猛暑の読売新道を登って赤牛・水晶へ。(帰りは竹村新道から)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 3,375m
- 下り
- 3,658m
コースタイム
8/6 3:50奥黒部ヒュッテ→4:40八分の一4:55→5:58八分の三6:10→6:40八分の四7:00→7:50八分の六8:05→9:14赤牛岳山頂9:45→11:40温泉沢の頭12:05→12:58水晶岳13:16→13:45水晶小屋
8/7 5:00水晶小屋→6:30真砂沢分岐→6:50真砂岳7:02真砂沢分岐7:17→8:05南真砂岳8:17→9:38湯俣岳9:45→10:42日陰の森11:00→11:33展望台11:40→12:00湯俣清嵐荘
8/8 5:00清嵐荘→7:07高瀬ダム
天候 | 猛暑。 8/5快晴 8/6〜8/8晴時々曇り 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
初日 黒部湖までトロリーバス 最終日 高瀬ダムよりタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
くろよんロッジから奥黒部ヒュッテまでの黒部ダム沿いの道はかなり崩壊。 トカゲ多数出現。 読売新道の4/8までは木の根と泥土で滑りやすい。 竹村新道の上部もザレている。 |
写真
感想
梅雨明け10日の夏休み。読売新道を登ってみた。
下りに使う人が多いが、ここはひとつ登りで使ってみようと。
しかーし、記録的猛暑が続き、暑さとの戦いであった。
初日は地味〜な、黒部湖の縁歩き。
しかも、最初と最後の標高差は無いのに、アップダウンを繰り返す崩壊ルート。
物凄く暑いし、誰も歩いていないのはいいけど、トカゲばかりいるし・・・。
渡船の時間に早く着きすぎて一時間以上待った平の小屋だけ風が抜けて涼しかった。
奥黒部ヒュッテまでもかなり早く着いてしまった。
奥黒部ヒュッテで泊まり合わせた皆さんは、全員「読売新道」を下山してきた方々。
明日、登ると言ったら「下りでも暑くてウンザリしたのに、この暑さに登るなんて自殺行為!」と言われるが、ここまで来て引返す訳にもいかない。
読売新道は水場が無いので、自分5リットル、妻2.5リットルの水を背負って登りに備える。
しかし、翌朝。昨日にも増して暑いし、風も無い!
湿度もものすごい高い。
水が途中で足りなくなったら困るなと思いつつ、登りにかかる。
奥黒部ヒュッテから赤牛岳までは、8等分に看板がついているが、八分の四までは、眺望ゼロで物凄く滑る赤土と木の根の張る実に萎えるルートでした。
上半分は眺望も見えてきて、雷鳥にも遭ったりして、持ち直す。
そして辿り着いた赤牛岳山頂は、「貸切!」でした。
いや〜、暑かった!こんな暑い日に読売新道を登りにとるもんじゃないな〜。
でも、薬師ほかの山並は素晴らしい。
景色を堪能してゆっくり休憩。
そして赤牛岳まで来て満足してしまったので、ここから温泉沢の頭から水晶までの稜線は景色を見ながらたらたら歩き。
高天原の小屋の赤い屋根が可愛い。高天原温泉良かったな。。また行きたい。
ずっーと、殆ど人に遭わなかったが、水晶岳まで来たら、反対からピストンしている大勢の登山者で賑わっていました。
水晶小屋も混雑。ここは収容人数が少ないので、この付近に来る時は三俣のテン場でテン泊することにしているのだが、今日は読売新道登るということで、初めてここに予約を入れてみた。
小屋は多少前より広くなったとはいえ、やはり狭い。ここに泊まるのは基本的に避けるのが無難だな。
小屋は大変混んでいたが、評判のカレーは実に美味しかった。
3日目は竹村新道から下山。
真砂岳やら南真砂岳やらに寄り道。
竹村新道の上部はかなりザレていた。トラバースが嫌な感じ。
ルートからはずれているが、南真砂岳は槍の裏側の展望台で実に良かった。
その先、ものすごく暑いし、湯俣岳なんか熱い空気が淀んでいて地獄のようであった。「日陰の森」だって、全然日陰じゃなくて、太陽が強烈に照りつけていた。
時間的には高瀬ダムまで戻れるが、余りに暑かったので、清嵐荘に泊まることにし、温泉を楽しむことに。
梅雨明け10日の土曜日でしたが、二段スペースの一段まるまる貸切で広々!
河原の温泉はギャラリー多数であったので、足だけ浸かり、内湯の一番風呂に入ってものすごく満足!
夕飯の釜飯もめちゃくちゃ美味しかった。
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