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Yamareco

記録ID: 288654
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ハイキング
丹沢

菰釣山〜畦ヶ丸・あちら側からこちら側へと山を越え

2013年04月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:00
距離
16.8km
登り
1,192m
下り
1,346m

コースタイム

道の駅道志(中山バス停)8:30
林道ゲート 9:22
稜線(甲相国境尾根) 9:51
菰釣避難小屋 9:56-59
菰釣山山頂 10:19-24
菰釣山三角点 10:31-34
菰釣山山頂(ランチ)10:40-52
城ヶ尾峠 12:10
モロクボ沢の頭 13:08
畦ヶ丸避難小屋 13:28
畦ヶ丸 13:31-39
西丹沢自然教室 15:27
天候 終始晴れ
久しぶりに晴れた週末を満喫
稜線はいくらか強風
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR・京王橋本駅北口6:20→6:52三ヶ木6:55→7:40月夜野7:50→8:22中山(長又行き)
土曜日のみこの乗り継ぎが出来ます。
橋本駅北口→三ヶ木(神奈中バス)420円
三ヶ木→月夜野(津久井神奈交バス)540円
月夜野→中山(富士急山梨バス)760円

復路:西丹沢自然教室→新松田駅(富士急湘南バス)1,150円
通常の15:40、16:25、17:05、18:58発に加え、当日は臨時便運行(15:35発他)

上記すべてのバスでPASMO/Suicaが使えます。
コース状況/
危険箇所等
■道の駅道志〜菰釣山山頂、菰釣山山頂〜畦ヶ丸
一部に道標を整備して欲しい箇所があるが、危険箇所は特にない。
どなたにもオススメ。登山ポストは見当たらず。
トイレは道の駅道志で借りるのがいいと思います。

■菰釣山山頂〜菰釣山三角点
登山道はないが、椿丸方面へのバリエーションルートの踏み跡がある。
一部笹が刈られたり踏まれたりりしているが、背丈ほどに繁殖しているため、長袖長ズボンの方がいい。
三角点は目立たないので通過しないよう注意。山を下り始めたらすぐ戻る方がいい。

