春の日和な木曽駒ヶ岳

2021年02月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 3.8km
• 登り: 482m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 1:09
• 合計: 4:31

距離 3.8km 登り 487m 下り 493m

10:22 千畳敷駅
11:31 11:40 乗越浄土
11:46 11:56 宝剣山荘
11:58 12:04 天狗荘
12:26 中岳
12:34 12:36 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
13:01 13:26 木曽駒ヶ岳
13:34 13:35 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
13:46 13:52 中岳
13:59 天狗荘
14:13 14:23 乗越浄土
14:53 千畳敷駅

天候

晴れ
気温は-5℃より暖かかった。
風速10メートル未満

とにかく暖かかった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

nameless7c…前日バス移動で駒ヶ根泊。現地合流

maruta27…当日岡谷駅で合流

kukaminn…車で2人を拾い菅の台バスセンターへ


・菅の台バスセンターの駐車場を利用（1日800円）

・駒ヶ根ロープウェイ…バス＋ロープウェイ往復4,200円
※モンベル、好日山荘、石井スポーツ、ヤマレコ　各会員向けロープウェイ往復料金 20％割引キャンペーンが3月末までアリ

コース状況／危険箇所等

難所無し
千畳敷から乗越浄土までは踏み跡バッチリで、上部の急傾斜も登りやすくなっていた。
（ピッケルの人もポールのまま登る人もいた）
中岳上部は雪が飛ばされているのか岩が露出している箇所があり一部アイゼンが噛んで歩きにくい。
全体的に踏み跡がしっかりしていて雪も締まっている。
午後は日に照らされ僅かに雪が緩んでいた。

