ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2676017
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

酉谷山・熊倉山:東日原BSから武州日野駅へ、半袖隊長、決死の思いで都県界尾根越えに魔境を行く

2020年10月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
22.6km
登り
1,697m
下り
2,022m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
0:35
合計
8:51
距離 22.6km 登り 1,697m 下り 2,038m
7:57
103
9:40
9:46
24
10:10
19
10:29
67
11:36
16
11:52
12:04
17
12:21
22
12:43
13
12:56
22
13:18
23
13:41
13:45
9
13:54
13:56
22
14:18
14:29
91
16:28
20
16:48
武州日野駅
合計距離: 22.58km / 最高点の標高: 1689m / 最低点の標高: 286m
累積標高(上り): 1807m / 累積標高(下り): 2162m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:51.46=22.58+(1807÷100)+(2162÷100÷2) 
→→→判定「●EK50〜60未満 超きつい、止めた方が無難」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book
 ★分県登山ガイド12東京都の山(山と渓谷社/2018年4月30日初版)
 08酉谷山:奥多摩最奥の山々をめぐる上級コース。春にはツツジがあじわえる
 ★分県登山ガイド10埼玉県の山(山と渓谷社/2016年3月5日初版)
 29熊倉山:荒川南岸の地味な山へ。沢道を登り尾根道を下る
【参考記録
 2020年08月09日(日):yuitan_tanさん
夏の奥多摩トレーニング3段目 酉谷山・熊倉山 東日原BSから白久駅まで
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2485943.html
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅始発0512登戸駅05340601立川駅06040634青梅駅06350718奥多摩駅0727bus0754東日原BS
 (注)登戸駅での分割切符購入のため始発に乗る
【復路】武州日野駅16521708御花畑駅run西武秩父駅1724ちちぶ40号1822所沢駅18281904西武新宿駅1923地元駅
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
‥貽原⇒一杯水避難小屋(ヨコスズ尾根)
 出だしの急坂をやり過ごした後は、なだらかに天目山稜に至る国道級の一般道。主なピークは全て巻いて行く。踏み跡は太く枝道もないので道迷い箇所なし。
一杯水避難小屋⇒酉谷峠(長沢背稜あるいは天目山稜)
 天目山稜南側の山腹を行く一般道。部分的に桟橋設置箇所や山肌に貼り付いた細道があるも特段気にするほどではない。
F喘峠⇒熊倉山(?)
 頼りになる道標はほとんどない熟達者向き。特に酉谷山からすぐの小黒(1650mP)前後が分かり辛く、赤テープを丹念に拾い、薄い薄い踏み跡を探して歩いた。
 東大演習林分岐点付近までは幅広尾根となり赤テープがなくなったので、とにかく尾根筋のど真ん中を意識しながら進んだ。
 1452mP以降は尾根幅が狭まり行く手が分かりやすくなったので不安感は大幅に薄らいだ。
 檜岳(1451mP)以降はやせ尾根・岩稜・急登降が散発的に出現し緊張したが、道筋自体は分かりやすく、(蝉笹山からの下り地点を除けば)道迷い懸念なし。
しЯ匯晦余觧灰魁璽硬仍蓋(小幡尾根)⇒武州日野駅
 出だしから急降下が続き、落ち葉に滑らないように左右の立木に手を掛け乍ら下った。
 分県ガイドにあるロープ登降箇所は特に難所ではないが、部分的なアップダウンが激しい。
 後半は人工林の中をジグを切りながら飽き飽きするほど延々と降る。部分的に落ち葉と同色化し踏み跡が極端に薄い箇所があるので日暮れ近くでは見失う可能性あり。 登山口に出た後は舗装林道歩きで秩父電鉄駅へ。
 
★水場sweat02:なし(酉谷避難小屋では未確認)
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:ヨコスズ尾根の出だし(水道施設付近で10mほど)
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :ほぼなし

