初秋の雲ノ平、水晶、鷲羽、三俣蓮華、黒部五郎周回
- GPS
- 23:08
- 距離
- 53.4km
- 登り
- 4,078m
- 下り
- 4,059m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:47
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:16
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:38
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:曇り 3日目:ガスのち雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:30に駐車場に到着した時点で、駐車場は満車。 仕方なく臨時駐車場へ・・・ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○折立〜太郎平小屋 道は整備されていて危険箇所はありません。 富山市、有峰湖、白山まできれいに見える良い尾根道です。 ○太郎平小屋〜雲の平(幕営地) 道は整備されています。 道沿いにいくつも水場があるので、水の心配は全くありません。 薬師沢小屋までは基本下り。 薬師沢小屋から雲ノ平までは半端ない急登です。 ○雲ノ平〜水晶〜ワリモ〜鷲羽〜三俣蓮華〜黒部五郎小屋 道は整備されていています。 水晶岳付近の岩場、ワリモの岩場が若干危険箇所でしょうか。 あとはとにかく体力勝負!! ○黒部五郎小屋〜黒部五郎〜太郎平小屋〜折立 黒部五郎への登り返しの稜線付近はガレガレです。 特にコースに危険箇所はありませんが、こちらもとにかく体力勝負!! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
3日間平日休暇が取れたので、どこに行こうかと計画立案。
・後立山縦走もいいな・・・
・赤牛から読売新道も・・・
色々コースを物色するも時間/天候が合わず・・・
結局、ベタなコースですが、折立から雲ノ平、水晶、ワリモ、鷲羽、三俣蓮華、黒部五郎の周回コースへ。
元気が残っていれば、水晶から赤牛をピストンしよう。
今回、今年最初で最後のテント泊でゆっくりすることにしました。
春に購入したシェルターも試したかったので。
荷物を準備するも、あれもこれもで、結局22kg。。。
※もっと軽くしないとダメですね。
○折立〜太郎平小屋
久々のテン泊装備で開始15分で薬師峠でテン泊する言い訳を考える。
歩き始めて1時間経過したころ、ようやく荷物の重さに慣れ始めました。
太郎平小屋まで白山、鍬崎、薬師を眺めながらペースを掴んで歩くことができました。
ほんと、眺めのよい尾根道です。
○太郎平小屋〜祖母岳〜雲ノ平(テン場)
太郎平小屋でこの3日間で回る黒部源流の山々を眺めました。
とにかく遠い!!
でも楽しみしかありませんね。
薬師沢小屋までは基本下りで、あっという間に高度が落ちます。
これをまた登り返すのか・・・と思うとブルー。
薬師沢小屋でカレーライスをいただき、雲ノ平への急登へ。
噂には聞いていましたが、とにかく辛い・・・
10m高度を上げるたびに休憩の繰り返し。
コケも良い感じで付いているので、登りでも滑る滑る。
下りではあまり使いたくないですね。(^^ゞ
雲ノ平へ到着すると、360度3000m級の山々が・・・
さすが最後に秘境と言われるだけあります。
○雲ノ平〜祖父岳〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜黒部五郎小屋
日の出前にテン場を後にし、まずは祖父岳へ。
祖父岳山頂で日の出、人も少なくて穴場。
美しいモルゲンロートに感動しました。
水晶岳へは岩場の連続、なんとか登頂して見えた赤牛の美しさ。
ピストンしようかと考えましたが、雲行きが怪しかったことと、体力の無さで挫折。
赤牛はまた今度にします!(T_T)
水晶からワリモ、鷲羽は高度差200m程度の下り登りを繰り返します。
息を整えながらゆっくりと登りました。
三俣山荘を越え、三俣蓮華岳への登りは足が止まりました・・・
ここは何時登っても辛い。(笑
三俣蓮華岳から見る槍/穂高、笠、黒部五郎の立派なこと立派なこと。
素晴らしい風景を堪能し、黒部五郎へ向かいました。
黒部五郎小屋が見えてからは足が止まってしまい、下り道四苦八苦でした。
○黒部五郎小屋〜黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜太郎平小屋〜折立
黒部五郎岳への登りはガスガスで視界ゼロ。
深田久弥が称した「青天井の大伽藍」を見ることはできませんでしたが、黒部五郎のカールの大きさは堪能できました。
登りの際、2箇所でライチョウの鳴き声が聞こえましたが姿は見えず・・・
稜線に近づくに従って、急登に。
黒部五郎の肩にザックをデポし黒部五郎岳へ。
念願だった黒部五郎岳でお参りし、北ノ俣への稜線を進みました。
ガスと西側からの強風で何度も心が折れそうになりましたが、北ノ俣手前でライチョウ出現で一気に回復!!
北ノ俣から折立まで一気に下ってゴール。
縦走3日目にしてようやく荷物の重さにも慣れてきたところで山行終了となりました。
3日目の天気は残念でしたが、ほぼ満足の縦走となりました。
今年初テントで最後のテントとなりそうなのが残念でしたが、コロナもあるので仕方ありません。
1日も早く平穏な日が戻ってくれると良いですね!
Yoshio さん
8月に同じルートを経験した者として、天候が逆(私の場合は肝心の2日目がガス)だって、観ることができなかった景色を疑似体験できました。景色や記憶として「埋められていなかった部分」を満たしてくださって感謝しています。
Yoshio さんほどの経験者が辿った道を、弱冠の私が先を濁したような形で恐縮感もあります。
でも、ともあれ「いいところに行ってきたんだな」って気持ちは間違いなかったのだと確信もしました。私も、次は赤牛、行ってきますよ。
観ごたえのあるレコ、ありがとうございました。
per812さん
コメントありがとうございます。
per812さんの8月のレコ、参考にさせていただきました。
+αをしようかと赤牛ピストン考えていたんですが、想像以上に体力を奪われ断念。
黒部五郎小屋でビール飲んで回復していました。(笑
水晶から見る赤牛はとても綺麗です。
いつか行きたい稜線ですね!!
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