大杉林道の開通と季節はずれの結構な降雪が重なり、これは行くっきゃないということで、半年の眠りから覚めた石徹白登山口に誘われる。木々はまだ冬の様相を呈している。
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5/4 5:56
大杉林道の開通と季節はずれの結構な降雪が重なり、これは行くっきゃないということで、半年の眠りから覚めた石徹白登山口に誘われる。木々はまだ冬の様相を呈している。
これまた半年以上ぶりにお目にかかる大杉だが、特に変わりはないようだ。
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5/4 6:04
これまた半年以上ぶりにお目にかかる大杉だが、特に変わりはないようだ。
木々に葉が生い茂っていないため、樹間から周りの景色がよく見えて楽しい序盤のハイクアップ!
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5/4 6:25
木々に葉が生い茂っていないため、樹間から周りの景色がよく見えて楽しい序盤のハイクアップ!
これまた木々に葉が生い茂っていないため、おたけり坂の全容が丸見え! かむろ杉もここからよく見える。こうして見ると、おたけり坂って結構短い。
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5/4 6:40
これまた木々に葉が生い茂っていないため、おたけり坂の全容が丸見え! かむろ杉もここからよく見える。こうして見ると、おたけり坂って結構短い。
おたけり坂を過ぎて、東側からぐるっと回り込むように母御石への尾根が。これからあの雪が豊富なトレイルを行くのだと思うと、否が応でもテンションは上がる!
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5/4 6:51
おたけり坂を過ぎて、東側からぐるっと回り込むように母御石への尾根が。これからあの雪が豊富なトレイルを行くのだと思うと、否が応でもテンションは上がる!
神鳩ノ宮避難小屋。すでに1階の入口の封印は解かれていた。いよいよこれから本格的な登山シーズンに入る。しかし、ここから一気に雪の量が増えてくる。
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5/4 7:02
神鳩ノ宮避難小屋。すでに1階の入口の封印は解かれていた。いよいよこれから本格的な登山シーズンに入る。しかし、ここから一気に雪の量が増えてくる。
まだ序盤だというのにカナリの雪の量にまたまたテンションアップ!
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5/4 7:03
まだ序盤だというのにカナリの雪の量にまたまたテンションアップ!
別山アップ! 厳冬期さながらの真っ白さ! 5月にこれだけ白くなるのはめずらしいのでは?
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5/4 7:09
別山アップ! 厳冬期さながらの真っ白さ! 5月にこれだけ白くなるのはめずらしいのでは?
冬道もまだまだ健在! 一筋の雪上トレースがそそる。何度も来ている山だが、遥かに聳える別山の姿を見るたびに冒険心をくすぐられる。
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5/4 7:09
冬道もまだまだ健在! 一筋の雪上トレースがそそる。何度も来ている山だが、遥かに聳える別山の姿を見るたびに冒険心をくすぐられる。
どこまでも続くトレイルに冬の様相の木々、青い空、そして遥か彼方に真っ白な別山。ここまででも十分満足できるこのコース!是非みんなに来てもらいたい。
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5/4 7:10
どこまでも続くトレイルに冬の様相の木々、青い空、そして遥か彼方に真っ白な別山。ここまででも十分満足できるこのコース!是非みんなに来てもらいたい。
ここまで来るともう5月という雰囲気は微塵も感じられない。まさかこの時期に冬を感じながらハイクできるとは。
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5/4 7:13
ここまで来るともう5月という雰囲気は微塵も感じられない。まさかこの時期に冬を感じながらハイクできるとは。
母御石への雪稜。先行の方の姿も見えてきた。思い思いのトレースが付けられている。この辺りから本格的に雪が深くなってきた。
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5/4 7:18
母御石への雪稜。先行の方の姿も見えてきた。思い思いのトレースが付けられている。この辺りから本格的に雪が深くなってきた。
北側に目をやると、これから歩く一、二、三ノ峰、そして別山に続く稜線が。三ノ峰以降はひときわ白く、これからの作戦を考えながら進む。
