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Yamareco

記録ID: 2784995
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【将棊頭山・木曽駒ヶ岳】桂小場登山口手前、冬期ゲートより〜クラシックルートで行く冬の中ア絶景稜線♪〜

2020年12月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:44
距離
25.3km
登り
2,190m
下り
2,172m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:41
休憩
2:03
合計
12:44
距離 25.3km 登り 2,190m 下り 2,191m
3:57
32
県道202号線冬期ゲート
4:29
4:31
63
5:34
5:38
19
5:57
24
6:21
25
6:46
7:00
10
7:52
7:56
22
8:18
37
8:55
2
8:57
9:12
21
9:51
2
9:53
9:58
54
10:52
14
11:06
11:25
8
11:33
51
12:24
0
12:24
12:25
20
13:02
13:14
8
13:22
13:42
2
13:44
19
14:03
13
14:16
14:18
21
14:45
15:02
13
15:15
15:16
9
15:25
9
15:34
15:37
34
16:11
16:15
26
16:41
県道202号線冬期ゲート
天候  
天候:晴れのち曇り(10時ごろから中ア山域上空のみ高曇りとなる)
 風:山腹は無風。上部稜線上は微風〜10m/s前後の寒風が断続的に吹く
  (瞬間的に15m/s前後の強風)
 
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
自宅出発(山行前日、12月5日、21:40)
高速:圏央道〜中央道/八王子JCT〜岡谷JCT〜中央道/小黒川スマートIC
下道:小黒川スマートIC〜伊那西部広域農道〜県道202号
  〜県道202号線/冬期ゲート着(12月6日、1:05着)
*食事、コンビニ休憩40分程度含めて自宅から約3時間25分で移動
(グーグルナビの直行で約2時間50分)

■下道について
<中央道/小黒川スマートICから県道202号線冬期ゲートまで>
・距離:約7km
・所要時間:渋滞無しの直行で14分ほどで移動

【冬期通行止について】
・県道202号線は12/3より小黒川渓谷キャンプ場付近の冬期ゲートから
 先の区間が冬期通行止となっています。
(期間:2020/12/3〜2021/4/6まで)

■駐車場について
・県道202号線/冬期ゲート前の空きスペースを利用。
・料金:無料
・駐車台数:10台ほど
・空きスペース及びその付近にトイレ&水道無し
(ゲート前の空きスペース以外にも、その手前の道路脇に数ヶ所の
 駐車可能な空きスペース有り)
*今回は晴天予報の日曜日、深夜1時着でゲート前の空きスペースには
 2台ほど駐車していました。

■コンビニ
・県道202号線冬期ゲートまでの下道にコンビニはありません。
*上記の最短ルートから少し外れた幹線道路沿いにあるようです。
*東京方面から(中央道下り線)の場合、小黒川スマートIC手前の
 ”辰野PA”にデイリーヤマザキがあります。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況、積雪状況、山小屋など】 2020/12/06 現在

<県道202号線/冬期ゲート〜桂小場登山口〜胸突の頭まで>
・冬期ゲートから桂小場の登山口までは約1.8kmの林道歩きです。
 路面が所々氷結しておりスリップに注意が必要ですが、
 それ以外は特に問題ありませんでした。
・桂小場から胸突の頭までは一般的な登山道(クラシックルート)で、
 道標多数、踏み跡も明瞭で問題なく歩けました。
 積雪は標高2000m手前付近からあり、深い部分で脛程度でした。
 クラストもなかったのでノーアイゼンでそのまま進みましたが、
 アイゼン(10本爪以上)は持参した方が良いです。

<胸突の頭〜西駒山荘まで>
・ここから先は稜線ルート(冬期ルート)と稜線東面の一般道(夏道)
 があり、この日は西寄り風が強かったので東面の夏道を辿りました。
・夏道はまだ通れる程度の積雪でしたが、基本的にトラバース区間
 なので、今後積雪が増えれば稜線ルートの一択になると思われます。

<西駒山荘〜木曽駒ヶ岳山頂まで>
・この区間は形状的に全線稜線上のルートとなり、一部痩せた箇所や
 岩場の急登などが含まれます。
・この日のこの区間は辛うじて夏道が残っていました。
 しかし所々雪に覆われて道が消えている箇所があり、
 部分的に最大で膝下程度のプチラッセルも必要な状況。
 逆に雪質は良かったのでクラスト箇所はほぼありませんでした。
・雪質が良かったのでアイゼン無しでも登りは問題ありませんでしたが
 下りのこともあるので持参した10本爪アイゼンを装着しました。
・結果的にピッケルは未使用でしたが、雪山は状況が一変する
 ことがあるのでこの時期はコンディションが良くても必携です。

