘

2日目

• 山行: 10:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 10:45

距離 13.2km 登り 1,356m 下り 1,783m

4:16 一の越山荘
4:42 浄土山南峰
4:56 5:10 龍王岳
5:55 鬼岳東面
6:46 6:53 獅子岳
7:49 7:54 ザラ峠
8:35 8:36 五色ヶ原山荘
9:19 9:25 鷲岳
10:13 10:14 鳶山
11:52 越中沢岳
14:11 14:13 スゴ乗越
15:01 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:30

距離 16.2km 登り 855m 下り 1,748m

5:28 スゴ乗越小屋
6:28 6:39 間山
8:06 8:15 北薬師岳
9:11 9:30 薬師岳
9:43 薬師岳避難小屋跡
10:05 薬師岳山荘
10:32 薬師平
11:03 薬師峠
11:25 太郎平小屋
11:46 11:51 太郎兵衛平
12:08 五光岩ベンチ
12:54 積雪深計測ポール
13:02 13:05 青淵三角点
13:22 太郎坂
13:48 十三重之塔 慰霊碑
13:58 ゴール地点

天候

13日：小雨のち曇り（室堂16℃〜大汝山11℃）
14日：晴れのち曇り時々霧のち晴れ（龍王岳8℃〜越中沢岳22℃）
15日：曇りで標高2千5百m以上は霧（薬師岳10℃）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 自転車

まずは下山口の折立に自転車をデポして車で立山駅へ・・下山後は有峰口駅まで20�匸�々45分ほどの快適サイクリングで、立山駅まで富山電鉄利用（420円）

有峰林道は6〜20時ゲートオープンで、全線開通していて岐阜県側へも通行可・・折立に熊が出没してキャンプ場は使用禁止とのことです

立山駅前駐車場（無料）が満車で常願寺川沿いの臨時駐車場を利用（係員の方が誘導してくれます）

立山駅からケーブルカー、美女平からはバスで室堂へ（片道2470円）・・コロナのせいか悪天候のせいか、お盆連休とは思えないスムースさでした

コース状況／危険箇所等

コース全般に整備状況は良好ですが、アルプスのコースなのでガレ・ザレ・ゴーロ等多くあり、特に越中沢岳〜スゴ乗越小屋間は段差の大きいアップダウンがキツかった印象

多数あるペイントマークに従えば危険箇所は特にありませんでした

その他周辺情報

初日が雨風だったので五色ヶ原のテン場に入れず一ノ越山荘で素泊まり（5700円）・・一ノ越山荘は当日でも良いので電話予約が必要で、６畳間を1人で使わせてもらえて快適でした

スゴ乗越小屋のテン場は展望の良い好テン場（1000円）

下山後は亀谷温泉 白樺ハイツで日帰り温泉（620円）
http://www.shirakaba-toyama.com/

＊先月の西穂山荘といい今回の一ノ越山荘といいその厚待遇は、限られた山行可能エリアに押しかけない諸兄諸姉に敬意を表する所ですが、山小屋支援は絶対に必要で、各施設のコロナ対策は考え得る万全と感じています

