(73)薬師岳(74)黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳

2020年08月18日(火) ~ 2020年08月22日(土)

• GPS: 28:14
• 距離: 53.6km
• 登り: 3,603m
• 下り: 3,856m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:53

距離 8.8km 登り 1,065m 下り 123m

11:08 十三重之塔 慰霊碑
11:47 11:51 太郎坂
12:28 12:33 青淵三角点
12:44 積雪深計測ポール
13:43 五光岩ベンチ
14:01 14:05 太郎兵衛平
14:30 14:45 太郎平小屋
15:01 薬師峠

2日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:09
• 合計: 4:53

距離 8.7km 登り 658m 下り 661m

5:35 薬師峠
6:04 6:09 薬師平
7:00 7:27 薬師岳山荘
7:55 7:59 薬師岳避難小屋跡
8:15 8:29 薬師岳
8:45 薬師岳避難小屋跡
9:14 9:30 薬師岳山荘
10:02 10:05 薬師平
10:28 薬師峠

3日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:39

距離 14.1km 登り 951m 下り 911m

5:50 薬師峠
6:04 6:13 太郎平小屋
6:20 6:21 太郎山
7:41 7:42 神岡新道分岐
7:50 8:09 北ノ俣岳
8:37 8:39 赤木岳
9:19 中俣乗越
10:51 11:01 黒部五郎の肩
11:06 11:16 黒部五郎岳
11:23 11:41 黒部五郎の肩
13:29 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:46
• 合計: 7:11

距離 11.4km 登り 912m 下り 976m

6:18 黒部五郎小舎
7:36 7:38 三俣蓮華岳巻道分岐
8:16 8:33 三俣蓮華岳
8:37 8:39 三俣峠
8:48 三俣蓮華岳
9:08 9:11 丸山
9:44 9:50 中道分岐
10:13 10:33 双六岳
10:59 11:01 双六岳中道分岐
11:03 11:04 双六岳巻道分岐
11:14 11:51 双六小屋
11:55 双六池
12:24 12:37 くろゆりベンチ
12:46 花見平
12:57 13:00 弓折乗越
13:29 鏡平山荘

5日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:45
• 合計: 3:56

距離 10.7km 登り 32m 下り 1,215m

5:47 鏡平山荘
5:49 5:54 鏡池
6:27 6:30 シシウドヶ原
6:45 6:46 イタドリが原
7:02 チボ岩
7:14 7:15 秩父沢出合
7:51 7:52 小池新道入口
8:09 8:36 わさび平小屋
8:49 8:50 笠新道登山口
9:01 中崎橋
9:16 お助け風穴
9:31 9:35 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:41 9:43 新穂高温泉駅
9:43 ゴール地点

天候

8/18、19晴れ　8/20、21晴れ後曇り　8/22午前 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(行き）6:16発 東京駅 かがやき501号−8:26着 富山駅 8:56発 電鉄富山 特急ー9:33着 有峰口駅 10:10発 夏山バスー11:05着 折立

電鉄富山（有峰線）時刻表　https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741#arimine
　
(帰り）11:30発 新穂高 濃尾バスー13:35着 松本BT 13:45発 松本駅 あずさ34号

濃尾バス (新穂高ー松本）3200円　時刻表
https://www.alpico.co.jp/traffic/express/matsumoto_takayama/

コース状況／危険箇所等

＜折立＞ゴミを目的に熊の出没が多発し、キャンプ場は閉鎖中。
　　　　トイレ中にリュックを持ち去られることがあるので注意。

その他周辺情報

新穂高温泉　中崎山荘奥飛騨の湯　ロープーウェイ乗り場から徒歩３分
日帰り入浴　大人900円（JAF割引800円）食堂有り
https://www.okuhida.or.jp/archives/3311