■畦ヶ丸〜西丹沢自然教室(西沢経由)
沢沿いを進むため、私のような初心者は降雨時は避けるべき(特に下り)。
「guruとgura」イメージガールのguraが益子陶器市に行ってしまったので、今日は単独行。(写真は箱根)
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「guruとgura」イメージガールのguraが益子陶器市に行ってしまったので、今日は単独行。(写真は箱根)
晴天のGW初日とあってか、朝6時の橋本駅バス乗り場には長い列が。
晴天のGW初日とあってか、朝6時の橋本駅バス乗り場には長い列が。
乗り換え地点の三ヶ木から先も、座れない登山者がいるほどの混雑ぶりでした。
乗り換え地点の三ヶ木から先も、座れない登山者がいるほどの混雑ぶりでした。
県境の月夜野にて、土曜日限りの奇跡のコラボ。
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県境の月夜野にて、土曜日限りの奇跡のコラボ。
はるばる着いたその先は、朝から道の駅に人だかりで拍子抜け。ここから今日の山のぼりのスタートです。
はるばる着いたその先は、朝から道の駅に人だかりで拍子抜け。ここから今日の山のぼりのスタートです。
富士山が見守る中、まずは得意の(!?)舗装道路を山の中へと分け入っていきます。
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富士山が見守る中、まずは得意の(!?)舗装道路を山の中へと分け入っていきます。
これも連休で大盛況のキャンプ場を過ぎると、林道ながら静けさが楽しめるようになってきます。
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これも連休で大盛況のキャンプ場を過ぎると、林道ながら静けさが楽しめるようになってきます。
道端でジャバジャバ放水中。これが「ハマッコどうし」?周囲は横浜市の水源林です。
道端でジャバジャバ放水中。これが「ハマッコどうし」?周囲は横浜市の水源林です。
誰がそれを・・・確かに横浜から拾いに来るのはできません。
誰がそれを・・・確かに横浜から拾いに来るのはできません。
でもハマッコと思ったら九州出身じゃん(←これが正しいハマッコ語尾)。
でもハマッコと思ったら九州出身じゃん(←これが正しいハマッコ語尾)。
さて、大胆な洗い越しで川を渡ります。
さて、大胆な洗い越しで川を渡ります。
その先すぐにゲートが。ここまでクルマで来てる登山者がGWなのにいませんね。
その先すぐにゲートが。ここまでクルマで来てる登山者がGWなのにいませんね。
程なく道志クオリティの本領発揮。道なりの左ではなく、右の沢沿いに入らないといけないのに道標なし。
程なく道志クオリティの本領発揮。道なりの左ではなく、右の沢沿いに入らないといけないのに道標なし。
ようやく登山道になりました。やっぱ林道より全然いいや。
ようやく登山道になりました。やっぱ林道より全然いいや。
ちょっと細い箇所がありました。トレランさん、気をつけてくださいね。
ちょっと細い箇所がありました。トレランさん、気をつけてくださいね。
登山道に入ってからは思いのほか早く、稜線の甲相国境尾根に到達。ここから稜線歩きのスタートです。
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登山道に入ってからは思いのほか早く、稜線の甲相国境尾根に到達。ここから稜線歩きのスタートです。
笹と落葉樹が気持ちのいい道を進むと、神奈川県管理の菰釣避難小屋に出ます。
笹と落葉樹が気持ちのいい道を進むと、神奈川県管理の菰釣避難小屋に出ます。
おー、こちらは神奈川県クオリティ。利用者少ないとみえて超綺麗。
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おー、こちらは神奈川県クオリティ。利用者少ないとみえて超綺麗。
更に稜線を菰釣山へと登っていきます。ブナやミズナラが元気ですね。
更に稜線を菰釣山へと登っていきます。ブナやミズナラが元気ですね。
着きました。コモやん、めっちゃステキな山頂じゃないですか!
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着きました。コモやん、めっちゃステキな山頂じゃないですか!
富士山どーん。左手に山中湖を従えています。
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富士山どーん。左手に山中湖を従えています。
こちらは冬に訪れた御正体山です。その節はお世話になりました。
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こちらは冬に訪れた御正体山です。その節はお世話になりました。
せっかくここまで来たので、山頂から離れた道なき場所にあるという三角点を探しに行きます。
せっかくここまで来たので、山頂から離れた道なき場所にあるという三角点を探しに行きます。
たまたまguraの高度計つき時計を借りていたおかげで、通り過ぎることなく三角点を発見できました。
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たまたまguraの高度計つき時計を借りていたおかげで、通り過ぎることなく三角点を発見できました。
山頂に戻って、ちょっと早いですがランチにしましょう。富士山をひとりじめ♪
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山頂に戻って、ちょっと早いですがランチにしましょう。富士山をひとりじめ♪
