3年越し!オール晴天の火打山ツアー2泊3日
- GPS
- 55:15
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,589m
- 下り
- 2,581m
コースタイム
【2日目】7:30高谷池ヒュッテ〜9:30火打山山頂〜滑走〜10:55登り返し開始〜12:00高谷池ヒュッテ〜昼食〜13:50黒沢岳〜14:05黒沢池から登り返し〜15:05高谷池ヒュッテ
【3日目】8:10高谷池ヒュッテ〜10:05火打山山頂〜滑走〜10:50登り返し開始〜11:40高谷池ヒュッテ〜昼食〜13:15富士見平〜15:00笹ヶ峰駐車場
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
十二曲:急斜面のため滑落注意、アイゼン・ピッケルの用意はお早めに 黒沢岳:ヒュッテまでのトラバース路、小規模ながら湿雪雪崩が発生 火打山:稜線近くは気温が低いと硬く滑落注意でした |
写真
感想
【1日目】
朝7時半、今までに無い量の荷物を背負い笹ヶ峰を出発。黒沢橋までは平らな森の中をゆるゆる登ります。
十二曲手前からはシールが効かなくなりアイゼン装着してスキーを背負うが・・・・・これはかなり重い(汗 ざっと計算するとザック22kg+スキー8kg=30kg。。夏でも背負ったことのない重量に身体が悲鳴を上げますがこれで十二曲がり手前の急斜面をアイゼン&ピッケルで詰めなければなりません。。いきなりアイスクライミングのような急斜面、、荷物の重さを考えると滑落したらボトムまで一気に落ちていってしまう状況で緊張感が走りました。。ここでかなりの時間を使いました。
十二曲から富士見平までの区間も夏道トレースのミックス路が続きしばらくアイゼン歩行、ここが一番キツかったです。。 富士見平手前からシールに戻して登りました。
富士見平から高谷池ヒュッテまでの黒沢岳のトラバースも雪がデロデロしててあまり気が抜けない感じ。。最後の斜面は滑ろうと思ってシールを脱いだらスキーを50mほど流してしまい結局回収のため片足で横滑り・・・トホホ。。ヒュッテまで登り5時間半もかかってしまった。
チェックインして嫁さんはさすがに疲れたみたいで今日はのんびりするとのこと。自分は1本だけ滑りたかったので黒沢岳まで偵察兼ねてお散歩に行きました。
夜は素泊まりなので自炊室でクッキング!噂には聞いていたけど高谷池ヒュッテの設備は凄くてバーナーやコッヘルを持って上がる必要が全く無いほど。この日は自炊室が大盛況で消灯までは居酒屋状態w
ハードな登りで疲れたので消灯時間と同時に夢の中でした〜zzz
【2日目】
朝からいいお天気、寒気が残っている関係でキーンと冷えた朝でした。小屋の人測定でマイナス7度だったとのこと、寒い〜。
今日は1日丸々滑れるので朝ごはんを済ませて早速火打山へアタック!雷鳥平手前から斜面がカチカチでシールからアイゼン歩行に切り替えるも北からの風が強くてよろけてしまう。。突然吹く突風ち耐えながら我慢の登りで何とか山頂まで到着。
滑走は朝に小屋の常連さんからオススメされた影火打からのスロープを1本下ることにしてみました。山頂から少し高度を下げてコルの部分からボウル状になった真っ白な急斜面♪ 途中から沢状地形の下と上に分かれる部分を下のコースを選んで滑走。上部は朝の冷え込みのおかげで全く抵抗の無い柔らかい雪、もちろんノートラックです♪ 下に行くにつれて重くはなるものの沢出合のボトム付近まで標高差500mほど落としても快適滑走な雪で大満足の1本でした。
天狗の庭〜ヒュッテに登り返して昼はヒュッテで食べ、午後の1本。お手軽系ということで黒沢岳に登って前日偵察した黒沢池方面へ滑ることにしました。池までは1本ノンストップで気持ちよく落として茶臼岳方向に登り返し今日の滑走は終了。
夜はこの日も自炊、山小屋の酒類が売り切れるという緊急事態発生も我が家は歩荷したビールとウイスキーでちゃんと飲めました(^^;;; 前日よりも宿泊者が少なくて暖かい炊事室でのんびりすることができました♪影火打をオススメしてくれた山小屋常連のYさんにお鍋をご相伴させていただき楽しいひと時でした。 消灯間際に星撮りしたりして午後9時過ぎには夢の中。
【3日目】
この日も朝からいいお天気、夜明けを撮影しようと少し早起き。昨日と違うのは寒気がいなくなってて寒くないこと。
朝、焼山北面方面に落とすYさんとお別れして我が家はのんびり火打山山頂を目指す。昨日とは打って変わってノーアイゼンで山頂まで登ることが出来てホッ(^^; 今日は帰りなのでアプローチの短くて済む正面の斜面を気持ちよく落としてヒュッテまで戻る。
昼食を食べてパッキングをし、また重い荷物を背負って笹ヶ峰方面へスキー滑走で下ります。黒沢岳のトラバースが微妙なのぼりでイヤだったので思い切って黒沢岳の稜線まで登りそこから滑走しながらトラバース。その後十二曲の隣の沢を滑って黒沢橋までスキーで滑る。
最後は目印の無い森の中をGPSの軌跡をたどりながら駐車場まで戻ってきました。初めての泊まりの山スキー、無駄な荷物が多くて苦労しましたがお天気と山小屋に恵まれて楽しい山行になりました。来年も天気がよければぜひ行きたい山です♪
↓3日分の動画を簡単に編集してUPしました
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