赤岳〜硫黄岳・つなげて縦走^^
- GPS
- 16:43
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,378m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:38
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
軽アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ヘルメット
ハーネス
パス
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---|
感想
八ヶ岳山荘で仮眠。
赤岳鉱泉泊りで、土曜日曜のうちのお天気のよい方に、赤岳ピストンの予定でした。というのも、去年ほぼ同じ日程での山行は、雪氷ミックスの強風で特に地蔵尾根のナイフリッジの下りが怖かった!!常に耐風姿勢で小柄な私は剝がされそうな恐怖と戦かったのです。。。なんちゃって
でも2日とも快晴&弱風の予報。
1日目赤岳(地蔵〜文三郎)
2日目つづきの地蔵〜横岳〜硫黄岳
で縦走することになりました。
駐車場からツルツルで、軽アイゼンを着けてのスタート。
美濃戸口を出てすぐに、鹿に出会いました。
灰色で黒い隈取のあるしっぽが白い3頭、並んでシラビソの林を横切っていきました。そのきれいな姿に、なんだか幸せな気持ちになりました。
しばらく単調な道だけどがんばるよー!!
赤岳山荘の気温計はー7℃。でもすぐに暑く感じ、雨蓋から水筒を出すと、あらら、やっぱシャカシャカに凍ってました^^
登山道に入ると雪は締まって、しっかりトレースがありました。沢の水はさほど凍ってなく小さい氷柱が見てとれる程度でした。
宿泊予定の赤岳鉱泉でデポして(軽アイゼンとダウンパンツ、食べ物くらいだけど)12本爪に履き替え、ヘルメット、ハーネス、パス等を付けました。
赤岳だけなので、普段より試してみたかった「ミニマム登山=最小限の荷物」やってみました。パンとかガッツリ炭水化物を持たないで、ナッツ、シリアルバーとかの行動食のみです。
無風、鎖もしっかり出てたので、去年あんなに怖かった地蔵尾根もすんなり行けました。コンディションて重要ですね。景色を楽しみながら楽しく登頂。
文三郎尾根の方が、雪のついてない岩場のアイゼンワークがムズ楽しかったです。
去年難儀したトラバースでない方にしっかりしたトレースがあったのでそっちに行きました。展望荘の陰で(風を凌いででなく、日差しを避けてww)行動食のみのお昼を食べました。屋根から雪解け水がだーだー流れてきましたよ。
下りてきたらテントがたくさん張られていました。
ステーキ食べる。雪山限定バッヂと手拭い買う。
夜中、揺れて目が覚めました。(夜中とおもったけど23時でした)
福島の地震でした。
被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
満天の星。頭上に大きな北斗七星。
乾いた空気。でもそんなに寒さは感じません。
同じ山岳会の別パーティ(1日目阿弥陀〜赤岳鉱泉すごいね)と反対ルートで出発です。稜線のどこかでお会いしましょう。
もう一度、地蔵尾根。
地蔵の頭が見えてきました。朝焼けに染まった山並み、赤岳も阿弥陀も焼けてます。
稜線に出ると、富士山がうっすらオレンジの大雲海に浮かんでいました。
うっとり眺めていましたが、すぐに核心です。梯子も鎖もしっかりあったので大丈夫でした。
横岳の向こうから近づく3人の姿を認め、山頂にたどり着くと果たして別パ・メンバーでした。ぴったり山頂で出会えるなんて、もってますねーー
横岳と硫黄岳のコルのひだまりでゆったりお弁当を食べました。リーダーさんが「こんな風のない穏やかな硫黄はないですよ。普段は硫黄岳山荘の陰で風をよけながら急いで食べるんだけどね」と言ってました。
見下ろすはジョウゴ沢火口のステキな造形。登山道の両側は季節の折にはキバナシャクナゲやコマクサの群生で美しく彩られるところなんですね。
雪岩の間から、紅葉のまま冬を越すコメバツガザクラの葉っぱや、枯れた姿のイワツメクサにも出会えました。厳しい冬を乗り越える生命力の強さに心打たれます。
遠くに目をやると北アルプス〜中央アルプス〜乗鞍・御岳〜南アルプス、ぜーんぶ見渡せました。ステキすぎる^^
ハーネス、ヘルメットをザックにしまって。さて、もうひとふんばり、硫黄の登り。ケルンを辿りながら。
広くて穏やかな硫黄の頂上。おつかれさまでした^^
そして、もう一足伸ばして、爆裂火口へ。
荒々しく切れ落ちた、厳しい岩壁。吸い込まれそう!!すごいスケールだな。
爆発のすさまじさが伝わってくる。震えるわー!!
初めて見たよ!!見れてよかった!!今回のわたし的ハイライトシーンでした^^
硫黄への登山ルートはたくさん。トレースはしっかりあるけど、間違えないように。
再び赤岳鉱泉に戻って、帰路につきました。
雪はグサグサ。最後まで12本爪のまんま。下の方は昨日よりかなり解けていました。
おつかれさまでした^^
楽しかった!!ありがとうございました。
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