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5/4 7:18
北側に目をやると、これから歩く一、二、三ノ峰、そして別山に続く稜線が。三ノ峰以降はひときわ白く、これからの作戦を考えながら進む。
母御石に到着。パックリ割れた雪稜から、この付近の積雪量は100cm程度と推察された。この時期にこれだけの量の雪に出会えるとは。
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5/4 7:26
母御石に到着。パックリ割れた雪稜から、この付近の積雪量は100cm程度と推察された。この時期にこれだけの量の雪に出会えるとは。
銚子ヶ峰への最後の登りは、何故か雪が少なく笹原が露出している状態。ほぼ夏道が見えているので、辿って山頂へと向かった。
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5/4 7:30
銚子ヶ峰への最後の登りは、何故か雪が少なく笹原が露出している状態。ほぼ夏道が見えているので、辿って山頂へと向かった。
銚子ヶ峰山頂から見るこれから向かう面々。ここから更に雪が深くなってきて、スノーシューの付け時をいつにするか考えながら先に進む。
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5/4 7:41
銚子ヶ峰山頂から見るこれから向かう面々。ここから更に雪が深くなってきて、スノーシューの付け時をいつにするか考えながら先に進む。
西側に目をやると、雪に埋め尽くされている笠羽湿原の美しい姿が。そして1本のトレースが。積雪期限定の願教寺山へコース。新しいトレースで恐らく今日のものか。
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5/4 7:55
西側に目をやると、雪に埋め尽くされている笠羽湿原の美しい姿が。そして1本のトレースが。積雪期限定の願教寺山へコース。新しいトレースで恐らく今日のものか。
願教寺山、よも太郎山、薙刀山、野伏ヶ岳の積雪期限定カルテットの面々。とにかく奥深い石徹白の山々。簡単には行けないだけに冒険心をソソる。
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5/4 7:55
願教寺山、よも太郎山、薙刀山、野伏ヶ岳の積雪期限定カルテットの面々。とにかく奥深い石徹白の山々。簡単には行けないだけに冒険心をソソる。
銚子ヶ峰の先、P1784でスノーシューとハードシェルとストック&ウィペット、それにゲイターを装着! スノーシューは久しぶりに装着する場面となった。この先その機能をフルに発揮することとなる。
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5/4 8:20
銚子ヶ峰の先、P1784でスノーシューとハードシェルとストック&ウィペット、それにゲイターを装着! スノーシューは久しぶりに装着する場面となった。この先その機能をフルに発揮することとなる。
一ノ峰の基部へと降下していくのだが、スノーシューのおかげで沈み込まずにスイスイ進む! 気持ちイイ〜
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5/4 8:22
一ノ峰の基部へと降下していくのだが、スノーシューのおかげで沈み込まずにスイスイ進む! 気持ちイイ〜
一ノ峰への急勾配もヒールリフターのおかげで快適に登ることができ、無事到着!
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5/4 8:45
一ノ峰への急勾配もヒールリフターのおかげで快適に登ることができ、無事到着!
真っ白な別山が徐々に近づいてきて、すごい迫力!個人的に別山は石徹白側から見るのが好きだ。
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5/4 8:49
真っ白な別山が徐々に近づいてきて、すごい迫力!個人的に別山は石徹白側から見るのが好きだ。
次は二ノ峰の急斜面に挑む。ワタクシが使っているスノーシューはMSRのライトニングアッセント。なんと言ってもヒールリフターが快適過ぎて、急斜面の多い今回のハイクではMVP級の活躍をしてくれた。
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5/4 8:49
次は二ノ峰の急斜面に挑む。ワタクシが使っているスノーシューはMSRのライトニングアッセント。なんと言ってもヒールリフターが快適過ぎて、急斜面の多い今回のハイクではMVP級の活躍をしてくれた。
振り返って辿ってきた銚子ヶ峰と一ノ峰の雪稜。雪質は新雪でパウダースノーで最高に快適。しかし帰りはこの状態が一変することに...
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5/4 9:06
振り返って辿ってきた銚子ヶ峰と一ノ峰の雪稜。雪質は新雪でパウダースノーで最高に快適。しかし帰りはこの状態が一変することに...
