吹雪で修行のGWテント泊(涸沢カールと雷鳥沢)
- GPS
- 24:04
- 距離
- 50.3km
- 登り
- 2,060m
- 下り
- 2,021m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 10:17
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 6:09
- 山行
- 0:44
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 1:13
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:59
天候 | 4/30 午前中まで晴れ、以降荒れてきて吹雪く 5/1 曇り、富山まで降りたので下界は雨 5/2 下界は雨のち曇り、室堂まで上がると吹雪 5/3 午前中は曇っていたがその後荒れだし吹雪く… 5/4 朝から快晴、久しぶりの太陽 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
あかんだな駐車場からバスにて入る 駐車場 一泊600円 バス運賃 往復2090円 室堂入りは 扇沢無料駐車場からアルペンルートにて入る アルペンルート料金 往復9470円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナルから横尾まで平坦な道 本村橋以降積雪で要アイゼン 立山は室堂からいきなり要アイゼン |
その他周辺情報 | いろいろ行き過ぎて書ききれませんが おみやげ屋は、多数有り 最終日のお風呂は大町温泉郷 薬師の湯 700円(扇沢のおみやげ屋にあるにある割引券で500円) |
写真
感想
待ちに待ったGW 自粛ムードとは裏腹に密を避けテント泊
荒天予報の今年のGWですが、甘い考えで上高地入り
1日目
涸沢カールまでの長い道のりを歩く、晴れていたのは、この少し前までで、着いた頃には吹雪出しました…
はじめての吹雪の中の設営。
なんとかテントをたて、温かいおでんとビールを頬張りにヒュッテで至福の時間(現実はさむくて流し込んだに近い(笑))
そして事件が‼️
なんと、バーナーが無い‼️ヤバイこの吹雪の中温かい物が作れないとか致命的…。
4泊予定でしたが1泊で下山することに決定…(泣)。
2日目
今日は下山するだけなので、ゆっくりと徳沢園で野沢菜チャーハンを食べる❗️
前から食べたかったんですが、ようやく4年越しの夢を達成‼️
おみやげを買い、家に電話すると「帰ってくるな」と…。
急遽、富山の好日山荘でバーナーを買い立山行きに計画変更。
3日目
朝から立山駅でケーブルの切符を買いに行くと、高原バスが除雪のため運転見合わせているとの事。
2時間待ちの結果…。運休…。なんてこった(泣)
室堂までは扇沢からは行けるとのことで。
行く?行かない?んー。
バーナーを買っているので今更引き返せないでしょ‼️
グルーっと回って扇沢から室堂入り
室堂のドアを開けて外へ出ると、ホワイトアウトの猛吹雪…。そりゃバス止まるわ。
雷鳥沢までズボ足で、気合で辿り着き(道中サングラスを吹っ飛ばされてしまいました…( ; ; ))、設営に穴を掘るもすぐに埋まって来る。(汗)
吹雪の中での設営は今回2回目なのでだいぶスムーズになりました。
ですが、テントの中に潜り込むまで生きた心地しなかったです…。
温かい飲み物を作りやっと一息、やっぱりバーナーは大事ですね‼️
熱燗でいっぱいやった後、爆風で不安になりながらも就寝。チーン。
4日目
朝は穏やかな曇りで予報では回復傾向だったので雄山に向かう事に、室堂辺りはそこそこ人がいましたが、晴れることはなくむしろ下り坂に…
一の越山荘でホットココアてホッとする(笑)
その時、一瞬晴れ間が、富山湾まで望めた。
雄山への取り付きは誰もいない。一歩一歩歩み出す。
ガリガリのアイスと岩にに吹き溜まりの雪、暴風の中慎重に登る。結構コワイ(汗)
無事山頂を踏むもホワイトアウトでなにも見えず寒いので参拝だけして早々に下山。
登りよりも降りの方が危険だ。
一の越まで降りると安心感が半端ない。テン場に戻ると直ぐに吹雪いてきた。
ここに来てから何度雪かきをしていることか…。
5日目
朝から快晴、今日は黒部ダム観光含めて下山の予定
隣にいた、横浜から来られていた方と談笑しながらの撤収。(なんと缶ビールをいただいてしまいました)楽しい時間をありがとうございます。(嬉)
ものすごーく快晴で照り返しが半端なくサングラス無しでは目が開かない…。ぶっ飛んでいって無いよ〜(泣)
室堂周辺はびっくりするぐらいの人の数、長ーいGWでやっと晴れたもんね!
その後は消化試合みたいなものなので、雪の大谷をみたり大観峰からの後ろ立山を見たり、最後は黒部ダム観光とダムカレーと無駄にダムカードと楽しみました。
今回の山行は、総括すると自然は脅威だと肌で感じました。
ある意味少しの判断ミスで遭難していたかも知れない場面が何度かあったような気がします。
生きてこうやってヤマレコに投稿ができているのも、上高地から立山と、貪欲にただ自分に素直に山に行きたいと言う気持ちがあったらればこそいい経験ができたと思う。
ただ!忘れ物はいけませんね!
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