槍満喫 松本駅前野宿スタート 予想外の晴天(^_^)v 晩秋の表銀座縦走 中房inー新穂高out
- GPS
- 51:38
- 距離
- 44.9km
- 登り
- 3,858m
- 下り
- 4,201m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:33
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:25
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
槍からの下山中にすれ違ったご夫婦と、男性2人組は大丈夫だろうか…
吹きだまりで20センチってかなりな積雪。無事に下山できますように。
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/5764/
3週連続北アルプス山行の最後は表銀座縦走です。
中房から槍を目指し、新穂高へ下山する王道ルートをいってきました。
スタートは松本駅前の野宿から。夏場は暑かったり虫の襲来などで嫌ですが、この季節は快適でした。
松本からの始発で穂高へ向かい、中房への季節運行マイクロバスに乗車しました。ほぼ定員一杯のバスは道中1時間くらいで中房へ。
紅葉のピークは過ぎたとはいえ人気の燕岳なので平日でも登山口は賑わっていました( ´ー`)( ´ー`)
いつもは下山で利用する合戦尾根のルートを今回初めて登りで使いました。出だしは段差が大きく苦労しましたが夏場と違い涼しい風が吹き快適に高度を稼いで意外にあっさりと燕山荘まで到着出来ました。
荷物を置いて空身で燕岳へ。山頂からの展望をそこそこに燕山荘に戻り大天井岳までのエネルギーを補給。ここでテント張ったらあとは何もすることないな(笑)
燕山荘を11:30にスタートし、14時くらいを目標に快適な縦走を再開しました。道中の頭では槍が見え難所もなくズンズン進みます。向かい側からはときおりスライドするテン泊組やらソロの方など10人くらいしかあわず静かな午後となりました。合戦尾根に比べ一気に人がいなくなりましたね。
ほどなくして喜作レリーフからの登りに差し掛かり、大天荘までなかなかな登りに今まで歩いてきたルートを見ながら足を止め、立ち休憩を何度か繰り返し予定より早く大天荘に到着。
大天井岳は山荘から10分くらいで大展望の大天井岳を満喫しました。
すでに3張りくらいのテントが張ってあり、自分は常念方面を入り口にテントを設営。小屋に近いところに張ろうと考えましたがヘリが来るかもとのことで奥側に張らせてもらいました。
テント場は風の通り道なのかときおり強風が吹きテントがバタバタと揺らします。剣沢、涸沢カールと最近はベグは全て置き石で対応して撤収も楽々です。
初日は食材が豊富なので明日の槍への縦走に向けてたくさん食べ、19時には寝袋へ。夜中にトイレで起きたくらいで3時までぐっすりできました。
2日目は5時スタート
まだ辺りは暗いですが、テントの脇を抜けて一路大天井ヒュッテへ下ります。なかなか下っていくとヒュッテが現れます。玄関は何故か開いていた様ですが、暗くて怖かったので止まらずにスルー。ここから喜作新道スタートです。辺りは段々と明るくなり、大天井岳も遥か上に。槍を13時頃には着けるだろうと計画し喜作新道を進みます。まだ朝のうちは空は白んでいましたが、ビックリ平を通過したら眼前に槍が!めっちゃいーかんじで雲のベールも。こっから終始槍を右手に見ながら写真をとりまくり、すばらしい絶景に脚を止め感動に浸ります。西岳までのアップダウンや梯子も槍が見えるから何も苦にならずニヤニヤが止まりません(笑)
ヒュッテ西岳には予定より早く着き、空身で西岳へ。ここもばっちり槍を納め、ヒュッテ脇の岩に戻って休憩。
それにしてもこのルートは人気の縦走路なにも関わらず今のところスライドは0人誰もあわずホントに静かなトレイルでした。
ヒュッテからは一気に水俣乗越まで下ります。雨が降っていたり天候が悪ければここからエスケープするつもりでしたが、槍を当たり前ですが目指します。槍沢2キロの表示には多少気がそそりましたが(笑)
ここから先ヒュッテ大槍まではコースタイムで2時間ちょっと、槍ヶ岳山荘までは3時間の道のりですが、終始槍ヶ岳が眺められ飽きることなく歩みを進められました。小屋仕舞い中のヒュッテ大槍では営業終了しゆったりとした雰囲気が漂っていました。行程も終盤に差し掛かりヒュッテ前のベンチで最後の休憩をとって槍に向け最後の登りをスタートします。
槍ヶ岳山荘には11時半に到着。いつものテント場の状況が気になりましたが、山荘にテントの受け付けに行こうとしたら会社から電話が…一気に下界モードに引き戻されました。30分以上やり取りを行いようやく受付を済ませ、テント場に。
狙っていた場所は先着の方に先を越されていましたが、もう片方の<A>の場所が開いていたので申し訳ないけど近くに張らせてもらいました。この場所は槍が眼前にそびえるビューポイントで最高なテント場です。
荷物を整理し身軽になって槍ヶ岳を目指します。槍ヶ岳には去年の5月振りでしたがキレット、劔を連チャンで行っていたので山頂までは人も居なく10分位で登り詰め貸し切りの槍ヶ岳山頂に到着しましたー。天気は文句無しの快晴で360度ぐるっと大展望を堪能します。山頂ではそのまま40分くらい寝転び空を眺め後続が登ってきたのでテント場に帰りました。
3日目は朝から天気が心配でしたがテント撤収し下山をしようとしていたらご来光が見えそうなので小屋前のベンチにザックを置いてまたまた山頂へ。途中環境省?の方々を追い越させてもらい、5時50分に山頂到着。日の出の時間にピッタリ間に合い、貸し切りの山頂で至福の2分間を。
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