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Yamareco

記録ID: 308782
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

美濃戸から硫黄岳、横岳周回 ツクモグサを訪ねて

2013年06月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
14:02
距離
17.4km
登り
1,607m
下り
1,599m

コースタイム

行程:約10時間25分(含休憩約1時間5分)
04:35美濃戸駐車場 - 05:22堰堤広場 - 06:30赤岳鉱泉06:35 - 7:45赤岩ノ頭 - 8:10硫黄岳8:30 -
8:50硫黄岳山荘 - 9:30横岳(奥ノ院) - 11:05地蔵仏11:15 - 12:20行者小屋12:50 - 15:00美濃戸駐車場
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
 諏訪南IC経由だと、IC出口から八ケ岳方面に向かってすぐのファミリーマートが最終です。
・アクセス
 諏訪南ICから美濃戸口までは舗装路。そこから美濃戸までは未舗装路。凸凹している場所もあります。
 ゆっくり走れば、たいていの車は下を擦らないでしょう。
・駐車場
 美濃戸の赤岳山荘、やまのこ村に有料駐車場あり。1日1000円。
 早朝から集金係がいるのでその方に支払います。
コース状況/
危険箇所等
・美濃戸駐車場〜赤岳鉱泉
 北沢を進みます。4割程度が林道歩きでウオーミングアップにはちょうど良いです。危険個所はありません。
 雪もありませんでした。
・赤岳鉱泉〜赤岩ノ頭
 登山道に一部雪が残っていますが、ほとんどが雪を避けて脇を歩くことができます。
 数か所雪の上を歩くところがありますが、滑るような状況ではありませんでした。アイゼン必要なし。
 危険個所も特にありません。
・赤岩ノ頭〜硫黄岳山荘
 気持ちの良い稜線歩きができます。硫黄岳山頂部の爆裂火口の断崖に近づきすぎると危険です。
 その他は危険個所ありません。
・硫黄岳山荘〜横岳〜地蔵仏
 岩場が続きます。鎖場、梯子あり。危険個所多数で足元要注意です。3点確保をしっかり行い、
 慎重に進めば大丈夫です。
・地蔵仏〜行者小屋
 急激に高度を下げていくので、急がず慎重に足元を確保しながら下りましょう。
 行者小屋手前は登山道に
 雪が残っていて、雪の上を歩きます。早朝は凍っていて滑るかも。アイゼンなしでも一歩一歩ゆっくり歩けば大丈夫です。
 もちろんアイゼン等滑り止めがあったほうが安心です。
・行者小屋〜美濃戸駐車場
 行者小屋近くに雪が残っているところがありますが、脇を歩けば避けられます。
 危険個所は特になし。

