甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳 おのぼりさんの4日間の山旅
- GPS
- 26:04
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 5,076m
- 下り
- 5,194m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:31
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:48
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 6:07
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:30
天候 | 2日目甲斐駒ヶ岳越えてから雨 それ以外は概ね好天でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて、とても歩きやすかった。関係者の方々に感謝です。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
長年の憧れだった甲斐駒ヶ岳。ついに行動に移す時がやってきた。様々な情報収集をし、天気予報もかなり前から見てきた。気象庁HPで、連休4日間のうち「2日目は雨、4日目は好天」のA=高確率予報が数日前に出た。「せっかく時間とお金をかけて行くのだから黒戸尾根往復だけではもったいない。バリエーションはないか。」 七丈小屋泊は早くから満室のこともあり、テント持参の今回のルートにしました。テントや4日分の食料、累積標高約5000m等を考えると、軽量化が最優先。アルファ米食品や自作のアルファ米(干し飯)、乾燥野菜などを主体に。テントペグも半分の6本にして100g弱を軽量化。いろんな物を料理用のはかりに乗せて軽量化に努めました。それでも尾白スタート時、水を含めて15kg程はあったと思います。
関東に入り圏央道から八王子〜山梨へと向かう予定が、ナビは直進を指示する。「おかしいな〜」と思ううちに首都高まで入ってしまった。ナビが古く最新の地図データでなかったのが原因でした。スカイツリーを見て池袋、新宿まで通過。おまけに渋滞で、尾白渓谷駐車場には予定より2時間も遅く着き車中泊。
翌朝、気を取り直して出発。まずまずの天気の中、ぐんぐん登ります。東北との植生の違いはわかっていましたが、南アルプス特有の苔や背の低いクマザサの登山道に感嘆。4時間半で七丈小屋着。テントを設営し、展望を楽しみました。
2日目は雨の予報通り朝から曇天。荷物が重いので、鎖場では体を引き上げるのに必死です。他の登山者を見ると、こんな大きなザックで登る人は皆無。甲斐駒頂上ではうれしさがこみ上げましたが、強風と雨の中を初めてのルートで北沢峠に下るという緊張感が勝りました。わかりにくい白砂の急斜面を慎重に下り、誰もいない北沢峠へ。携帯も繋がらず慎重に行動します。藪沢小屋で一晩ゆっくり眠らせてもらいました。
3日目は一番楽な日程。馬の背を経て仙丈ヶ岳へ。一番乗りの山頂では、後から来た方々から山の名前を教えていただきました。日本の1.2.3、中央・北アルプスなどを見ることは、東北の人間にとって夢のようなことです。2時間も居て、至福の時を過ごしました。
4日目は計画段階から覚悟していた勝負の日。甲斐駒に登り返し尾白渓谷まで戻り、青森まで運転する。行動を考えるとあまり眠れませんでした。2時過ぎに起きて準備を進めます。山中の行動はある程度時間が読めますが、ラジオで聞いた高速道の渋滞で帰青が何時になるか全く検討がつきません。翌日の仕事に間に合うよう、素早く行動しました。ヘッデンを点け真っ暗な北沢峠をスタート。でも不安ながら気持ちは4日間中、一番充実していたかもしれません。双児岳でご来光を拝み摩利支天にも寄ります。頂上は最高のお天気。絶景を目に焼き付けて下山しました。駐車場到着後、体を拭いてすぐにスタート。小仏峠トンネルまで33kmの渋滞に耐え、15時間ほどで自宅に到着しました。
その他
.肇譽薀鵑凌佑こんなに多いとは。下部が特に歩きやすい道だし標高差も大きいから挑戦心が沸き立つのでしょうか。
南アルプス特有の苔で覆われた斜面が美しかった。
i沢小屋で簡易トイレを初めて使いました。
そ蕕瓩討了外茲世辰燭、出会った方々にとても親切に教えていただきました。感謝です。
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