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Yamareco

記録ID: 2580686
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国剣山

四国、三嶺→剣山縦走

2020年09月19日(土) ~ 2020年09月20日(日)
情報量の目安: S
都道府県 徳島県 高知県
 - 拍手
GREENLABEL その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:24
距離
19.1km
登り
2,118m
下り
1,224m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:47
休憩
0:50
合計
5:37
距離 8.6km 登り 1,300m 下り 548m
11:49
37
12:26
12:35
63
13:38
13:39
59
14:47
14:52
21
15:13
15:31
46
16:17
16:28
58
2日目
山行
5:47
休憩
0:44
合計
6:31
距離 10.5km 登り 819m 下り 679m
6:52
25
7:17
7:18
80
8:38
8:45
47
9:32
33
10:05
10:07
71
11:18
11:22
48
12:10
12:40
43
剣山
13:23
見ノ越駐車場
次郎笈でスマホのバッテリーが切れたため、ログはそこで止まってます。
天候 1日目:晴れのち曇り(微風)、2日目:曇り(微風)
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
(マイカー)
姫路→姫路バイパス→加古川バイパス→第二神明道路→阪神高速(北神戸線)→明石海峡大橋→神戸淡路鳴門自動車道→徳島自動車道→美馬IC下車→R438→剣山見ノ越駐車場
自宅から約3時間30分くらいでした。
見ノ越駐車場(第一、第二)は相当広い無料駐車場ですが、それでもハイシーズンは路上駐車が出るほど車が多いです。
駐車場バス停横に簡易トイレ(公衆トイレ建替え中)あり。
リフト乗り場横にも公衆トイレあり。
(バス)
見ノ越駐車場にマイカーをデポして、「剣山登山バス」で名頃バス停まで移動。
1日に2本しかないバスですが、11時発のバスに乗れば約30分で名頃登山口に到着します。
(※今回、諸事情によりバスには乗れませんでした)
コース状況/
危険箇所等
名頃登山口→三嶺:激登りの連続
三嶺→白髪避難小屋:三嶺直下は激下りで以後はそれなりのアップダウン
白髪避難小屋→丸石避難小屋→丸石:多少のアップダウンはあるが緩やかな尾根歩き
丸石→次郎笈:稜線まで地味にキツイ登りの後、次郎笈直下は激登り
次郎笈→剣山:下って登る
※三嶺と剣山の山頂付近にはトイレありますが、縦走路上には一切トイレは無いので注意が必要です。
その他周辺情報 (日帰り温泉)
見ノ越駐車場から美馬ICの道中(R438)にある「つるぎの宿 岩戸」の日帰り温泉を利用しました。
料金:400円
内湯、サウナ、水風呂があります。
シャンプー、リンスは無し(売店で売っているようです。未確認)
ボディーソープは設置されています。
ドライヤーあり。(無料)
(コンビニ)
美馬IC下車してすぐ南の道路沿いにローソンあります。
また、国道(酷道)438の入口付近にも地元のコンビニ?(食料品店?)あります。
※グレートトラバースで田中陽希さんが立ち寄ったコンビニです。
名頃駐車場(名頃登山口)に到着。
トイレはありますが、使用禁止になっていました。
既に駐車場には20台くらいの車と2台の自転車がありました。
2020年09月19日 11:44撮影 by  SH-01K, SHARP
1
9/19 11:44
名頃駐車場(名頃登山口)に到着。
トイレはありますが、使用禁止になっていました。
既に駐車場には20台くらいの車と2台の自転車がありました。
駐車場横の登山口から出発です。
2020年09月19日 11:47撮影 by  SH-01K, SHARP
1
9/19 11:47
駐車場横の登山口から出発です。
踏み跡はやや薄めですが、このような杭のような棒に赤テープがまかれたものや、赤テープがルートを示しているので迷うことは無いでしょう。
2020年09月19日 12:08撮影 by  SH-01K, SHARP
9/19 12:08
踏み跡はやや薄めですが、このような杭のような棒に赤テープがまかれたものや、赤テープがルートを示しているので迷うことは無いでしょう。
林道合流点。この先にも林道が続いていますが、そっちは間違いで林道を10メートルほど進むと右側に登山道を示す標識があります。
2020年09月19日 12:25撮影 by  SH-01K, SHARP
1
9/19 12:25
林道合流点。この先にも林道が続いていますが、そっちは間違いで林道を10メートルほど進むと右側に登山道を示す標識があります。
キノコ
2020年09月19日 13:08撮影 by  SH-01K, SHARP
9/19 13:08
キノコ
ダケモミの丘。ダケモミって何?木の名前かな?
2020年09月19日 13:32撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 13:32
ダケモミの丘。ダケモミって何?木の名前かな?
目立つ草。
2020年09月19日 13:40撮影 by  SH-01K, SHARP
1
9/19 13:40
目立つ草。
荷物が重い。
