【大月2甲州1】初狩駅から甲斐大和駅まで 甲斐ヲお散歩スル ( その2 ) 峰の山
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,823m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
5:18仲木戸5:20→5:23東神奈川5:36→6:29八王子6:33→6:39高尾6:42→7:26初狩7:28→
7:30初狩駅前7:38→7:38高川山分岐→7:40初狩駅前交差点→7:44滝子山分岐→7:44藤沢入口交差点→8:03初狩駅入口へのハイキングコース分岐→8:08立河原バス停→8:08滝子山分岐→8:19悲しみの森・癒しの森トレッキングコース入口→8:22中央高速ガード下くぐる→8:23天神社8:25→8:56北東へ下る尾根を合わせる→9:20▲峰の山9:39→9:45苗駒線84号鉄塔→9:50林道合わせる→9:51右手に15mくらい進んでとりつく→9:56南東へ下る尾根を合わせる→10:46鳥獣保護地の赤看板→11:11岩場上の展望地11:18→11:42浜立山分岐→11:54▲西峰11:55→11:59▲滝子山12:16→12:18鎮西ヶ池分岐→12:20三角点「滝子山」→12:21分岐に戻る→12:28▲鎮西ヶ池12:29→12:33笹子駅分岐→13:24湯ノ沢峠分岐→13:25▲大谷ヶ丸13:39→13:40分岐に戻る→13:54米背負峠13:55→14:16▲天下石→14:29▲1626m峰→14:51ケルンのある休憩所14:52→14:56▲破魔射場丸15:06→15:33▲大蔵高丸15:52→16:17湯の澤峠のお花畑→16:23湯ノ沢峠→16:24湯ノ沢峠避難小屋16:31→17:02広々とした未舗装路に出る→17:13焼山沢真木林道合流17:22→18:01神社18:03→18:15龍王宮→18:27県道218を合わせて左折(天目山分岐)→18:30やまと天目山温泉バス停→18:32天目トンネル→18:45右後方への下り道入る18:46→18:51日川渓谷レジャーセンター18:54→18:54夢の橋→18:58片手切→19:03竜門峡入口→19:08田の湯入口→19:12甲斐の国大和自然学校入口→19:23景徳院→19:33ハッピードリンクショップ大和2号店19:43→19:46正一位稲荷大明神→19:50丸林橋西交差点→19:56景徳院入口交差点19:57→20:07道の駅甲斐大和20:10→20:20景徳院入口交差点に戻る→20:30甲斐大和駅前20:34→
20:36甲斐大和20:38→21:37高尾21:38→21:44八王子21:46→22:40東神奈川22:46→23:05新杉田23:07→
(寄り道12分)→帰宅24:07
天候 | 晴れいちじ霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【帰り】JR 甲斐大和駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 初狩駅から駅前通りを直進して国道20号を合わせて左折して、案内板と道標がある「悲しみの森・癒しの森トレッキングコース入口」を入る。 道なりにガード下をくぐってほどなく左手に天神社が祀られているところから山道に入ればすぐに峰の山の裾野がひろがっているので適当に尾根にのる。 山頂からは東西南北に四つの尾根がのびているが北へと下り、鞍部からわずかばかり北へ上り返したところで林道に出る。 右に少しだけすすむととりつけそうだったので尾根筋まで直登して、笹子方面からの登山道を合わせると立派な道になるので、あとは道標類に従って焼山沢真木林道へ。 県道218号を合わせたら左折して、いったん日川渓谷レジャーセンターに寄り道してから218に復帰して、R20を合わせて右折して、甲斐大和駅へと下山した。 ※ 浜立山分岐の標識が破損していて滝子山方面への指示のみが欠落しているが、ここは右折する。 大蔵高丸の標識が破損していて湯ノ沢峠方面への指示のみが欠落しているが、山頂からそのまま道なりに西への経路をすすめば、道はすぐに折り返して北東に向かう一本道となる。 ※ ※〜※5/24追記 峰の山には、四等三角点「中峰」がある。 滝子山の東下方には、二等三角点「滝子山」がある。 大谷ヶ丸には、三等三角点「大野」がある。 破魔射場丸には、三等三角点「槻沢頭」がある。 【 危険箇所 】 皆無。 峰の山は一般登山道ではないが、尾根筋は明瞭なので普通に読図さえしていれば道迷いの心配はきわめて少ないと思われるし、危険な箇所もない。 