奥多摩 人形山の廃道からタワ尾根 滝谷の峰 一杯水 日原へ下山

2021年05月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.4km
• 登り: 1,540m
• 下り: 1,523m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:30

7:30 日原駐車場
7:50 8:00 一石山神社
10:10 10:10 金袋山
10:10 10:10 篶坂ノ丸
11:10 11:20 ウトウの頭
12:20 12:30 滝谷の峰
14:10 14:10 酉谷山避難小屋
15:10 15:20 七跳尾根分岐
15:50 15:50 ハナド岩
16:00 16:00 ハンギョウノ頭
16:30 16:40 一杯水避難小屋
18:00 ゴール地点

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日原の駐車場、一日500円ポッキリ。

コース状況／危険箇所等

人形山の廃道は途中で道形が消えます。落石が多い地形ですのでお勧めできません。タワ尾根は良く踏まれています。指導標はあまりありません。県境の水源林巡視路は整備良好です。小川谷へ降りる枝尾根(バリエーション)はすべて入口に止めロープが張られています。途中の山腹の崩落、林道の破損などを確認しないと利用はできないでしょう。下山してからでは間に合わないです。

写真

5/16 6:25

奥多摩の山に入るときは氷川神社にお参りします。

5/16 7:03

日原の登山者パラダイス駐車場。料金は必ず納めましょう。

5/16 7:45

鍾乳洞までの道すがら、お茶屋さんが撤去されたところに、モニュメントだけ残っています。

5/16 7:46

鍾乳石なんです。雨ざらしの天然記念物。

5/16 7:46

小川谷橋

5/16 7:52

鍾乳洞の茶屋。御中食とは古風な表現。

5/16 7:53

綺麗なトイレ有ります。

5/16 7:53

一石山神社。

5/16 8:00

ココがタワ尾根の入り口ですが今回は別のルートで行きます。

5/16 8:07

サンゴ礁由来の石灰岩は多孔質で浸食を受けやすいです。窪みが多く、石仏が多数安置されています。奥多摩には洞窟遺跡は無かったんでしょうか。多くの場合、石器時代の住居趾が、後世に埋葬地になり、祭祀場になって伝わるパターンが多いようなので、一石山神社の立地も気になります。

5/16 8:08

小川谷林道は止めがされています。

5/16 8:09

ココが下段歩道など、旧コースの取り付きらしい。甚爺の若い頃はまだ指導標があったように思います。

5/16 8:10

5/16 8:14

取り付きから急です。

5/16 8:16

道形の名残りに下段歩道を偲びました。

5/16 8:36

ジグザグ切って登ります。

5/16 8:36

5/16 8:41

岩あり

5/16 8:41

窪地に入ってみると、、

5/16 8:44

なんだかワサビ田の形跡のような。踏み跡を辿って詰めていくと、、

5/16 8:51

人工物に出くわす。明らかな道普請の跡。でも道跡は少し行けば消えました。

5/16 8:55

これ以上窪地を詰めないで、

5/16 8:55

右の小尾根に上がってみる。

5/16 8:57

大ケヤキ

5/16 9:00

岩根に根を張った樹々。

5/16 9:01

5/16 9:07

5/16 9:07

歩きやすいところを選んでいきます。

5/16 9:10

小屋の土台がありました。飯場でも有ったのだろうか。

5/16 9:32

急な登りしばらくで、空が明るくなってくる。

5/16 9:34

雨粒が落ちるけれど、気にならない。

5/16 9:36

印が有った。ほぼ間違いなく登って来れたようです。

5/16 9:39

雨宿りしようかな

5/16 9:40

人形山到着。尾根の途中の地味な所。

5/16 9:51

雨粒が大きくなり、ちょっと帰ろうかと思いました。

5/16 9:51

タワ尾根はずいぶん歩きやすくなりました。甚爺の若い頃は…以下省略。

5/16 9:57

太陽神信仰の古代民族の遺跡、ではなくて水道局の印。タワ尾根には多いです。

5/16 10:12

金袋山。

5/16 10:12

大変だ、かじられている。

5/16 10:23

スズタケはいっさい無くなりました。

5/16 10:28

ツキノワグマの生態調査用のカメラに撮影されてしまった頃が懐かしいです。あの頃の甚爺はまだ純真な右翼青……以下省略。

5/16 10:30

篤坂丸。楽しい手作り標識。

5/16 10:30

日原谷の雲海の向こうに高丸山らしき山が見える。

5/16 10:30

篤坂丸のどこからか、孫惣谷へ降りるオロセー尾根が有るらしい。

5/16 10:49

5/16 11:16

ウトウの頭

5/16 11:35

一日100個限定、伝説のメロンパン。(ウソです)