写真

8/13 8:16

折立にMTBデポして立山駅からアルペンルートへ

8/13 10:10

到着した室堂は雨風で、白エビ丼で時間潰して天候回復を待ちましたが〜

8/13 10:50

改善が見られず五色ヶ原へは向わず結局この日は一ノ越山荘どまりに・・しかし一ノ越まで入っておいたおかげで翌日の負担がかなり減った感じに

8/13 10:54

室堂のお花畑はいい感じでした

8/13 11:13

8/13 11:18

8/13 12:04

8/13 13:02

山荘にチェックインし〜

8/13 13:56

空身で雄山へ

8/13 13:57

悪天のせいかお祓いはやっていませんでした

8/13 14:19

そして大汝山へ・・やはり山頂は三角点より神社より最高地点では

8/14 4:44

2日目は、初日五色ヶ原まで行けなかった遅れを取り戻すのと龍王岳でご来光を見たいので早出

8/14 4:53

2日目の最高地点になる山頂に到着

8/14 4:54

剱岳

8/14 4:55

蓮華〜針ノ木と左奥に浅間山

8/14 4:55

八ヶ岳

8/14 4:55

槍穂

8/14 4:56

その右には水晶

8/14 4:56

今日明日歩く稜線と赤線繋ぎ目標の薬師岳

8/14 4:56

笠〜黒部五郎

8/14 4:56

薬師の手前に今回ピークハント目標の3山（越中沢岳・鳶山・鷲岳）

8/14 4:57

常願寺川の先に桑崎山と右に弥陀ヶ原の台地

8/14 4:58

雄山

8/14 4:58

剱〜立山

8/14 4:59

浄土山と奥に大日〜奥大日

8/14 5:02

雲が染まってきて〜

8/14 5:02

ご来光が近そう

8/14 5:03

来ました

8/14 5:04

雄山の山裾から

8/14 5:04

雲の反射が美しい

8/14 5:05

餓鬼岳〜富士山

8/14 5:05

槍の左は野口五郎

8/14 5:05

水晶・赤牛が重なります

8/14 5:05

笠の左は乗鞍のよう

8/14 5:07

薬師がホンノリとピンクに

8/14 5:07

龍王岳から薬師岳までが今回の赤線繋ぎターゲット

8/14 5:08

剱をズーム

8/14 5:12

ウットリして何枚も撮ってしまいます

8/14 5:34

これはピークを踏まない鬼岳

8/14 5:44

龍王岳-鬼岳の鞍部から白山が見えました

8/14 5:50

岩と雪で本場アルプスに劣らぬ雰囲気

8/14 7:13

ザラ峠の下りは九十九折で思ったより歩き易かった印象・・逆方向は大変でしょう

8/14 7:39

赤牛岳

8/14 8:25

五色ヶ原に到着・・花の盛りは過ぎているでしょうが岩のアルプスの中での別天地

8/14 8:28

今回PH目標の1つ、標高第115位の鷲岳

8/14 8:35

スバリ〜針ノ木〜北葛のアルプス高峰群をバックに池塘と緑が美しい

8/14 9:21

道無きルートから鷲岳山頂に到着

8/14 10:14

次は116位の鳶山

8/14 10:16

薬師岳は鳶山で見納めとなりました

8/14 11:48

ようやく越中沢岳山頂のよう

8/14 11:50

山頂到着・・こちらは標高第129位

8/14 12:24

しかしそこからが段差の大きいアップダウンで、重荷で歩くにはキツかった〜

8/14 12:24

針ノ木岳から蓮華岳が分離しました

8/14 13:15

スゴノ頭に到着

8/14 13:18

スゴノ頭から唐松岳〜五竜岳

8/14 13:18

北峰は見えませんが鹿島槍ヶ岳〜布引山

8/14 13:24

越中沢岳を振り返る

8/14 14:31

8/14 14:59

一歩一歩でアップダウンに耐えてテン場に到着フ〜；

8/14 16:05

テン場から烏帽子岳〜前烏帽子岳

8/14 16:05

不動岳〜未登の最高峰の南沢岳・・船窪岳が開通したら歩きに行きたい

8/14 17:47

富山側からはカッコ良くて見直した赤牛岳

8/14 17:49

その右に水晶岳

8/14 17:51

堂々たる山容が夕日に映えます

8/14 18:02

越えてきた越中沢岳〜スゴノ頭

8/15 5:19

翌未明

8/15 5:19

雲は厚いですが〜

8/15 5:26

スゴノ頭からご来光

8/15 5:30

間山へ

8/15 5:41

ナナカマドがもう色づき始めていました

8/15 6:29

間山に到着

8/15 8:17

ガスガスの中を北薬師岳に到着

8/15 9:28

最後のピークは赤線目標の薬師岳・・これで馬場島〜中の湯が繋がりました

8/15 9:55

こんな天気のおかげか雷鳥さん3羽登場

8/15 11:01

薬師峠のテン場ですがまだ11時なので下山続行

8/15 12:16

左手に有峰湖

8/15 13:49

折立登山口到着

8/15 14:17

サイクリング中に有峰ダム

8/15 15:05

初めて富山電鉄に乗りました

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

sht

今回はお盆連休を使い、アクセスの関係で中々行けない立山〜薬師岳の縦走路を歩いてきました。前々から行きたかったコースにようやく順番が回ってきた感じです。

ところが自宅からの出発が躊躇らわれるような悪天予報となり、初日は五色ヶ原のテン場に入れず。結局、当日予約OKの一ノ越山荘泊まりとなりました。

翌日の縦走路はアップダウンでかなりタフなコースだったので、雷鳥沢キャンプ場でなく一ノ越山荘まで行っておいて正解だった感じです。（財布の中は少し軽くなりましたが）

2日目は唯一の好天日となり、龍王岳でのご来光に始まり目標ピークハントの3山（鷲岳・鳶山・越中沢岳）をシッカリGET。タフだったコースをスゴ乗越小屋の好テン場で振り返りつつ、外酒をマッタリと楽しみました。テン場から眺める赤牛岳のシュッとしたシャープな姿は印象的で、裏銀座からの鈍な牛さんのイメージがまるで変わりました。

3日目は、標高の高い部分ではスッポリと雲の中に入ってしまいましたが、こればっかりはどうにもならずで、今回山行の最大の目標だった「龍王岳〜薬師岳」の赤線繋ぎができたのが救いに。これで剱岳馬場島登山口〜焼岳中の湯登山口の赤線が繋がりました。

全般には、岩の峰々、高山植物、夏の雪田、天然クーラーの涼風等、アルプス山行を満喫でき、赤線繋ぎとしても大満足の山行でした。