折立-(泊)-黒部五郎岳-三俣蓮華岳-(泊)-双六岳-新穂高
- GPS
- 20:58
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,776m
- 下り
- 2,896m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:56
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:04
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:01
二日目、ちゃんと薬師峠キャンプ場からスタートしています。時間は5時15分。ログを取り忘れたのですが、手書きで追記すると時間がすべて消えてしまうので、このまま。三日目もちゃんとテント場からスタートしています。ログの取り忘れです。いったんテント場に戻り、撤収して下山開始。下山開始の時刻は8時20分。
注意:
黒部五郎小舎からの登りは、大変にきついです。なぜって、それまで歩いてきて疲れているから。ご注意あれ。
私も普段から山登りで20キロ歩くとか標高差1000m以上とかは心がけていますが、それでもきつかったです。
天候 | 初日曇後雷雨、翌日雨のち一部青空、三日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは新穂高ロープウェイから平湯温泉経由で東京へ。 今年はコロナで減便、路線休止がありました。多分今回利用した便は来年もあると思いますが…。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。道もはっきりしています。ただ、私のようなオッチョコチョイさんは以下を気を付けてください。 ・太郎平と黒部五郎岳までの間、とても荒れたところを通りました。えぐれていて、岩だらけ。が、終わるあたりで木道と合流・・・。どうやら道を間違えていたようです。荒れてるなあと思ったら、回りを見まわして、間違えてないか確認するとよいかも。 ・黒部五郎岳肩は、直登せず、回り込んで石が積み重なった斜面を横切る形です。私は県境の線を登山道と見間違え、直登で行こうとしてしまいました。登ると危ないんですけれど・・。 ・黒部五郎岳分岐から黒部五郎小舎までの間で、カールを通るところがあります。その中には石がゴロゴロしていて、どこが道だかわからない場所もあるけれど、ちゃんと白ペンキのマル印があるので、迷うことはないかと。 |
その他周辺情報 | ・わさび平のキュウリ、激ウマ! ・温泉は中崎山荘。こじんまりした露天風呂とやや大きめの内風呂。ジャグジーはなく、古い設備だけれど、シャワーはちゃんとあって使い勝手がよい。細かいことだけど、シャンプーとリンスが別なのもうれしい。あと、露天風呂は雰囲気がとても良い。900円。荷物は入ってすぐの棚に置く。あちこちに「荷物整理しないでください」の貼り紙あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着(ネックウォーマー
フリース
薄手ダウン
ソフトシェル
手袋)
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
食料
水
ガスカートリッジ
バーナー
コッヘル
カップ
スプーン
ライター
地図(地形図とハイキング地図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
スマホ(地図アプリ入り)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
サングラス
ストック
テント装備(シュラフカバーあり)
温泉セット(タオル
登山用靴下含む着替え)
|
---|---|
備考 | ・手袋を忘れたので、たまたま寄ったセブンイレブンでゴムの軍手を購入。甲が化繊で通気性を良くしてある。速乾かどうかわからず雨の中では使わなかったが、雨でない時の風よけとして役立った。これがなければどれだけ寒かったか。手袋は必須。 ・下山後の着替えとして登山用の靴下をもっていっているが、今回は濡れた靴下を履き替えられたので、持って行ってよかったと思った。 ・今回、テントに氷が張るほど寒かったが、シュラフ(スリーシーズン)の中ではさほど寒く感じなかった。1.靴下を乾いたものに履き替えた 2.シャツは速乾性重視で選んだ 3.コンプレッションバッグの中のシュラフは濡れてなかった 4.シュラフカバーが優秀?外には水滴があったけれど、内側にはなし と分析してみた。ちなみにシュラフは買って数年の羽毛の7万円したやつ、シャツとシュラフカバーはファイントラック、でもフリースとダウンはユニクロ(速乾だけど)という恐ろしさ。予報では2度位だったように思うので、0度行くかどうか位の気温だったのではないか。 |
感想
きつかった。
初日の夜は、雷雨になった。
翌日、朝方も雨。
びしょぬれのまま出発。
草紅葉はきれいだが、
展望はなく、
そしてテントが重い。
めちゃくちゃ重い。
そのうちに雨が止んできた。
雲に穴が開いて、青空が見えている。
太陽の光の強いこと。
笹の葉がきらめく。
また、ガスがきて、パラッと水滴が当たり、
また青空がのぞく。
そして虹。
雲に囲まれた限られた視野のなか、
なだらかな曲線を見せる草原の上に
うっすらとかかる虹。
でも見とれていられる時間はわずか。
やっと黒部五郎小舎を過ぎ、
三俣蓮華岳への道を辿る。
きつい・・・。
100m登ったかと高度計を見ても
50mしか登ってない。
300m登るのに、途中で一休み。
登ってまた一休み。
そしてまた一休み。
そしたら、昨日バスで一緒だった男の子に追いつかれた。
「あののぼりきつかったねー」なんて笑いあう。
でも、若い子はいいねー。
三俣蓮華岳まで行って休むといって、
ちゃっちゃと登っていった。
ゼイゼイはぁはぁ言いながら、やっとこさ三俣蓮華岳。
ガスが薄くなり、少し周りが見える。
ああうれしい。
そして、あとは巻き道を通って小屋へ・・・
と思ったら、
巻き道、登るとこあるんだね・・・・。
死ぬ・・・。
テン場についた時には、
もう一歩も動ける気がしなかったよ。
(ビール買う以外には)
三日目はきれいに晴れ、
その中を双六岳をピストンし、
新穂高へ下った。
絶景の連続だった。
だけど、印象深いのは、二日目。
一人で見たガスった草紅葉、
強い日の光にきらめく草原、
そして虹。
だけじゃないんだな。
後半、死ぬかと思いながら、
もう足上がらなくなったら、
と思いながら、道を辿ったのも
また思い出深い。
でも、次来る時は、もう少し日程にゆとりをもって・・・。
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