無雪期は藪の中に覆われていて行く気がしない二ノ峰三角点だが、今回は積雪で藪が隠れているため容易に行くことができた。
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5/4 9:16
無雪期は藪の中に覆われていて行く気がしない二ノ峰三角点だが、今回は積雪で藪が隠れているため容易に行くことができた。
二ノ峰少し手前で、最後の先行の方を追い抜き、ここからはトレースの無いヴァージンスノーを堪能させてもらうことに。一段と白い三ノ峰から先、有り難くトレースを付けさせていただく。
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5/4 9:19
二ノ峰少し手前で、最後の先行の方を追い抜き、ここからはトレースの無いヴァージンスノーを堪能させてもらうことに。一段と白い三ノ峰から先、有り難くトレースを付けさせていただく。
振り返って自分が付けてきたトレース。自分が歩いたところが道になるという気持ちよさも積雪期にしか味わえない醍醐味だ。
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5/4 9:24
振り返って自分が付けてきたトレース。自分が歩いたところが道になるという気持ちよさも積雪期にしか味わえない醍醐味だ。
標高が2000mを越えてきて霧氷も見られるようになってきた。とても5月とは思えない光景だ。
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5/4 9:39
標高が2000mを越えてきて霧氷も見られるようになってきた。とても5月とは思えない光景だ。
三ノ峰避難小屋に到着。まだこれだけ埋まっている。入り口には雪がなく問題なく入ることが出来そうだ。
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5/4 9:46
三ノ峰避難小屋に到着。まだこれだけ埋まっている。入り口には雪がなく問題なく入ることが出来そうだ。
続いて三ノ峰山頂に向かう。ヴァージンスノーを存分に楽しませてもらう。そして別山が一段と迫力を持って迫ってくる。
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5/4 9:46
続いて三ノ峰山頂に向かう。ヴァージンスノーを存分に楽しませてもらう。そして別山が一段と迫力を持って迫ってくる。
三ノ峰山頂に到着。別山の真っ白な勇姿にその左奥には、これまた真っ白な白山主峰群の神々しい姿が。
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5/4 9:57
三ノ峰山頂に到着。別山の真っ白な勇姿にその左奥には、これまた真っ白な白山主峰群の神々しい姿が。
西の方には刈込池がひっそりと佇む姿も確認できた。
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5/4 10:02
西の方には刈込池がひっそりと佇む姿も確認できた。
自然の造形美、シュカブラが現れるようになったきた。この5月に厳冬期の光景まで見られるようになってきた。この数日前の寒気がいかに強かったかを窺わせる光景だ。
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5/4 10:13
自然の造形美、シュカブラが現れるようになったきた。この5月に厳冬期の光景まで見られるようになってきた。この数日前の寒気がいかに強かったかを窺わせる光景だ。
三ノ峰から一旦標高を大きく落とし、別山へと一気に登り上げる今回のハイライト。雰囲気は格別に素晴らしいが疲れもまた格別だ(笑)
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5/4 10:21
三ノ峰から一旦標高を大きく落とし、別山へと一気に登り上げる今回のハイライト。雰囲気は格別に素晴らしいが疲れもまた格別だ(笑)
別山平が近づいてきて踏ん張りどころ。途中雪壁を登らなくてはならない場面があり重いスノーシューを履いた状態での大きな足上げはキツい!
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5/4 10:37
別山平が近づいてきて踏ん張りどころ。途中雪壁を登らなくてはならない場面があり重いスノーシューを履いた状態での大きな足上げはキツい!
別山平に登り上がると、そこはすべてが白く神々しかった。
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5/4 10:58
別山平に登り上がると、そこはすべてが白く神々しかった。
御手洗池があると思われる場所。ただひたすらに真っ白。池の上を歩こうかとも思ったが、ハマったら命に関わるのでやめておいた。
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5/4 11:04
御手洗池があると思われる場所。ただひたすらに真っ白。池の上を歩こうかとも思ったが、ハマったら命に関わるのでやめておいた。
エビの尻尾も発達。厳しい自然環境を存分に感じる光景。
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5/4 11:12
エビの尻尾も発達。厳しい自然環境を存分に感じる光景。
別山への最後の登りは、冷たい風に磨かれカチカチな雪面、ナイフリッジ、雪壁、藪ズボ、雪庇と、危険箇所のオンパレードだったのでコース取りは特に慎重に行なった。
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5/4 11:20
別山への最後の登りは、冷たい風に磨かれカチカチな雪面、ナイフリッジ、雪壁、藪ズボ、雪庇と、危険箇所のオンパレードだったのでコース取りは特に慎重に行なった。
この状況なら本来アイゼンにするのがいちばんだと思われるが、ライトニングアッセントのフレーム歯とつま先の爪がガッチリ雪面を捉えていて安心感抜群だったため、最後までスノーシューで通した。
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5/4 11:24
この状況なら本来アイゼンにするのがいちばんだと思われるが、ライトニングアッセントのフレーム歯とつま先の爪がガッチリ雪面を捉えていて安心感抜群だったため、最後までスノーシューで通した。
別山山頂に到着!気温―3℃、風速9m/s前後、真っ白な別山や白山を見ることができて本当に満足!この景色で食べるカップ麺とアンパンが最高にウマい!
