ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2723204
全員に公開
ハイキング
丹沢

丹沢山・塔ノ岳・鍋割山(盆沢相尾根〜鍋割北尾根)

2020年11月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:02
距離
24.2km
登り
2,291m
下り
2,446m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆2020年11月12日(木) 塔ノ岳・丹沢山・弁当沢ノ頭・鍋割山
県民の森P -(20)- 二俣 -(140)- 塔ノ岳 -(61)- 丹沢山 -(53)- 棚沢ノ頭 -(123)- 熊木沢出合 -(18)- オガラ沢出合 -(71)- 鍋割山 -(76)- 二俣 -(62)- 大倉
天候 ◆2020年11月12日(木) 曇り(丹沢山9:00ごろ=2℃)
            霧氷は9:00前ぐらいからボトボトと落ちていました
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
◆盆沢相尾根(棚沢ノ頭→弁当沢ノ頭→熊木沢出合)
『山と高原地図』では一般道ですが、道標はなく特に下りは要注意です。
上部はかなり踏み跡がしっかりついています。ごく一部消えますが弁当沢ノ頭を目指しておけばまたすぐに踏み跡が現れます。一時、弁当沢ノ頭を左手に見ながら右手から回り込む箇所もありますが落ち着いて前進すれば大丈夫です。
弁当沢ノ頭に降りてくる前に二ヶ所のトゲトゲがあります。私の場合は、ですが一ヶ所めは左からから回り込むように、そして右手の崖側に進みました。二ヶ所めは中央突破をした後、右手に、道なりにといった感じで。衣服などお気を付けください。

弁当沢ノ頭頂上エリアは平らになっていて踏み跡も不鮮明だったりします。右手の崖や斜面から離れすぎないようにし、尚且つ一番高いところを歩くことが大事です。
山頂エリアの平らなところから急降下していきます。そのとき、真左にピンクテープを目にすることができますがこのテープは熊木沢出合に降りるためのテープではありません。頂上エリアから先、踏み跡も薄っすらあったりなかったりしています。晴れていれば愛鷹山と玄倉川を一直線に結ぶイメージで降ります。尾根が左右に枝分かれしており、その都度、踏み跡を確認して間違えないように降りてください。

ガーッと急降下して左右どちらに行くか迷うポイントがあります。右に行くと急降下の尾根→×。左に行くと最初は比較的なだらかな斜面→○。左に行くとすぐ右手に熊木ダムが見えます。晴れていると玄倉川と愛鷹山が一直線に見え、基本的にそのラインに合わせて降りていけば良いのですが、ここだけはそのラインを右手に見るように降りることが大事です。
最後、左右両方に河原が見えてくると進行方向右手に大きく右折し九十九折れで下っていきます。以前は青テープがあって分かりやすかったのですが今はないのでそろそろかと思ったら必要以上に右手を注意しながら下ってください。下りきって河原に出て左折するとすぐ落っこち橋、熊木沢出合です。

一般登山道ではありますが登山者の通行も少ないルートで荒れるままになっています。歩くたびにトゲトゲは成長し倒木はいたるところで踏み跡を隠しています。知っているルートなので道間違いなどはありませんが毎回厄介なことが多くなっているように感じます。

◆鍋割北尾根(オガラ沢出合→鍋割山)
熊木沢出合から来ると箒杉沢に注ぎ込む支沢に架かる橋を渡ります。その橋の上から右手を見ると支沢の右岸(左手)にグレーのドラム缶のようなものが二つ、距離を置かず前後に置いてあります。その支沢の右岸に沿うように薄い踏み跡があります。それをたどっていくとすぐ自分の正面、つまり左手からまた小さな沢が注ぎ込んできます。

その沢の右岸をたどっていくとすぐ正面にコンクリート製の堰堤、そしてまたドラム缶(右岸側に一つ)があります。さらにその手前に鉄製のポールが立っています。テープが付けられていますのですぐ分かると思います。それを目印に反対の左岸に渡ります。沢に沿うように薄い踏み跡があります。そして、その踏み跡に沿いながら堰堤を越えると今度は沢のなかに降りていきます。水はほとんどありません。少し進むと沢が二つに分かれています。その中央部分のこんもりしたところを歩いていきます。

