浅草岳[山開きイベントに参加]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
↓(無料バス20分)
05:30 06:20 只見沢登山口
↓(徒歩90分)
07:50 07:55 田子倉眺メ
↓(徒歩40分)
08:35 08:40 鬼ガ面眺メ
↓(徒歩95分)
10:15 11:05 浅草岳山頂(昼食)
↓(徒歩85分)
12:30 12:35 沼ノ沢分岐
↓(徒歩55分)
13:30 13:35 山神ノ杉
↓(徒歩45分)
14:20 14:25 入叶津登山口
↓(タクシー10分)
14:35 15:42 只見駅
(以下略)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎コース ・前日に雨が降ったこともあり,ぬかるんでいる道が多かった。 ・道幅が狭いのですれ違いに苦労することがあった。 ・危険箇所にはロープが設置されているので慎重に通過すればそれほどでもない。 ・山頂から前岳にかけての木道は残雪により寸断されており,一部迂回が必要となる。 ・入叶津ルートの下りでは雪渓をトラバースする箇所がある。傾斜は緩やかでアイゼン無しでも特に危険はなかった。 ・平石山からの下りは,谷側が切れ落ちた細い道をジグザグに下っていくことになる。山側に捕まるものがなく,滑落の危険がある場所もあった。 ◎登山ポスト ・只見沢登山口で確認。入叶津登山口にあったかは未確認。 ◎水場 ・大久保沢の水場は未確認。天狗ノ庭下の水場はあった模様。山神ノ杉から10分少々下ったところに栃の木湧水があり,冷たくて美味しい水が湧いていた。 ◎トイレ ・旧田子倉駅付近と田子倉無料休憩所付近にあった。 ◎宿 ・我々は民宿まがりやを利用。駅からやや遠いものの,駅⇔宿の送迎や温泉までの送迎(我々は同宿の方の車に同乗させて頂いた)に応じて頂けるので,鉄道利用の登山者にとっても利用しやすい宿であった。 http://www.magari-home.com/ |
写真
感想
久々の山歩きは,ヒメサユリの咲く浅草岳へ。昔から登りたいとは思っていたが,アクセスの悪さからなかなか具体化しなかった。今年は2年ぶりの山開きとのことなので,只見線復旧の願いも込めて,これに合わせて登ることに決める。只見まではJRの週末パスを利用し,東北本線,磐越西線,只見線を乗り継ぐことにした。
浅草岳の山開きイベントに参加するには,只見駅に午前5時に集合しなければならない。そのため,車中泊やテン泊でない限り,前日のうちに只見に入り,民宿等に一泊する必要がある。我々が宿泊したのは民宿まがりや。只見駅⇔宿間の送迎や早朝チェックアウト,朝食の弁当化に応じて下さり,大変有り難かった。
只見駅から只見沢登山口までは大型観光バスで移動する。登山口で参加届と引換えに記念バッジを受け取り,お祓いや町長の挨拶を経て,6時20分頃に出発。登山道の混雑はやむを得ないが,ペースは速めで渋滞とまでは言い難い。写真を撮る暇はなく,撮れてもピンぼけ写真ばかりだ。
田子倉眺メ辺りから眺望が良くなり,徐々に鬼ガ面山を左に見つつの山歩きとなる。鬼ガ面眺メを過ぎてまもなく,待望の花ヒメサユリを見つける。アカモノやゴゼンタチバナに癒されつつ,急な道を登り,浅草岳山頂に到着する。山頂付近は人が多かったため,前岳に向かう木道の途中で昼食を取る。
しばしの休憩の後,入叶津登山口を目指す。歩き始めの展望は素晴らしく,蒲生岳と朝日岳くらいしか特定できないもどかしさを感じる。途中雪渓を横切る箇所も何箇所かあり,変化のある山歩きを楽しむことができる。谷側が切れ落ちた傾斜のある細い道では細心の注意が必要で,後続の登山者が滑落する事故もあった。
栃ノ木清水に癒されつつ,入叶津登山口に下山する。登山口では甘酒が振舞われており,有難く頂戴した。熊よけの爆竹を持った先発隊を動員したり,要所にスタッフを配備したり,交通の便宜を図ったり,町をあげての協力に心から感謝したい。只見駅到着から只見線の発車時刻までマトンケバブCafeで時間を潰し,只見町を後にする。
コメント
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山開きとは知らずに、偶然同じ日に浅草岳に登りました。
ちゃっかりバッチもいただいて、ちょっと得をした気分です。
花の名前がとても詳しいですね♪
大変参考になります!
鬼が面にはヒメサユリの群生がたくさん見られましたよ♪
3taroさん,はじめまして☆
同じ日に登っていたとは偶然ですね。
3taroさんの記録と照合したところ,お会いした可能性は低いですが。
3taroさんの記録を拝見し,たくさんの綺麗な写真に楽しませて頂きました。
鬼ガ面山のコースはどうなっているのだろう...と思いながら登っていたので,大変参考になります。
ヒメサユリの群生,ニッコウキスゲ,イワウチワ,オノエラン?(210のお写真)はこちらのコースで見かけなかった気がするので,羨ましいです。
花の名前は自信のないものも多いです...
今後も記録等を拝見させて頂くと思いますが,宜しくお願い致します。
花の時期もバッチリ合わせられたのでしょうが,70種類オーバーとは,沢山の種類の花が見られる山なんですね
美味しいラーメンやお酒も愉しまれ,梅雨の合間の晴れ間にも,沢山の花にも恵まれ,最後はレアものバッチまでも恵まれるとは,稔り多い山行でしたね
花レコは見飽きません!
また素敵な山を紹介してください
yamabitoさん,こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今回は,登山口⇔駅間の移動手段が提供される山開きに合わせてみましたが,結果的に天気に恵まれ,数多くの花々に出会うことができました
因みに,ユキツバキやイワウチワは咲き終わっており,オトギリソウは蕾すら付けていませんでした
また,忘れた頃に花レコを残すかもしれませんが,
今後とも宜しくお願い致します。
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