薬師岳(秋田県真木渓谷・甘露水)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
9時00分 甘露水
9時21分 ブナ台
9時50分 滝倉
(倉方手前でカッパ着用+大休止)
10時37分 倉方
11時00分 薬師分岐
11時05分 薬師岳頂上
11時55分 大甲頂上
12時27分 甲山分岐+大休止
13時22分 すずみ長根口
13時51分 甘露水
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日はいつもの山仲間と秋田の薬師岳に行ってきました。
今回は、薬師岳から大甲を経由し甲山に縦走する予定です。
まずは国道46号線から工事が行なわれている仙岩トンネルを抜け、秋田県に入ります。
そこから劇団わらび座を目印に県道50号線にのり、真木渓谷を目指します。
最後の民家を過ぎると舗装が切れ、林道に入ります。
ここの紅葉も綺麗だと思いますが、木々はほとんど落葉しています。
しかし、かえって逆に真木渓谷の谷間を覗くことができました。
橋を2度3度ほど渡り、広く草原状の小路又を目指します。
ここには昔ハンター小屋があったとのことですが、現在はトイレが設置されているだけです。
ここを過ぎたところに駐車場の案内が出ており、そこに車を置き、準備を整え出発です。
登山口まで林道を1キロほど歩き、おいしい湧き水である甘露水から左に折れ、山に入ります。
しばらく歩くと昔の登山口からの登山道を合流し、なだらかな斜面をブナ台を目指します。
ブナ台に着く手前で雨が降り出し、滝倉の手前で雪に変わり始めました。
滝倉避難小屋跡地を過ぎると笹に雪が積もり白く始めていました。
倉方の手前でいよいよ雪が激しくなってきたことから、カッパを着て先を目指します。
倉方から細く小さなブナを過ぎると辺りはチシマササの尾根道になります。
晴れていればいい景色が出迎えてくれるはずですが、ガスと雪で視界が利きません。
しっかり高度を稼ぎ、幾分なだらかになると甲山への縦走路との分岐が現れます。
薬師岳頂上はもうすぐそこです。
気にならない程度の風なので、さほど寒さは感じませんが、長居は無用です。
記念写真を撮り、甲山を目指し、薬師分岐から縦走路に入ります。
縦走路は刈り払いが行われており、なかなか快適な尾根道を進みます。
この縦走路に入るのは、今日のメンバー全員が初めてなので、視界が利かないのが残念です。
地図上には山の名前がありませんが、標高1,108mのピークが大甲です。
さて次はいよいよ甲山を目指します。
しかし、大甲の先は刈り払いが行われておらず、雪をかぶった笹を掻き分けて進みます。
踏み跡はしっかりついているので迷うことはありませんでしたが、幾分ペースが落ちました。
登山道沿いにあるオンコの木をくぐったりしながら進むと、やがて4差路の甲山分岐です。
数年前までは3差路だった甲山分岐は、ここから真昼岳の登山口のひとつである峰越峠まで登山道が伸び、4差路になりました。
甲山の頂上までは分岐からのピストンになりますが、視界が利かないことから頂上は諦め、ここでお昼を取りました。
休憩後、分岐から「すずみ長根口」を目指します。
ブナ林を一致に降りると雪はいつしか雨に変わりました。
高度が下がったことでガスの中を抜け、林の向こうに雲で埋まった真木渓谷が正面に現われました。
すずみ長根口からは廃道となった林道をダラダラと2キロほど歩き、甘露水に戻ります。
帰りに「温泉ゆぽぽ」で汗を流し、盛岡に帰りました。
※写真のとおり、要所要所に案内板が立っています。
※大甲から甲山に向かう途中で、クマの踏み跡らしきものを発見しました。
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