やはり薄く踏み跡やテープが付いています。正面には左右に鉄製の堰堤が二つ見えます。近づくと段差が僅かにありますが二つの堰堤はくっついています。そして僅かに高い方(向かって右)の堰堤の左側、つまり、僅かに
低い方の堰堤と接している箇所に「鍋割山は左」という趣旨のことがペンキで書かれています。指示に従い段差付きの堰堤の接している箇所を越え、左方向へ進むとそこはやはり沢のなかです。

そしてすぐ、その沢の左岸(右手)に小さな指導標、テープが括り付けられて沢から離れ登っていくよう、薄い踏み跡が付けられています。それでもまた、沢のなかに降りていくようになっています。ここでまた沢を渡ります。
左岸から右岸へと渡ります。右岸にはテープがたくさん付けられています。

そこにたどりつくとあとは尾根筋目指して急な斜面を登っていきます。尾根筋に乗ればあとは外さず上を目指せばまず大丈夫です。時々、両サイドになだらかな踏み跡がありますが結局は上に行かないといけないのでそちらに吸い込まれないようご注意ください。具体的には旧鍋割峠まで来ると(もちろん案内表示はありません)右手が
少し開け、鍋割峠方面の稜線が見えます。これにつられてしまうことがあるようですが、目標の鍋割山はまだ上にありますし左手になることは地図を見れば明らかな事実です。目の前にある最後の急登を正面に見据えて、というところですが少し左手に巻くようなかたちで薄っすらと踏み跡があります。これを辿って左から旋回するように登り詰めていきます。

そうやって頑張っていくと一般登山道に合流し山頂まではあと僅かです。鍋割山山頂直下のこの道から見える富士山は鍋割山山頂から見るのよりも素晴らしいという説もあります。

※個人の感想です。お取り扱い、くれぐれもご注意くださいm(_ _)m
その他周辺情報 ◆登山届  神奈川県警のオンライン
 https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm
大倉尾根 馬ノ瀬
花立山荘直下の天国へ続く
地獄の階段の果てに・・・
28
大倉尾根 馬ノ瀬
花立山荘直下の天国へ続く
地獄の階段の果てに・・・
大倉尾根 馬ノ背
紅葉を楽しみに来たのですが
展開はあらぬ方向へ。
31
大倉尾根 馬ノ背
紅葉を楽しみに来たのですが
展開はあらぬ方向へ。
塔ノ岳直下
眼前にパッと美しく白い
造形美が拡がりました。
34
塔ノ岳直下
眼前にパッと美しく白い
造形美が拡がりました。
塔ノ岳
二層式になった猫ベンチの
周囲も白い装いに。
13
塔ノ岳
二層式になった猫ベンチの
周囲も白い装いに。
塔ノ岳
丹沢山へ出発する際、ガスが
取れて見えた自然の美しさ
53
塔ノ岳
丹沢山へ出発する際、ガスが
取れて見えた自然の美しさ
塔ノ岳〜丹沢山
自然が成す美しい変化に
見惚れます。
28
塔ノ岳〜丹沢山
自然が成す美しい変化に
見惚れます。
塔ノ岳〜丹沢山

丹沢山に向かって進みます。
10
塔ノ岳〜丹沢山

丹沢山に向かって進みます。
塔ノ岳〜丹沢山

美しい霧氷でした。
41
塔ノ岳〜丹沢山

美しい霧氷でした。
丹沢山
少々休憩をして棚沢ノ頭を
目指し出発します。
6
丹沢山
少々休憩をして棚沢ノ頭を
目指し出発します。
不動ノ峰
ここはもともと雄大な景色
なのですが一層際立ちます。
25
不動ノ峰
ここはもともと雄大な景色
なのですが一層際立ちます。
丹沢山〜塔ノ岳

丹沢山塊を代表する景観
11
丹沢山〜塔ノ岳

丹沢山塊を代表する景観
不動ノ峰

ここで霧氷も見納めです。
43
不動ノ峰

ここで霧氷も見納めです。
棚沢ノ頭
ここから熊木沢出合へ
下ります。
8
棚沢ノ頭
ここから熊木沢出合へ
下ります。
盆沢相尾根 上部
ここはシロヤシオがたくさん
咲くことでも有名です。
12
盆沢相尾根 上部
ここはシロヤシオがたくさん
咲くことでも有名です。
弁当沢ノ頭に向かって降りて
います。ここは左に見ながら
下っています。
8
弁当沢ノ頭に向かって降りて
います。ここは左に見ながら
下っています。
盆沢相尾根 上部

