ジャンダルム 西穂高→奥穂高→ザイテングラート
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- GPS
- 54:34
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,233m
- 下り
- 2,223m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:43
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 10:54
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:22
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
洗面用具
汗拭きシート
アルコール除菌
マスク
着替え
|
---|
感想
"いつかはジャンダルムへ"そんな漠然とした思いが現実に。今年の夏はジャンダルムを意識して日帰りアルプスや近郊の山へ出掛けトレーニングをしてきました。荷物を担いで急峻な岩稜帯を10時間超えの山行となる西穂高〜奥穂高までの縦走。不安と緊張、でもその頂を踏みたいという強い思いでこの日を迎えました。
3:30、暗い中のスタート。丸山〜独標へと順調にすすみ、西穂高岳まで到着。去年はここで”いつかこの先へ行ってみたい”と羨望の眼差しを向けていた場所へ突入。明るくなって迫力の大パノラマの中進みました。石、岩、壁、あーなんか凄すぎる。こんなところに自分がいていいのか⁉️ 次の間ノ岳へは逆層を下り、そこからの登りは飛騨側のガレガレのルンゼを落石に注意しながら慎重に登る。後ろからの登山者の落石の音を聞きながら進んだ(先行で良かった〜)。傾斜の強い鎖場を超え、モロい岩場を下って天狗の頭に到着。ここで少し休憩。天狗の頭を超えたら逆層状のスラブだが、グリップが効いて意外と登りやすい。そして、この先にはジャンダルム〜!!!直登ではなく、コブ尾根ノ頭側から慎重に頂を目指す。ジャンダルムから見る360度の景色は圧巻。歩いてきた西穂高側、これから向かう奥穂高側どこを見ても凄すぎて楽しくて仕方ない。下降はロープを使ってロバの耳側へロワーダウン。高度感あり過ぎてロープに体重を預けられず暫くモジモジ…意を決して両手を広げて下降。うわぁ〜きもちぃぃぃ〜〜〜!!!これは最高かも。あっという間に地面へ到着。楽ちんも束の間、次は足元が切れ落ちた岩棚をトラバースするロバの耳。かなりの高度感に緊張MAX。焦らずゆっくり足元を確認しながら進みます。そして馬ノ背のナイフリッジ。馬乗り状態で慎重に登りクリア。最後は瓦を積み重ねたような斜面の奥穂高岳山頂へ。ふぅ〜何とか歩いてこれた…でも奥穂高岳から穂高岳山荘まではまだ少し距離があり、鎖や梯子がある危険地帯。最後まで慎重に進みます。山荘には数週間前にも来たけど、明るいとまた雰囲気が違うものですね。穂高岳山荘に到着してやっと緊張解除(笑)コースタイムで到着でき、爽快感と達成感にしばし浸りながら山荘前のウッドデッキで涸沢の景色をぼ〜っと眺めていました。北アルプス最難関ルートと言われるだけあって、ルーファイスキルや落石など周囲の状況判断を的確にする能力と余裕、体力が必要なルートでした。そして”あそこでしか見られない景色”を是非見てほしいと思わせる場所でした。
翌日はザイテングラードを下って涸沢カールから横尾を経て上高地へ下山。お天気に恵まれ最高のコンディションの中、今年の夏の大イベントはとても思い出深いものとなりました。さぁこれからは紅葉の秋、どこを登ろうか…
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