☆半袖 タイム:終日
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:ヨコスズ尾根では男女ソロ3人を追い抜き、天目背稜ではトレラン♂ばかり2組3人に抜かれ6組8人(♂7♀1)とすれ違い、酉谷山以降はゼロ
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:奥多摩駅(用紙あり)
★駐車場parking:バスで行ける
★トイレtoilet:東日原BS、武州日野駅…山中にはない
★携帯 :酉谷山付近から熊倉山付近まで圏外
★食料調達処24hours:全て持参
★酒類調達処:セブンイレブン西武秩父駅前店
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★宿泊施設hotel:日帰り
乗客10名を乗せ東日原バス停。
稲村岩尾根は紅葉してるが通行止め。
知らずに来て慌てる者数名あり(-。-)y-゜゜゜
1
乗客10名を乗せ東日原バス停。
稲村岩尾根は紅葉してるが通行止め。
知らずに来て慌てる者数名あり(-。-)y-゜゜゜
さてヨコスズ尾根は…。
滝入ノ峰の南側取付き地点ではまだ緑葉。
1
さてヨコスズ尾根は…。
滝入ノ峰の南側取付き地点ではまだ緑葉。
北側取付き地点まで上がると色付き始め。
3
北側取付き地点まで上がると色付き始め。
梢の間から西には長沢背稜。
左奥は雲取山?
1
梢の間から西には長沢背稜。
左奥は雲取山?
一杯水避難小屋。
ピークを全て巻いてきた。
今日は後半勝負だ。
2
一杯水避難小屋。
ピークを全て巻いてきた。
今日は後半勝負だ。
天目山(三ツドッケ)も巻いた。
お〜富士山が見えるじゃないか。
4
天目山(三ツドッケ)も巻いた。
お〜富士山が見えるじゃないか。
都県界尾根と合流。
ここまで2時間…目論み通り。
1
都県界尾根と合流。
ここまで2時間…目論み通り。
北側には秩父市街地。
1
北側には秩父市街地。
最初は尾根筋を選んだ。
すぐに板形ノ頭…裏には東京350と。
味を占めて暫く尾根筋に行くも…
最初は尾根筋を選んだ。
すぐに板形ノ頭…裏には東京350と。
味を占めて暫く尾根筋に行くも…
何も出てこないので巻き道に切り替え。
大栗山頂上は踏んでいたらしいが…。
何も出てこないので巻き道に切り替え。
大栗山頂上は踏んでいたらしいが…。
すると4連続の桟橋出現。
盤石なのだろうがおっかないので急ぎ足。
2
すると4連続の桟橋出現。
盤石なのだろうがおっかないので急ぎ足。
七跳尾根分岐点。
その先の小川谷林道と共に通行禁止。
七跳尾根分岐点。
その先の小川谷林道と共に通行禁止。
尾根筋を見上げて…。
歩くと気持ち良さそうだなぁ。
7
尾根筋を見上げて…。
歩くと気持ち良さそうだなぁ。
再び秩父市街地。
ここからだけ浦山ダム(右下)が見えた。
2
再び秩父市街地。
ここからだけ浦山ダム(右下)が見えた。
ヤマレコユーザーさんとすれ違い。
1
ヤマレコユーザーさんとすれ違い。
この辺りは道と稜線がほぼ同じ高さ。
カラマツの黄葉が進んでいる。
1
この辺りは道と稜線がほぼ同じ高さ。
カラマツの黄葉が進んでいる。
山腹に貼り付く道も。
落ちたら数十辰漏衢遒靴修Α
2
山腹に貼り付く道も。
落ちたら数十辰漏衢遒靴修Α
再び桟橋…誰ともすれ違いたくない💦
1
再び桟橋…誰ともすれ違いたくない💦
避難小屋が見えた(赤○)。
…すると見えるのは酉谷山だ。
3
避難小屋が見えた(赤○)。
…すると見えるのは酉谷山だ。
酉谷峠に到着。
峠らしくないが…。
酉谷峠に到着。
峠らしくないが…。
すぐ下には酉谷避難小屋。
しかし先を急いで寄らず。
1
すぐ下には酉谷避難小屋。
しかし先を急いで寄らず。
すぐに尾根に上がって…
2
すぐに尾根に上がって…
酉谷山1,718mにトウチャコ。
関東百山98座目。
ここまで4時間弱…目論み通りなので前進を決める。
10
酉谷山1,718mにトウチャコ。
関東百山98座目。
ここまで4時間弱…目論み通りなので前進を決める。
落葉しているので意外に展望好し。
さっぱり分かりませんが…
2
落葉しているので意外に展望好し。
さっぱり分かりませんが…
これは富士山。
鷹ノ巣山?
巳ノ戸ノ大クビレ越しは雁ヶ腹摺山?
1
鷹ノ巣山?
巳ノ戸ノ大クビレ越しは雁ヶ腹摺山?
最奥に大岳山と御前山?
すると手前は六ツ石山?
3
最奥に大岳山と御前山?
すると手前は六ツ石山?
最奥は丹沢?
さて「今日のその時がやって参りました」。
…松平アナ風に読んで下さい。
山頂標柱と道標の間を北へ…
1
さて「今日のその時がやって参りました」。
…松平アナ風に読んで下さい。
山頂標柱と道標の間を北へ…
のっけから踏み跡を探すのに必死。
最初に見つけたテープ。
5
のっけから踏み跡を探すのに必死。
最初に見つけたテープ。
下りながら小黒1630mPを捉える。
3
下りながら小黒1630mPを捉える。
テープ頼りに小黒に登り返す。
制止ロープの前を左に回り込んで…
テープ頼りに小黒に登り返す。
制止ロープの前を左に回り込んで…
西斜面を下る。
簡単な道標はある。
2
簡単な道標はある。
最初は虎ロープ沿い。
最初は虎ロープ沿い。
これがあるってことは間違ってないってこと。
3
これがあるってことは間違ってないってこと。
でも虎ロープがなくなると途端に分からなくなる。
この倒木を潜ったが正しい道だったのか…?
1
でも虎ロープがなくなると途端に分からなくなる。
この倒木を潜ったが正しい道だったのか…?
傾斜が納まり尾根が広くなる。
この赤テープを最後に暫く見当たらない。
傾斜が納まり尾根が広くなる。
この赤テープを最後に暫く見当たらない。
尾根筋トップ…トップと言い聞かせながら行く。
4
尾根筋トップ…トップと言い聞かせながら行く。
古びた道標。
間違っていないことを確認。
1
古びた道標。
間違っていないことを確認。
石柱が尾根沿いに埋められていることに気付く。
これも一つの道標だ。
2
石柱が尾根沿いに埋められていることに気付く。
これも一つの道標だ。
うん、間違っていないようだ。
とにかく尾根筋、尾根筋。
うん、間違っていないようだ。
とにかく尾根筋、尾根筋。
散発的ながら赤テープが復活。
散発的ながら赤テープが復活。
この赤テープの右奥に岩が見える。
この赤テープの右奥に岩が見える。
ポツンと岩場。
この裏手に上がって行くと…
ポツンと岩場。
この裏手に上がって行くと…
あった!踏み跡。
この先は急に分かりやすくなる。
ほぼ直線的に進むと…
2
あった!踏み跡。
この先は急に分かりやすくなる。
ほぼ直線的に進むと…
檜岳1451m。
樹林に囲まれ眺望もピーク感もない。
2
檜岳1451m。
樹林に囲まれ眺望もピーク感もない。
また暫く直線的に進む。
そしてここでなだらかに右へ。
また暫く直線的に進む。
そしてここでなだらかに右へ。
すると細尾根となって…
すると細尾根となって…