2020年09月19日 13:51撮影 by  SH-01K, SHARP
9/19 13:51
荷物が重い。
この山域って杉の植林じゃなくて、自然林(原生林)なんですよね。
2020年09月19日 14:18撮影 by  SH-01K, SHARP
1
9/19 14:18
この山域って杉の植林じゃなくて、自然林(原生林)なんですよね。
お約束。
2020年09月19日 14:24撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 14:24
お約束。
この坂を登ると三嶺ヒュッテがありますが、そっちには寄らずに山頂を目指します。
2020年09月19日 14:53撮影 by  SH-01K, SHARP
2
9/19 14:53
この坂を登ると三嶺ヒュッテがありますが、そっちには寄らずに山頂を目指します。
山頂手前から、三嶺ヒュッテ、左側にみえる小さい構造物はトイレです。
2020年09月19日 15:10撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 15:10
山頂手前から、三嶺ヒュッテ、左側にみえる小さい構造物はトイレです。
三嶺です。「サンレイ」と読むのか「ミウネ」と読むのか迷うところですが、結論はどちらも正しいようです。一般的には「ミウネ」と呼ばれているようで、登山道標識にも「Mt.Miune」と表示されていました。
2020年09月19日 15:16撮影 by  SH-01K, SHARP
3
9/19 15:16
三嶺です。「サンレイ」と読むのか「ミウネ」と読むのか迷うところですが、結論はどちらも正しいようです。一般的には「ミウネ」と呼ばれているようで、登山道標識にも「Mt.Miune」と表示されていました。
三嶺が遠くになりました。
2020年09月19日 16:45撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 16:45
三嶺が遠くになりました。
本日のお宿「白髪避難小屋」をロックオン。テントも4〜5張確認できます。
2020年09月19日 17:17撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 17:17
本日のお宿「白髪避難小屋」をロックオン。テントも4〜5張確認できます。
夕食です。
カレードリア、豚汁、生ハム、カマンベールチーズ、レーズンパン、缶ビール、赤ワイン、白ワイン。
2020年09月19日 18:17撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/19 18:17
夕食です。
カレードリア、豚汁、生ハム、カマンベールチーズ、レーズンパン、缶ビール、赤ワイン、白ワイン。
朝食です。
パスタ、ミニクロワッサン、しじみの味噌汁、ステーキハム、コーヒー。
2020年09月20日 05:47撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 5:47
朝食です。
パスタ、ミニクロワッサン、しじみの味噌汁、ステーキハム、コーヒー。
ステーキハムは美味しかった。
2020年09月20日 06:02撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 6:02
ステーキハムは美味しかった。
白髪避難小屋、お世話になりました。
昨夜泊まったのは、私たち2名を含めて8人でした。
2020年09月20日 06:46撮影 by  SH-01K, SHARP
2
9/20 6:46
白髪避難小屋、お世話になりました。
昨夜泊まったのは、私たち2名を含めて8人でした。
朝の4時から5時頃にかけてかなり雨が降っていたので、ほとんどのテントは撤収されていました。
2020年09月20日 06:52撮影 by  SH-01K, SHARP
9/20 6:52
朝の4時から5時頃にかけてかなり雨が降っていたので、ほとんどのテントは撤収されていました。
三嶺の全貌。
2020年09月20日 06:54撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 6:54
三嶺の全貌。
イメージしていた稜線歩きです。
2020年09月20日 07:46撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 7:46
イメージしていた稜線歩きです。
高ノ瀬。後ろの女性2人は、昨夜白髪避難小屋でご一緒した方です。
2020年09月20日 08:18撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 8:18
高ノ瀬。後ろの女性2人は、昨夜白髪避難小屋でご一緒した方です。
右側が次郎笈、正面が剣山。今回の縦走もあと少しで終了です。
2020年09月20日 09:56撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/20 9:56
右側が次郎笈、正面が剣山。今回の縦走もあと少しで終了です。
三嶺の山バッチ。
剣山頂上ヒュッテでしか手に入りません。
2020年09月21日 06:39撮影 by  SH-01K, SHARP
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9/21 6:39
三嶺の山バッチ。
剣山頂上ヒュッテでしか手に入りません。
撮影機器:

