三の峰 美濃禅定道より

2024年06月22日(土) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,732m
• 下り: 1,732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:17

3:51 石徹白登山口
3:58 4:00 石徹白の大杉
5:04 5:12 おたけり坂取付
5:42 5:44 神鳩ノ宮避難小屋
6:20 6:26 母御石
6:45 6:46 銚子ヶ峰
7:46 7:49 一ノ峰
8:32 8:32 二ノ峰
8:38 8:42 水呑釈迦堂
9:07 9:11 越前三ノ峰
9:12 9:23 三ノ峰避難小屋
9:30 9:31 三ノ峰
9:38 9:42 三ノ峰避難小屋
9:43 10:32 越前三ノ峰
10:32 10:33 三ノ峰避難小屋
10:54 10:56 水呑釈迦堂
11:01 11:01 二ノ峰
11:31 11:31 一ノ峰
12:26 12:35 銚子ヶ峰
13:09 13:09 銚子ヶ峰
13:24 13:24 母御石
13:48 13:55 神鳩ノ宮避難小屋
14:25 14:25 おたけり坂取付
15:01 15:02 石徹白の大杉
15:08 石徹白登山口

天候

晴れ〜曇り
スタート時（4：00頃）　気温14℃
三の峰避難小屋（10：00頃）　20℃　風が抜けるところで3〜4m/sほど
下山時（15：00頃）　19℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東海北陸自動車道・白鳥ICよりR156〜桧峠経由、石徹白の大杉登山口まで50分ほど。美濃禅定道（石徹白道　南縦走路）登山口に20台ほどの駐車場あります。古いですが、ここにトイレの設置もあり、ボランティアの方が維持管理されてます。水場もあります。ありがたいです。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口駐車場のあずま屋に設置あります。私はヤマレコ経由で岐阜県に提出済み。

現時点で登山コースに特に危険個所は無いと思います。下記気づいた点です。
1）三の峰（越前三の峰）に雪渓ありますが、現時点で雪渓とササの接点通過でほぼ雪を踏まずに通過できました。その時点の情況で難易度変わります。
2）以前（7〜8年前の印象）よりササが成長してる。一部ですが足元が見えない個所があった（以前は無かった）。
3）標柱の文字が消えかけてる。ほぼどの標柱も見づらいし、破損（クマ？）あります。