小ピーク(岩場)越えが多くなる。
山高地図に書いてある通りだ。
1
小ピーク(岩場)越えが多くなる。
山高地図に書いてある通りだ。
あれが熊倉山か…と早合点する。
シラカケ岩だったようだ。
2
あれが熊倉山か…と早合点する。
シラカケ岩だったようだ。
この岩場の下りは尻ズル。
ロープの類は一切ない。
3
この岩場の下りは尻ズル。
ロープの類は一切ない。
中央に鎮座する大岩の右裾を巻いて行く。
中央に鎮座する大岩の右裾を巻いて行く。
上がった先がシラカケ岩。
通過するともったいないので注意!
3
上がった先がシラカケ岩。
通過するともったいないので注意!
奥に入ってみると開放的な空間。
4
奥に入ってみると開放的な空間。
ドカンと広がる展望。
中奥の酉谷山から手前に歩いてきた稜線が伸びる。
右横に伸びるは長沢背稜。
5
ドカンと広がる展望。
中奥の酉谷山から手前に歩いてきた稜線が伸びる。
右横に伸びるは長沢背稜。
雲取山・和名倉山と続き最右翼は奥秩父か?
5
雲取山・和名倉山と続き最右翼は奥秩父か?
両神山(右)と中津川・西上州の山々。
真ん中に屹立するは秩父槍?
7
両神山(右)と中津川・西上州の山々。
真ん中に屹立するは秩父槍?
その先は一段と紅葉が鮮やかに。
3
その先は一段と紅葉が鮮やかに。
特に蝉笹山1440mでは最高潮。
赤枠に山頂標示板。
1
特に蝉笹山1440mでは最高潮。
赤枠に山頂標示板。
光が反射し読めないが…山頂板。
1
光が反射し読めないが…山頂板。
素晴らしい!
う〜ん、マンダム!
6
う〜ん、マンダム!
下降点に戸惑ったが赤テープに沿って急降下。
1
下降点に戸惑ったが赤テープに沿って急降下。
やせ尾根を辿りながら…
やせ尾根を辿りながら…
黄葉を愛でながら…
3
黄葉を愛でながら…
振り返って)ヘッピリ腰で下りながら…
振り返って)ヘッピリ腰で下りながら…
華麗なるギャッツビー(^^)v
3
華麗なるギャッツビー(^^)v
注意(指導)板が見えたらひと安心。
2
注意(指導)板が見えたらひと安心。
祠に迎えられ、そして無事を感謝。
3
祠に迎えられ、そして無事を感謝。
熊倉山1427mにトウチャコ。
この先は一般登山道。
6
熊倉山1427mにトウチャコ。
この先は一般登山道。
山頂からは僅かな展望のみ。
恐らく和名倉山方面。
8
山頂からは僅かな展望のみ。
恐らく和名倉山方面。
そして茂み越しに秩父市街。
そして茂み越しに秩父市街。
さて下山…谷津川林道コース(左)は廃道。
真っ直ぐ行くと…
さて下山…谷津川林道コース(左)は廃道。
真っ直ぐ行くと…
すぐに急降下。
堆積した落ち葉で踏み跡不鮮明。
すぐに急降下。
堆積した落ち葉で踏み跡不鮮明。
へっぴり腰で降りてきたら分岐点。
今日は直進すて城山コースへ。
へっぴり腰で降りてきたら分岐点。
今日は直進すて城山コースへ。
過保護の高尾丹沢だったらロープ箇所。
でもここではワイルドに行こう!
2
過保護の高尾丹沢だったらロープ箇所。
でもここではワイルドに行こう!
樹林帯となってホッとして…
樹林帯となってホッとして…
紅葉なんぞを愛でながら…
3
紅葉なんぞを愛でながら…
大岩の右裾を行くと…
大岩の右裾を行くと…
写真では伝わらぬが…ゲゲゲの急降下。
左右の立木を伝って降りる。
1
写真では伝わらぬが…ゲゲゲの急降下。
左右の立木を伝って降りる。
岩場を越えたと思ってたら…
岩場を越えたと思ってたら…
また樹林帯を急降下。
また樹林帯を急降下。
え〜、また岩場!?
熊倉山からは下るだけとの思い込みが間違いだった。
2
え〜、また岩場!?
熊倉山からは下るだけとの思い込みが間違いだった。
その岩場から展望大岩から西方面。
両神山・浅間山・御荷鉾山が見える…らしい。
4
その岩場から展望大岩から西方面。
両神山・浅間山・御荷鉾山が見える…らしい。
展望大岩からの下りはロープ。
展望大岩からの下りはロープ。
ハイハイ、足元注意ですよ。
ここも立木頼りにヘッピリ腰。
ハイハイ、足元注意ですよ。
ここも立木頼りにヘッピリ腰。
やせ尾根を通過し…
1
やせ尾根を通過し…
え〜、また登り返しかよ…とガックリ地点。
1
え〜、また登り返しかよ…とガックリ地点。
但してっ辺は紅葉真っ盛り。
1
但してっ辺は紅葉真っ盛り。
二つ目のロープは登りだったような…。
すでに記憶が消失しかかっている。
二つ目のロープは登りだったような…。
すでに記憶が消失しかかっている。
最後は長い長い植林帯を九十九折り。
1
最後は長い長い植林帯を九十九折り。
この辺りは踏み跡がよく分からん。
なので夕闇歩行は危険。
1
この辺りは踏み跡がよく分からん。
なので夕闇歩行は危険。
踏み跡が復活しホッとしてたら…
踏み跡が復活しホッとしてたら…
またもや落ち葉と同色化。
九十九折りの割には急斜面だし…。
またもや落ち葉と同色化。
九十九折りの割には急斜面だし…。
最後に両神山を拝んて…
4
最後に両神山を拝んて…
やっとこさ城山コース登山口。
長い1時間半だった。
1
やっとこさ城山コース登山口。
長い1時間半だった。
林道熊倉線は一部でがけ崩れ。
林道熊倉線は一部でがけ崩れ。
あれが熊倉山か?
1
あれが熊倉山か?
これは矢岳か?
…と思いながらも電車に間に合せようと必死💦
これは矢岳か?
…と思いながらも電車に間に合せようと必死💦
数分前に武州日野駅。
周辺探索する間もなし。
2
数分前に武州日野駅。
周辺探索する間もなし。
西武秩父駅前から武甲山。
3
西武秩父駅前から武甲山。
普段は各停旅だが今日は奮発。
無事に下山できたことを感謝<(_ _)>
お疲れさんどした<m(__)m>
8
普段は各停旅だが今日は奮発。
無事に下山できたことを感謝<(_ _)>
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【冒頭に…レコ地図表記が改悪された!?】
昨日からでしょうか…山行記録「地図/標高グラフ」欄の地図表記欄がいつのまにか変わりましたね。
この記録だと最初は赤線が載るだけで、今までのような通過地点(青い■)表記が消えました。
そこで「+(ズームイン)」を押してみると地名(=山頂=△印)がぞろぞろと現れて、見難い(=醜い)ったらありゃしない。
今回の山行とは関係のない山頂まで画面いっぱいに載るのですから。
まるで顔いっぱいに吹き出物があるようで…そんなには要らないだろう。
それを消すためには「表示」欄「地名」のレ点を外すのだが、すると全てが消えてしまう。
「登った山の編集」とも関連するのに、そんなのお構いなしの構想・設計だわね。
これ…管理者は良かれと思ってやっているのでしょうか?
⇒と思っていたら。Yahoo地図サービス停止が背景にあるとのことです(⇒早く言ってよ)。
https://www.yamareco.com/modules/diary/85874-detail-222754
新たなバージョンアップを期待しましょう。

