武州中川駅→大反山→矢岳→酉谷山→ウトウノ頭→篶坂ノ丸→金袋山→人形山→東日原バス停
- GPS
- 09:34
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,808m
- 下り
- 2,461m
コースタイム
08:46 大反山
10:29 矢岳(3℃)
12:37 酉谷峠
12:54 酉谷山(5℃)
14:47 ウトウノ頭
15:17 篶坂ノ丸
15:30 金袋山
17:08 東日原バス停
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・御花畑駅に登山ポスト有り |
写真
感想
2012/10/17現在、小川谷林道は歩行者も含め全面通行止となっています。計画時にも通行止のことは知っていたのですが、下山するところが林道の一部であると認識していなかったため、このような計画を立ててしまいました。(林道の入口側が落石のために通行止になっているようです)このレコは情報展開と自分自身への戒めのためにアップします。
この日は工事のため朝一で中央線が使えないので、丹沢と迷った結果に秩父から酉谷山を抜けて東日原に降りる縦走ルートに決定。
07:33〜08:46 武州中川駅→大反山
駅からしばらく歩くと親切なハイキングコースの表示が。分岐点に休憩所があったものの鍵が閉まっていた。ハイキングコースに入って少し行くと民家等があり、若干道に迷いそうだったが、ここでも登山道方面への標識が出ているので迷わずにすんだ。
登山口に入ってから順調に高度を上げていくと冬枯した木々の間から両神山がバッチリ見える。途中に大反山を巻いて矢岳に行く分岐点があったが、標識は朽ち果てていて読み取れない。近くの木に巻かれたテープには矢岳の表示だけがあったので、地形図と見比べてその逆のルートを取って大反山に向かう。途中に踏み跡が薄い箇所があったが無事に大反山に到着。
大反山山頂は杉林の中で眺望はない。
08:46〜10:29 大反山→矢岳
手持ちの山と高原地図で一本道だと思い込んでいたのであまり考えずに下りやすい方向に下山を開始したが、少し歩いてコンパスで方向を確認すると東方向にすすんでいることが発覚。移動前に方角を確認する重要性を再認識した。
大反山から矢岳に向かう道は痩せ尾根で、途中は東面は刈り払われていて武甲山を始めとする山々が一望でき、非常に気持ちが良い。
矢岳山頂は眺望なし。
10:29〜12:54 矢岳→酉谷山
矢岳の前から痩せ尾根が続く。ほぼ一本道なので迷う心配が少ないのがよい。しかし、途中でエスケープルートとして考えていた烏帽子谷へのルートはハッキリせず、若干膝に違和感を覚えていたものの、予定時間よりも早く到着していることから先に進むことにする。痩せ尾根地帯を抜け、ようやく一般ルートに合流すると冬枯れした木々の合間に今度は富士山が見える。ここで、本日初めて登山者と遭遇。破線ルートから一般ルートに出たことでまずは一安心。山腹を巻く気持ちのよい道を辿って酉谷峠に到着。
酉谷峠から1、2分ほど下ったところに避難小屋があり、その前は開けていてあたりを一望できる。小屋自体はこじんまりとしているが綺麗な感じで、快適そう。小屋の前には水が出ているが、水量は少なく、大量の水を汲むのは大変そうな感じだった。ちなみにここから小川谷林道への道は完全に封鎖されていた。
小屋から登り返して少し進むと酉谷山山頂。ここからは奥多摩の山々を始め、富士山や丹沢までパノラマが広がる。北面は冬枯れしている木々の合間に両神山や浅間山などが見える。
12:54〜17:08 酉谷山→タワ尾根→東日原バス停
酉谷山から下って再び巻き道状の道を進む。途中にやや崩壊している箇所もあったが、慎重に進めば問題ない。タワ尾根への入口を探すのにちょっと手こずったが、それらしい尾根道を見つけることができた。ちなみにタワ尾根方面への標識は見当たらず、雲取山⇔酉谷山の表示しかなかったため、ウトウノ頭の標識を確認するまでタワ尾根という確証がなかった。
尾根に入ってすぐ、作業用のレールが敷設されており、しばらくはこのレール沿いに歩いた。ウトウノ頭前後はなかなか険しかったが、そこを過ぎると広くて緩い尾根道が続く。道は歩きやすくて気持ち良いのだが、踏み跡は落葉で隠されている箇所もあり、道を見失わないように注意しながら進む。人形山を超えたあたりからつづら折りの道となり、始めは踏み跡ははっきりしていたものの、一石山に到達するくらいの高度で道を見失ってしまった。周りにそれらしいピークも見当たらない。やむを得ず登り返して踏み跡がハッキリしていたところまで戻り、それらしい道を発見。そこからまたつづら折りの道が続き、しばらく下ると久しぶりに現れた標識は日原方面通行止の文字。慌てて地図を確認すると下山しようとしていたところが通行止の小川谷林道の入口附近であることが判明。流石にこれから登り返して下山するのは無理だし、最悪林道まで出れば電話連絡も取れるだろうと考え、強行突破することに。しばらくは踏み跡が不明瞭だったが、少し進むと作業用のレールが現れ、それを数回横断するようにジグザグに道を降りて、工事現場に到着。下山した所が丁度崩落現場のようだったが、人が通行する分には(落石の可能性を除けば)支障がなさそうだったので、足早にすり抜けて、なんとかバス停に到着することができた。
総括
今回は課題が多かった。今後(特に人通りの少ない所を行く時)のために道中考えたこと。
・通行禁止箇所の詳細確認
・分岐点を写真等で事前に確認しておき、道間違いを防ぐ
(今回はタワ尾根の入口を確認しておくべきだった)
・分岐点の標高、緯度経度を事前に調査しておく
(過信はできないが、GPSロガーの位置情報である程度の目星がつくかも)
・地形図は必携(今回は持っていたが…)、読図も練習する
逆に良かったこと。
・最終バスの時刻を把握していたので(若干)余裕を持って行動できた
・最悪ビバークするためのソロテントを携行し、食料も多少残っていた
・踏み跡が薄い所を無理やり進まず、セオリー通りわかる所まで戻った
小川谷林道が開通したら、懲りずにリベンジしたい。
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