<山小屋(避難小屋)ついて>
・ルート途中の大樽小屋と西駒山荘の石室は開放されており利用可。
・西駒山荘の水場は確認していませんが、周辺の雪を利用できます。
 
その他周辺情報  
■下山後の温泉はこちらを利用しました↓
・羽広温泉”みはらしの湯”
https://www.ina-city-kankou.co.jp/miharashinoyu/
*浴槽が凝った造りで、お湯の感触もそれなりに良かったので
 この付近を再訪した時は次も利用したいと思える温泉施設でした。
 
桂小場登山口の手前約1.8km地点、県道202号線/冬期ゲート前より
12/3から来年4/6までここから先は冬期通行止の為、
このゲート手前の空きスペースに駐車。これから出発まで2時間半ほど仮眠です…
2020年12月06日 01:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 1:04
桂小場登山口の手前約1.8km地点、県道202号線/冬期ゲート前より
12/3から来年4/6までここから先は冬期通行止の為、
このゲート手前の空きスペースに駐車。これから出発まで2時間半ほど仮眠です…
仮眠後、予め買っておいた食料で食事を済ませて準備します
ちなみにあの冬期ゲートから道路沿いに10台ほどの空きスペースがあります
今日はここから木曽駒山頂まで、ロング&高標高差の長丁場
そして今シーズンの雪山開幕戦、気合いを入れて4時スタートです!
2020年12月06日 03:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
11
12/6 3:58
仮眠後、予め買っておいた食料で食事を済ませて準備します
ちなみにあの冬期ゲートから道路沿いに10台ほどの空きスペースがあります
今日はここから木曽駒山頂まで、ロング&高標高差の長丁場
そして今シーズンの雪山開幕戦、気合いを入れて4時スタートです!
まずは桂小場登山口まで約1.8kmの林道歩き(時間にして30分ほど)
いきなりのスノーロードでちょっとビビりましたが・・・(^^ゞ
2020年12月06日 04:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
12/6 4:19
まずは桂小場登山口まで約1.8kmの林道歩き(時間にして30分ほど)
いきなりのスノーロードでちょっとビビりましたが・・・(^^ゞ
冬期ゲートから約30分弱で桂小場登山口に到着。ここで登山道に入ります
ここから木曽駒の山頂まで約10kmほど、ひたすら登って行きます
2020年12月06日 04:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 4:27
冬期ゲートから約30分弱で桂小場登山口に到着。ここで登山道に入ります
ここから木曽駒の山頂まで約10kmほど、ひたすら登って行きます
桂小場の登山口から20分ほど登ると”ぶどうの泉”という水場があります
12/6現在、ちょろちょろでしたが一応出ていました
2020年12月06日 04:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 4:49
桂小場の登山口から20分ほど登ると”ぶどうの泉”という水場があります
12/6現在、ちょろちょろでしたが一応出ていました
冬期ゲートから黙々と歩くこと約2時間45分、”大樽小屋”に到着
12/6現在、この手前付近(標高約2000mの手前あたり)から積雪がありました
小屋は開放されており利用できる状態で、トイレも袋詰式で利用可でした
(小屋内に汚物を入れる為の袋とその使用方法が書いてあります)
2020年12月06日 06:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
12/6 6:46
冬期ゲートから黙々と歩くこと約2時間45分、”大樽小屋”に到着
12/6現在、この手前付近(標高約2000mの手前あたり)から積雪がありました
小屋は開放されており利用できる状態で、トイレも袋詰式で利用可でした
(小屋内に汚物を入れる為の袋とその使用方法が書いてあります)
午前7時前、暗い森にようやく陽の光が差し込んできました☆
2020年12月06日 06:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
12/6 6:56
午前7時前、暗い森にようやく陽の光が差し込んできました☆
樹間からのご来光もいいもんです(^−^)
今日は大快晴予報の日。希望の光に胸が高鳴る♪
2020年12月06日 06:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 6:58
樹間からのご来光もいいもんです(^−^)
今日は大快晴予報の日。希望の光に胸が高鳴る♪
”津嶋神社”に到着。特に祠などは見当たりませんでしたが…。もうこの辺(標高約2420m)になると完全なるスノーロードでした(でも雪質が良かったのでまだノーアイゼンで問題なく登れた)
2020年12月06日 07:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 7:53
”津嶋神社”に到着。特に祠などは見当たりませんでしたが…。もうこの辺(標高約2420m)になると完全なるスノーロードでした(でも雪質が良かったのでまだノーアイゼンで問題なく登れた)
出発から約4時間半、ようやく上部稜線上に到達。すると期待通りの大絶景が!
右が茶臼山ピークの手前にある”行者岩”。そして遥か先には御嶽山も見える
2020年12月06日 08:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:26
出発から約4時間半、ようやく上部稜線上に到達。すると期待通りの大絶景が!
右が茶臼山ピークの手前にある”行者岩”。そして遥か先には御嶽山も見える
行者岩をアップ。この少し手前にここへ向かうルートの分岐があったが、
私の足では木曽駒と合わせて日帰りで立ち寄るほどの余裕がないのが残念…
2020年12月06日 08:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:27