写真

8/18 10:59

折立登山口　この日の朝、熊にリュックを盗られた人は登山を断念。

8/18 13:31

徐々に整備されつつある五光岩ベンチ前の階段。

8/18 14:05

イワショウブ（チシマゼキショウ科）

8/18 14:26

太郎平小屋が見えた。

8/18 14:31

最初の宿泊地　太郎兵衛平に到着

8/18 15:24

薬師峠　暑いので木陰を探して幕営。

8/18 15:36

水量豊富な水場。連泊中に洗濯しておこう。

8/19 15:44

イワオトギリ（オトギリソウ科）

8/19 5:46

キヌガサソウ（ユリ科）結実し始めている。

8/19 6:18

2日目、薬師岳へ出発。

8/19 6:08

ニッコウキスゲ（ユリ科）薬師平にて朝に花開く。

8/19 6:09

エゾシオガマ（ゴマノハグサ科）

8/19 6:14

ウサギギク（キク科）三兄弟。

8/19 6:31

チングルマ（バラ科）日影に花が残っていた。

8/19 6:32

ハクサンイチゲ（キンポウゲ科）

8/19 6:40

ハクサンフウロ（フウロソウ科）大きな花が沢山

8/19 7:00

薬師沢小屋で一休み。

8/19 7:29

有峰湖を臨む

8/19 8:15

薬師岳の山頂に到着

8/19 8:21

薬師岳山頂からの北薬師岳

8/19 10:59

薬師岳を振り返って。

8/19 11:12

昼食は太郎平小屋のラーメン。11時から14時まで。

8/20 7:11

3日目　太郎平を出発。

8/20 7:53

北ノ俣岳を超える

8/20 11:02

黒部五郎の肩から　カールを見下ろす

8/20 11:07

黒部五郎岳に登頂

8/20 12:24

カールへ下り、雪渓の水を汲む。冷たくて美味しい。

8/20 12:30

桃太郎岩みたいに割れている迷子石。

8/20 13:28

幕営地の黒部五郎小舎に到着　

8/20 18:43

黒部五郎小舎テント場の夕焼け。明日も晴れるかな〜♪

4日目朝　いたずらオコジョと遊びながらの撤収で、なかなか進まず。

8/21 7:08

三俣蓮華岳へ向けて、再び標高を上げて行く。

8/21 7:10

笠ヶ岳と抜戸岳

8/21 7:24

ミヤマリンドウ（リンドウ科）

8/21 7:44

ヨツバシオガマ（ゴマノハグサ科）

8/21 7:49

ミヤマダイモンジソウ（ユキノシタ科）

8/21 8:18

トウヤクリンドウ（リンドウ科）

8/21 8:19

三俣蓮華岳山頂からの槍ヶ岳

8/21 8:23

三俣蓮華岳からの鷲羽岳

8/21 8:28

イワギキョウ（キキョウ科）

8/21 9:10

双六丸山からの槍ヶ岳

8/21 10:14

双六岳山頂　素晴らしい眺望

8/21 10:21

双六岳山頂からの眺望1

8/21 10:21

双六岳山頂からの眺望2

8/21 10:27

双六岳山頂からの眺望3

8/21 11:17

双六小屋にて　かた焼きそばの昼食をとる

8/21 12:20

ミヤマトリカブト（キンポウゲ科）

8/21 12:25

ハクサンチドリ（ラン科）

8/21 12:35

クルマユリ（ユリ科）

8/21 13:30

鏡平小屋に到着　今夜は久々の小屋泊♡

8/21 13:37

鏡平のかき氷　宇治金時の練乳がけで豪華に頂く

8/21 17:23

鏡平小屋前からの槍

8/21 18:30

夕日に染まる槍

8/22 5:50

5日目朝　出発前の逆さ槍

8/22 6:22

シモツケソウ（バラ科）

8/22 6:28

ミソガワソウ（シソ科）

8/22 7:45

小池新道からの秩父沢

8/22 8:10

ワサビ平小屋で休憩

8/22 8:21

リンゴを買って、左俣林道で食べながら歩く。

8/22 8:50

笠新道登山口　笠ヶ岳山荘は今季休業中でテン泊も不可。

8/22 10:41

新穂高温泉着　中崎山荘で入浴、朴葉味噌定食を食べる。

撮影機器：

SO-03L Sony

装備

MYアイテム

nibpon

重量：1.69kg

感想

nibpon

「折立で熊にリュック持っていかれて、戻って来ました」と言う男性の衝撃の一言から、登山が始まった。下山してくる人からも、「さっき子熊を見た」と目撃情報が相次ぐ。見通しの良い所まで、登ってほっと一息。薬師峠のテント場に着くと今度は猛暑。冷たい水だけは豊富なので、翌日に備えて洗濯をしながら木陰で過ごす。
　2日目の朝は暑くなる前に、薬師岳へ。もう終わったとあきらめていたチングルマやハクサンイチゲなど初夏の花がまだ咲いていて嬉しかった。太郎平へ戻るとやっぱり猛暑。下界は、もっと暑いに違いない。
　3日目は、10kgの荷物を背負って、黒部五郎岳など3つのピークを越える長丁場。カールへ下りて、雪渓からの冷たい水が美味しかった。黒部五郎小舎のテント場で見た綺麗な夕焼けが印象的。
　4日目早朝、食事をしていると周りを走り回る黒い影。撤収する道具の間で遊ぶ楽しげなオコジョの姿を見ているうちに、友人が迎えに来てしまった。三俣蓮華岳や双六岳など眺望の良いピークを越え、槍ヶ岳を正面に見ながら双六小屋への道を辿る。弓折岳で雷が鳴りだし、急いで鏡平小屋へ下りた。頑張ったご褒美で、かき氷は宇治金時の練乳がけにした。
　5日目は、鏡平の逆さ槍を見て下山開始。わさび平小屋からは、冷えたリンゴを食べながらの林道歩き。新穂高温泉で5日ぶりに入浴して汗を流す。飛騨高山名物の朴葉味噌焼きは、沢山の汗をかいた後だからとても美味しかった。