あくまでも個人の感想です。

写真

6/22 3:58

長いコースなので早朝よりヘッデンスタート。
夕方より雨予報なので早めに下山したいので。

6/22 4:09

石徹白の大杉
暗闇の中でも圧倒的な存在感

6/22 4:55

ブナの森を登る

6/22 5:14

おたけり坂
標柱はクマの仕業？

6/22 5:20

石徹白は霧が沈んでる

6/22 5:21

小白山〜野伏ヶ岳〜薙刀山

6/22 5:50

神鳩宮避難小屋

6/22 5:51

中は綺麗です。

6/22 6:23

ナナカマド

6/22 6:27

タニウツギ

6/22 6:28

母御岩

6/22 6:39

ササが優勢なところもある。
以前は地面がすべて見えたと思う。

6/22 6:52

小白山〜野伏ヶ岳〜薙刀山

6/22 6:55

銚子ヶ峰の標柱
朝は別山が見えた。

6/22 6:57

薙刀山〜日岸山〜よも太郎山〜願教寺山
朝は晴れてた。

6/22 6:59

ツマトリソウ

6/22 7:01

三〜二〜一の峰　奥に別山
手前のピークから見る。

6/22 7:07

ニッコウキスゲ
旬です。

6/22 7:11

ユキザサ
終盤

6/22 7:15

ニガナ
登山道わきを彩ります。

6/22 7:17

標柱
つなぎぶしの桧　下り口
願教寺平（？）への下り口でもあります（残雪期）

6/22 7:17

カラマツソウ

6/22 7:17

願教寺平（？）と願教寺山へ続く尾根
残雪期は行ける。

6/22 7:30

三〜二〜一
まだまだあるね。

6/22 7:35

ハクサンチドリ
沢山咲いてた。

6/22 7:35

ゴゼンタチバナとツマトリソウ
コラボ写真狙ってます。

6/22 7:59

一の峰　字が薄くて読みにくい
（地図では一ノ峰）

6/22 8:02

白いハクサンチドリがあった。
初めて見ます。

6/22 8:04

眼前に二の峰　奥に別山

6/22 8:07

白が混じったハクサンチドリ
この近辺には多かった。

6/22 8:20

サラサドウダン
沢山あった。

6/22 8:23

ミヤマキンポウゲとハクサンチドリの登山道

6/22 8:33

ミツバオーレン

6/22 8:37

願教寺山にガスがかかってきた。
下り坂のお天気

6/22 8:40

ズダヤクシュ

6/22 8:41

二の峰標柱
ピークはこの奥にある（踏み跡があった）

6/22 8:43

タカネグンナイフウロ

6/22 8:47

サンカヨウ
咲き残り

6/22 8:48

水呑釈迦堂跡
この下に水場があります（未見）

6/22 8:49

ここにクロユリが咲いてた。

6/22 8:50

別山

6/22 8:52

三の峰
（越前三の峰）

6/22 9:04

キバナコマノツメ

6/22 9:12

三の峰の雪渓
縁をたどればほぼ雪を踏まずに行けた。

6/22 9:19

小屋手前の雪〜三の峰

6/22 9:21

ハクサンコザクラ
見たのはここだけ

6/22 9:22

シナノキンバイ
小屋付近に

6/22 9:23

三の峰避難小屋
やっと着いた。

6/22 9:24

ミヤマキンポウゲ
小屋の周辺に

6/22 9:25

中は綺麗

6/22 9:25

三の峰山頂へ向かいます。

6/22 9:30

ニッコウキスゲ

6/22 9:31

オオバギボウシはまだこれから

6/22 9:35

ムカゴトラノオ
定番の構図

6/22 9:36

ササが優勢なところもある。
かつては地面が見えてた。

6/22 9:39

三の峰山頂
ガスガスで即下山
ここから別山を眺めたかった

6/22 9:44

避難小屋へ向かいます。
小屋に荷物をデポして

6/22 10:00

上小池側の三の峰標柱へ
ここの斜面はたくさんの高山植物が咲くのですが、今シーズンは少ない様だ。

6/22 10:58

小屋でまったり後、下山します。
三の峰はガスにつつまれた。

6/22 11:09

二の峰通過

6/22 11:19

花を眺めて小休止

6/22 11:36

白いハクサンチドリを通過

6/22 11:39

一の峰通過

6/22 11:57

実になったエンレイソウ

6/22 12:13

ハクサンタイゲキ
よく見ますが不思議な花

6/22 12:14

願教寺平（？）
じつはもう一度この景色を見ることになった。

6/22 12:15

この標柱を再度見てやっと気づいた。
銚子ヶ峰で休憩してここまで戻ってしまった。
キツネに化かされたような。

6/22 12:18

アカモノとゴゼンタチバナ

6/22 12:25

ニッコウキスゲ
アップで

6/22 12:36

銚子ヶ峰山頂の山名板
この後、巻き道の踏み跡へ入って戻ってしまった（反省）。
40分ほどロスした。

6/22 13:20

この方がこの時間に登ってくるのを不思議に思ったが実は下ってた。実際は自分が逆に登ってた。不思議な感覚。

6/22 13:33

母御岩
奥に丸山

6/22 13:37

初河山
手前の下っていく尾根に避難小屋が見える。

6/22 13:57

神鳩宮避難小屋

6/22 13:57

小屋前の標柱に水場の案内（未見）

6/22 14:24

サラバ願教寺山
またいつか登りたい山。

6/22 14:52

ブナ帯を通過中

6/22 15:10

大杉
おっきい

6/22 15:12

石の階段を下れば

6/22 15:17

駐車ポイントへ着地　登山終了です。
5〜6台ほどありました。登山以外の方もみえてます。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

日帰り装備　Wストック　チェーンスパイク（予備）　ツェルト+レスキューシート

感想

funa84

この時期、上小池から別山に登るのが例年のパターン。
しかし、体力低下もあり、できれば1泊2日で登りたい。現在は上小池からのルートが崩壊により入山できないので石徹白から三の峰避難小屋泊で計画組んでみた。しかし、今週は土曜日の夕方から雨が降る天気予報。で、三の峰まで日帰りピストンで計画しました。

個人的な感想ですが、登山道の維持管理は大変だろうな、と思いました。
古来、美濃禅定道として栄えた登山道も現在は維持管理に苦労されてる印象です。標識の文字が読めなくなっており、破損もあります。

上小池側は通行止めです。
https://www.ono-kankou.jp/tourism/detail.php?cd=40
三の峰避難小屋の黒板に書いてあった最近の情報です。
「杉峠までヤブコギ多々あり」
「その先赤兎山まではもっとひどい」

これも個人的な感想です。
上小池が通行止めになる前、この山域から貴重な植物が盗掘されました。法律で定める「特定国内希少動植物種」に指定されており、一年以下の懲役または100万円以下の罰金対象の希少種です。栽培および販売・購入も原則禁止です。山の崩落は人に下った天誅では。