こんなにいいところなのに、人が少なくてもったいない。塔ノ岳から1/50でもこっちに来ればいいのに。
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こんなにいいところなのに、人が少なくてもったいない。塔ノ岳から1/50でもこっちに来ればいいのに。
最後にもう1回どーん。すっかり春なのにこんなに綺麗な富士山が見えて大満足です。
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最後にもう1回どーん。すっかり春なのにこんなに綺麗な富士山が見えて大満足です。
では、いったん来た道を戻り、甲相国境尾根を辿って、先に見える山の方へ進んでいきましょう。
では、いったん来た道を戻り、甲相国境尾根を辿って、先に見える山の方へ進んでいきましょう。
右手に見下ろす世附の広大な谷は、まるで原始の森が広がっているのようです。
右手に見下ろす世附の広大な谷は、まるで原始の森が広がっているのようです。
その奥には箱根山が鎮座しています。よく見ると我が家の癒しスポット、大涌谷の噴煙が見えてるじゃないですか。
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その奥には箱根山が鎮座しています。よく見ると我が家の癒しスポット、大涌谷の噴煙が見えてるじゃないですか。
激さわやかな急登の途中で振り返ると、富士山にチラ見されてました。
激さわやかな急登の途中で振り返ると、富士山にチラ見されてました。
こんなところで三つ峠。今日のお客さんは富士山貸切で大満足でしょうねえ。
こんなところで三つ峠。今日のお客さんは富士山貸切で大満足でしょうねえ。
富士隠しこと大室山の、ふてぶてしい巨体もだんだん近づいて来ます。
富士隠しこと大室山の、ふてぶてしい巨体もだんだん近づいて来ます。
木々の間ですが、行く手の畦ちゃんも見えてますね。
木々の間ですが、行く手の畦ちゃんも見えてますね。
おっと、山梨100ゲット!と思ったら、ただの山頂標でがっくし。城ヶ尾山。
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おっと、山梨100ゲット!と思ったら、ただの山頂標でがっくし。城ヶ尾山。
このあたり、今日の道中で一番お花が多かったです。まずはスミレちゃん。
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このあたり、今日の道中で一番お花が多かったです。まずはスミレちゃん。
ヤマザクラがほんの少し残っているところも。
ヤマザクラがほんの少し残っているところも。
ツツジもピンク系は咲き誇っていました。シロヤシオはまだ蕾。
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ツツジもピンク系は咲き誇っていました。シロヤシオはまだ蕾。
そしてアセビは丹沢でも花盛りでした!
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そしてアセビは丹沢でも花盛りでした!
でも不気味にでかい、バイケイソウは見なかったよ。(これは前回の箱根)
でも不気味にでかい、バイケイソウは見なかったよ。(これは前回の箱根)
モロクボ沢の頭に到着。ここで甲相国境尾根とはお別れします。
モロクボ沢の頭に到着。ここで甲相国境尾根とはお別れします。
畦ヶ丸への途中、裾野まで大きな富士山が登場。畦ヶ丸は木ばっかで眺望が、なんて言わせませんよ。
畦ヶ丸への途中、裾野まで大きな富士山が登場。畦ヶ丸は木ばっかで眺望が、なんて言わせませんよ。
ちょっとした登りが終わって山頂かと思ったら、まずは避難小屋。
ちょっとした登りが終わって山頂かと思ったら、まずは避難小屋。
あと100mですよ。リスも応援!(してないか)
あと100mですよ。リスも応援!(してないか)
畦ちゃんに着きました!
畦ちゃんに着きました!
大室山の方から見るとこんもりカワユス、畦ちゃんの頂上です。
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大室山の方から見るとこんもりカワユス、畦ちゃんの頂上です。
畦ちゃん。記念碑に写る影をパシャ。
畦ちゃん。記念碑に写る影をパシャ。
でも山ごはん中のグループが賑やかすぎたので、あまりゆっくり出来ず残念でした。尾根縦走を終え、下山します。
でも山ごはん中のグループが賑やかすぎたので、あまりゆっくり出来ず残念でした。尾根縦走を終え、下山します。
畦ヶ丸を過ぎると、檜洞のシマが存在感を示し始めます。
畦ヶ丸を過ぎると、檜洞のシマが存在感を示し始めます。
菰釣方面にはなかった、丹沢らしい美容整形(木段木道)が急に多くなります。
菰釣方面にはなかった、丹沢らしい美容整形(木段木道)が急に多くなります。
谷を高巻きしてトラバースしたりと、注意を要する道です。
谷を高巻きしてトラバースしたりと、注意を要する道です。
このエリアの名瀑、本棚・下棚ともルートからは見えないのが残念。今回は寄り道せず直帰します。
このエリアの名瀑、本棚・下棚ともルートからは見えないのが残念。今回は寄り道せず直帰します。
畦から先はすっかりバテてヘロヘロでしたが、ようやくラストが見えて余裕が。
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畦から先はすっかりバテてヘロヘロでしたが、ようやくラストが見えて余裕が。
おつかれさま、なつかしい西丹沢自然教室に着きました。神奈川県に歩いて帰って来れたよ。(終)
おつかれさま、なつかしい西丹沢自然教室に着きました。神奈川県に歩いて帰って来れたよ。(終)

