八ヶ岳の花々に会いに、霧の硫黄岳&横岳&赤岳
- GPS
- 11:24
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,044m
- 下り
- 2,055m
コースタイム
天候 | 朝6時まで雨、それ以降は霧、3時ぐらいに再び雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨に濡れた石は、滑りやすいです。 |
写真
装備
個人装備 |
予備LEDランプ 1
GPS NV-U37 1 USBバッテリー
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
おにぎり 6
保険証、jRO会員証 1
水 2L
ティッシュ 1
バンドエイド 1
シップ、テーピング 1
エマージェンシーシート 1
高度計 1
雨具、カバー、ゴム手袋 1
フリース、ジャンパー 1
ストック、軍手 1
ペットボトル水、1.5L 1
バナナ 5
カメラ 1
お菓子 1
折りたたみ傘 1
|
---|
感想
本日は、お天気はよくないですが、いよいよ咲き出した八ヶ岳の花々に会いに行きたいと思います。特に、pasocomさんやヤマレコの皆さんのレコにある、ツクモグサに会うのが楽しみです。
ヤマテンの予報は、6時、12時とも、霧ときどき晴れ、ですが下界の天気は、6時まで雨、それ以降は曇り、午後から晴れです。朝3時半に起きると予報どおり雨が降っています。この雨が上がることを期待して出発。4時半に美濃戸到着。カッパを着て出発。北沢を通り赤岳鉱泉までずっと雨でした。それでも、硫黄岳に登ってゆくと、雨が上がってくれました。途中からカッパを脱ぎます。
赤岩の頭から硫黄岳に登るところから、かわいいコメツガザクラの群生があります。さらに、キバナシャクナゲが咲いています。硫黄岳は眺望0。硫黄岳山荘付近からはコマクサの群生があります。わずかに花芽が見えます。そこに混じって、開花前のウルップソウが。横岳に近づくと、イワウメ、オヤマノエンドウが咲いています。
横岳手前で人だかりがあります。もしやと思ってゆくと、ツクモグサの群生です。ちょっと危険なところに咲いています。危険度の低いところで写真を撮りました。鎖場を通って行くと、滑落しそうな危険なところにツクモグサが咲いています。危ないので見送り。比較的安全な小同心への踏み痕に入り、心おきなくツクモグサを撮りました。横岳は、オヤマノエンドウ、チョウノスケソウ、ツガザクラ、ハクサンイチゲ、イワウメ、イワヒゲ、キバナシャクナゲが咲き誇っていました。
横岳では花を楽しむと同時に、各峰の名を追いました。沢山峰があり、よくわからないので。奥の院、無名峰、三叉峰、石尊峰、鉾岳、日ノ岳、二十三夜峰。ずっとガスで眺望は0です。奥の院で一瞬上空のみ晴れましたが、大同心ですら見えませんでした。それでも、人は数10名程度とすれ違いました。ツクモグサ狙いの方が多いようです。
赤岳展望荘に到着。だれもいず。数分、下界の眺望が見えました。日ノ岳の下りで痛めたのか、右ひざを深く曲げ力を入れると右腰が痛みます。地蔵尾根から帰ろうか迷いましたが、2週間前に登った阿弥陀南稜をまじかで見たいと思い、赤岳にも登ります。もうすこし時間がたてば、ガスも晴れるのではという期待もあります。赤岳も、キバナシャクナゲ、ツガザクラ、イワヒゲ、イワウメ、ミヤマキンバイと花が咲き誇っています。こんな天気ではありますが、赤岳頂上は、そこそこの賑わいでした。
当初は、天狗岩へ小天狗、大天狗をまじかで見に行こうかと計画してましたが、腰を痛めたので中止です。さらに余力があれば、阿弥陀も予定してましたが、それも中止。文三郎方面へ降ります。痛めた右腰をかばいながら降りるのは結構難儀でした。途中ガスが晴れ、阿弥陀が見えます。南稜もP4,P3見えましたが、そこまで。すぐガスに覆われました。文三郎を降り、行者小屋に着き休憩。バナナとお菓子を食べおでんを頂きます。
帰りは南沢で。イワカガミの群生があります。あと、シロバナヘビイチゴとキバナノコマノツメもよく見ます。ここで途中で小雨に降られます。折りたたみ傘でしのぎました。美濃戸へあと10分程度のところで、ホテイランに会えました。小さいですね。意識して探さないと見逃します。上のはロープから離れていて写真が撮りにくいですが、下のはロープ沿いにありました。
本日は、雨とガスで眺望は0でしたが、ツクモグサをはじめとする八ヶ岳の花々に沢山会えて満足な山歩きでした。でも、雨の山歩きは、蒸し暑く汗でびしょびしょになるし、泥だらけになるし、ペースも上がらないし、眺望もなく、やっぱ避けたいですね。
この週末は、さすがに梅雨のまっただ中のような悪天候の二日間だったようですね。多くのレコが上がり始めていますが、みなさん霧雨の中、ガスの中で「展望いっさいなし!」が多いです。
そんな天気の中でも目的のツクモグサ、まだ立派に咲いていてラッキーでしたね。私が見に行った時には「あと一週間くらいか?」などという情報もあったのでしたが、意外と花期が長かった・・。
私はウルップソウのツボミもイワカガミもツガザクラも見逃しました。というかあの後咲き始めているのでしょうか。
新しい花が咲き始めているとなると、また次回の山行が楽しみになります。
あと、いまだに理解できていないのは横岳の各峰の名前。
「奥の院、無名峰、三叉峰、石尊峰」まではわかってきたのですが、「鉾岳、日ノ岳、二十三夜峰。」あたりがまだ怪しい。前回「二十三夜峰」という石碑見逃してしまいましたし・・・。
まだまだ歩くべき理由がいっぱいです。
腰を痛めたそうですが、どうぞお大事に。
残念ながら、展望は0でした。しくしく..
でも、かわいいツクモグサが沢山見れてよかったです。また、それ以外の花々も咲き始めており、今回も沢山の花々と出会えました。イワカガミ、ツガザクラは咲き始めと思われます。蕾も多数でした。ウルップソウは、よーく探さないとみつからないです。2株しかみつけれませんでした。
横岳は何度通っても峰の名前が覚えれないので、今回は、花を楽しみながら、峰の名前も覚えました。ただ、正しく覚えることができたかは、自信がないです。
こんにちは!
数々の
高山植物の写真、じっくり見せていただきました。
かわいらしい花がたくさんですね!
この前平標山で見た花もたくさんあり、嬉しくなりました。また、初めて見た種類も参考になります。名前が覚えられそうです。
景色はダメだったご様子ですが、それでも山の険しさがよくわかりました。何回も言いますが、八ヶ岳、いつかは行ってみたいです。
お体には気をつけて!私も腰と肩で医者通いです。
山に登るようになり、最初は眺望を眺めるのが一番でしたが、ある時雨に降られ眺望もなく、ふと足元の花を見だしてから、花も楽しむようになりました。
全国の山に咲いているような共通の花から、八ヶ岳の他は数箇所しかないような花まで、いろんな花が楽しめました。
夏の花の時期でも、なんなら冬の時期でも、是非八ヶ岳にいらしてください。機会があれば、コラボしましょう。
腰は翌日には通常生活範囲では異常がなくなりました。なんとか大丈夫そうです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する