木曽御嶽山〜RWを利用してお手軽に絶景を。
- GPS
- 23:35
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:05
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:12
天候 | 曇りや晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿7:00→9:32塩尻(あずさ1号,2250円+乗車券通し往復で9680円) 塩尻10:03→10:30木曽福島(しなの6号,660円) 木曽福島10:40→11:46御岳ロープウェイ(バス,往復2500円) 御岳ロープウェイ(往復2340円) ※例年なら一週間前には売り切れるあずさ1号の席も含め,電車やバスの座席はどれも空席ありでした。木曽福島からのバスのチケットは駅前のチケット売り場で往復で買うと500円お得です(片道1500円,往復2500円・二日間有効)。また,ここか並びにある観光協会で御岳ロープウェイの10%割引券(2600円→2340円)が入手出来ます。 【帰路】 御岳ロープウェイ13:15→14:08木曽福島(バス) 木曽福島14:25→14:54塩尻(しなの13号,660円) 塩尻15:20→18:04新宿(あずさ42号,2250円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【RW飯森高原駅→剣ヶ峰→二の池ヒュッテ】 ロープウェイ山頂駅飯森高原から剣ヶ峰までのルートは完璧な整備がなされています。飯森高原から八号目女人堂付近までは木の階段,それより上はガレ場ですが,ガレ場ですら岩が階段上に並べられているという親切さに驚くほど。空いていれば階段トレーニングの様相でサクっと登れます。 【二の池ヒュッテ→賽の河原避難小屋→摩利支天→五の池小屋→継子岳】 ニの池ヒュッテから五の池小屋を経て継子(ままこ)岳までは自然なガレやザレが多くなりますが,こちらも特筆すべき危険箇所はありません。二の池ヒュッテから賽の河原へ下り,賽の河原避難小屋まで登り返すとその先に摩利支天乗越は直ぐです。そこに荷物をデポすれば摩利支天山まで往復30分ほどで楽々。その先,五の池小屋の気持ちよさそうなテラスを横目に通り抜け,継子(ままこ)岳までは楽しい稜線歩き。 【継子岳→継子岳曲→三ノ池避難小屋→賽の河原避難小屋→二ノ池】 継子岳から四ノ池の東を周回するルートはガレ場で高度感のあるところも少しありました。そこそこ急な登下降もありますが滑落の恐れがあるようなものではありません。そびえ立つカルデラに囲まれ景色も良く,トレイル的にもアルプスっぽい雰囲気があるので剣ヶ峰だけでは物足りない方にはオススメです。三ノ池避難小屋から八合目女人堂への巻き道は通行禁止なので,賽の河原避難小屋経由二ノ池まで登り返す必要があります。 |
その他周辺情報 | 【二の池ヒュッテ】一泊二食で9500円。別に昼のお弁当600円。感染対策として,シーツの持参と到着受付時に体温測定と手の消毒を求められます。私はシュラフでいつも使っているモンベルのウォームアップシーツを持って行きました。写真にも示しましたが,感染対策としてこの時期にこれで大丈夫なのかと心配になるくらいの少ない受入れ人数で営業されているようです。感謝しかありません。 【トイレ】ロープウェイ山麓駅(ウォッシュレット完備),山頂駅,賽の河原避難小屋,各営業小屋(100円〜200円) 【温泉】バスで行ける温泉としては,ロープウェイからのバスの一つ目の停留所がある鹿の瀬温泉がありました。電話で確認した所,日帰り入浴もやっており,座敷の休憩室もあるとのこと。バスでここで途中下車し,入浴して次のバスで帰る事も考えましたが,バスの間隔が3時間もあり時間をもて余しそうで諦めました。次回は是非。 |
ファイル |
【後日参考用】当日の天気予報
(更新時刻:2020/09/22 13:18) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
防寒着(ダウン厚上)
夏帽子
靴
ザック
朝昼ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリ+水で2L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
ツエルト
ロールペーパー
ストック(1本)
カメラ
スマホ
マキロン
着替え(下着)
感染防止対策品(インナーシーツ/除菌シート)
ヘルメット
|
---|---|
備考 | ※出発時8.5kg |
感想
シルバーウィークは何処も混むので近場で大人しくしていることが多いのですが,今シーズンはコロナ等々でいつもより全然登れてない事もあり,直前になって何処かに登りたくなりました。とは言え,この状況でこの時期に予約の要らないテン場なんか行ったら修羅場になるのは確実…悩みました。ふと3000m級で取り残している御嶽山でもどうかなとニノ池ヒュッテに駄目元で電話してみたらキャンセルが出たので空いてますとの嬉しいお返事。当初雨もマークもあった天気予報も良くなり,今回は期待できるぞと意気揚々と出撃することに。
実際に,お天気の神様に裏切られ続けた前回の八ヶ岳とは違い,今回の神様は少しだけ優しく微笑んでくれました。初日はずっと曇り空でしたが,剣ヶ峰に登った瞬間だけ奇跡的な青空が現れ,山頂にいたお兄さんと奇跡だと大喜び。更に夕焼け時も厚い雲に覆われていたのが突然感動的な焼け方をして二度目の大喜び。Social distance万歳な相部屋で快適な夜を過ごしました。
二日目は予報より雲が多く,綺麗に晴れたのは8時〜10時位だけでしたが,今回はその時間帯に丁度稜線に居られたので素晴らしい景色を満喫。特に青空に輝く三ノ池のブルーは素晴らしいものでした。
それにしても今年は天気が読めませんね。。。
御嶽山,観光地的なイメージと,それに相反する噴火の印象が強過ぎてあまり触手の動かなかったお山ですが,道中観られた復興への取り組みや,これまでと変わっていないであろう3000m級の景色の雄大さを感じる事が出来ました。帰りは凄い数の人が登ってきていて,下山は一苦労でしたがそれも一興。良い山行になりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する