【プロローグ】
今回は奥多摩都県境尾根の最奥に位置する山の一つ・酉谷山。
マイカー利用なら日原駐車場まで早朝に乗り付ければ大した困難はないが、長沢山や水松山などと並んで電車バス日帰りで行くのが厳しい山の一つだ。
特に酉谷山は関東百山の一つでもあるので、当初は雲取山荘を利用して一泊二日山行で一気に都県境尾根(都県界尾根)を歩こうかと算段していたが、
‖翩被害による日原地区への道路不通(⇒今は復活)
同じく登山道・林道の通行止め(⇒復旧箇所があるも、今も多くで通行止めのまま)
コロナ禍で雲取山行営業停止(⇒今は復活)
などで見送っていた。
そのうちに密になる可能性のある山小屋泊まりではなく、なんとか日帰りでと地図を眺めていたところ、酉谷山から埼玉(秩父)側に抜ければ行程を短縮できるのではないかと考えた。
早速みんなの足跡を検索してみたら…やはりいらっしゃるんですねぇ。
今回の行程で思い悩んだのは…
ゝ点を奥多摩・秩父のどちらにするか?(⇒標高差・下山後の交通の便から東日原起点に)
熊倉山の城山コース・日野コースのどちらにするか?(⇒沢筋を下るのは嫌いなので城山こコースで)
暑さや日没時刻などを踏まえいつ決行するか?(⇒暑さでヘロヘロになる夏場は避けるが、まだ日の長い9〜10月中に)
な親と週末のバスダイヤの違い(⇒週末ダイヤは平日より40分早く着く)
などなど。
今まで週末の天気が優れなかったとの気象要因もあるが、ようやくこの日が到来した。