行者岩をアップ。この少し手前にここへ向かうルートの分岐があったが、
私の足では木曽駒と合わせて日帰りで立ち寄るほどの余裕がないのが残念…
御嶽山もアップ。相変わらずの雄大な山容、素晴らしい独立峰だね☆
2020年12月06日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:28
御嶽山もアップ。相変わらずの雄大な山容、素晴らしい独立峰だね☆
そして中アのオールスターも見えてきた!ここまで体調イマイチで、
ペースが上がらずグダグダでしたが、これ見て一気にテンションアップ!(^^)!
2020年12月06日 08:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:29
そして中アのオールスターも見えてきた!ここまで体調イマイチで、
ペースが上がらずグダグダでしたが、これ見て一気にテンションアップ!(^^)!
こちらは北方、経ヶ岳方面の遠景。右は伊那市(伊那盆地)
2020年12月06日 08:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:36
こちらは北方、経ヶ岳方面の遠景。右は伊那市(伊那盆地)
中アの稜線上から見下ろす伊那盆地。爽快な景色だ
2020年12月06日 08:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:37
中アの稜線上から見下ろす伊那盆地。爽快な景色だ
今日は北アの槍穂高連峰も見える。左の西穂からジャン〜奥穂〜前穂〜槍までバッチリ!
2020年12月06日 08:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:37
今日は北アの槍穂高連峰も見える。左の西穂からジャン〜奥穂〜前穂〜槍までバッチリ!
胸突の頭から西駒山荘までは稜線上のルートを辿っても良かったのですが、
西寄りの寒風が強かったので、東面のトラバース路(夏道)を辿りました
この日はまだ通れる程度の雪でしたが、今後は稜線ルートの一択になるでしょう
2020年12月06日 08:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:47
胸突の頭から西駒山荘までは稜線上のルートを辿っても良かったのですが、
西寄りの寒風が強かったので、東面のトラバース路(夏道)を辿りました
この日はまだ通れる程度の雪でしたが、今後は稜線ルートの一択になるでしょう
出発から約5時間かけてようやく西駒山荘に到着
このところ低山ハイクばかりで久々となる高山、
さらに雪山開幕戦ということもあってか、思いのほか疲れたのでまずはひと休みしたい…
2020年12月06日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:56
出発から約5時間かけてようやく西駒山荘に到着
このところ低山ハイクばかりで久々となる高山、
さらに雪山開幕戦ということもあってか、思いのほか疲れたのでまずはひと休みしたい…
立派な石室があります。これなら厳冬期でも問題ないですね
2020年12月06日 08:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:57
立派な石室があります。これなら厳冬期でも問題ないですね
中はこんな感じ。左の板の間は天井付近の隙間から雪が吹き込んでいました
ま、とにかくクタビレたので取りあえず右の板の間でひと休みしよう…
2020年12月06日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 8:59
中はこんな感じ。左の板の間は天井付近の隙間から雪が吹き込んでいました
ま、とにかくクタビレたので取りあえず右の板の間でひと休みしよう…
休憩後、体力もそこそこ回復したので木曽駒目指して出発です
ここから先は絶景三昧の稜線ハイク♪中アの主役も見えてきました
それにしてもあそこまで、まだ結構あるなぁ・・・(^^;
2020年12月06日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:21
休憩後、体力もそこそこ回復したので木曽駒目指して出発です
ここから先は絶景三昧の稜線ハイク♪中アの主役も見えてきました
それにしてもあそこまで、まだ結構あるなぁ・・・(^^;
ズームで捉える。左が宝剣、右が中岳。何度もロープウェイで踏んでいるけど、
中岳ってあんなトンガリピークだったっけ?山は見る角度によって印象が全然違うね
2020年12月06日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:22
ズームで捉える。左が宝剣、右が中岳。何度もロープウェイで踏んでいるけど、
中岳ってあんなトンガリピークだったっけ?山は見る角度によって印象が全然違うね
少し右に振ると左に中岳、右に木曽駒のコンビ
あの右端まで行くと思うと結構遠く感じるよね・・・(^-^;
2020年12月06日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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少し右に振ると左に中岳、右に木曽駒のコンビ
あの右端まで行くと思うと結構遠く感じるよね・・・(^-^;
こちらは南ア方面。左に甲斐駒、右に仙丈
南アの山並みは以前に中アの千畳敷から見た印象とほぼ変わらない感じ
2020年12月06日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:24
こちらは南ア方面。左に甲斐駒、右に仙丈
南アの山並みは以前に中アの千畳敷から見た印象とほぼ変わらない感じ
右に振ると左端の北岳から中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳、そして富士山の頭がひょっこり見える
2020年12月06日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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右に振ると左端の北岳から中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳、そして富士山の頭がひょっこり見える
