八ヶ岳（硫黄岳〜横岳）

2013年03月03日(日) ~ 2013年03月04日(月)

• GPS: 29:30
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,522m
• 下り: 1,503m

コースタイム

（1日目）
自宅（愛知県O市） 5:30
美濃戸口 8:55/9:15 -4℃
美濃戸山荘　　　　　10:16/10:33　　 -5℃
堰堤1990m　　　　　 11:27/11:35　　 0℃
赤岳鉱泉　　　　　　12:40/13:20 4℃
中山展望台　　　　　13:45/14:15　　　
赤岳鉱泉　C1　　　　14:30
消灯　　　　　　　　19:30
（2日目）
起床　C1　　　　　　4:05/5:40
ジョウゴ沢との分岐？6:45/6:50 (ルーファイ)
赤岩の頭手前　　　　8:05/8:16 -7℃
硫黄岳　　　　　　　8:48/8:55
横岳（奥ノ院）　　　10:17/10:30 -10℃
地蔵仏　　　　　　　11:33/11:47 -7℃
行者小屋　　　　　　12:20/12:35 -2℃
美濃戸山荘　　　　　13:46/13:58 -1℃
美濃戸口　　　　　　14:45/15:12
自宅　　　　　　　　18:46　　　　　 6℃
　　　

天候

二日間とも常時快晴（無風、硫黄岳周辺稜線5m/秒くらい）
行動中の気温　最低−10℃　最高4℃
（まるで、常夏のハワイのようでした・・・）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（美濃戸口P）
　3日9時に到着するも、土日の登山客の車で溢れ返る。なんとか、1台分のスペースを見つけて駐車。この後、下山者多数で空車になると思われる。
　￥500/日、1泊で￥1000でした。
　管理人がいない場合は、下山後、自車のワイパーに請求書が挟まれている。
　八ヶ岳山荘では、トイレ、登山届BOX、軽食、お土産、日帰り入浴が可。

コース状況／危険箇所等

（コース状況）
○美濃戸口〜美濃戸山荘
　凍結した林道。アイゼン無しならば道の端を歩けば行けないこともない。アイゼンがあれば、登山道に入る前に転倒してけがをするリスクがなくなるのでベター。
　帰りは、アイゼン無しではスケートリンク状態で歩くことに。転倒は必至かと。
○柳川北沢
　林道と異なり、アイゼン無しでも十分歩行可。
○赤岳鉱泉〜赤岩の頭
　不覚にも、バリエーションの踏み跡をたどり、気がつけば大同心の真下まで。1時間もド急登を強いられる羽目に。
　小さな沢を右岸へ渡渉しなければなりませんでしたが、朝一のヘッデン行動で見落としました。恥！・・・
　頭前の雪壁の登りは、夏は赤ザレ斜面ですが、積雪時はいかにも雪崩れそうな斜面をフルパワーでガシガシ直登です。登り切れば、北アの大パノラマが待ってます。
○赤岩の頭〜硫黄山荘付近
　この間以外は全く風を感じませんでしたが、さすがにここだけは5m/秒ほどの洗礼を受けました。
　しかし、普段からすればそよ風程度かな。
○台座ノ頭〜地蔵仏（危険個所）
　奥ノ院直下の西側への鎖場のトラバース
　鎖場を終えると、1mほどの短い鉄梯子を登り奥ノ院に至る。
　奥ノ院の下りは、2本の短い鉄梯子あり。
　大権現〜石尊峰まで危険個所なし。
　
　