【勝負は後半…前半ピークは巻いて行く】
ヨコスズ尾根は三度目で一般ルート(巻き道)を行く限りは国道並みの良道だ。
都県界尾根(天目山稜)は歩いたことはないが、多くのレコが上がる一般道。
酉谷山までは全てのピークを巻いて、とにかく時間を稼ぐ。
12時頃に酉谷山に着けば、それから日暮れの17時まで5時間あれば、城山コース登山口に下れるのではないか(2013年版山高地図のCTは4時間)。
その先は舗装林道だからヘッ電点灯になっても怖くはない。
迷ったり手古摺ったりする可能性があるのは「酉谷山~熊倉山」の間だ。
そこで落ち着いて余裕ある行動を取るためには「12時頃に酉谷山到着」が必要だ。

【ほぼ目論み通り】
細かいことはコース状況や写真に詳述した通りなので繰り返さないが、「酉谷山~熊倉山」間は、酉谷山からの取付き直後と、小黒からの降下点でやや右に曲がる地点(⇒踏み跡が分からなかった)を乗り切れば、80%ほど成功したと言っても過言ではないと思う。
その後はほぼ直線的なルートだし、檜岳から先は尾根が細って道筋が明確になる。
熊倉山に14時20分頃に着いた時はホッとした…但しその後の小さな岩尾根下りと、だらだらと長い植林帯の九十九折りには閉口したが…。