日本一の富士山を拡大。こちらの雪質はノーアイゼンでも大丈夫なくらい良いけど、
あの頂の白さはアイゼンの歯が立たないほどの恐怖の氷結大斜面だろうね
2020年12月06日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:25
日本一の富士山を拡大。こちらの雪質はノーアイゼンでも大丈夫なくらい良いけど、
あの頂の白さはアイゼンの歯が立たないほどの恐怖の氷結大斜面だろうね
さらに右へ振ると、南ア中部〜南部方面の3000m級の山並み
2020年12月06日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:25
さらに右へ振ると、南ア中部〜南部方面の3000m級の山並み
今日の中ア上空の雲はこんな感じ。でもこの後、高曇りとなりちょっと残念だった…
2020年12月06日 09:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:26
今日の中ア上空の雲はこんな感じ。でもこの後、高曇りとなりちょっと残念だった…
カッコいい中アの主役を真正面に見ながら寒風吹きつける稜線上を進んで行く
この時点でかなり疲れているものの、テンションはそれ以上に高い(^^♪
2020年12月06日 09:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:28
カッコいい中アの主役を真正面に見ながら寒風吹きつける稜線上を進んで行く
この時点でかなり疲れているものの、テンションはそれ以上に高い(^^♪
現実は中々近づいてこないでのカメラで先に寄ってみた(^^)
あの右の頂まで、まだ一段、二段、三段もあるよ・・・(・_・;)
2020年12月06日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:29
現実は中々近づいてこないでのカメラで先に寄ってみた(^^)
あの右の頂まで、まだ一段、二段、三段もあるよ・・・(・_・;)
右手には雄大な御嶽山。正面の中アばかり見ていると、
「まだか、まだか」と遠さばかり感じてしまう
2020年12月06日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:29
右手には雄大な御嶽山。正面の中アばかり見ていると、
「まだか、まだか」と遠さばかり感じてしまう
御嶽の右には乗鞍も見える。こちらは雄大でかつ、穏やかな山容だね
2020年12月06日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:29
御嶽の右には乗鞍も見える。こちらは雄大でかつ、穏やかな山容だね
振り返ると白い北アの山並みも。左の笠から右の槍穂高連峰までを一望
2020年12月06日 09:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:30
振り返ると白い北アの山並みも。左の笠から右の槍穂高連峰までを一望
笠ヶ岳を拡大。左端の笠のピークから右の抜戸岳まで、またあの絶景稜線を歩きたいね
2020年12月06日 09:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:30
笠ヶ岳を拡大。左端の笠のピークから右の抜戸岳まで、またあの絶景稜線を歩きたいね
ようやく木曽駒の手前のピークが近づいてきた
ここまで中ア絶景稜線からの大展望を満喫していたものの、
その一方であの痩せ尾根っぽい急登がこの雪道で登れるのかどうかが気になって仕方ない💦
2020年12月06日 09:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:37
ようやく木曽駒の手前のピークが近づいてきた
ここまで中ア絶景稜線からの大展望を満喫していたものの、
その一方であの痩せ尾根っぽい急登がこの雪道で登れるのかどうかが気になって仕方ない💦
濃ヶ池分岐にて。ここでザックをデポって木曽駒まで空身でアタックすることに
ここまで雪質が良くてノーアイゼンで来たものの、さすがにアイゼンまで置いて行くと
この先で必要なったらそこでアウトなので、ここで装着しました
2020年12月06日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 9:57
濃ヶ池分岐にて。ここでザックをデポって木曽駒まで空身でアタックすることに
ここまで雪質が良くてノーアイゼンで来たものの、さすがにアイゼンまで置いて行くと
この先で必要なったらそこでアウトなので、ここで装着しました
木曽駒へ近づくにつれて急登などで吹き溜まりラッセル(最大で膝下程度)が出てきたので、やはりアイゼン装着は正解でした
2020年12月06日 10:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:04
木曽駒へ近づくにつれて急登などで吹き溜まりラッセル(最大で膝下程度)が出てきたので、やはりアイゼン装着は正解でした
あとはあの痩せ尾根の急登を残すのみ。しかしこの雪であそこがまともに歩けるのだろうか…
そんな不安な気持ちでいっぱいでした💦(ま、行ってみてダメなら戻ればいいんだと…)
2020年12月06日 10:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
12/6 10:14
あとはあの痩せ尾根の急登を残すのみ。しかしこの雪であそこがまともに歩けるのだろうか…
そんな不安な気持ちでいっぱいでした💦(ま、行ってみてダメなら戻ればいいんだと…)
不安だった痩せ尾根の急登は、辛うじて夏道が残っていたので無事に通過できました
急登が終わり2800m台の稜線に乗ったので、もう残り僅かと思いきや、
その先の木曽駒山頂までの横移動がまだ結構あったという現実…(^^;
2020年12月06日 10:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:46
