谷川岳(西黒尾根)〜平標山縦走・雪辱を果たしに
- GPS
- 12:41
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,364m
- 下り
- 2,186m
コースタイム
4:02 西黒尾根登山口
5:54 ラクダの背
7:07 肩の小屋
7:59 オジカ沢の頭
8:32 小障子の頭
9:10 大障子の頭
10:05 万太郎山
12:14 エビス大黒の頭
13:17 仙ノ倉山
14:08 平標山
16:26 元橋
天候 | ガス・時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
・元橋〜越後湯沢駅→タクシー利用(5980円) ・越後湯沢駅〜土合駅→電車利用(JR上越線・400円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト→谷川岳登山指導センター・土合駅 ・前回の続きから 万太郎山〜仙ノ倉山 笹原の稜線を暫く下りアップダウンを繰り返しエビス大黒ノ頭への長い登り 岩稜の細尾根を下り最後に長い登りの後仙ノ倉山山頂 仙ノ倉山〜平標山 木道などよく整備された山道 仙ノ倉山から少し下ると湿原は一面高山植物でした 最後に少し緩やかに登り平標山へ 平標山〜元橋 見晴の良い稜線です 木の階段を一気に下ります 平らになった頃松手山到着 その後は、樹林帯の中を下ります |
写真
感想
去年の秋敗退した谷川岳主脈縦走は、いつの日にかと思っていました。
1年で一番日の長いこの時期だったら。
本当は先週にと計画していたのに金曜に突然の高熱。
お腹にもきて、3日位では治ったのですが、体力面とここのところしっかり歩いていないのとで、一抹の不安はあったものの、来週歩けない事を考えるとやはり今週にという事で行って見ることにしました。
もしダメだったら吾策新道へエスケープすれば。
今回は、前回より早目に出ることにした事と、この春から子供がいなくなったことで自由に動けることもあり、睡眠時間を考えテント泊で挑戦することにしました。
3:30出発予定。15:51バス乗車予定。
ところが駐車場のテントには話し声が響いてきて眠れず・・・
夜中に小声で話す位の配慮はして欲しかった(*_*)
初のテント泊は散々でしたが、それでも今日への期待と不安を持ちながら山行が始まりました。
暗闇の樹林帯は雨の後で滑りやすく少し慎重に。
歩いて30分位では空も明るくなりました。
樹林帯を抜けた辺りで朝食を摂っていると、歩き始めがほぼ一緒だった男性がやって来て、聞けば同じ平標まで行くとか。
「頑張りましょう」とお別れし、けれどその後仙ノ倉山少し手前まで時々一緒に歩いたり同じペースで歩く事になりました。
空は、谷川岳頂上に向かうにつれガスで覆われ始め上に着いた頃にはすっかりガスの中でした。
今回は頂上をパスして万太郎山へ向かいました。
時間は前回よりも掛かっているし、身体もきつさを感じるので15:51には無理かもと少し諦めて・・・
タクシー代は準備しているので気楽にと考える事にしました。
稜線は見えないけれど、肩の小屋からの下りにはハクサンイチゲが見事に群生していて他にも色々な花があり癒されました。
ガスの中でしたが返ってピーカンより体力は温存できて良かったのかもしれません。
それでも、万太郎山への稜線の途中で時々ガスが切れ谷が見えた時には、その壮大さに感動でした。
大障子避難小屋の辺りで2人の青年に出会いました。
やはり同じコースで来ているとか。
水場に下って水を汲んで来たようでした。
私達にはその余裕が無いのでパス(・_・;)冷たい水には心惹かれますが・・・
その後青年たちにも何度か会うことに・・・
これを登れば万太郎山。違う・・・これを登れば万太郎山・・・まだ違う
やっと見えた万太郎山への取り付き。
ここから勾配は更に急になりました。
前回もきつかった万太郎山への登り。
二回目なのにやはり今回もきつい。
そして、やっとの思いでたどり着いたのに実はこれで・・・半分です。取り合えず一休みです。
万太郎山には平標から来た人など結構な人出でした。
さて、これからどうするか決断です。
膝は、まだ大丈夫。
時間は15:51は間に合いそうにないけれどタクシーを使えば湯沢最終には十分間に合うでしょう。
体力は未知の世界。気力は尽きない自信はある。
計画続行です。
仙ノ倉山まではきついけれど、その後の平標までは少しアップダウンがあるだけでその後は下るだけ。
その言葉に励まされ万太郎山から緩やかに長く長く長く下って行きました^^;
これを登れば仙ノ倉山。違う・・・これを登れば仙ノ倉山・・・まだ違う
印象は万太郎山への登り。何度アップダウンを繰り返してもまだ着かない。
体力は限界を超えそうです(*_*)それでも膝が大丈夫なのは大きな安心でした。
本当に着いた仙ノ倉山。
山頂は更に人出があり、この時期はやはり人気なのですね。
仙ノ倉山からは木道で下りしたは一面の花畑でした。
それから少〜し登って平標らしいのですがこれが登れない。
もうこれが最後かとの気力のみで何とか頂上に。
賑わいは更に凄かったようですね。
平標からの予定は松手山コースとは考えていましたが、頂上でご婦人から気持ちのいい稜線を下っていく松手山コースを行っても樹林帯を歩く平元新道を行っても同じ位だと聞きやはり松手山コースで帰ることにしました。
頂上からは木の階段などあり稜線を一気に下っていくという感じでした。
ところがここで夫の膝に異変が・・・膝泣かせの階段で辛いようでした。
時間もたっぷりなのでゆっくり歩く事にしました。
私の体力も限界のようなので丁度良い感じで(・・;
ところで膝ですが、私の膝が最後までもったのは暖め効果だったのではないかと改めて思いました。
膝ホットンありがとう(^^)
そして着いた登山口。
登山口にはタクシーの電話番号がありすぐに電話。
元橋駐車場でタクシーを待っていると2人のご婦人からバスを聞かれたので、タクシーにお誘いして相乗りで行くことになりました。
そしてタクシー待ちをしていると、同じコースを歩いてきた青年たちがやって来て
2人のご婦人達ともどこかで会ったらしく、互いの労をねぎらい「又どこかで」とお別れしました。
土合駅からベースプラザに向かう途中、もう一つの奇跡が・・・
後ろからのバイク音。
まさかと振り返るとそこには、仙ノ倉山手前まで一緒だった男性が。
元橋にバイクを置いて車はベースプラザ。50キロ乗って戻って来ると言っていたのでした。少しトラブルがあったものの無事帰って来ましたとのことでした。
皆さん本当良く歩いたと思います。
かなりきつかったけれど歩けたことに感謝し、充実感と共に今日の山行が終わりました。
nekonomori さん、こんにちは。
そして、はじめまして。
谷川主脈縦走、お疲れ様でした
同じ日に、平標山・仙ノ倉山へマッタリ花詣でしてました
私も、ず〜っと昔主脈縦走しましたが(同じコース)
やはり仙ノ倉で体力に、不安を感じ始めました。
平標で限界?惰性で元橋バス停まで下ったことを
レコ、読ませていただき、懐かしく思い出しました。
下山後、やはり達成感は皆同じですね。
お互いの無事を喜び、またの再会を約束・・・
この縦走を終えると、皆中間!っていう気持ちで一杯になりますよね
お疲れ様でした。
追伸
nekonomori さんのハット。
お揃いだったので「ハット」しました
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