写真

3/2 12:05

今回は、小屋泊まりなので比較的荷物は少なめ。

3/3 8:39

八ヶ岳中央高原付近から、阿弥陀岳などが大迫力

3/3 9:25

美濃戸口。駐車場は満車でした。

3/3 9:25

さぁ、松林を行きます。

3/6 8:34

林道はカチコチのアイスバーン

3/3 10:16

やまのこ村に赤岳山荘

3/3 10:17

駐車場には恒例のマムート横断幕。

3/3 10:40

美濃戸山荘。-5℃

3/3 11:28

キャタピラ車、発見。
これは、小型特殊自動車なのか？

3/3 11:39

改めて、今回の荷です。
テント、シュラフが無い分、タトンカになりました。

3/3 12:10

大同心が見えてきました。

3/3 12:36

3/3 12:44

鉱泉に到着。

3/3 12:45

年々立派になってゆく、アイスキャンディー。

3/3 12:46

たいそう賑わっています。

3/6 8:35

3/3 13:53

中山乗越からの大同心

3/3 14:01

ここから、中山展望台からの360度パノラマです

3/3 14:01

阿弥陀岳

3/3 14:01

赤岳と行者小屋

3/3 14:01

横岳

3/3 14:01

大同心

3/3 14:01

展望台にいた夫婦

3/3 14:01

スイスアルプスを思わせる風景です。（スイスには行ったことがありませんが・・・）

3/3 14:02

展望台からの赤岳は大迫力です。

3/3 14:02

本当に天気がよい。

3/3 14:02

展望台には30分も長居してしまいました。

3/3 14:03

遠くに御嶽

3/3 14:03

奥が中央アルプス。
手前のスキー場のゲレンデが横のハート形になってるのが、入笠山。
地元では、八ヶ岳を東山、入笠山を西山と呼ぶそうな。

3/6 8:35

3/6 8:36

展望台の夫婦と写真の撮りやっこしました。

3/3 14:36

宿泊地の鉱泉です。

3/3 14:43

左が自炊室

3/3 14:44

至る所にマムートの装備が陳列されています。

3/3 17:39

早々と食当準備をするも、自炊は私の他女性1名でした。

3/4 8:15

2日目
赤岩の頭目指して高度を稼ぎます。
此処まで来るのに1時間ルートミスしております・・・

3/4 8:15

大ダルミのケルン群

3/4 8:15

3/4 8:26

赤岩の頭への最後の直登。

3/4 8:33

頭に登り切ると大パノラマが待っていました。

3/4 8:33

北アルプスが美しい

3/4 8:33

意外と風も穏やか。

3/4 8:34

硫黄岳への登り

3/4 8:34

3/4 8:34

3/4 8:34

よく見ると北アルプスの南部と北部では雪の付き方が全然違います。

3/4 8:34

3/4 8:36

シュカブラも美しいです

3/4 8:42

北八もバッチリ。
天狗と蓼科が見えます。

3/4 8:57

爆裂火口を除くほど、体力的に余裕がないので近づきもしません。

3/4 8:57

とりあえず硫黄ピーク。
4度目にして初めての快晴を堪能。いつも吹雪でしたから。

3/4 8:57

大迫力

3/4 9:09

硫黄山荘からゆったり奥ノ院まで登るんですね。

3/4 9:09

ここいらから、風の通り道。
下では無風でしたが、バラクラバが必要となりました。

3/4 9:22

ここだけは風が強くて、涙がちょちょぎれそう。

3/4 9:52

立っている棒は、鹿の食害から守るためのネット用の杭です。

3/4 9:52

3/4 10:04

富士山

3/4 10:04

あの三角いのが奥ノ院。

3/4 10:19

奥の院直下の鎖場。

3/6 8:37

ここをへつって、最後にちっちゃな梯子を登れば奥ノ院です。特段危険箇所には感じませんでした。

3/4 10:20

横岳縦走中、唯一のすれ違いパーティー

3/4 10:25

奥ノ院

3/4 10:25

夏来たときはガスで視界ゼロでしたので、今日は大満足です。

3/4 10:26

3/4 10:26

振り返ると、台座ノ頭に硫黄岳のなだらかな稜線。

3/4 10:26

3/4 10:59

鉾岳の下をトラバースのトレース有り

3/4 11:00

石尊稜のバリエーションルート
笛をピーピー吹鳴しておりました

3/4 11:04

石尊峰を過ぎると西側の雪面をトラバースです

3/4 11:06

3/4 11:15

3/4 11:16

3/4 11:19

これが問題の日ノ岳のルンゼ状の雪面下り。
雪の状態も良く全く恐怖を感じることなく通過。

3/4 11:27

阿弥陀岳

3/4 11:42

地蔵仏
横岳を無事通過。

3/4 11:43

縦走路を振り返る。

3/4 11:54

時間の関係で赤岳はパスし、地蔵尾根を下ることにする。
ここは最初がチョット怖い・・・

3/4 12:01

でも途中からシリセードができて、とってもラクチンなコースでもある。

3/4 12:37

あっという間に行者小屋、ここまで30分少々。

3/4 12:38

3/4 15:05

下山すると駐車場はスケートリンクと化していました。

撮影機器：

D3000 ニコン

感想

chu-nama

本当に天候に恵まれた山行でした。
横岳縦走は思ったよりも危険個所らしいものがなく、拍子抜けでした。
今回は山小屋利用で、若干楽ちんでしたが、来年からはまたテントで節約山行に戻ることでしょう。

コメント

MerrycocoK

おつかれさん
お疲れさま。

小屋では、どうも。
　北稜、攀じった酒飲み親父です。

また、どこかのお山で。。

techiko

ヨ〜ロレリホ〜♪（スイスっぽいかしら？）
素晴らしい景色ですね〜！
絶好の晴天にも恵まれて羨ましい限りです

来年・・・いや再来年か！？金魚の糞になれますように日々精進いたしますであります＾＾


仕事は楽チンになりましたが、最近は花粉が厳しくてトレーニングもままなりません・・・ハ、ハ、ハ〜クションっ