・登山ポスト
 駐車場のある赤岳山荘に登山ポストあり。

・温泉
 美濃戸から一番近い温泉は原村の「もみの湯」。
 美濃戸口から車で約5分。大人500円
 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/index.html
MAMUUT看板の駐車場からスタート
MAMUUT看板の駐車場からスタート
今回は北沢からの周回です
今回は北沢からの周回です
しばらく林道を歩きます。
ウォーミングアップに最適
しばらく林道を歩きます。
ウォーミングアップに最適
シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ
この先の堰堤広場で林道歩きが終了。
この先の堰堤広場で林道歩きが終了。
この橋を渡って左の山道に入ります
この橋を渡って左の山道に入ります
矢印が目印
キバナノコマノツメ
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キバナノコマノツメ
コメツガ林がいい雰囲気
コメツガ林がいい雰囲気
ミヤマスミレ
コキンバイ
渓流がいい感じなので、、
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渓流がいい感じなので、、
しばらく撮影タイム
こういう木道好きです
キバナノコマノツメの群生
キバナノコマノツメの群生
渓谷歩きは楽しいです
ちょっとした滝
ネコノメソウかな?
またまた木道
チョウノスケソウの群生
チョウノスケソウの群生
沢沿いの明るい登山道
大同心が見えてきました
大同心が見えてきました
シロバナノヘビイチゴの群生
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シロバナノヘビイチゴの群生
新芽。沢の春はこれから
新芽。沢の春はこれから
コミヤマカタバミ
赤岳鉱泉まであと少し
見えてきました
赤岳鉱泉とアイスキャンディーの残骸
赤岳鉱泉とアイスキャンディーの残骸
立派なウッドデッキのテラスです
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立派なウッドデッキのテラスです
飲みたいけれど、まだ早朝なのでガマン
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飲みたいけれど、まだ早朝なのでガマン
コメツガの森をひたすら登っていきます
コメツガの森をひたすら登っていきます
時折、赤岳、阿弥陀岳が見えます
時折、赤岳、阿弥陀岳が見えます
つづら折りの登り
ここから所々、雪の上を歩きます。
ステップをトレースすれば問題なし
ここから所々、雪の上を歩きます。
ステップをトレースすれば問題なし
多くの場所で雪の脇が通れます
多くの場所で雪の脇が通れます
一番雪が残っていたところ。ここも少し雪の上を歩くだけです
一番雪が残っていたところ。ここも少し雪の上を歩くだけです
硫黄岳、横岳を結ぶ稜線
硫黄岳、横岳を結ぶ稜線
森林限界を超えて、眺めが急に良くなりました
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森林限界を超えて、眺めが急に良くなりました
阿弥陀岳の奥に、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳が見える!!
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阿弥陀岳の奥に、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳が見える!!
横岳、赤岳、阿弥陀岳が一望できます
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横岳、赤岳、阿弥陀岳が一望できます
赤石ノ頭に出ました。
稜線には雪が残っている
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赤石ノ頭に出ました。
稜線には雪が残っている
赤石ノ頭頂上からの眺め
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赤石ノ頭頂上からの眺め
ここからは、阿弥陀岳の奥に北岳まで見えました
ここからは、阿弥陀岳の奥に北岳まで見えました
北側は天狗岳、蓼科山も見えます
北側は天狗岳、蓼科山も見えます
残雪を横目に硫黄岳に向かいます
残雪を横目に硫黄岳に向かいます
キバナシャクナゲ
硫黄岳到着!
広々とした山頂
赤岳方面の展望が素晴らしいです
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赤岳方面の展望が素晴らしいです
北側のケルンと蓼科山、天狗岳
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北側のケルンと蓼科山、天狗岳
爆裂火口。これが見たかった!
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爆裂火口。これが見たかった!
覗き込むと吸い込まれそう
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覗き込むと吸い込まれそう
爆裂火口の断崖に沿って歩いてみました
爆裂火口の断崖に沿って歩いてみました
硫黄岳の山頂碑方面
硫黄岳を後にして、横岳に向かいます。
素晴らしい眺めに何度も足が止まります
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硫黄岳を後にして、横岳に向かいます。
素晴らしい眺めに何度も足が止まります
左の稜線を進みます
硫黄岳山荘から見る横岳方面。
東側は穏やかな山容
硫黄岳山荘から見る横岳方面。
東側は穏やかな山容
歩いてきた硫黄岳を振り返って
歩いてきた硫黄岳を振り返って
オヤマノエンドウ
西側は青空も少し出てきました
西側は青空も少し出てきました
横岳に向かって緩やかに登っていきます
横岳に向かって緩やかに登っていきます
大同心と阿弥陀岳
キバナシャクナゲと横岳。
実は左奥に富士山があるんです
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キバナシャクナゲと横岳。
実は左奥に富士山があるんです
横岳への稜線歩き
横岳の岩場が待ち構えています
横岳の岩場が待ち構えています
鎖場が始まりました
カニの横ばい。
緊張します
カニの横ばい。
緊張します
カニの横ばいの岩陰に咲くハクサンイチゲ
カニの横ばいの岩陰に咲くハクサンイチゲ
カニの横ばいを終えて、上を見上げると青空が!
カニの横ばいを終えて、上を見上げると青空が!
岩場、鎖場が続きます。
岩場、鎖場が続きます。
高度感があり、緊張します
高度感があり、緊張します
振り返ると、硫黄岳が眼下に
振り返ると、硫黄岳が眼下に
このくぼみを超えて、
梯子を上ると、
横岳頂上は間近。
横岳山頂から赤岳、阿弥陀岳。
奥に権現岳も見えます
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横岳山頂から赤岳、阿弥陀岳。
奥に権現岳も見えます
赤岳と権現岳
うす雲が切れて、青空が見えた!
うす雲が切れて、青空が見えた!
岩場の向こうに赤岳
コメバツガザクラ
この岩場の稜線を進んで赤岳に向かいます
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この岩場の稜線を進んで赤岳に向かいます
ミヤマタネツケバナ
オヤマノエンドウと阿弥陀岳
オヤマノエンドウと阿弥陀岳
ツクモグサと阿弥陀岳
オヤマノエンドウと大同心
オヤマノエンドウと大同心
崖に咲くツクモグサ
ツクモグサと阿弥陀岳2
赤岳の上に雲がかかってきました
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赤岳の上に雲がかかってきました
この辺りから左ひざに痛みが。。。
この辺りから左ひざに痛みが。。。
ここはまだつぼみ
点々と咲いていました
崖にかなり咲いています
崖にかなり咲いています
赤岳が雲に覆われてしまった
赤岳が雲に覆われてしまった
稜線のコイワカガミ。
まだ時期がちょっと早い。
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稜線のコイワカガミ。
まだ時期がちょっと早い。
左膝の痛みがひどくなってきた
左膝の痛みがひどくなってきた
ハクサンイチゲ
ミヤマキンバイ
チョウノスケソウ
地蔵仏と阿弥陀岳
歩いてきた横岳
赤岳は雲に覆われたし、左ひざが痛いので、赤岳登頂はあきらめて地蔵尾根から下山します
赤岳は雲に覆われたし、左ひざが痛いので、赤岳登頂はあきらめて地蔵尾根から下山します
赤岳の雲が切れたが、下山あるのみ。
赤岳の雲が切れたが、下山あるのみ。
行者小屋が遠い。。。
行者小屋が遠い。。。
行者小屋手前は雪道でした
行者小屋手前は雪道でした
行者小屋到着
南沢上部は枯沢です
普段なら何でもない下りだが、膝痛で重い足取り。
とても長く感じました
普段なら何でもない下りだが、膝痛で重い足取り。
とても長く感じました
南沢の途中にコイワカガミの群生がありました
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南沢の途中にコイワカガミの群生がありました
ホテイラン
やっと下山。膝の痛み辛かった。。。
やっと下山。膝の痛み辛かった。。。