紅葉も綺麗でした。
31
盆沢相尾根 上部

紅葉も綺麗でした。
丹沢のテーブルマウンテン、
弁当沢ノ頭頂上エリアを歩い
ています。
10
丹沢のテーブルマウンテン、
弁当沢ノ頭頂上エリアを歩い
ています。
弁当沢ノ頭頂上エリアもまた
いたるところで美しい紅葉を
見ることができました。
39
弁当沢ノ頭頂上エリアもまた
いたるところで美しい紅葉を
見ることができました。
右手には熊木沢をはさんで
臼ヶ岳と朝日向尾根が見え
ています。
5
右手には熊木沢をはさんで
臼ヶ岳と朝日向尾根が見え
ています。
熊木ダムを右手に見ながら
降りています。今日は水門
が開放されています。
6
熊木ダムを右手に見ながら
降りています。今日は水門
が開放されています。
熊木沢出合

無事にここまで来ました。
57
熊木沢出合

無事にここまで来ました。
熊木沢出合

かの有名な落っこち橋
15
熊木沢出合

かの有名な落っこち橋
熊木沢出合〜オガラ沢出合
使命を終えた林道に容赦ない
自然の爪痕です。
8
熊木沢出合〜オガラ沢出合
使命を終えた林道に容赦ない
自然の爪痕です。
熊木沢出合〜オガラ沢出合
ここは一層崩壊が激しく通行
もヒヤヒヤしました。
9
熊木沢出合〜オガラ沢出合
ここは一層崩壊が激しく通行
もヒヤヒヤしました。
オガラ沢出合
ドラム缶が二つ。右岸に踏み
跡があります。
4
オガラ沢出合
ドラム缶が二つ。右岸に踏み
跡があります。
先ほどの沢の右岸に注ぐ小沢
に入りました。赤い鉄柱の右
手から堰堤を高巻きます。
4
先ほどの沢の右岸に注ぐ小沢
に入りました。赤い鉄柱の右
手から堰堤を高巻きます。
堰堤を右手から高巻いたあと
沢に入り中央部を進みます。
鉄製堰堤の中央に進みます。
4
堰堤を右手から高巻いたあと
沢に入り中央部を進みます。
鉄製堰堤の中央に進みます。
鉄製堰堤中央部の倒木をくぐ
り斜め左手の斜面に付けられ
た踏み跡を登ります。
7
鉄製堰堤中央部の倒木をくぐ
り斜め左手の斜面に付けられ
た踏み跡を登ります。
その踏み跡は沢の左岸にあり
対岸にはテープが見えます。
そこを渡り尾根に登ります。
5
その踏み跡は沢の左岸にあり
対岸にはテープが見えます。
そこを渡り尾根に登ります。
鍋割北尾根
オガラ沢出合から尾根筋に
登るまで14分ほどです。
7
鍋割北尾根
オガラ沢出合から尾根筋に
登るまで14分ほどです。
鍋割北尾根

ここも紅葉が綺麗です。
40
鍋割北尾根

ここも紅葉が綺麗です。
鍋割北尾根

気持ちも高揚します。
26
鍋割北尾根

気持ちも高揚します。
鍋割山

10数人の方がいました。
8
鍋割山

10数人の方がいました。
鍋割山
後沢乗越→二俣→西山林道で
大倉バス停へ下山します。
6
鍋割山
後沢乗越→二俣→西山林道で
大倉バス停へ下山します。
隣のマルガヤ尾根
無木立広場の下、紅葉が
見頃になっていました。
9
隣のマルガヤ尾根
無木立広場の下、紅葉が
見頃になっていました。
鍋割山〜後沢乗越
紅葉の見頃はこれから
でしょうか。
9
鍋割山〜後沢乗越
紅葉の見頃はこれから
でしょうか。
後沢乗越
このあたりは多く歩いている
ので安心感があります。
5
後沢乗越
このあたりは多く歩いている
ので安心感があります。
二俣
早朝出発時は闇夜で何も
見えませんでした。
11
二俣
早朝出発時は闇夜で何も
見えませんでした。
西山林道
大倉バス停まで約1時間ほど
妄想に浸ります。
7
西山林道
大倉バス停まで約1時間ほど
妄想に浸ります。
大倉バス停
終日曇りでした。無事下山、
なによりです。
10
大倉バス停
終日曇りでした。無事下山、
なによりです。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1141人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
鍋割山〜塔ノ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
蓑毛から丹沢表尾根&鍋割山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
鍋割山-塔ノ岳-大倉尾根
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら