80北岳・小太郎山（キタダケソウ・肩ノ小屋泊）

2013年06月29日(土) ~ 2013年06月30日(日)

• GPS: 29:40
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,442m
• 下り: 2,454m

コースタイム

6月29日
6:30 広河原
6:47 白根御池分岐点
8:20 大樺沢二俣 8:29
10:23 小太郎分岐点
10:58 北岳肩ノ小屋 12:16
12:47 北岳
13:29 キタダケソウ 13:55
14:36 北岳
15:12 北岳肩ノ小屋
6月30日
05:25 北岳肩ノ小屋
05:47 小太郎尾根分岐
07:11 小太郎山 07:46
09:00 小太郎尾根分岐
10:07 白根御池小屋 10:36
12:00 広河原

天候

6月29日：晴れのち曇り一時雨
6月30日：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き：芦安駐車場で車中泊
　　乗合タクシー芦安駐車場5:35発(定刻5:40) 広河原6:20着
帰り：乗合タクシー広河原12:15発(定員に達したため) 芦安13:00着

コース状況／危険箇所等

大樺沢には雪が多かった。
二俣ルートで雪の下をかなりの水量の沢が流れるのが見えるところがあり、その近くの雪の上を渡る必要があったので注意が必要。
八本歯のコルは、アイゼン、ピッケルが必要で、落石が多いとの情報をいただいたので今回は通らないことにした。
肩の小屋方面にも雪の上を通る箇所があったが、軽アイゼンがあれば安全。

写真

7/2 6:54

広河原上空をヘリが飛んでいました。遭難対策で警戒中？

7/2 6:55

広河原から北岳。雲が出てきていましたが、ここ数日で最高の天気とのことでした。

7/2 6:55

登り初めは緩やか

7/2 6:55

二俣方面へ。
梅雨の雨と雪解け水で沢の水量は多かったです。

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大樺沢に出ると大量の倒木。流されて来たのでしょうか。

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青空に八本歯のコル

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この辺りから雪が出現。

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大樺沢の雪の下を水がゴーゴーと流れていました。

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下を水が流れる雪の上を渡ります。陥没しないか緊張。

7/2 6:55

7/2 6:55

分岐までしばらく雪の上を登ります。
肩の小屋から降りてきた方に尋ねると八本歯のコルはアイゼン、ピッケルが必要、落石多いとのことでしたので、肩の小屋に向かうことに決めました。

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分岐地点で休んでいるとガスが出てきました。ここから肩の小屋を目指します。

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見通しは悪くなってしまいました。

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黄色いすみれ

7/2 6:55

7/2 6:55

7/2 6:55

7/2 6:55

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桜が咲いていました。この辺りは春のようです。

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大きい岩と雪渓

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桜をもう一枚

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7/2 6:56

稜線に出る直前で、雪の脇を通りました。滑ります。

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お花畑

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ハクサンイチゲ。
キタダケソウに似たこの花がたくさん咲いていました。

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岩を登ってもうすぐ肩の小屋

7/2 6:56

肩の小屋に到着。
トイレの工事をしていたようです。

7/2 6:56

7/2 6:56

北岳の上は見えません。
肩の小屋の南側ではauのケータイが使えるところがありました。

7/2 6:56

北岳山頂に到着

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滞在時間数分で通過

7/2 6:57

写真を撮っていた方が、これはチョウノスケソウだと教えてくれました。

7/2 6:57

念願のキタダケソウに会えました！
この先のほうがたくさん生えているとのこと。期待します。

7/2 6:57

雲の隙間から北岳山荘〜！

7/2 6:57

トラバース道に人が群がっています。あそこがキタダケソウのポイントのようです。

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キタダケソウとハクサンイチゲが並んでいます。

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キタダケソウ旬を過ぎた花が多い中、元気な花を探しました。