寂悄尾根の岩稜帯は、岩に描かれた矢印を無視して稜線をつめようとするとかなり難易度が上がってしまって樹木にザックがはさまったり足もとが不安定になってしまうところが多いため、指示にしたがって、都度トラバースするのが吉。 岩場に慣れてないなら、初探訪をいきなり下りで利用するのは避けたほうが無難だと思われる。 慎重にすすめば特に危険はないと思うが、注意力散漫だと滑落の危険がある箇所もあることはあるので、集中力が落ちていると思ったら途中で休憩を挟むほうがよい。 また、鳥獣保護地の赤看板を過ぎると連続した岩場に突入するのでストック類は収納したほうがよいかもしれない。 【 トイレ 】 湯ノ沢峠避難小屋すぐそば・渓谷レジャーセンター・などなど。 【 休憩所 】 破魔射場丸ちょい下方にベンチがあるくらいなのでポケット座布団くらいは所持しておいたほうがよい。 【 飲食・買い物 】 ハッピードリンクショップ大和2号店にて、カルピスソーダ(100円)をいただく。 マクドナルド新杉田駅店にて、チーズバーガーとチキンクリスプ(250円)をいただく。 【 持参したガイド・地図 】 新・分県登山ガイド14 山梨県の山(山と渓谷社) 山と高原地図2013 24 大菩薩嶺(昭文社) 1/25000 大月(国土地理院) 1/25000 笹子原(国土地理院) 1/25000 七保(国土地理院) 1/25000 大菩薩峠(国土地理院) ※使用したのは「笹子」「大菩薩峠」のみ。 【 失せ物 】 ボールペン。 【 ゲットしたオタカラ 】 観光ガイドマップおおつき(大月市役所) 八駅八山八富士トレッキング「大月」(大月市役所) 八駅八山八富士トレッキング「初狩」(大月市役所) 八駅八山八富士トレッキング「笹子」(大月市役所) 秀麗富嶽十二景(大月市役所) 岩殿山ふれあいの館(岩殿山ふれあいの館管理事務所) ほか、パンフレット類多数(すべて初狩駅のラックより入手)。 【 my初登頂やまなし 】 42 峰の山 911.1m 43 滝子山 1620m 44 鎮西ヶ池 ?m 45 大谷ヶ丸 1643.8m 46 天下石 ?m 47 破魔射場丸 1752.0m 48 大蔵高丸 1781m 【 my初登頂山梨百名山 】 5 滝子山 1620m 6 大蔵高丸 1781m 【 my初登頂甲信越百名山 】 1 滝子山 1620m 【 my初登頂関東百山 】 29 滝子山 1620m 30 大蔵高丸 1781m 【参考にさせていただいたサイト】 花のひかり http://komado.tea-nifty.com/blog/ 青空に雲が光る http://1203.air-nifty.com/_aozora/ 【 周辺の寄り道情報 】 天神山、峯山、高川山、羽根子山、神馬沢ノ頭、大岩山、大窪山、鶴ヶ鳥屋山、セギノ平、百反刈山、殿平、大沢山、浜立山、寺平、入道山、棚洞山、オッ立、大鹿山、金洞丸、鞍子山、大久保山、岡松ノ峰、中双里、野脇ノ峰、吹切峰、大沢ノワデ、白谷丸、黒岳、川胡桃沢ノ頭、赤岩ノ丸、雁ヶ腹摺山、焼山、水野田山、徳並山、岩崎山前山、日影雁ヶ腹摺山、米沢山、笹子雁ヶ腹摺山、などなど。 |
写真
感想
【 反省 】
景徳院入口交差点の手前に「甲斐大和600m↑」という看板があったので、道をまちがえたと勘違いして逆走してしまったが、そこは「道の駅甲斐大和」であった。引き返して看板を見たら、ちゃんと「道の駅」と書いてあった…。
ダメすぎる…。
今月分の写真の掲載容量がほとんど切羽詰ってしまったため、今回は残念な結果になってしまったが、致し方あるまい。
次回は25枚くらいでエンドなので、できればショボ山に行きたいとか考えたけど本末転倒。
【 教訓 】
文字はさいごまできっちり読もう。
【 感想 】
丹沢や奥多摩あたりなら木の階段がつくられていそうなところに危険がともなわない限りに於いては、野趣むき出しの道という、そのナチュラリズムがマイフェイバリットで、前回の散策ですっかりお気に入りになった「甲斐」探訪の第二段をどこにするか散々悩み、土曜日しかバスがない「赤鞍ヶ岳」と土日限定の「黒川鶏冠山〜大菩薩嶺」を切捨て、「九鬼山〜倉岳山」は晩秋あたりのほうがよさそうなので、「滝子山〜大蔵高山」のコースに決めたのだが。
ルートを決めてからいつもどおり1/25000にマーカーを入れていて、滝子山の南稜突端にある「峰の山」が激しく気になったしだいで。
さっそくヤマレコの山データをチェックすると4名さまの記録があったので拝見したのだが、すべからくルート記載ミスらしく実際に峰の山に行かれた方の記録は見当たらなかった。