不安だった痩せ尾根の急登は、辛うじて夏道が残っていたので無事に通過できました
急登が終わり2800m台の稜線に乗ったので、もう残り僅かと思いきや、
その先の木曽駒山頂までの横移動がまだ結構あったという現実…(^^;
取りあえず宝剣とその先の空木&南駒が見えたのでパチリ
2020年12月06日 10:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:46
取りあえず宝剣とその先の空木&南駒が見えたのでパチリ
左が空木岳、右に南駒ヶ岳。南駒は未踏なので空木からの縦走で歩いてみたいね
2020年12月06日 10:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:46
左が空木岳、右に南駒ヶ岳。南駒は未踏なので空木からの縦走で歩いてみたいね
宝剣の山頂を超アップ。岩峰直下に登山者が見える
まだこの程度の積雪ならまともに取り付けそうな感じ
でもあの頂点の岩上に立っている人はいない
2020年12月06日 10:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:47
宝剣の山頂を超アップ。岩峰直下に登山者が見える
まだこの程度の積雪ならまともに取り付けそうな感じ
でもあの頂点の岩上に立っている人はいない
木曽駒山頂の手前にて。やっと最後のビクトリーロードに到達
ここまで本当に長かったけど、ようやく報われる瞬間がきたよ〜(^−^)
2020年12月06日 10:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 10:57
木曽駒山頂の手前にて。やっと最後のビクトリーロードに到達
ここまで本当に長かったけど、ようやく報われる瞬間がきたよ〜(^−^)
出発から約7時間かけてやっとの思いで木曽駒ヶ岳山頂に到着!(*^^)v
いゃ〜久々のまともなアルプス登山、かなり堪えたけど、その分感動もひとしおだね
2020年12月06日 11:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 11:05
出発から約7時間かけてやっとの思いで木曽駒ヶ岳山頂に到着!(*^^)v
いゃ〜久々のまともなアルプス登山、かなり堪えたけど、その分感動もひとしおだね
いつもの奥社も健在。今まではロープウェイでスーッと上がってきたので
これといって特に感じるものもなかった。でも今日は大きな達成感と共に感慨深いものがある
2020年12月06日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 11:07
いつもの奥社も健在。今まではロープウェイでスーッと上がってきたので
これといって特に感じるものもなかった。でも今日は大きな達成感と共に感慨深いものがある
木曽駒山頂からの御嶽山。これも見慣れた景色だけど、今日は特別に見える
2020年12月06日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 11:07
木曽駒山頂からの御嶽山。これも見慣れた景色だけど、今日は特別に見える
麓からここまで無事に踏めたこと。そして下山の無事もお祈りしました
2020年12月06日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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12/6 11:07
麓からここまで無事に踏めたこと。そして下山の無事もお祈りしました
木曽駒山頂から眺める北アの山並み。左端の乗鞍から笠〜槍穂高連峰までを一望
2020年12月06日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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木曽駒山頂から眺める北アの山並み。左端の乗鞍から笠〜槍穂高連峰までを一望
乗鞍をアップ。こちらの雪はまだ薄い印象、また春スキーで気持ち良く滑りたいな
2020年12月06日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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乗鞍をアップ。こちらの雪はまだ薄い印象、また春スキーで気持ち良く滑りたいな
左端の笠から抜戸、中央にギザギザ稜線の西穂、その右にジャン&奥穂、右端には槍の穂先
2020年12月06日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左端の笠から抜戸、中央にギザギザ稜線の西穂、その右にジャン&奥穂、右端には槍の穂先
槍穂高連峰を拡大。左端のギザギザ西穂稜線から一気に上がってジャン&奥穂
その右に前穂〜槍の穂先まで見える。本当に何度見てもこの山塊は凄いのひと言だね
2020年12月06日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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槍穂高連峰を拡大。左端のギザギザ西穂稜線から一気に上がってジャン&奥穂
その右に前穂〜槍の穂先まで見える。本当に何度見てもこの山塊は凄いのひと言だね
槍穂高連峰からさらに右へ振ると後立山連峰も見える
こちらは既に真っ白。さすが北ア北部のゴタテだ。今冬も恒例の白銀の唐松岳へ行こう
2020年12月06日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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槍穂高連峰からさらに右へ振ると後立山連峰も見える
こちらは既に真っ白。さすが北ア北部のゴタテだ。今冬も恒例の白銀の唐松岳へ行こう
木曽駒からは南アもよく見える。手前は伊那前岳、正面の遥か先には富士の頂も
