長次郎谷から行く剱岳・立山〜(^^♪

2013年07月16日(火) ~ 2013年07月17日(水)

• GPS: 17:48
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,550m
• 下り: 2,533m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:18

距離 8.6km 登り 864m 下り 836m

9:37 スタート地点
10:37 10:39 一の越山荘
11:35 11:55 雄山
12:11 12:12 立山
12:13 12:42 大汝休憩所
12:51 富士ノ折立
13:25 真砂岳
14:18 14:27 別山南峰
14:50 14:51 剱御前小舎
15:27 15:28 剱沢キャンプ場
15:33 15:34 剱澤小屋
15:55 剣山荘

2日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:31
• 合計: 11:29

距離 12.5km 登り 1,695m 下り 1,732m

4:25 剣山荘
8:47 9:01 長次郎のコル
9:28 9:46 剱岳
9:57 9:58 カニのハサミ
10:04 10:10 カニの縦バイ
10:19 10:27 平蔵の頭
10:55 10:59 前剱
11:40 11:41 一服剱
11:59 12:21 剣山荘
12:45 12:46 剱澤小屋
12:55 12:57 剱沢キャンプ場
13:49 13:57 剱御前小舎
14:46 14:49 浄土橋
15:11 15:13 雷鳥沢ヒュッテ
15:23 雷鳥荘
15:42 15:43 みくりが池温泉
15:51 みくりが池
15:54 室堂

16日：室堂→一ノ越→雄山→大汝山→真砂岳→別山→剱御前→剱沢野営場→剣山荘(泊）
17日：剣山荘→剱沢雪渓→長次郎谷出合→長次郎谷→熊の岩→左俣→長次郎のコル→剱岳→剱御前→雷鳥坂→室堂

天候

16日 晴れ
17日 曇り(夕方雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢までマイカーで(無料駐車場）＜前日車中泊＞トイレは上の扇沢駅
室堂まで、立山黒部アルペンルートで
オフィシャルHP:http://www.alpen-route.com/index.php
時刻表：http://www.alpen-route.com/book874/index.html#page=2
室堂に早くでも入りたい場合は立山からの方が早く入れます
また、値段も立山からの方が安いです

コース状況／危険箇所等

登山ポストは室堂ターミナルの階段の途中にあります
・立山は一ノ越まで軽く雪がありますが、アイゼンなしで大丈夫
ほとんどの方が雄山ピストンで、剱御前まで登山道は夏道と同じです
雷鳥坂と室堂平にも雪がありますが、アイゼンなしで問題ないと思います
・剱沢までもアイゼンなしで、行けます
・別山尾根からの剱岳もほぼ夏道で行けます
　(今回のルートでは通っていないのですが、平蔵のコルを抜けるとき、雪渓ギリギリで通れたように思います？、ガスっているとカニのタテバイの取り付きがわかりずらいかも？）
・剱沢雪渓　安定しています
・長次郎谷は途中デブリ、上部4・5箇所程クレバスありますが、全部切れているわけではないので問題ないレベル（富山県警山岳救助隊いわく）
落石が多いので、要ヘルメット

下山後：薬師の湯　http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/index.htm

写真

7/16 7:19

扇沢駅、いざ出発〜♪

7/18 12:58

何回見ても黒部の放水は好きです〜♪

7/16 8:39

立山連峰もよく見えています

7/16 9:51

室堂着〜♪

7/16 10:00

立山連峰いい感じです

7/16 10:22

一ノ越まで雪があります(振り返り）

7/16 10:47

一ノ越よりよく山々が見えています

7/16 10:47

槍・穂高連峰〜UP

7/16 11:08

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/16 11:25

雄山までもうすぐ

7/16 11:42

見事な景色の室堂平と奥大日岳

7/16 11:48

みんな山を満喫〜♪

7/16 11:53

雄山頂上（3003m）

7/16 11:54

雄山から針ノ木岳とクロヨン

7/16 11:54

雄山神社で、祈祷をしていただきました〜(*^_^*)

7/16 12:25

剱岳と内蔵助カール、見事〜(^^♪

7/16 12:29

大汝山（3015m）

7/16 12:31

大汝山登頂〜♪

7/16 12:32

大汝山からはクロヨンが絶景です〜(^o^)

7/16 12:36

何かの撮影やっていました。
TVで見るように、本当に監督って威張っていました…(^_^;)

7/16 13:12

内蔵助カール

7/16 13:19

室堂平

7/16 13:33

立山方面を振り返り、パチリ

7/16 13:52

真砂岳へ向かいます

7/16 13:53

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/16 13:56

今年初の雷鳥君、うれしくなっちゃいます〜(*^_^*)

7/16 14:09

振り返り、パチリ

7/16 14:30

別山

7/16 14:33

剱岳の奥のギザギザが八峰で、手前が源次郎尾根

7/16 14:44

剱沢を剱御前への途中から

7/16 14:55

ガスっていたのが、抜けた〜♪

7/16 14:55

剱岳と八峰、最高です〜(*^_^*)

7/16 14:55

剱岳

7/16 15:05

剱御前から剱沢へのすぐ下はお花畑、写真ではうまく伝わらない…

7/16 15:05

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/16 15:05

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/16 15:06

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/16 15:19

青空で見事に〜

7/16 15:31

遠くで、チェーンソーで道を作っています（この写真では分かりずらいですね…）

7/18 13:00

アップしたけど、コンデジではこれが精一杯…
剣山荘の方々が頑張っておりました〜<m(__)m>

7/16 15:50

青空のコントラストがいい感じの剱沢

7/16 16:02

ちょっと雪道歩きますが、ステップ切ってあるのでアイゼンなしでOKです

7/17 4:50

17日朝、剱沢雪渓取りつき〜いざ〜♪

7/17 5:15

どんどん下っていきます、八峰が見えてきました

7/17 5:27

途中、おじ様に伺い、平蔵谷から登られると〜
又、お逢いいましょう〜☆

7/17 5:35

長次郎谷出合より剱沢雪渓を見上げます

7/17 5:35

長次郎谷出合より長次郎谷、いよいよです〜(^^ゞ

7/17 5:50

でかい雪の塊が…、石・岩も転がってます…(^_^;)

