新緑の丹沢主稜〜丹沢主脈
- GPS
- 17:21
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,036m
- 下り
- 2,296m
コースタイム
5/3
西丹沢自然教室 9:00
9:40 ゴーラ沢出合い 9:44
10:38 展望園地 10:43
12:05 檜洞丸 12:20
15:40 蛭ヶ岳 蛭ヶ岳山荘泊
5/4
蛭ヶ岳山荘 5:44
7:10 丹沢山 7:25
8:12 塔ノ岳 8:40
9:40 堀山の家 9:50
10:00 駒止茶屋 10:05
10:30 見晴茶屋 10:35
10:40 大倉高原山の家 11:00
11:33 大倉バス停
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大倉からのバスは本数も十分です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西丹沢自然教室〜檜洞丸までは道標も多く、よく整備されています。 檜洞丸〜蛭ヶ岳間はヤセ尾根、崩落地が多く危険個所が結構あります。 細かいアップダウンも多く距離も4.6kmあり歩行に注意が必要です。 蛭ヶ岳頂上直下の鎖場はかなり急で滑落注意です。 蛭ヶ岳〜丹沢山、丹沢山〜塔ノ岳間は特に危険はありません。 |
写真
感想
西丹沢から大倉へ丹沢主稜と丹沢主脈の一部を縦走しました。
久々の泊り登山です。今回は珍しく単独行ではなく同行者ありでした。
標高の割には思ったよりも手ごたえのあるルートでした。
特に檜洞丸〜蛭ヶ岳間はアップダウンも多くきつかったです。
丹沢全体に言えることですが、階段が多く足にきます。
筋力の弱い人にはつらいです。
近場で手軽だからでしょうか、人がとにかく多い。
比較的静かといわれる西丹沢でも檜洞丸までは人が多かったです。
しかし、檜洞丸から先は自分たちは昼食を行動食で済ませて
すぐに出発したせいか、ほとんど誰にも会いませんでした。
このルートは崩壊地も多くこれだけ誰にも会わないとかえって不安でした。
何度もピークがあり半ば嫌になりつつある頃目の前に大きくそびえる
蛭ヶ岳。心していけばクサリのある岩場。
これほど急とは思っていませんでした。
その分山頂に着いた時の感動はひとしおです。ここの展望はすごいです。
山頂に着いたのが15:30過ぎていたことと、疲れから今日の宿泊地を
みやま山荘から蛭ヶ岳山荘に変更。
しかし、布団1組に2人という。まあ、しょうがないでしょう。
ちなみにこの日みやま山荘は布団1組に3人だったそうでしたから
まだマシか。ただし食事はみやま山荘のほうが断然にいいそうです。
ここの山荘の魅力は日の入り、日の出が見れるとともに
東京の夜景がバッチリと見えることです。
狭い寝床で(まるで大人数でのテント泊状態)夜中に何度も目が覚めながらも
4時過ぎに起床、日の出を見てから朝食をいただき出発。
今日は富士山もバッチリ。気持ちの良い縦走ができそうです。
コースタイムよりもちょっと早いペースで丹沢山着。
クサリ場あり、ほどほどのアップダウンありの見晴らしのいい
稜線歩きでした。
日本百名山の一つをクリア。といっても百名山制覇は目指してないけど。
ちょっと休憩して塔ノ岳を目指す。団体も含めて何人にもすれ違います。
軽装の人もいたので前日に尊仏山荘に宿泊して荷物をデポして来たのでしょう。
丹沢山は大倉からでの日帰りでは健脚な人でないときついので
泊りならではの往復なのでしょうね。
軽いアップダウンで塔ノ岳に到着。
塔ノ岳さすがに人が多いです。人気のある山だけあります。
まだ朝が早く、日帰り組が到着していないにしても人が多いです。
尊仏山荘の歩荷さんが登ってきましたが、ものすごい太ももの筋肉です。
こうでなければ歩荷は務まらないのでしょうがすばらしいです。
歩荷さんのおかげで山小屋は成り立っています。感謝です。
歩いてきた檜洞丸、蛭ヶ岳方面を感慨深く見て下山にかかります。
大倉尾根は本当に階段だらけ。下るにしても膝の負担はかなりのモノ。
しかも飛ばせない。登山道保護とはいえ好きになれません。
確かにオーバーユースで登山道はかなりえぐられていますが。
その上大勢の人がひっきりなしに登ってきます。
家族連れも多かったです。子供の足でも大倉尾根は登れるのですね。
花立山荘下の急登階段地帯でヒーコラ言って登っている人が多かったです。
各山荘、茶屋は休憩している人で混雑していましたが自分たちも
あとは下るだけでしたので結構寄ってのんびりしました。
昼前に大倉バス停に到着。近くの蕎麦屋で蕎麦をいただいて帰宅しました。
楽しい山行でしたが思ったよりもキツイ山行でした。
アップダウンが多いし、しかも巻き道が少ない。
また丹沢はテント泊禁止なので山小屋泊まりのみとなります。
その割には山小屋のサービスレベルが低い。
ヘリコプターで荷揚げをする北アルプスや八ヶ岳と比べては
いけないのでしょうがそれにしても質素すぎる。
山慣れた自分が思うぐらいですから、最近の登山ブームで
登り始めた人にとってはショックかもしれませんね。
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