2020年12月06日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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木曽駒からは南アもよく見える。手前は伊那前岳、正面の遥か先には富士の頂も
左に貴公子・甲斐駒、右に南アの女王・仙丈。こちらの雪はまだかなり薄い印象
2020年12月06日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左に貴公子・甲斐駒、右に南アの女王・仙丈。こちらの雪はまだかなり薄い印象
左端の北岳から中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳、そして富士の頂がひょっこり見える
2020年12月06日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左端の北岳から中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳、そして富士の頂がひょっこり見える
大好きな北岳を超アップ。今年はコロナの影響で正月の冬期登頂以来登れなかった…
これまで年に3〜4回は登っていた北岳。来季は今季の分も取り返すつもりで登りまくりたい
2020年12月06日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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大好きな北岳を超アップ。今年はコロナの影響で正月の冬期登頂以来登れなかった…
これまで年に3〜4回は登っていた北岳。来季は今季の分も取り返すつもりで登りまくりたい
左の北岳から右の間ノ岳へ続く日本一のスカイライン
北岳もそうだけど、あのスカイラインを辿って間ノ岳も登りたいな…
2020年12月06日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左の北岳から右の間ノ岳へ続く日本一のスカイライン
北岳もそうだけど、あのスカイラインを辿って間ノ岳も登りたいな…
富士山も超アップ。朝と違ってかさ雲みたいな雲が山頂を覆っているね
2020年12月06日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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富士山も超アップ。朝と違ってかさ雲みたいな雲が山頂を覆っているね
さらに右へ振ると、南ア中部から南部方面の3000m級の山並み
ハッキリ分からないけど、左端が塩見?〜中央に荒川?〜右に赤石?あたりになるのかな??
2020年12月06日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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さらに右へ振ると、南ア中部から南部方面の3000m級の山並み
ハッキリ分からないけど、左端が塩見?〜中央に荒川?〜右に赤石?あたりになるのかな??
そしてこちらは中アオールスターズ。左の宝剣から中央に空木&南駒、右端に三ノ沢岳
2020年12月06日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そしてこちらは中アオールスターズ。左の宝剣から中央に空木&南駒、右端に三ノ沢岳
トンガリ宝剣の頂を超アップ。おっ、山頂の立岩の横に人が見える
やっぱりこれから名物のあの岩上に立つのかな…
2020年12月06日 11:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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トンガリ宝剣の頂を超アップ。おっ、山頂の立岩の横に人が見える
やっぱりこれから名物のあの岩上に立つのかな…
左に空木岳、右に南駒ヶ岳
空木からここまで延びる中アの絶景稜線。ぜひまた歩きたいね
2020年12月06日 11:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左に空木岳、右に南駒ヶ岳
空木からここまで延びる中アの絶景稜線。ぜひまた歩きたいね
その右には今年の9/14に踏んだ”三ノ沢岳”
あそこまで続く尾根も素晴らしい眺めだった
2020年12月06日 11:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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その右には今年の9/14に踏んだ”三ノ沢岳”
あそこまで続く尾根も素晴らしい眺めだった
記念に撮っていただきました。ありがとうございました〜(^−^)
麓から徒歩で登る木曽駒ヶ岳。長くてキツかったけど、達成感いっぱいの登頂でした☆
2020年12月06日 11:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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記念に撮っていただきました。ありがとうございました〜(^−^)
麓から徒歩で登る木曽駒ヶ岳。長くてキツかったけど、達成感いっぱいの登頂でした☆
山頂で暫しの休憩後、今来た道を辿って戻ります
大きな達成感に浸りながらの帰り道。この先も長いけどいい気分だったな…
2020年12月06日 11:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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山頂で暫しの休憩後、今来た道を辿って戻ります
大きな達成感に浸りながらの帰り道。この先も長いけどいい気分だったな…
これは西駒山荘の500mほど先にある遭難記念碑(聖職の碑)
昔の学校登山(現在の中学校)で起きた大遭難事故のものだそう
それにしても、このルートで下から木曽駒まで学校登山って…