【ダブルリーチ!!】
今回の酉谷山登頂で分県ガイド(東京都)で残るは八丈富士と三原山(いずれも八丈島)となった。
また関東百(2019)で最後に一つ残っているが八丈富士。
従って八丈島に遠征し両山に登れば、関東百(2019)と分県ガイドを一挙達成する。
実はコロナ禍の折りに離島に行くのはいかがなものか…八丈島行きを躊躇っていた。しかしGoTo施策が打ち出されている最中であり、八丈島の人々から「来ちゃダメよ」と言われないうちに出掛けてみたい。
今なら第1号達成者となる。

【今日登った主な山】
★板行ノ頭(はんぎょうのあたま):1,553m…無冠
★酉谷山(とりだにやま)1,718m:関東百山…98座目、他に多摩百/100、分県ガイドなど
★檜岳(ひのきだけ)1,451m:無冠
★蝉笹山(せみざさやま)1,440m:無冠
★熊倉山(くまくらやま)1,427m:分県ガイド

お疲れさんどした<m(__)m>

隊長

【個人用参照過去レコ:ヨコスズ尾根関連】
◆2016年10月15日(土)
三ツドッケ・蕎麦粒山:東日原BS〜古里駅、半袖隊長、広葉樹林と青空と絶景と
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-981473.html
◆2020年08月24日(月)
滝入ノ峰・笙ノ岩山:ヨコスズ尾根↑天目背稜→鳥屋戸尾根↓、半袖隊長、東日原から川乗橋で耐暑訓練…の筈が涼しかった
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2526953.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1182人

コメント

お見事!
酉谷と熊倉、僕も是非踏みたいお山だったのですが
両方を一気に繋いであの遭難多発ポイントをクリアされるとは
酉谷近くで i-espritさんとすれ違ったんですね〜
いや〜こりゃ渾身の計画達成ですね、素晴らしい
PS レコ表示 ホント見辛くなりましたね〜
と思ったら、yahoo地図が今月で終了するとか
見辛いことは主宰者側も承知されているようですね〜
2020/10/28 14:35
cyberdocさん
この日記/お知らせですね…。
先ほどアップされたようですね。
https://www.yamareco.com/modules/diary/85874-detail-222754

本題はのちほど
今からお袋殿の散歩ですrun
===================
もともと「雲取山荘宿泊で一気に長沢背稜」と思っていましたが、コロナ禍で事情が一変。
なんとか日帰りでできないか…四つの計画を作成・比較した中から今回を採用しました。