その他周辺情報

早太郎温泉こまくさの湯…菅の台バスセンターから近い日帰り温泉　大人610円

明治亭駒ヶ根本店…ソースカツ丼（ロース）1,380円は満足感あるボリューム

写真

2/13 7:40

岡谷駅でmaruta27を拾って駒ヶ根駅へ前泊したnameless7cを迎えに行く。
中央アルプスは今日は予報通り晴れる様だ

2/13 8:06

菅の台バスセンターには8時前に到着したが既に長い列が…
結局乗れたのは3本目のバスになった

2/13 9:21

しらび平で始発が満員で行ってしまい、ロープウェイ次初臨時便まで25分待つ事に。
計画よりだんだん遅れて行ってるが大丈夫かな…

2/13 9:40

ロープウェイに乗り込む

2/13 9:48

8分足らずで山頂駅へ

2/13 10:03

既に先発隊の長い列が出来ている八丁坂

2/13 10:10

サギダルの頭（ニセ宝剣）へ直登するPTも！

2/13 10:14

宝剣をバックに一枚

2/13 10:18

15分ほどで準備を終え、出発前に日焼け止めを塗るnameless7cと私（kukaminn）

2/13 10:25

いよいよスタート。
もう10時25分になってしまった

2/13 10:26

最初に千畳敷まで降るのだが、maruta27は帰り道に登らなければならないからこれが嫌らしい

m）疲れのピークにこの上りは八丁坂よりキツイ

2/13 10:33

3人で入れ替わり立ち替わり進んでいる為カメラ位置があちこちに移動するが、これはmaruta27 が他2人を後ろから激写したもの。
初めは緩やかなスタート

2/13 10:36

斜度が急な前方を見上げるnameless7c。
彼は今回ピッケルと12本爪デビューだが、アイゼンでの歩き方がなかなか慣れない様だ

2/13 10:44

わざわざ踏み跡の無い脇に逸れて歩くmaruta27が道の脇から撮影。
訓練（？）しているんだろうか

2/13 10:45

傾斜が急になって来たな

2/13 10:45

まだまだ先は長い

2/13 10:51

そろそろ30分、へばり始めたnameless7cをmaruta27が励ます

m）いえ、一緒にへばってただけです

2/13 10:59

カール内は風もなく、日差しもあるので暑くなってきた。
周辺の登山者もウェアを調整し始める

2/13 10:59

一旦立ち止まり脱ぎ脱ぎ。
maruta27はインサレーションウェアを脱ぎ、自分はハードシェルをザックに仕舞った。

2/13 11:04

せっかくなので記念撮影（？）

2/13 11:11

nameless7cが遅れ始めた。
彼は今年初登山、運動不足に加え慣れぬ雪山装備が重く伸し掛かった結果の様だ

2/13 11:11

南アルプスが一望だ。
彼方も登山日和だろうな

2/13 11:11

青〜い！
出発から50分、コースタイムだともう乗越浄土の筈なんだがちょっと遅れ気味か

2/13 11:15

前方に雪煙が上がっているのが見える。
上は風が強いのか

2/13 11:15

ポールに持ち替え必死に登るnameless7c

2/13 11:16

ここら辺まで登るとかなりの斜度だな

2/13 11:17

先行しているmaruta27が上から撮影。
自分の装備が真っ赤っかだな😅

2/13 11:28

一足早く乗越浄土に到着したmaruta27が撮影。
宝剣岳に人影が見えるな

2/13 11:28

千畳敷ホテルがずっと下になった

2/13 11:28

あと一息！

2/13 11:29

登ってきた様子を激写されてたw

2/13 11:30

乗越浄土到着。
風速は10メートル無いだろうが、風はやはり冷たいな

2/13 11:33

5分ほど遅れてnameless7cも到着

2/13 11:36

力尽きるnameless7c

2/13 11:40

中岳方面も雲ひとつ無いな

2/13 11:45

暫し休憩しつつ装備を整える

2/13 11:45

伊那前岳にも人影あるな

2/13 12:01

かつて登った三ノ沢岳に思いを馳せるmaruta27
（3人の中では彼が唯一登頂）

2/13 12:00

三ノ沢岳アップ

2/13 12:01

宝剣山荘の影で10分弱休憩したあと中岳を目指す

2/13 12:02

宝剣岳へ後ろ髪引かれてそうなmaruta27だが、冬の宝剣は滑落事故多いし今回は行かないよ！

2/13 12:05

中央アルプスからだと八ヶ岳が横から見えるんだな。
左端の蓼科山が分かりやすい

2/13 12:17

中岳への登り

2/13 12:19

宝剣岳の後ろに見えるのは空木岳かな

2/13 12:19

中岳山頂2,925m

2/13 12:22

中岳山頂は更に風強し。
皆防寒着を着込む

中岳山頂にメガネの忘れ物が…
持ち主はどうしたんだろうか

2/13 12:22

伊那前岳の向こうに南アルプス

2/13 12:24

もうダメだとか言ってる割には余裕あるnameless7c

2/13 12:26

疲れたというnameless7cのケツを蹴り飛ばし（比喩です）木曽駒ヶ岳山頂まではもうすぐだと先へ進む

2/13 12:28

中岳上部は岩や石でアイゼンだと歩きにくい

2/13 12:29

初めてテント泊したのがここのテント場だったなぁ

2/13 12:49

木曽前岳2,862m
まだ登った事はない

2/13 12:50

木曽駒ヶ岳への登りの途中の平坦地が撮影スポットになっていた。
いつの間にか雲が上がってきて雲海になってる！

2/13 12:50

南アルプスをバックに伊那前岳、中岳、宝剣岳！

2/13 12:50

ヘロヘロのnameless7cを待つ間、青空を撮影しようとスマホを構える自分の前でぴょんぴょん飛び跳ね妨害するmaruta27
邪魔だ〜！

2/13 12:52

雲に飲まれた宝剣岳

2/13 12:52

宝剣岳アップ

2/13 12:55

山頂へのビクトリーロード

2/13 12:59

木曽駒ヶ岳登頂。
maruta27も自分（kukaminn1）も木曽駒は4回目かな

m）いえいえ、私は3回しかきてませんがな。

2/13 12:59

木曽駒山頂のブルー

2/13 12:59

山頂より南アルプス方面

2/13 12:59

南側は雲が多くなってる。
空木岳は頭を出してるな

2/13 13:00

山頂の二つの神社のひとつ
此方は伊那駒ヶ嶽神社

2/13 13:00

山頂より伊那前岳と南アルプス

2/13 13:03

もう一つの神社、木曽駒ヶ嶽神社

2/13 13:05

そうです、私が変なおじさんです

謎のポーズを決めるnameless7c

2/13 13:07

ハードシェルの脇が開く事をアピールするmaruta27

m）ティフォンな2人は開かないからな。あまり見るなよ

2/13 13:08

山頂より将棋頭山方面
後ろには八ヶ岳

2/13 13:08

nameless7cも到着し暫し撮影タイム

2/13 13:08

雲海

2/13 13:08

御嶽山方面は雲が多く残念
頂上木曽小屋が雪に埋もれてる

2/13 13:12

m）三ノ沢へジャーンプ！思ったより足上がってないな

2/13 13:21

風も弱く雲も少なく天気予報より良い天気だったな

2/13 13:23

コロナ禍が収まれば今夏南アルプス深南部に挑戦したいのだが…

2/13 13:34

時間も時間なのでそろそろ帰らなくては。
また中岳を登り返すのが骨なのでトラバースルートを提案するmaruta27だが、冬の中岳トラバースルートはヤバイと俺でも知ってるからね