ネットの海を徘徊しても最近の記録が見当たらず、かなりビビッタが、まぁ、最悪たどり着けなくても滝子山だけは行けるだろうと安易に考え、玉砕覚悟のダメもとでとりつくことにした。
無論、コースは短縮して、大谷ヶ丸から大鹿山経由で甲斐大和駅に下山することにした。
大蔵高丸は残しても関東百山なので必然的に行くことになるけど、峰の山を喰い遺したところで再訪は甚だ疑問だったからである。
はたして情報地点の「白野」へ向かううちに眼の前に想像していた地形が出現して、すぐに案内板がある分岐点に着いた。
むき出しの尾根の傾斜はきつくハァハァ鳴きながら稜線をつめる。
東の肩あたりから歩きやすくなり、「山頂〜っ」と雄叫びをあげながら、まぁるい山頂へ。
ネットでは見つからなかった山名板もあり、至福のよろこびにしばしひたる。
さらに、林道をまたいで岩場の終盤ちかくに突然出現した京菓子みたいなステキな花が群生していて、踊りだす。
帰宅後、調べたら「イワカガミ」というらしい。
なんだか襤褸儲けキブン。
滝子山山頂ではすでに富士山は就寝されてお留守だったけど、そんなことはどうでもいいくらい大満足で、もうすでにMVPは滝子山南稜と決めていた。
ここまでかなり脚をつかってしまった感があり、意識的に上りの速度をかなり落として大谷ヶ丸に着いてしばし悩む。
暑さで少し頭痛もしていたし距離のわりには疲労感も多少あり、時間的には大蔵高丸まで行けそうな気配だが、どうしたものかと。
それでも、おにぎりとチョコパンを食べたら元気になってきたので、ままよと進む。
はたして、1626m峰の手前あたりから滅茶苦茶ステキな景観となり、いやされまくる。
湯ノ沢峠からの下山路は焼山沢沿いで、メリハリも最高。
薄暗い沢から未舗装の広い道へ出たときには意味もなくヤッホー。
アニソンをメドレーで歌いながらの林道歩きも乙。
県道に出てからがちょっと長いことだけが難だけど、やはり暑気あたりでちょっと疲れたけど、ハイキング万歳。
鎮西ヶ池と天下石は、いずれも城山系の肩地形ピークだけど、公設道標に山頂とあったので山梨県の山として認定。でも山データ登録しても消されるのがオチなので登録はしない。
滝子山周辺だけだけど大勢のハイカーさま方とエールを交換できてよかったね。
寂悄尾根で出会った山ガール?な御三方、「また滝子山でっ」といったんお別れしたけど再会できず、でもきっとイワカガミにいやされてのんびりしていたに違いない。
湯ノ沢避難所でお逢いした若いハイカーさま、「帰っちゃうんですかもったいない」って、そりゃ重々承知の助。二泊三日の大菩薩嶺縦走はちょっと羨ましかったけど、私の分もたのしんできてくださいまし。
MVPは、きょういちにち。
最高のハイキングでありましたとさ。
よかったね。
ありがとね。
またね。
あと、激しく余談ながらmyヤマレコの最高峰が地元相模国丹沢の蛭ヶ岳から大蔵高丸に書き換えられたのが嬉しいようなさみしいような…。
また、ヤマレコ未登録峰の天神山などがハイキングコースの案内板にあったので、じっくり調査したいかも。
浜立山をスルーしてしまったのが、ちと残念だけど、たぶん甲斐の山は、関東百山が終わっても遊ばせていただくことになる気がするので、無問題?
※
また今回も、前回の猿島を通過したあたりからワクワクのソワソワで、早くも座席から立ち上がって両車窓越しの景観に酔いしれる。
高尾で多摩丘陵に別れをつげ、右手に陣馬山塊、左手、相模川越しに丹沢山塊をみる。
藤野を過ぎると左手の丹沢山塊の手前に道志山塊が入り込み、さらに四方津で右手に前回お邪魔した棚頭(権現)山塊が割り込んでくる。
その棚頭山塊も猿橋は葛野川で大菩薩山塊の南端部にのまれ、大月の桂川で道志山塊は御坂山塊へとバトンをつなぐ。
毎度のことながら初探訪の地へ赴くときは、駅を降りるまでワクワクがトマラナイ。
そして、それは、駅を出たときドキドキなトキメキへと変貌を遂げるのだ。
そんなキモチをいつだって味わいたいから、大好きな山でもなかなか再訪できないのかもしれない。
※
※〜※5/24追記
【 蛇足なわたくしごと 】
王立宇宙軍 オネアミスの翼 山賀博之 ★★★★★(5/20 再見14回目)
モチベーションを高めたいときにはうってつけの作品だと思われる。
今回の「峰の山」のように記録が極端に少ないところにトライするときはいつも怖くて、ともすれば一般登山道の人気コースに逃避したくなるのだが、碇シンジにはなりたくないのでなけなしの勇気をふりしぼるわけである。
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