2020年12月06日 12:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは西駒山荘の500mほど先にある遭難記念碑(聖職の碑)
昔の学校登山(現在の中学校)で起きた大遭難事故のものだそう
それにしても、このルートで下から木曽駒まで学校登山って…
帰りに将棊頭山へ立ち寄っていきます。西駒山荘の裏山的な可愛らしいピークだね
2020年12月06日 13:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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帰りに将棊頭山へ立ち寄っていきます。西駒山荘の裏山的な可愛らしいピークだね
自身初となる”将棊頭山”に登頂。ここも日本百高山の一座だそうです
2020年12月06日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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自身初となる”将棊頭山”に登頂。ここも日本百高山の一座だそうです
将棊頭山から眺める中アの峰々。久々となる高山の稜線歩きはやっぱり素晴らしかったな
でも最初はここまで登れば木曽駒は近いと思っていたが、現実はここからが結構遠かった…
2020年12月06日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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将棊頭山から眺める中アの峰々。久々となる高山の稜線歩きはやっぱり素晴らしかったな
でも最初はここまで登れば木曽駒は近いと思っていたが、現実はここからが結構遠かった…
左の木曽駒から右に木曽前岳、画面の右端は麦草岳でしょう
あちら側は全くの未踏エリアなので何れ歩いてみたいと思う
2020年12月06日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左の木曽駒から右に木曽前岳、画面の右端は麦草岳でしょう
あちら側は全くの未踏エリアなので何れ歩いてみたいと思う
左の木曽前岳から麦草岳を拡大。その中間にあるギザギザは”牙岩”でしょう
地図で見るとあんなに険しいイワイワの稜線上にもルートの軌跡がついている
2020年12月06日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左の木曽前岳から麦草岳を拡大。その中間にあるギザギザは”牙岩”でしょう
地図で見るとあんなに険しいイワイワの稜線上にもルートの軌跡がついている
こちらは北ア方面。見渡す限りの大展望。気分爽快、サイコーだね(^−^)
2020年12月06日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらは北ア方面。見渡す限りの大展望。気分爽快、サイコーだね(^−^)
手前に西駒山荘、遠くに南ア北部の山並みも見える
2020年12月06日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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手前に西駒山荘、遠くに南ア北部の山並みも見える
将棊頭山から眺める伊那盆地。こちらも高山から見下ろす感じの良い景色だ
2020年12月06日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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将棊頭山から眺める伊那盆地。こちらも高山から見下ろす感じの良い景色だ
将棊頭山から西駒山荘へ戻ってきました
正直既にヘトヘト状態、またあの石室でひと休みして栄養補給しよう…
2020年12月06日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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将棊頭山から西駒山荘へ戻ってきました
正直既にヘトヘト状態、またあの石室でひと休みして栄養補給しよう…
西駒山荘からひたすら下ること約2時間半、桂小場の登山口まで無事に下山しました
あとはここから約1.8kmの林道歩きで202号線の冬期ゲートまで戻ります
2020年12月06日 16:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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西駒山荘からひたすら下ること約2時間半、桂小場の登山口まで無事に下山しました
あとはここから約1.8kmの林道歩きで202号線の冬期ゲートまで戻ります
目の前の橋が真っ白だ。やっぱり地熱がないとこうなるのか…
何気にこの凍った林道の下り坂がヤバイ感じ。ぶっちゃけ樹林帯の登山道より危険かも💦
2020年12月06日 16:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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目の前の橋が真っ白だ。やっぱり地熱がないとこうなるのか…
何気にこの凍った林道の下り坂がヤバイ感じ。ぶっちゃけ樹林帯の登山道より危険かも💦
桂小場から約20分ほど、最後はプリやんで〆
今日は本当に久しぶりとなるアルプス山行、そして今季の雪山開幕戦
久々に味わうアルプス高峰の雰囲気と雪の感触はやっぱり最高、素晴らしかったです(^^)/
2020年12月06日 16:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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桂小場から約20分ほど、最後はプリやんで〆
今日は本当に久しぶりとなるアルプス山行、そして今季の雪山開幕戦
久々に味わうアルプス高峰の雰囲気と雪の感触はやっぱり最高、素晴らしかったです(^^)/
撮影機器:

