吹雪の前穂高〜奥穂高岳縦走

2020年10月24日(土) ~ 2020年10月25日(日)

• GPS: 17:38
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,195m
• 下り: 2,202m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:16
• 合計: 9:26

5:24 上高地バスターミナル
5:29 5:29 無料トイレ
5:34 5:35 日本山岳会上高地山岳研究所
5:42 5:42 岳沢湿原・岳沢登山口
6:33 6:33 見晴台
7:34 7:56 岳沢小屋
10:07 10:23 紀美子平
10:40 10:52 前穂高岳
11:14 11:27 紀美子平
13:18 13:26 南稜の頭
13:30 13:30 奥穂高岳
13:34 13:41 穂高岳
14:51 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:00

14:51 穂高岳山荘
8:25 8:26 ザイテングラート
8:46 8:46 パノラマ分岐
9:14 9:15 涸沢
9:21 9:33 涸沢ヒュッテ
10:01 10:02 Sガレ
10:10 10:10 大崩落地
10:31 10:49 本谷橋
11:19 11:19 横尾岩小屋跡
11:38 11:40 横尾
12:17 12:17 新村橋
12:37 12:48 徳澤園
12:53 12:53 徳沢公衆トイレ
13:27 13:28 徳本口
13:35 13:35 明神館
14:06 14:06 小梨平
14:12 14:13 河童橋
14:17 14:23 上高地バスターミナル
14:26 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち吹雪
2日目　晴れ(強風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡から上高地へ
帰りの上高地バスはすごい混んでました。

コース状況／危険箇所等

1日目
重太郎新道は紀美子平まではほぼ雪なし。
紀美子平〜前穂高岳は一部雪あるもつぼ足で問題なし。

紀美子平〜吊尾根〜奥穂高岳
徐々に天候悪化し吹雪へ。この時はまだ積雪は大したことないのでチェーンスパイクで十分でしたが、その夜にかなり降ったのでおそらくもう12本爪+アイゼン、場合によってはロープによる確保も必要かもしれません。

奥穂高岳〜穂高岳山荘
すごい強風と吹雪でゴーグル表面がすぐに凍結してしまい視界の確保が大変でした。
積雪もどんどん進み、マークはほとんど見えなくなっているのでルートファインディングが必要です。
奥穂山頂で12本爪アイゼン＋ピッケルで進みました。

2日目
初日夜は雪が降り続いて、本谷橋あたりまで積雪してました。
涸沢までは12本爪
涸沢〜本谷橋までチェーンスパイク
本谷橋以降はつぼ足で歩きました。

その他周辺情報

穂高岳山荘、涸沢ヒュッテ、横尾山荘は最終営業日でした。

写真

10/24 5:23

それなりに人がいる
雨が降っていてショック。すぐに止むことを期待してレインウェアで出発。

10/24 6:21

予想通りすぐに晴れた

10/24 6:25

風穴は全く冷たくなかった。
地下水が流れてないのかな？

10/24 6:32

紅葉がきれい

10/24 6:44

穂高岳は雪を纏っている

10/24 6:44

前穂高が見えた

10/24 6:59

10/24 6:59

10/24 7:00

10/24 7:27

10/24 7:29

10/24 7:52

岳沢小屋に到着。
すでに営業終了して撤収中。、

10/24 7:52

トイレだけ使えるようにしてくれてました。
ありがたい話です。

10/24 7:52

10/24 8:07

10/24 8:48

10/24 8:58

晴れてはいるが雲もあり、なかなか絶景というわけにはいかない感じ

10/24 9:00

10/24 9:18

10/24 9:18

10/24 9:22

すでに穂高の雪もほとんど溶けている

10/24 9:22

10/24 9:22

10/24 9:25

10/24 9:35

10/24 9:35

10/24 9:39

10/24 10:13

紀美子平到着
この頃にはガスに包まれてしまった。
天気予報だともう少し晴れが続くと思ったんだけど。

10/24 10:43

10/24 10:45

10/24 10:48

前穂高岳山頂
3年ぶりくらい？
前回は快晴だったけど、今回は展望ゼロ。
雪は少しだけ。

10/24 13:24

南稜の頭
去年の同時期はあったかかったのに、ここまでもすでに強風&積雪で写真を撮る余裕はなし。
ここからさらに風雪の勢いは増していきました😅

10/24 13:37

奥穂高岳山頂
この写真を撮るので精一杯

ゴーグルはどんどん凍りついて前があまり見えない。
危ないのでさっさと降りることにする。

10/24 17:01

深夜一時的に星空が見えてましたが、夜間はほぼずっと積雪でした。

10/25 6:12

夜明けとともに雲がとれ始めて、燃えるような朝日になりました。

10/25 6:14

風雪と朝日で奥穂、前穂がかっこいい

10/25 6:14

燃えるような朝日
ただの晴れよりも雰囲気ありますね。

10/25 6:15

10/25 6:15

10/25 6:15

10/25 6:22

10/25 6:22

10/25 6:22

10/25 6:27

10/25 7:26

下山開始。
ザイテングラードは雪で埋まるものなんとなくルートは分かる。

10/25 7:29

10/25 7:29

10/25 7:29

10/25 7:33

10/25 7:33

10/25 8:08

10/25 8:08

10/25 8:09

常念岳

10/25 9:01

もう少しで涸沢

ちなみに涸沢ヒュッテはものすごい強風で全く休憩できず。とりあえずアイゼン、ピッケルをチェーンスパイクとポールに替えてさっさと出発しました。

10/25 10:35

本谷橋
この先は泥道でスパイク不要

10/25 10:35

10/25 11:30

横尾付近から

10/25 11:33

横尾橋から明神

10/25 11:36

最高の景色ですね

10/25 11:55

林道も紅葉が美しい

10/25 12:33

徳沢で初めてカレー食べました。
めっちゃおいしかったです。

10/25 12:58

撮影機器：

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

感想

とも

当初の予定では重太郎新道を上って、ジャンダルム経由で下山予定でした。
しかし、事前の天気予報で降雪の可能性大だったので、ジャンダルムは諦めて、最低でも涸沢経由で奥穂ピストン。できれば重太郎新道から前穂&奥穂ピストンの予定でした。

しかし、1日目にかなり降雪したこと、2日目は晴れているものの風速25mの強風予報だったので、吊尾根を通るのは危ないと判断し、涸沢から下山しました(1日目に前穂高、奥穂に行っておいてよかったです。展望はゼロでしたが😅)。

結果的にはピークハントもできて紅葉と雪を纏った穂高を見られて良かったですが、1日目の夜は次の日下山できるか心配でした。

あまり批判的なことを書くのは好きではないですが、明らかに装備不足の人を多数見かけました。ローカットシューズのみだったり、チェーンスパイクのみだったり。ウェアも明らかに雪を意識してないものでした。さすがにあの天候では危ないと思います。
他の人のトレースを利用することで、何とかなってましたが、事前に天気予報を見れば吹雪くことは明らかなのに準備不足なのか想像力が欠けているのか。
たまたま運良く下山できただけなので、そのような人達は山に入る前にまずはきちんと準備をしてほしいと思います。