7/2 6:58

お花畑ほとんどハクサンイチゲのようです。

7/2 6:58

雲が取れ、ボーコン沢ノ頭方面の稜線が見えました。

7/2 6:58

7/2 6:58

ヘリが北岳山荘に物資を運んでいたようです。ガスが晴れるのを待っていたのでしょうか

7/2 6:58

肩の小屋に戻る時に雨が降って来ました。ギリギリ間に合った〜

7/2 6:59

夕食に冷えた缶ビールが出ました！今日だけのサービスだそうです！ラッキー！
夕食後には雨が強くなりました。

7/2 6:59

夕食を食べたあと少し寝て起きると、富士山が見えるとの声が聞こえたので外に出ると雨は止んで遠くにうっすら富士山が見えました。

7/2 6:59

夜明け。上空には雲がなく、下には雲海が広がっていました。

7/2 6:59

昨日は見えなかった甲斐駒ヶ岳が雲の上に

7/2 6:59

仙丈ヶ岳

7/2 6:59

仙丈と甲斐駒
北岳から見ると夫婦のように並んで見えます

7/2 7:00

雲の向こうから日の出。
手前左が地蔵ヶ岳、右が観音岳

7/2 7:00

雲海と富士山。祝！世界遺産。
この日は山開きの前日でした

7/2 7:00

合掌オベリスクとご来光

7/2 7:00

ご来光。
朝焼けに雪が赤く染まりました

7/2 7:00

まだ4:30過ぎでしたがほとんどの人が起きていました。

7/2 7:01

甲斐駒の向こうに八ヶ岳。
ぼくもテント泊デビューしたい！
ここまで担いで登るのは大変でしょうなー

7/2 7:01

北岳の上には下限の半月

7/2 7:01

中央アルプスと北岳の影

7/2 7:01

北岳、夜が明けました。

7/2 7:02

鳳凰山が下の方まで見えるようになりました。雲が下がったようです。

7/2 7:02

同じようなアングルの写真が多い。

7/2 7:02

仙丈ヶ岳と甲斐駒。こちらも夜明けです。

7/2 7:02

鳳凰山と太陽

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小太郎山に向かってしゅっぱーつ

7/2 7:02

目指すは甲斐駒の手前に見える小太郎山。綺麗な尾根が続いています。

7/2 7:02

北岳山頂。ようやく拝めました。

7/2 7:03

肩の小屋。お世話になりました！

7/2 7:03

甲斐駒と小太郎山。

7/2 7:03

北岳、八本歯

7/2 7:03

7/2 7:03

小太郎尾根から北岳。雲が出てきています

7/2 7:03

仙丈ヶ岳に近づきました。

7/2 7:03

ガスが出てきて太陽を撮影

7/2 7:04

7/2 7:04

途中低くなったところで森林のようなところがあります。
前日の雨でズボンの裾はびしょ濡れ。

7/2 7:04

小太郎尾根と北岳

7/2 7:04

痩せた尾根を歩きます。ちょっと怖い。

7/2 7:04

ようやく小太郎山山頂が見えました。

7/2 7:04

山梨百名山

7/2 7:04

小太郎山は雲に包まれて周りの山は見えませんでした。

7/2 7:04

一度通った道は短く感じます。あっという間に山頂があんな遠くに。

7/2 7:04

この岩は迂回路がなく、上って下りました。

7/2 7:04

またチョウノスケソウに会いました。

7/2 7:04

小太郎分岐に戻り、御池小屋に向かいます。

7/2 7:04

新芽です。春です。

7/2 7:05

長い下り坂を下りて草すべりに入ると、白根御池が見えました。

7/2 7:05

御池の手前には雪がありました。ズルズルと滑ります。

7/2 7:05

御池小屋に到着。食料の在庫処分。朝食が4:30だったのでお腹がすきました。

7/2 7:05

600mほど急な下りをおりて下山。

7/2 7:05

吊り橋まで来ました。北岳は雲の中でした。

7/2 7:05

乗合タクシーで帰りました。

撮影機器：

GR DIGITAL 4 RICOH

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

junw

棚横手以来の　yosatoo　さんとの同行です。
今年の北岳は登りの二俣〜小太郎尾根間で足が吊ってしまい、迷惑を掛けてしまいました。
それでも、遅いながらも「キタダケソウ」を見られましたし、雲海の中の鳳凰三山や小太郎山にも行けたので　良しとしましょう。

yosatoo

キタダケソウを見に北岳へ。私は初めてのキタダケソウ。

去年この時期に日帰りで登っているjunwさんに同行させてもらいました。

前日移動し、芦安駐車場で車中泊。0:00頃に着きましたが、バス停に近い駐車場は8割方埋まっていました。
4:30に起き、カップ麺とおにぎりの食事をとって5:00に着いたタクシーに荷物を載せました。タクシーは5:35に発車。6:30に広河原から登り始めました。

日帰りの予定でしたが、八本歯のコルは我々の装備では困難のようで、ペースも
ゆっくりでしたので、肩の小屋から北岳を経由してキタダケソウを十分楽しみ、
肩の小屋に戻って泊まり、翌日には小太郎山に登る計画に変更。

途中お会いした方の情報通り、八本歯のコルから北岳山荘へつながるトラバース道
の途中にキタダケソウが咲いているポイントがありました。
今年は開花が早かったそうで、しおれている花が多かったですが元気な花も残っていました。
キタダケソウを満喫し、肩の小屋へ戻る直前で雨が降りました。幸い、大雨になる前に小屋に入ることができました。

小屋は16:30から夕食を食べて寝ました。

翌朝、3:30に起床。外に出ると上空は下界は雲海で、昨日は見えなかった周りの山々が見え感動。
4:30から朝食を食べご来光を見て5:30に出発。小太郎山へ向かいました。

上から見るときれいな小太郎尾根は思った以上に長く、岩場あり、崩れやすいガレ場ありでなかなか大変でした。
次第に雲におおわれ、下山する頃には曇ってしまいました。

御池小屋経由で急坂を下山。ちょうど12:00に広河原に到着。

雨に振られなくてよかったです。