感想

 
今回の山旅は久々となるアルプス登山、そして今シーズンの雪山開幕戦。
以前から一度はやってみたいと思っていたロープウェイを使わないで踏む
木曽駒ヶ岳登頂ということで、既に冬期通行止めとなった桂小場手前の
県道202号線冬期ゲート前から林道とクラシックルートを辿り、
麓からの木曽駒登頂と自身初となる百高山の将棊頭山も一緒に踏んできました。

山行当日はその2日前の高重量筋トレの筋肉痛の影響で朝からペースが上がらず、
「こんな状態で果たして木曽駒まで行けるのか?、もしダメなら手前の将棊頭山だけでもいいかな…」と弱気になるほどの不調でした。
しかし胸突の頭を過ぎて2600mの稜線上に立つとアルプスの雄大な山々が現れ、
このところ樹林帯メインの低山ハイクばかりだったこともあってか、
久々に見るアルプスの壮大な山岳風景に強い衝撃を受けてしまいました。
すると一気にテンションも上がり、心の中は”木曽駒までGO!”の一心に。
こうなると「もぅこれは行くしかないでしょ!」と、これまでの不調は
どこへやらで最後は勢いに任せて登頂を果たすことができた感じでした。


それにしても本当に久々となる今回のアルプス山行でしたが、
私もかつては北アや南アなどの高峰ばかりを目指し、
とにかく「遠く高く険しく」の山を追い求めていました。
ところが最近は新型コロナの影響により越境自粛の期間があったことで、
神奈川県内の低山ハイクの楽しさを知り、その魅力にすっかりハマっていました。

これはこれでとても楽しい山歩きだったのですが、今回の木曽駒とそこまでの絶景稜線は久々に味わう高山独特の渇いた雰囲気、そして日本が誇る3000m級の高峰から見渡す壮大な景観と圧倒的な高度感は理屈抜きで素晴らしいと感じました。
「さすがの日本アルプス。山のスケール感や絶景度がやっぱり違う。キツかったけどここまで登るだけの価値や感動があるな…」と改めて思うのでした。
雪山登山も含めて忘れかけていた高山の魅力や厳しさ、それらの感覚を再び取り戻すことができた今回の山行でした。

そんなことで、今の自分の力ではかなり厳しめの山行ではありましたが、
ここまでの苦労と引き替えに山上での感動と大きな達成感を得ることができました。山行を終えて「今回も大満足の山歩きが出来たな…」そう思えたことが何より良かったです。

これから雪山シーズン本番、またかつてのように白銀の高峰目指してガンガン登っていこうと思います。大好きな雪山テン泊も早くやりたくなってきた♪
(ん?でも、冬場は低山ハイクもよりいっそう楽しめそうだし・・・)
そうなるとどっちにしたらいいんだ?どちらも行きたい歩きたい!
またまた山選びの悩ましい日々が続きそうです。。。(^^ゞ
 

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