感想

山梨県道志村という私にとって「あちら側」の世界から、
「こちら側」の神奈川県に歩いて戻って来ることで、
壁のように鎮座する丹沢の存在を改めて体感してみるという
謎の山行企画を思いつき、
好天に恵まれたGW初日の今日、実行してみました。

結論からすると「あちら側」はとても素晴らしい世界でした。
御正体山から見てカッコいいと思っていた菰釣山、
歩いても楽しく眺めはステキな山で、今回行かなかった
菰釣山から先の稜線も歩いてみなきゃと思わせるものでした。

「あちら側」の一番のボトルネックが交通手段なのですが、
初めて乗った土曜日限定乗り継ぎバス、長くて我慢できない
ものかと思ったらそうでもありませんでした。
山と山村の景色と惰眠とが交互に訪れる、ある意味贅沢な時間でした。

ちなみに今日のバス利用登山者の下車地です。
焼山5 平丸2 東野5 音久和2 月夜野5→久保吊橋1 和出村2 中山2
詳しい方なら、それぞれどこに向かったか想像つきそうです。

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コメント

畦ヶ丸頂上
昨日、畦ヶ丸の頂上に同じ時間に居ました。

西丹沢自然教室の吊り橋から取られた
写真の真正面が畦ヶ丸ですかね?

記録の情報量が多く、勉強になります。
ありがとうございました。
2013/4/28 16:16
土曜日限定乗り継ぎバス
guruさん、こんばんは。
バスの乗り継ぎ、しかも土曜限定とはリサーチしていないとなかなか出来ない山行ですね。
登山者の下車地人数記録も凄いです
いつもながら脱帽です
2013/4/28 20:51
> rariwoさん!
返信遅くなりました!レコご覧いただいて恐縮です。

畦ヶ丸にいらっしゃったんですか〜
もし山ごはんされてらっしゃった方でしたら
レコ中の表記失礼いたしました

あるいはもう一方いらっしゃった方
(黄色っぽい服装?)でしたでしょうか。

橋の写真は畦ヶ丸を背にして撮っています。
方向で言えば檜洞丸の向きで、
そこに連なる山が写っているものと思います。
2013/4/30 20:15
> tomonkeyさん!
バスに詳しいと言っても都会派気取りの泉麻人とは
一線を画していこうと思います。
土曜日限定、次のターゲットは南相木・北相木村の
両村営バスですが、志折れてクルマで行きそう

人数記録といえば、ヤマケイに載ってて話題になった
奥多摩の避難小屋利用調査のバイトも、
危うく応募しかけるところでした
2013/4/30 20:22
同じバスだったようですね
はじめまして。コメント拝見しました。

三ヶ木からの1日1本の貴重なバス、GWだからと心配していましたが、みなさん無事に乗れてよかったです。

そして、土曜なら長又行に乗り継いでさらに奥の道志までいけるとのこと。これは北西から南東方向に縦走するルートに使えそうですね。
次に丹沢へハイキングする際の参考にさせて頂きます。
2013/5/7 21:03
こちらこそ!
コメントありがとうございます。素敵なレコ、
今後の西丹沢方面への山行の参考にさせてください
2013/5/9 8:20
>>guruさん
遅レスすみません

食事を取ってたとは別に陰の方で、
野郎二人で昼寝していた者です。

想像以上に山頂は人が少ないと思っていたら、
guruさんが到着。
10分も経たぬ内に写真を取られて
下山されたので、印象に残ってました。

もう一組についての印象は同感です。
周りにもう少し配慮して、くれれば良いんですが ・・

山行記録を楽しみにさせて貰います
2013/5/16 0:17
お二方でしたか
お一人で来てる方がいるみたいだなあと勘違いしていました。

単独行だと、山頂は静かな方がいいなあと思う一方、
自分がグループで登ったときにはどうだか・・・
あまり他人のことを言えたものではないかも知れません
2013/5/18 20:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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