装備

備考 ゲイターとザックカバー忘れました。

感想

シルバーウィークですね。

連休開始早々の土曜日、日曜日は秋雨前線の影響で全国的に雨模様。

色々計画していたけれども、またまたお預けかなと思いきや、前日の金曜日なってまさかの天気回復。週間天気予報も全くアテになりません。

三嶺から剣山までの縦走はGWくらいからずっと計画していたのだけれど、コロナ自粛や天候不良により、なかなか実現しませんでした。
最大の問題は、この計画の要でもある「剣山登山バス」がコロナ自粛で運行中止になっていたこと。
7月ごろに三好市の観光課に確認したところ、いつバスの運行を開始するかは未定であったが、8月から見ノ越までのバス運行が開始されていたので、ついに計画を実行する時が来たのでした。

近所の山行仲間のI君を旅の道連れにして、朝6時に自宅出発、9時半くらいには剣山見ノ越駐車場に到着した。駐車場はかなりガラガラでバスの来る11時までは余裕があります。バスが来るまでに少し早めの昼食として食堂で祖谷ソバでも食べて時間をつぶす予定でしたが、駐車場で大阪から来た71歳のおじさんと話し込んでしまい、いつの間にか11時前になってしまい蕎麦を食すのは断念した。
そのおじさんは、剣山は初めてで今日は西島でテン泊して明日、車で移動して三嶺に登るらしい。71歳とは思えないくらいお元気です。

11時、バスが来ない。

ワンボックスタイプの貸し切りタクシーが数人のハイカーを乗せて、バス停前にやってきた。タクシーから降りてきた男性ハイカーさんから驚愕の事実を突きつけられる。なんとバスが事故にあい、バス会社が手配したこのタクシーに乗り換えてここまで運んでもらった。警察の現場検証とか考えると当分バスは来ないと思うとのこと。

えらいこっちゃ。

計画変更やむを得ず。とプランBを考えていたが、ここでI君がタクシーの運ちゃんに何やら話しかけている。
数分後、
I君「バス料金で名頃まで乗っけてくれるってw」
私「それは有難い。どんな交渉したの?」
I君「ん〜と、最初はこの運ちゃん、バス会社に依頼されてバスの乗客をここまで運んだだけで、それ以外は頼まれていないって渋ってたんよ。」
私「ほうほう、それで。」
I君「何か月も前から、この旅行を計画していて遠路はるばるやって来たのに、このままでは徳島県の事が嫌いになってしまいそうや、何とかしてくれ。って粘っただけ。」
と、快くバスと同じ料金で名頃登山口まで行ってもらえることになったのでした。

関西人独特の諦めの悪さと、播州人独特の粘りと押しの強さで、タクシーの運転手さんが根負けしたようで申し訳ないなと思いつつ、内心は助かってほっとした。

さて、名頃登山口からいよいよスタートですが、マジでザックが重い。
荷物は少なく軽くして山行に挑むのが私の本来のスタイルであるが、今回ばかりはそういうわけにもいかず、更にI君のザックに水が入りきらないとのことで、2リットルペットボトルを私のザックに追加したため、飲料水だけで6リットル以上も持つことになった。寝袋や食材などを含めると、たぶんザックの重量は13〜15キロくらいはありそうだ。避難小屋の近くに水場はあるが、枯れていることもあるようなので念のため水を持って上がったのが失敗だったかもしれない。

三嶺の山頂が近づくほどに斜度も厳しくなり、ザックの重さが肩や腰に食い込んでくる。ザックを下ろすと体が宙に浮きそうな感覚にとらわれるが、ザックを担いだ瞬間、もともと低い身長が更に2僂らい縮まる感覚にとらわれる。

なので、当然予定山行時間をオーバーし、17時30分にやっと思いで白髪避難小屋に到着した。

避難小屋には3人の女性ハイカーさんが既に寝る準備をしていたので、急いで夕食の準備に取り掛かる。
更に男性1人と女性2人の3人グループが到着し、総勢8人で避難小屋を利用することになった。予想よりは多いなと思ったが、まだもう数人は入れそうだしソーシャルディスタンスは問題なさそうだ。

ちなみに、最後に到着したグループの男性ハイカーさんは、水は水場で補給することを前提に水の代わに500ml缶ビールを4本持って上がって来たようです。
I君は夜中に、「一緒に飲みましょうか、どうぞ」、と声をかけられたようであるが、遠慮して飲まなかったことを翌日後悔していました。

2日目は、初日と違ってザックが一気に軽くなったこと、登山道がなだらかな稜線歩きに変わったことから快適に距離を稼ぐことができた、なので、6時間くらいを想定していた山行時間であったが、結果は5時間ちょっとで剣山山頂に立つことができた。

2日間の山行で、腰・肩・足等体中のあちこちが痛くなったが、久しぶりに充実した山行となったので満足しました。

それにしても、I君は、駐車場での71歳のおじさんに始まり、タクシーの運転手さんや避難小屋のハイカーさん、休憩中に出会ったトレランの人など、すぐに話しかけて仲良くなるのはもう一種の才能やね。

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無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [2日]
名頃から四国の名峰三嶺・剣山を縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
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4/5
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4/5
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4/5
体力レベル
5/5

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