m）言ってみただけ、誰も行ってなかったし。

2/13 13:33

しょうが無いからまた登るか…

2/13 13:44

言うほどキツくも無かった。
登り短いしね

2/13 13:51

登山者も少なくなって来た

2/13 13:51

木曽駒ヶ岳にお別れ

2/13 13:51

今シーズン、ここ中岳で遭難があったというが、この天気では想像もつかないな

2/13 14:00

昼飯抜きでここまで来た為乗越浄土で行動食を齧りエネルギー補給した

2/13 14:13

この時間ならロープウェイ最終に間に合わないという事はないだろう。
一安心だ。

2/13 14:14

乗越浄土に佇むnameless7c

2/13 14:14

あとは降りるだけ

2/13 14:27

降り方のレクチャーをmaruta27に受けながら急斜面の八丁坂を降る

2/13 14:28

慣れないのか、中々nameless7cが降りてこない

2/13 14:37

尻セードをする人も結構いたが、踏み跡だらけにされた八丁坂はイマイチ滑りが良くない様だ

2/13 14:37

終日好天だった為サングラスが無ければヤバい環境だった

2/13 14:42

太陽が山に隠れ、カール内に影が長く伸びる

2/13 14:42

影の中を歩くうちにいつしか雪面は平坦に

2/13 14:42

光と影（とnameless7c）の共演

2/13 14:47

ホテルが除雪作業中

2/13 14:51

最後の登り坂を越えホテルに帰還

2/13 14:52

nameless7cも坂の下に到着

2/13 15:08

14時55分の便は行ってしまったので最終便15時55分まで暇になってしまった…

2/13 15:12

ホテル前でアイゼン、ピッケルを仕舞う

2/13 15:21

カフェで南アルプスを眺めながら待つ

2/13 15:56

ロープウェイ最終便も結構人がいた

2/13 16:52

下山しこまくさの湯から見た千畳敷

2/13 16:53

汗を流した後は…

2/13 18:19

明治亭のソースカツ丼！

この後2人をそれぞれの駅まで送り届け帰宅した。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

iPhone 8 Apple

SHV40 SHARP

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

kukaminn

土曜に休みの予定が合ったので山仲間のmaruta27と何処か雪山行こうか等と話していると、普段は雪山にあまり乗り気でないnameless7cも木曽駒ヶ岳なら一緒に行きたいと声をかけて来た。
今週ピッケル、12本爪、冬用グローブ、ゲイターを一気に揃えるなどやる気充分。
聞くととにかく雪が見たいとの事。
コロナ禍で毎年楽しみにしていた札幌雪まつりが中止になったストレスを晴らしたいらしい。
ついでに雪山経値を貯めておきたいらしい。

天候さえ悪化しなければ標高差もあまり無く、距離も短い木曽駒は雪山デビューにはうってつけ。

自分も2年前に初めて冬の木曽駒に行った時は悪天候だった為、青空の大展望でリベンジしたい。

早速計画を立てコンパスで登山届けを提出。
待ち合わせ場所を決め準備を始めたのだった。


さて、当日は予想以上の快晴、風も弱く暖かく、山頂の昼の気温は-2〜-3℃のポカポカ陽気だった…
これはもう厳冬期登山とは言え無いな〜
春の雪山ハイキングだわ。
（という事でジャンルは雪山ハイキングにしました）

慣れぬ冬装備、ピッケル、重い靴とアイゼンに苦戦するnameless7cだったが、雪山師匠のmaruta27の手厚い看護（？）で無事木曽駒ヶ岳ピークハント成功。
というかここでダメならどの雪山は無理じゃないかと…
まあ慣れたらアイゼンも重く感じなくなるだろうし、要は慣れだよね、慣れ。

慣れるためには回数だ！
3月までにまた（当然だが難易度低めな）雪山に誘いたいんだが、今年は暖かくなるのが早そうでもう花粉も飛び始めてしまった位。中々難しい。

自分ももっと鍛えないと人に偉そうに言える立場じゃ無いしな。体力つけないと…

まるた

貴重な土曜休みに、いつもの仲間2人と木曽駒ヶ岳に行ってきました。
雪の時期の木曽駒は自分は3年ぶり2回目。
2月だというのに前回3月末に来たときのような春の陽気で、
始めの八丁坂の上りは無風なうえに暑くエグかったです。
予想以上の快晴で人も多くトレースも踏み固められていたので、
アイゼンとピッケルデビュー戦のnameless7cくんには
練習にちょうどいいコンディションだったんじゃないかな。
乗越浄土以降もそれほど風も強くなく、まったり雪山ハイクを堪能できました。
今月から休みが土日固定ではなくなったので、
平日の空いている山に行くのも楽しみです。