7/17 6:07

デブリの後も凄い…(^_^;)

7/17 7:06

熊の岩が見えてきました

7/17 7:07

長次郎谷を振り返ります

7/17 7:36

熊の岩より八峰〜、尖がってました〜(^o^)

7/17 7:56

熊の岩より源次郎尾根の�曲�、懸垂下降しておりている方々がおられました(この写真ではないです）

7/17 8:05

熊の岩からはストックからピッケルに変え、長次郎のコルを左俣から進みます〜♪
(ずっと上部はガスっていたのですが、一瞬抜けました）

7/18 13:02

クレバスが穴をあけて…(+o+)
源次郎尾根側に4・5カ所あったと思います

7/17 9:00

長次郎のコルにつきましたが、ガスガスに…

7/17 9:01

ピッケルも入れて〜

7/18 13:02

剣岳本峰まで目指すのですが、ガスでルートファインディングが難しい…(+o+)

7/17 9:44

朝、剱沢雪渓でお逢いしたおじ様に、お逢いできました。色々と情報をありがとうございます〜<m(__)m>

7/17 9:46

通行止めの道、ちょっとだけ登って来ました〜(^^ゞ

7/17 9:46

北方稜線、剱岳は奥が深い山です

7/17 9:47

剱岳（2999m）

7/17 9:47

剱岳登頂〜(^^♪

7/17 10:16

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 10:22

ガスっているので、とりあえず…

7/17 10:34

自分の技術で、このガス…。平蔵谷はすっぱり諦めました

7/17 10:52

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 10:53

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 11:30

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 11:57

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 11:59

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 12:40

お世話になった剣山荘

7/17 13:11

剱沢野営場の水場、これがジャブジャブとおいしいんです〜(^o^)

7/17 13:42

ヾ(o´∀｀o)ノ

7/17 14:53

雷鳥坂の下り、みんなの踏み跡でなく、踏まれていないところでキックステップの方が安全

7/17 15:57

最後の〆はみくりが池〜(^^ゞ
三周すると引き込まれるそうです…(^_^;)

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

感想

まきびと🔥

今回のミッションは映画でも有名になった『劒岳・点の記』の長次郎谷からの剱岳へのルート
明治40年、日本地図完成のために立山連峰、劔岳への登頂に挑む、陸軍測量手の柴崎芳太郎（浅野忠信）ら7人の測量隊。山の案内人、宇治長次郎が挑んだルートで、それが長次郎谷の由来。

予報では17日の予報が良かったのですが、ずれ込んで16日がよくなっている、雷鳥坂を登らず、急遽立山連峰からの景色を満喫することに
それがあたり、雄山神社の神主さん曰く、7月に入ってからの初めての晴天らしく、ヘリがたくさん物資の荷揚げをしていました
晴天にもかかわらず、みんな雄山までのピストンの方が多く、立山連峰縦走は人が少なく最高でした
今年初の雷鳥にも逢え、良かったです〜(^^♪

剱沢の富山県警「剱沢警備派出所」で情報を聞こうと思ったのですが、外でみんなでミーティング中、そのまま剣山荘へ
剣山荘のご主人に長次郎谷の状況を聞きましたら、前日富山県警が練習していたので大丈夫だろうと、すぐトランシーバーで情報を聞いて下さり、「全然大丈夫」という声が〜。
わたし、あまり雪山やっていないとかバリエーション初めてですとはいえず、行くまでは何とも言えない…(^_^;)

次の日の朝、あたりが明るくなってから出発(約4時半頃）
誰もいない剱沢雪渓を気持ちよく下ります
長次郎谷出合から長次郎のコルまでいよいよ標高差約1000mの登り、頑張ります
熊の岩まではゲレンデでの中級斜面位(30度）を登ります
途中デブリの後があり、迫力満点
八峰と源次郎尾根の間のこのルート最高です
熊の岩からは、グンと登っていきます(ゲレンデでの上級斜面位で、斜度は40度位）
熊の岩からは上部に近づくに従い、キックステップも必要な状況に
表面は軽くシャーベットなので、一発の蹴りだと刺さらず、2・3発蹴りこんで何とか、でも軽くズルってしたりして、ビビる…(*_*)
滑落したら話にならない、誰一人いない長次郎谷…(汗）
ビビりながら、長次郎のコルに着き、「ヤッター」でなく、「オラー」って吠えました…(笑）
長次郎のコルから剣岳本峰へは30分位ですが、ほとんど浮石のガレ場、しかもかなりガスっていてルートファインディングが難しかったです…
本峰に着いて、一安心〜(^^♪
平蔵谷降りようと思っていましたが、最初はかなり急らしい＆ガスガスなので諦め、別山尾根ルート(通常ルート）から下山
もう一泊しようと考えていましたが、天候も悪い予報なので室堂へ向かうことに
ヘロヘロになりながら、剱沢を登り、雷鳥坂で飛ばして転び、室堂平で雨に打たれながら、キツイ石段を登り、やっと室堂に着き、最終の1本前の便に乗れました
約11時間半位の山行に…w
温泉入って、ご飯食べて帰ったので、帰宅は御前様でした…(^_^;)

でも念願の長次郎谷、やりました〜!(^^)!