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5/4 11:39
別山山頂に到着!気温―3℃、風速9m/s前後、真っ白な別山や白山を見ることができて本当に満足!この景色で食べるカップ麺とアンパンが最高にウマい!
山頂から今まで辿ってきた銚子ヶ峰から別山平の稜線と、野伏ヶ岳から願教寺山の稜線のY字尾根
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5/4 11:40
山頂から今まで辿ってきた銚子ヶ峰から別山平の稜線と、野伏ヶ岳から願教寺山の稜線のY字尾根
別山山頂から東に延びる稜線。謎の多い領域に冒険心をソソってしかたがない。
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5/4 11:40
別山山頂から東に延びる稜線。謎の多い領域に冒険心をソソってしかたがない。
真っ白な白山主峰群。厳冬期に近い白さ。
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5/4 11:40
真っ白な白山主峰群。厳冬期に近い白さ。
今回のMVP、MSRライトニングアッセントとともに最高の景色を!
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5/4 11:53
今回のMVP、MSRライトニングアッセントとともに最高の景色を!
別山神社に登頂を報告。しかしよくこの厳しい環境の中で壊れたりしないな。
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5/4 12:24
別山神社に登頂を報告。しかしよくこの厳しい環境の中で壊れたりしないな。
白水湖と遥か彼方に北アルプスの面々。少し天気が悪くなりそうな雰囲気が漂っている。これからまだあと半分、下山の行程がある。名残惜しいが出発する。さらば、白山の山々! また来るよ!
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5/4 12:26
白水湖と遥か彼方に北アルプスの面々。少し天気が悪くなりそうな雰囲気が漂っている。これからまだあと半分、下山の行程がある。名残惜しいが出発する。さらば、白山の山々! また来るよ!
さらば気高き白山!
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5/4 12:26
さらば気高き白山!
別山からの下山ではさすがにスノーシューでは怖いので12本爪アイゼンを使用。しかしアイゼンが本来の機能を発揮出来たのはここまでだった。すでにここも雪が若干緩んできていた。
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5/4 12:46
別山からの下山ではさすがにスノーシューでは怖いので12本爪アイゼンを使用。しかしアイゼンが本来の機能を発揮出来たのはここまでだった。すでにここも雪が若干緩んできていた。
別山平から下に降りると、午前中のよく締まった雪質が嘘のようにグサグサになっていた。アイゼンは機能を発揮出来ずにただの足枷状態。再びスノーシューという手も考えたが、これだけグサグサだとこれもまた足枷になり得ると判断して、この後の行程はつぼ足で通した。
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5/4 13:10
別山平から下に降りると、午前中のよく締まった雪質が嘘のようにグサグサになっていた。アイゼンは機能を発揮出来ずにただの足枷状態。再びスノーシューという手も考えたが、これだけグサグサだとこれもまた足枷になり得ると判断して、この後の行程はつぼ足で通した。
雪面に佇む三ノ峰避難小屋のポツンと一軒家な感じが、この山域の山深さを表現している。
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5/4 13:34
雪面に佇む三ノ峰避難小屋のポツンと一軒家な感じが、この山域の山深さを表現している。
すごい重厚な雪庇。踏み抜いたりドサッと崩れるリスクから、なるべくこうした雪庇には近づかないようにしたい。
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5/4 14:27
すごい重厚な雪庇。踏み抜いたりドサッと崩れるリスクから、なるべくこうした雪庇には近づかないようにしたい。
一、二、三ノ峰の図。朝と比べて雪が溶けたように見える。やっぱり5月やな。気温の急上昇に伴い、雪崩などのリスクが高まるこの時期、楽しみながらも十分に気を付けたい。
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5/4 14:30
一、二、三ノ峰の図。朝と比べて雪が溶けたように見える。やっぱり5月やな。気温の急上昇に伴い、雪崩などのリスクが高まるこの時期、楽しみながらも十分に気を付けたい。
無事下山。春の暖かい陽射しがたっぷりと降り注いでいた。
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5/4 16:03
無事下山。春の暖かい陽射しがたっぷりと降り注いでいた。
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