中央アルプス縦走 桂小場〜木曽駒ケ岳〜宝剣岳〜空木岳〜南駒ケ岳〜越百山 奇岩と花に包まれて
- GPS
- 33:00
- 距離
- 43.8km
- 登り
- 3,544m
- 下り
- 3,577m
コースタイム
3:26 駒ケ岳神宮
4:55 桂小場登山口(登山ポスト有り)
5:18 ぶどうの泉
6:36 馬返し
7:13 大樽小屋
9:00 西駒山荘(休業中)
9:21 遭難の碑
10:46 木曽駒ケ岳
11:02 頂上山荘
11:20 宝剣山荘
11:55 宝剣岳山頂
12:34 極楽平
14:35 檜尾岳
15:49 熊沢岳
17:01 東川岳
17:20 木曽殿山荘
17:33 義仲の力水
18:26 第一ピーク
18:49 空木岳
18:59 空木駒峰ヒュッテ
宿泊
5:00 駒峰ヒュッテ発
5:08 空木岳
6:10 南駒ケ岳
7:58 越百山
8:45 越百小屋
10:24 福栃平
10:42 登山口/今朝沢橋
10:50 伊奈川ダム
伊奈川渓谷5〜6前盟って下っていると、奇跡的に南木曽観光のタクシーが1時間後の予約客の待機をしていたので、お願いして「須原駅」まで乗せてもらう
天候 | 14日 曇り時折晴れ間も出るが、ほぼガスの中 15日 下から突き上げる強風と雨 ほぼガスの中 しかし最後で青空が・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
そこから桂小場登山口まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト 桂小場の登山口の東屋の中に設置されています。簡易トイレもあります。 ●水場 中央アルプスはとても水場の多い場所だという印象を持ちました。 しかし、この時期だからという事も言えるかと思うので、事前にチェックをした方がいいと思います。 ●温泉 当初降りる予定だった駒ヶ根方面には早太郎温泉があります。 今回の「須原駅」周辺にはなく、塩原までいかないと無いという事でした。 ●電車 本数がかなり少ないので、事前確認が必要 ●道 写真を見て貰えば分かると思いますが、場所によっては不帰や八峰キレットを彷彿とさせる場所も数多くあり(宝剣〜空木)、ある程度の経験と集中力が必要 今回のように尾根では強風が吹き、更に雨も下から突き上げるように降ってくるという状況もあるので、地図の危険マークのところでの無理は禁物。 あと、晴天時でも早朝の場合はハイマツの間を抜けるような時は(空木〜越百)必ずレインコートの下を履き、且つゲイターもあった方が望ましい。 ●雪 まだ残雪が残る箇所が多くありましたが、登山道でアイゼンが必要と感じる程の残雪はなかったです。 |
写真
感想
数ヶ月前相方のくらまてんぐさんが、いい深夜バスがあるって凄く興奮しながらこの計画を持ちかけて来た。
無事に希望通り休みが取れて、今回の計画の運びとなった。
しかしそこはいつものてんぐさん。
いつも通りの大満足コースプランを用意してきた。
でも、前回は比較的眠れたバスも今回はあまりいい睡眠がとれずに、仕事終わりの疲れもあって、寝不足によるダメージをかなり負ったままの山行きとなった。
現にスタートからスピードが全然出ない。
トレランスタイルで臨んだとはいえ、ザックの中には普段入れないシュラフやツエルト、アルファ米やバーナー・コッヘルセットまではいってるのだから、いつも以上に肩にかかる重みは相当になる。
増してや睡眠不足。おまけにバスを降りた後にコンビニで朝食や携行するおにぎりなどを買う予定だったが、コンビニの場所を誤って、寄ることなく登山口まで行ってしまった。
行動食はふんだんにあるとしても、エネルギー不足は否めない。
最悪のスタートで、正直僕の中では、初日の目的地の駒峰ヒュッテに辿り着くのはむりやろうと思っていた。
でも常に登山道の横を彩る可憐な花や巨岩・奇岩に背中を押され、宝剣カレーでパワーをもらい、フラフラになりながらも、なんとか駒峰ヒュッテに辿り着く事が出来た。
到着時刻は19時前
桂小場から来たと言ったら、若女将から「無事に着いたからいいようなものの、あんた達死ぬよ!」と怒られてしまった。
確かに無茶しすぎですよね。ごめんなさい。
でもあたたかく迎えていただき、ありがとうございました。
2日目も天気はあいにくで、強風のおまけまで(;一_一)
それでも集中を切らさず、なんとか念願の越百山まで行く事が出来た。
しかも最後は素晴らしい青空の下、越百山の三角点を踏む事が出来て感無量でした。
沢山の奇岩と色とりどりの花に彩られた中央アルプス、今度は晴れの日に是非また訪れたいですね。
予定していた、飛竜の滝方面に降りるのは危険と分かり、最後に伊奈川渓谷で、出逢った南木曽観光の運転手さん。
駅まで送っていっていただいたおかげで、3時間に1本の電車に乗り込む事が出来ました。
おかげで、何とか大阪まで帰ってこれました。
あの時は、ホント、神に見えました。
この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、山の神様。
今回もいい山をありがとうございました。
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