5/16 11:36

岩場は向かって左から巻けます。下山の時は右ですよ。

5/16 11:50

西から合流してくるモノレール。

5/16 11:54

フリーパス持っているとモノレールにも乗れーる。(モダンチョキチョキズのネタです)

5/16 12:04

終点。

5/16 12:09

終点を過ぎればすぐに県境の水源林巡視路に出ます。

5/16 12:10

合流点の様子。

5/16 12:10

止めロープに通行禁止看板。山好きの方でしたら問題なく利用できる尾根ですが、少しでも脇道に入って、小川谷方面に降りると危険度が増します。行き会った方にうまく説明できたでしょうか、無事に日原まで下山してらしたので幸いでした。

5/16 12:21

滝谷の頭へ足を延ばしました。考えてみたら初登頂です。

5/16 12:21

少し埼玉県に越境しました。百合子さんに叱られる。。

5/16 12:50

すっかり雨が止みました。ヒルメシと昼寝。

5/16 13:27

安全なルート探して帰りましょう。

5/16 13:36

5/16 14:11

酉谷避難小屋分岐。避難小屋が立つ前は更地に柱材が少し残っているだけでした。原全教が歩いた時代には、炭焼き夫婦の小屋が有ったそうです。私も何回かテントを張った記憶があります。

5/16 14:19

いつもの、

5/16 14:21

いつもの、、他にも頑張りましたが記録していません。

5/16 14:26

5/16 14:33

坊主山手前。

5/16 14:37

シャクナゲ尾根入口。

5/16 14:37

シャクナゲ尾根入口。

5/16 14:37

三又だか出合だかに下りてしまうので、もろに崩壊地に当たる可能性大。下山はやめておきます。

5/16 14:58

風が秩父側に吹き超えて、霧が発生している。

5/16 14:58

すぐ目の前で生まれている霧は、

5/16 14:59

街から眺めれば雲に見えるのだろうか。潤う霧の中で、若葉が小刻みに揺れていた。

5/16 14:59

ずっと見ていたかった。

5/16 15:15

七跳尾根入口。

5/16 15:16

他の尾根と同様に止めがしてある。

5/16 15:16

通行止め。

5/16 15:33

5/16 15:35

5/16 15:51

ハナド岩からの眺め。

5/16 15:52

モノクロで撮ってみました。

5/16 15:52

ハナド岩で見つけたまっくろ黒助。誰が置いていくやら。

5/16 16:00

ハンギョウ尾根入口を通過。

5/16 16:16

結局、一杯水避難小屋まで行くことになりました。下山時間はぎりぎりいっぱいです。

5/16 16:19

シロヤシオでしょうか。

5/16 16:21

足を止める花がいっぱいです。

5/16 16:24

小屋前で休憩してからヨコスズ尾根を下山します。

5/16 16:27

足止め。

5/16 16:34

見とれて進まない。

5/16 16:38

5/16 16:53

夕方になり、静けさが増すばかり。

5/16 16:54

落ちた花の色が地面を鮮やかに。

5/16 16:55

樹も草も

5/16 16:59

よみがえる季節になりました。

5/16 17:00

想いを重ねながら先を急ぐ。

5/16 17:19

日が暮れるよとせかされて、

5/16 17:56

日原に還りました。

撮影機器：

TORQUE G02 au 京セラ

AQUOS R compact SHV41 au シャープ

装備

個人装備

ポンチョ

共同装備

運転マナー

感想

jimzaemon

午前中の冷たい雨は、標高を上げるにつれて止んでくれた。肌寒いくらいの、山歩きに適した気温の中で、思いがけない距離を歩いてしまい、静かな長い一日になった。

樹も草もよみがえる季節になり、一雨ごとに山が染まっていく。時々、流れる霧が緑の色を溶かし、風に乗せてしまわないか、ありえない事を心配してしまった。

何枚、写真を撮っても、山の匂いや鳥の声は写せない。独りで歩いているのが幸いだった。何度も立ち止まって、山を振り返ることができた。