感想

ツクモグサを目当てに横岳を目指しました。
始めて歩いた北沢が思いのほか良かった!たくさんの花と渓流、のどかな山道、とても気に入りました。

硫黄岳からの眺めや横岳への稜線歩き、岩稜歩きも変化に富んで楽しかった。本当は赤岳まで行くつもりでしたが、急に左膝痛が発症。。。

痛みがひどかったんで、赤岳はあきらめ、地蔵尾根を下山。膝を曲げるたびに激痛が走り、普段ならなんてことはない南沢の下りが非常に長く、久しぶりにつらい下山となりました。

今回の目的のツクモグサも無事見れて、硫黄岳、横岳は歩けたので良しとしましょう。
赤岳はまた条件の良い時を見計らってリベンジだ!!

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コメント

膝痛は大変でしたね。
hmntさん、こん**は。
私はsuezouと申す者です。

10日は下界からは八ヶ岳は雲がかかっていた
ようでしたが思いのほか良かったようで
ツクモグサも見られて良かったです。

下山時の膝痛はほんときついですよね。
普段ならなんてこと無い下山路がほんと長いです。
私も山をさぼると膝痛が出てまいりますので
少なくても隔週では歩くようにしています。

ps.HP見させて頂きました。私も薪ストーブは生活の
一部になっております。(^o^)
2013/6/11 23:29
suezouさん、はじめまして
昼前くらいに山梨側からの雲で赤岳山頂が見えなくなったので、せっかく登っても展望無しなら仕方ないと潔く諦められました。

久しぶりの膝痛、本当に参りました

suezouさんのHPも素敵ですね。
今後ともよろしくお願いします!
2013/6/12 7:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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