一時は真剣に青梅や河辺に前泊し、奥多摩駅始発バス(6時台)に乗ることまで考えましたから。
しかしクソ暑い最中に赤指尾根やヌカザス尾根を登った結果を踏まえると、前泊するまでもないかも…と却下。
これで今年狙っていた大物を全て終えたので、後は着実にナンチャラ百でも巡って、また来年に備えます。

  隊長
2020/10/28 16:42
魔境へようこそ
おこんにちは〜🎵
埼玉の山で稜線から和名倉山が見える。。。日原INの熊倉山!イェーイ当たりました(^^)v

さて、酉谷山から熊倉山に掛けての山域は、俗に魔境と呼ばれているそうで道迷い遭難の多発地帯だそうです。
私が最初に小黒に訪れた頃は、通せんぼの虎ロープなどは皆無で、それはそれはコンパス片手にウロウロしたものです。
この山域に詳しい方の話では、埼玉県警秩父山岳警備隊が虎ロープを張って、多発する遭難を防止してるんだとか。
なお、小黒の先から大血川に降るルートは、心の狭い東京大学さんのせい(遭難事故があったらしい)で通行出来なくなってしまっているので、今度cdさまにでも八つ当たりしようと思います ( ̄∇ ̄)

シラカケ岩付近の紅葉は最盛期ですね (≧∇≦)b
和名倉山を眺めながら、春はアカヤシオ、秋は紅葉が楽しめる最高の場所です (*^^*)

関東百、分県登山ガイド東京、ダブルリーチとのこと!
ラストは八丈島ですかぁ。頑張ってください!

日原から武州日野への一気通貫!お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
2020/10/28 17:35
kazu5000さん
ズバリ…当たりました
おめでとうございます!!
…って、何も出ませんけど

遭難多発地帯であることは事前に知りました。
一時は荒川三山(熊倉山・酉谷山・矢岳)周回も考えましたが、地図を描いた時点で「う〜ん、無理かも…」とあっさり断念しました。

小黒周辺は何が何だか訳が分かんない…一帯でしたね。
特に進行方向を誘導するためのお助けロープがなくなってからが、さぁ大変。
恐らく一時期、正しい?踏み跡を外したのだろうと思います。

東大演習農林に入域禁止と貼り出されているのは、そんな事情があるからなんですね。
勝手に入られて、なおかつ管理責任でも問われたら堪ったものじゃない…てことでしょうか。
谷津川林道の他にも宗屋敷尾根も通行止めでしたし、なかなか素人筋が手を出せる山域ではないことがよく分かりました。
でもシラカケ岩の展望、蝉笹山の紅葉は素晴らしかったです。
眺望を得るため熊倉山からシラカケ岩まで足を伸ばされるハイカーは多いようですね。

ダブルリーチ…今年中にツモ!!りたいところです。

  隊長
2020/10/28 21:56
緻密な計画通りですね
半袖隊長、こんばんは。

計画通りの山行、さすがです。
前半ピークを我慢してのマキマキ作戦が効いたようですね。
酉谷山〜熊倉山間はテープも少なく大変だったでしょうし、熊倉山から城山コース登山口の激下り(私の時はのぼりでしたが)はいやんなっちゃいますよね。

歩きごたえのあったコース後の車内酒場、安心して楽しめたと思います。
お疲れ様でした。
2020/10/28 17:46
washinさん
ヨコスズ尾根は、猛暑の最中に滝入ノ峰を始めとして全てのピークを踏んでいるので、今回は安心してマキマキに徹しました。
都県界尾根では当初はスケベ心で尾根を歩きましたが、途中で「勝負は後半だ!前半は色気を出すな!」と心を入れ替えました。

「魔境」では出だしからどこを歩けばいいのか?と踏み跡探しに必死でした。
檜岳遺構は道筋が明確になった反面、岩場の小ピークの繰り返しにややウンザリでした。
もっともウンザリしたのは、熊倉山の下部の植林帯の九十九折りでしたが…。

黄色いシートの西武特急に初めて乗りましたが、所沢乗換えではなく池袋までにすりゃよかった…と少し反省しています。
その方がもっとゆっくりでしたから

  隊長
2020/10/28 22:05
お疲れさまでした
酉谷山から秩父側の難ルートに向かわれたのですね。物語の様なレコ、楽しく読ませていただきました。
関東百山の達成、吉報をお待ちしています!
2020/10/28 21:18
i-espritさん
すれ違った頃は、意外に酉谷山への巻き道が長い(遠い)な…と内心やや焦っていた時でした。
結果として酉谷到着がほぼ計画通りとなって、後は魔境に突っ込むしかない!!

関東百名山は、天気が好い時に八丈島に行けさえすればなんとかなりますが、残る多摩百・多摩100(長沢山・水松山・天祖山など)の方が大変です💦

  隊長
2020/10/28 22:11
すげー!
yamabeeryuさん、こんばんは。

熊倉山〜酉谷山の間は、遭難がヤバいと聞いていたので
近づいたことがありません。
yamabeeryuさんのレコ読みながらも、
緊張しながら読みすすめましたが、
紅葉の写真がみごとすぎて、
これなら行ってみようかと思いましたが、
やっぱり、やめておいたほうが良さそうかなと思いました。

お疲れ様でした。
2020/10/28 22:14
satfourさん、
埼玉県も西部は、西上州の色が濃いのでけっこう岩岩した山や登山道が多いように思います。
酉谷山〜熊倉山の間もその種の一帯ですね。

出だしから小黒を過ぎた辺りまでは緊張しっ放しでしたが、檜岳辺りから道筋が落ち着いたので助かりました。

一方で紅葉は期待以上に…というか、当初は期待する余裕もなかったので、なんだかご褒美を頂戴したようでした。
今年は強風台風の直撃を受けていないので葉っぱがたくさん残っているのが幸いしていますね。

  隊長
2020/10/29 0:08
長距離お疲れ様です。
こんにちわ。
「奥多摩と秩父って意外と近いんだ〜」と、呑気に思いながら読ませていただいてましたが、他の方々のコメントをみると、すごい魔境だったのですね!遭難多発地帯って、怖いです。ご無事でよかった!
黄色い西武特急って、レッドアローとは違うんですか?
2020/10/29 13:43
3737さん
お早うございますm(_ _)m

奥多摩と秩父は都県界尾根を挟んで両隣ですから、距離的には近いですね。
昔ながらの仙元峠はまだ登山道として歩かれています。
但し歩かれる頻度が低いので、この酉谷山と熊倉山の間は踏み跡がはっきりしていません。
いつの間にか支尾根に誘われて居場所が分からなくなるのでしょう。
GPS 技術・機能が発達した今日は、以前ほどの困難さはないかと思いますが、電波圏外であることを念頭に足を踏み入れないと慌てます。

最近、西武鉄道が土屋太鳳ちゃんを担いでPR している「西武特急ラビュー」。
車体はシルバーですが、黄色を基調とした明るい車内デザインが特徴でしょうか。
黄色好きのゴッホだったら好んで乗車したことでしょうね。

隊長
2020/10/30 11:07
およよ
隊長
「まるで顔いっぱいに吹き出物」でまず笑わせて頂きました。
そのあとは「よくまぁ魔の山に一人でいかれたなぁ」と思いながら、読ませていただきました。
「雲取山荘宿泊で一気に長沢背稜」は私も行きたいと思いますが、暫く泊りが出来ない(すぐに帰れるところでないとダメ)事情があり今年もお預けです。
hamburg
2020/10/29 18:36
hamburg 渋描き隊長
「座布団を三枚!」
あっ、持っていかないで、ちゃんと下さいね

痘痕も靨……あばたもえくぼ……ではないけど、見慣れて来ると違和感を感じることはなくるかもしれません。
改良したのでしょうが、吹き出物の数は減ってますもんね。
ただヤマレコ管理者の姿勢の問題ですが、変更する前に告知すりゃいものをい、大体において、取り敢えずやっといて、後になってお知らせパターンですから、ユーザー対応センスは乏しいなといつも思っています。

自身の事情だけでなく、周囲の事情もありますから、思うような行動がとれないことも多々あるでしょう。
ある時期は我慢の先に展望は開けますよ、きっと

隊長
2020/10/30 11:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら